Seesaaブログに慣れるために、昔の記事に手を加えてブラシュアップして再掲載させことから始めさせていただきます。前記事と同じくエジプトの記事をブラシュアップさせてもらいます。


今回、カイロから東の土漠地帯に通る高速道路を走る機会ががありました。朝にカイロを出発して赤色ライン(━━)の高速道路を走って紫色ライン(━━)の一般道路の方向に入って、夕方に同じルートを走ってカイロに戻ってきました。この航空写真を見ていただいただけで、砂漠地帯あるいは土漠地帯を走ったことが判っていただけると思います。実際には砂漠というよりは土漠でした。
こちらが土漠地帯を走る高速道路です。片側3車線の両側6車線の高速道路です。左側の離れたところの道路が反対車線です。上り車線と下り車線がかなり離れて作られていました。


道路は対抗車線とは離れています。土地が広いから出来ることなのだと思います。対向車とぶつかる心配はありません。車が少ないので気持ちよく走れます。


高速道路には、ところどころにサービスエリアがありました。


Googleマップに個人の人が登録していたサービスエリアのストリートビュー(SV)を紹介します。
ただし、360°回転は出来ますが移動は出来ません。
岩を削り取っている部分もありました。岩を削っただけでコンクリートで補強しなくても崩れないのがすごいです。ここも高速道路で片側車線(3車線)です。高速道路は全部で6車線なので、並行して同じような3車線の反対車線があるのだと思います。


上でカイロの東の土漠地帯を走る高速道路を紹介いたしましたが、その土漠地帯の車窓風景を紹介いたします。どこまで行っても植物は生えていませんでした。

比較的カイロに近いところからこのような風景になります。砂漠のようにさらさらした砂ではなく岩山のような感じです。普通の景色だし観光地でもありませんが見ごたえのある景色です。

高速道路に平行して一般道路も走っていました。トラックを沢山見ました。トラックは高速道路より一般道路の方が多かったです。

カイロから東の土漠地帯の高速道路やその景色を紹介しましたが、その土漠地帯で突然に戦車が現れました。テントが沢山あったので何らかの訓練をしていたのでしょうか。カイロから100kmくらいの場所でした。



近くに見えると思いますが、実は遠くに小さく見えたのでした。下の写真がオリジナルの幅(上下はカット)で、この写真から上の写真を切り取りました。上の写真も下の写真もクリックすると拡大します。

こちらは反対車線から夕方に撮ったものです。



高速道路から脇道(一般道路)に入ると山岳地帯です。ここでも植物はほとんど見当たりませんでした。最初の航空写真で紫色ライン(━━)のところです。


若干道路脇に植物が生えていますが、これも稀な方でした。


山岳地帯を走る道路です。道路脇に植物が少し生えているのは車に付着して種が来たのかもしれません。


谷の部分を道路が走っていました。


山肌です。地層がきれいに露出しています。


派手なトラックも通っていました。

カイロから2時間車ほど東に高速道路と一般道路を走って行き着いた辺境の地にも立派なモスクが建てられていました。

その辺境の地でいただいた昼食です。町さえも、なにもないと思われる場所でした。
出されたのが玉ネギと牛肉を炒めたものが入った有名なサンドイッチでした。
ガイトブックにも出てくる焼肉のサンドイッチです。外国人に対する最高のもてなしだったのかもしれません。これはまさにエジプト料理でした。エジプトに着いてから、まだエジプト料理ぽい物はまだ食べていなかったのです。感激でした。

上の写真はクリックすると拡大しますが、クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。
肉のサンドイッチと言えばピッツバーグを思い出しました。→ポチッ

Googleの衛星写真を拝借いたしました。土漠地帯の道路網です。左上の町がカイロです。カイロから写真の中央部分を通って紅海を結ぶ少し薄い黄色が今回の写真を撮った道路です。クリックすると赤いラインで表示します。

より大きな地図で エジプトの高速道路 を表示
今回、紹介した土漠はサハラ砂漠の東端にあたります。どれだけ乾いた地域なのかを感じてもらうためにさらに広い範囲の表示いたしました。赤色ライン(━━)~紫色ライン(━━)が走った高速道路+一般道路です。ナイル川の両岸だけがオアシスのように緑があることが判ってもらえると思います。Sukhna方面からカイロに帰る時の標識です。


ここにも最高速度の標識がありました。アラビア語の数字(インド数字)とアラビア数字の看板がありましたがここではアラビア語の数字が一般的でした。車のナンバープレートもインド数字です。比べてもらえると 0と1と2と7と8のインド数字は判ってもらえると思います。すべて知りたい人は→ポチッ
乗用車の最高制限速度は120km/hで、バスは100km/hでトラックは80km/hで普通のトレーラ(牽引車)も80km/hで、複数連結牽引車は70km/hでした。
アラビア語の数字(インド数字) アラビア数字

カイロの東の土漠地帯からカイロに戻る高速道路を走っているときに夕日が沈んでいきました。夕日は世界のどこでも同じように見ることが出来きますね。道路標識も絵になります。

土漠に沈む夕日です。なかなかいい景色ですが走っている車の窓からの写真のため鮮明でないのが残念です。


上の写真はこちらの写真から切り取ったもので、写真はクリックすると拡大するので是非とも確認してみてください。きれいな夕日が見れたのはカイロまであと33kmの場所です。この写真をクリックすると特別に大きく拡大いたします。


カイロに帰ってきました。

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SORIさんのブログを拝見させて頂いてましたら、世界旅行してる気分で非常に楽しいです。ありがとうございます。
カイロの西のギザのピラミッドがある辺りは砂漠でしたが、カイロから東の方向は岩とか土漠でした。
しかし…すごいなぁ。 日本よりも海外ですごしてるほうが多いんとちゃいますか? ゆっくりと見させていただきます(^^ゞ ほなね!
さすがにすごしている時間は日本の方が多いです。海外に行くのし月に1~2回程度ですが、ブログで紹介する話題は多いです。
こちらこそコメントありがとうございます。うれしいです。エジプトも刺激的なところでした。
うわぁ〜凄い風景ですね。
自然って素晴らしいですね。
車の窓から見える景色で、エジプトの人にとっては普通の景色だと思いますが、我々にとっては壮大な感動的な景色でした。
数時間、こんな景色が続きましたが飽きなかったです。
確かに、この写真を見ていると日本の自然の素晴らしさが判ります。ほんと日本は緑が豊かな国です。
さすが世界最大のサハラ砂漠の東端です。サハラ砂漠の、ほんの一コマを見たことになります。
この土地に植物が育つ様に出来たら・・・広大な土地が勿体ないですね。
日本だったら緑を増やす運動をするでしょうね?
ほんと砂漠が緑に覆われる世界を見てみたいです。何十年、何百年とかかるかもしれませんが、一歩一歩取り組んでいくことににって広がっていくと思います。
いつか行きたいエジプト旅行!
幻想的な景色が続いていました。木や草をほとんど見ることが出来ない世界でした。
こうやって見ると、緑があるのは、いいですね。
やはり、自然環境を守っていかなくてはと、思います。
世界には厳しい環境のところがあることを実感いたしました。日本はすばらしい緑に覆われている国だということをあらためて認識いたしました。
nice!です。
nice! ありがとうございます。
nice! ありがとうございます。
昔は大変だったのだと思います。
とても分からないですね
文明発祥の国エジプト、一度は行ってみたかった。
nice、多いですね、SSブログもよかった!
雄大な気分にさせられる景色の連続でした。
インド数字とは、アラビア語で書かれた数字のことです。日本で言えば漢字の数字で書かれは数字のようなものです。
アラビア数字 0123456789
インド数字 ٠١٢٣٤٥٦٧٨٩
そうなんです。トラックを大切にしているのだと思います。パキスタンのデコトラを思い出しました。
こちらこそ、ありがとうございます。
nice! ありがとうございます。
ブログを読んでいただきありがとうございます。
nice訪問 ありがとうございます。
訪問いただいた方が判るので、nice機能は便利でしたね。
広大な風景です。
ほんと広大な風景でした。
素晴らしい経験となりました。
そして、木がない…
広さと土漠、岩、だけというのも見応えあるでしょうね。
エジプト料理、一度こちらの店で食べたことがありますが、こんな感じの牛肉あったような…よくは覚えてないですけどね(^^;
エジプト料理を食べらたとはすばらしいです。私が食べたエジプトは下記のURLです。2番目URLの記事はカイロからロンドンのフライトの機内食です。
https://makkurokurosk.seesaa.net/article/2010-03-09.html
https://makkurokurosk.seesaa.net/article/2010-03-19.html
訪問いただいてありがとうございます。
うれしいコメントありがとうございます。紹介した甲斐がありました。高速道路にも驚かされました。土地が広いからこそ出来る方式のように感じました。