
昼間に、すでに紹介した嫁とり儀式が行われて、いよいよ結婚式です。ホテルの入口で招待者に挨拶をするところからはじまります。同じ時間に3組みの結婚式が行われると3組ともホテルの同じ入口で出迎えるのです。実際にこの時も3組の結婚式が行われました。こんなところが日本と違うところですね。
さらに日本と違うのは、招待された人は家族や子供さんも自由につれて来るところです。つまり結婚式に参加する人数が決まっていないのです。したがって招待状の数よりも沢山の席を用意しておく必要があります。
受付風景です。本状の赤い大きな紙に寄せ書きのように大きな文字で好きな配置に名前を書き込みます。

新郎新婦の入場です。時間は予告通り18時18分でした。入場の風景や音楽は日本と同じような感じでした。ご結婚おめでとうございます。

司会者はラフな服装です。ここが中国流なところです。一気にしゃべりまくった後に、いきなり日本人の主賓(私)の挨拶となりました。通訳を使って日本語と中国語の両方の挨拶でした。中国語でしゃべる司会者の通訳はありませんでしたので雰囲気や新郎新婦のすることで想像していました。隣の中国語がわかる人が時々解説してくれました。
挨拶が終わるとすぐにキャンドルに火をつけます。

昼間の嫁とりの儀式から新婦にずーと付き添っていたのも彼女で新婦も心強かったと思います。

このあとワインを流す儀式も行われました。
指輪の交換も行われました。
そしてワインを二人で乾杯します。この後、新婦はお色直しで退席いたしましたが、入場からワインの乾杯まで一気に全てのイベントやってしまいます。この後、司会者は完全に退席してしまいます。後は参加者に任されるのです。つまり食事や乾杯の嵐になるのです。ただし、日本人が多いことや外国人もいるので乾杯の嵐ではなく乾杯のそよ風程度でした。
ここで、新婦はお色直しで退席いたしました。しばしの間、食事を楽しむことが出来ました。雰囲気をお伝えするために、いくつかのテーブルを紹介いたします。









新婦は真っ赤なチャイナドレスに着替えて登場です。会場に戻ったチャイナドレスにお色直した新婦は新郎とともに各テーブルへの挨拶周りをはじめます。



見ての通り赤ワインで乾杯です。最近は中国の方のお色直しは洋風のドレスを選択される人が多いので、チャイナドレスを選択したところが日本人同士の結婚式らしいかったです。
一通り挨拶周りを終えると新郎新婦も食事です。ここではご両親とともに丸いテーブルに座ります。今度は知り合い同士でのあいさつ回りがありました。



日本人の男性も中国の服を着て参加してくれました。お酒はパイチューが2本とワインが1本ほどテーブルの上に置かれていました。もちろん、これだけでは足らないので随時追加されていきます。ビールは注文で頼みます。普通は値段の高いパイチューが主体になるようですが我々の結婚式は若い人が多いこともあってワインが主流でした。中国の結婚式は新郎新婦以外の出席者は普段着の人が多いけれど、我々の結婚式は服装に関しては日本人も中国人も華やかでした。

宴もたけなわと言うところでしょうか。最後は流れ解散になるのが中国式とのことでした。主賓席の人が帰らないと、後の人が帰れないとのことなので最初に帰らされてしまった。したがって結婚式の写真はここまでとなりました。

少し早めに帰らされたために、みんなを誘って私のホテルの部屋で、ビールを飲みました。我々の席は中国側の主賓とも一緒だったためにワインでなく濃度の濃い白酒が主体だったので丁度よかったかもしれません。これが部屋に戻ってみんなで飲んだビールです。

結婚式が始まる前の会場の風景です。結婚式の参加者は写真で確認した限りでは109名でした。日本人同士の結婚式であることから100人までは集まらないだろう思っていましたが、予想以上に多かったです。お二人は中国の人にも人気があったようです。

この日は我々の結婚式を含めて3組の結婚式が行われました。案内板が3っ立てられています。このとき時刻は15時46分です。この後に、等身大の写真が横に飾られました。

同時に行われていた2組の結婚式会場の風景を紹介いたします。もちろん2組み共に中国人同士の結婚式です。写真でも雰囲気が少し違うことがわかってもらえると思います。参加人数は、どちらも200~300人くらいは参加されているように感じられました。いづれも後半戦です。
こちらは除さんと童さんの結婚式です。やはり我々の結婚式とは雰囲気が違うことをわかってもらえると思います。一番違うのは皆さんの服装です。

こちらは周さんと史さんの結婚式でした。こちらの結婚式での白酒(アルコール濃度50%程度)の消費量は半端ではなかったです。廊下に空き箱が積み上げられていました。もちろん除さんと童さんの結婚式でも、白酒を手押し車で運んでいました。その点でも圧倒的に違いました。我々の結婚式ではお酒に関してはワインが主流の上に量も少なかったと思います。
翌日の日曜日も同じホテルで4組の結婚式がありました。昼間に1組と夜に3組でした。

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すごく気楽で楽しい結婚式でした。ほんと楽しかったです。日本から来て良かったです。
中国での結婚式
とても楽しそうですね
今後ともよろしくお願い致します
とっても楽しそうで、現地の結婚式をできるって
いいですね。
こちらこそよろしくお願いいたします。
結婚式の前の「嫁とりの儀式」もいい経験でしたが、結婚式も初めての経験で楽しかったです。
日本ではまったく知らなかった二人が偶然に中国で出会い、その中国で8ケ月目くらいにお互いにプロポーズをしました。そんな思い出の場所で、出会から一年と2ケ目の結婚でした。すごく素敵なことだと思いませんか。
お酒の消費量がすごいみたいですね(笑)
途中で酔って暴れだす人とかいないんですかね・・・
席を多く用意するのも大変ですけど祝福したい人が自由に集まれるというのが自然でいいですね^^
割とカジュアルな服装が多いですね。
うわぁ〜楽しそうで素敵な結婚式ですね。
自由に祝福したい方が参加できるのも
素晴らしいですね。
幸せのお裾分けを頂きました。
あるのですが、それに近い雰囲気を感じました。あたたかい感じ。
それとテープルクロスと天井の飾り(?)が「赤」ってところが、
中国っぽいな〜って感じです。
どこの国の結婚式を見ても幸せな気持ちになりますね。より素朴な結婚式であれば、なおさらなような気がします。
中国ではお客さんへのもてなしは料理とお酒で、特に高価なお酒を沢山出すことが、大切に思われているみたいです。普段からそんなに飲む習慣が、ないせいか大虎はあまり見ないですね。
中国では、少し前までは結婚式と言えば家に近所の人たちを招待して行っていたのだと思います。その、おもてなしをする場所がホテルに代わっただけのようなきがしました。だから皆さん普段着でこられているような気がします。すごく素朴でいい結婚式でした。
関係ない人が入ってもわからない気がしました。席は自由だし多めに作ってあるので!
スイスの結婚式も素敵でしょうね。それも素朴な結婚式となると中国の結婚式に通じるものがありそうですね。確かに雰囲気は中華でした。
これから世界に強い影響力を与える国に成長してくることは
間違いないでしょう。
本当の意味で、心を開いた付き合いが中国と日本との間でも
大切になっていくのでしょう。
信頼こそが外交の要になるでしょうから。
結婚式のような華やかで晴れの舞台はどこでも
幸せに満ち溢れていますね。
今年は私も中国に行くことが多くなりそうです。
中国は実際に付き合っている人たちにはこだわりはないと思います。中国の人たちも、今回の結婚を喜んでくれました。
ほんと楽しそうですね。祝い事が喜ばれるのは万国共通ですね。
ハッピー!
ほんとハッピーそうでした。遠いところでしたが結婚式に参加できてよかったです。
SORIさんも、日本からはるばるいらっしゃった甲斐がありましたね。
幸せそうで、楽しそうで、本当にステキな結婚式です♡
不思議と、参加しているこちらも幸せにな気分になりました。おっしゃる通り、ステキな結婚式でした。海外からも沢山参加されました。
招待した人だけでなくみんなが参加できる結婚式はいいですね。確かに結婚式の原点でした。
お子さんもジャージ姿で気軽に参列できるのは良いですね~。
またおじゃまさせていただきます。
普段着なのが最初は不思議ですが、何度も見ていると気楽に皆さんが参加できる昔の伝統の結婚式を今に伝えているのだと感じました。いいものですね。
幸せの御裾分けを頂いた
気分になりました (*^◯^*)
結婚式に出席するのも久しぶりでした。このような結婚式が経験出来てよかったです。素敵な結婚式でした。