

教訓
すでに「自分のホテルが火事」でご報告の通りパキスタンで深夜に泊まっていたホテルで火事に遭遇しました。そこでの経験で最大の教訓は煙やガスが予想以上にすごいことでした。このような状況では煙やガスを避けることに最大の努力を払うことが大切だと感じました。さらに強盗やテロに対する安全だけではなく防火設備の整ったホテルを選択することも大切だと実感させられました。記事の下の方に火事のオリジナルの報告は添付いたしました。
私は火事のあった4階に泊まっていましたが、知り合いは最上階の6階に泊まっていました。私は煙で火事を知ったけれど廊下は煙と熱気で逃げられない状況でした。逃げ道確保と煙から逃れるために私が、窓の外の小さなスペース(以降はベランダと呼びます。)への窓をこじ開けようとしている時に部屋の電話が鳴りました。やっとホテルの人からの電話かなと思い、急いで取ると6階の知り合いからの電話でした。彼はこの街の人から携帯電話に「お前の泊まっているホテルが火事だぞ」と伝えられて知ったそうです。その彼から「状況判っているか。俺は屋上へ逃げる。おまえは?」と伝えられました。私は「とても廊下からは逃げられないのでベランダに出て状況に応じてそこから下に降りる。」と答えました。下の写真のようにベランダの外側にはコンクリートの格子があるので、つたって下に降りれるのです。煙が多量に進入してきていたのでベランダや格子がなかったら難しい選択を迫られたと思います。

今回はパキスタンなのでテロに一番気を使って、このホテルを選択しました。なんといっても地元系のホテルなのでターゲットにされる可能性は少ないためです。その上に入口では車の検問があります。

空港のような安全検査もやっていました。安全には気を使ったつもりでしたが火事に関しては無防備のホテルでした。

反動
翌日、イスラマバードからラホールに移動しました。ラホールのホテルで気になったのが火災に対する防災です。ここは部屋にはちゃんとした火災検知器が付いていました。
スプリンクラーもついていました。

さらに、いざと言うときに逃げられるように2階にしてもらった結果、高級な部屋になってしまいました。大理石のバルコニーがあるのですぐに逃げれます。

バルコニーからの写真です。

ベッドまで高級仕様でした。

浴室まで立派でした。ちょっと反動で気にしすぎたかもしれません。

オリジナル記事 タイトル:自分のホテルが火事

パキスタンのイスラマバードに来て最大の事件がこれです。私にとって海外経験で最大の危機だったかも知れません。
ホテルの部屋で寝ている時に、煙たいのに気がつきました。目を開けると天井が霞んでいました。もしかしたら火事と直感! 時間は午後11時(日本時間 午前3時)ごろで、すぐに廊下を確認すると、ものすごい煙なので火事と判りました。有毒ガスのような煙がすごすぎる上に、熱すぎて廊下からは逃げられる状態ではありませんでした。いざとなったら窓から逃げる覚悟で部屋に戻りました。 しかし一番危険な煙が相当に部屋に入ってきたので、身の危険を感じて部屋にもいられないために、ついに窓の外の小さなスペース(人が行く場所ではないけれど以降はベランダと呼びます。)への窓をこじ開けて窓を乗り越えて避難しました。開けるときに煙で見えないので窓の取っ手を無理やり壊して開けました。火事がおさまってから冷静に見ると壊さなくても開けられる構造でした。
私は4階のRoom No.411 でベランダから見ると火事は同じ4階でした。上の写真はベランダから撮った写真です。良く見ると飛び降りなくてもコンクリートの格子をつたって降りれる構造でした。この状態になって、とりあえず火事が大きくなっても逃げられると感じて、初めて冷静になれました。それで息を止めて部屋に入ってカメラを取ってきてベランダに再度避難しました。
火もかなり出ていました。このときは消防自動車はまだ来ていませんでしたが15分位してから放水が開始されなんとか沈火することが出来ました。それから30分くらい経ってからすごい数の消防自動車が来ましたが、おそらく出火から一時間以上経っていました。火が消えてから初めて非難誘導で一階に降りたわけです。

避難した時に状況をお客さんの一人が以下のように話してくれました。
火事はRoom No. 404だったそうです。 隣の部屋Room No.402に日本人の新婚さんが泊まっており窓から飛び降り(つたって降りる時に落ちたのか動転して飛び降りてしまったのか)て女性が怪我をしたと話してくれました。
これが事実であれば日本人が怪我をしたことから日本でもニュースになるかもしれません。ネットで調べたけれどまったくありませんでした。
2時間経ってから部屋に戻してもらいましたがススだらけでした。紙を置いていた部分は真っ白なのですごい煤だこと判ってもらえると思います。
とても寝れる状況でないので別の部屋へ変更してもらいました。

ホテル名はPearl Continental Hotel Rawalpindi Pakistanです。防火設備(スプリンクラーや火災報知機)を強化することを期待します。→ポチッ
火事のときの地上です。こちらを見ている人も沢山いました。

4階の人はやっと鎮火してから避難誘導されて1階に下りました。1階は避難した人たちや外から帰ってきた人たちでいっぱいでした。やっと別の部屋は入れたのは3時過ぎでした。一旦自分の部屋に戻って荷物をまとめて別の階の部屋に移動しました。

火事になる前に撮ってあった部屋の写真を紹介いたします。火事のあとは白い部分は全て真黒になったことを想像してください。

煙や一酸化炭素による中毒死ですからね;;;
ホント 火事は恐いです;;;
海外では気にしすぎるくらいが
ちょうどいいのでしょうね(^^)
それにしても 立派なお部屋ですね~ヽ(´ー`)ノ
ボクも泊まってみたい・・・☆
さっそくのコメントありがとうございます。パキスタンは高級ホテルが少ないのでちょっと驚きました。首都はイスラマバードですがラホールはなるかに都会でした。首都が必ずしも近代的な街とは限らない国は多いですね。
我が家は煙感知器取り付け、完了しました。
そういえば、家ではまだでした。買ってこようかな。
ご無事でなによりです。
我が家は煙感知器、買っただけでまだ付けてません。
ありがとうございます。いい教訓になりました。ホテルの選択は安全性を重視しております。
やはり、テロのしわざだったのでしょうか?どうやら違うようですね〜。SORIさんは火元のお部屋と近かったのでしょう。大変でしたね。で、2階に移られた。すてきなお部屋ですね(こんなこと、こんなときにいっては、いけないかもしれないけど)
今日はさわやか朝ですね。ワンコの散歩には先ほど行ってきました。ワンコは昨日から足を痛めているのですが、散歩の時だけは張り切って歩いています。でも少なめにしてきました。
各国各地にご訪問されているようで 素晴らしいブログですね。
これからも楽しみにしていますね。
煙は一番怖いですが、パニックも要注意です
ホテルの部屋は、出入口が1つしかないですからね
ベランダから逃げたの、正解です
リッチな部屋の反動なら、大歓迎(●^o^●)
Cageさんのところでは車の魅力的な写真が沢山ありますね。すばらしいです。残念ながら仕事がらみ以外では縁がありません。羨ましいですね。
子どもの頃、隣家が火事になり、暫く夜寝るのが恐い思いをしたことがあります。高層ホテルだと避難できるのか不安になりますね。
それにしても豪華なホテルですね。
確かに階段が近いと安心感が違いますね。息を止めて走れば何とか行き着く気がします。階段との間で火事が出る確率も低いと思います。
ホテルの選択には木を使っております。ホテル代の差額は命には代えられないですね。
前記事の「自分のホテルが火事」を読みました。
ビックリなさったことでしょう。ご無事で何よりでした。
こんなに立派なホテルでも火事が起きるんですね〜〜〜
わが家も年寄りの二人暮らしなので、つい最近新しい
火災報知器を3カ所取り付けました。
実家の方はやはりコンロの消し忘れなどが心配なので電気に代えました。前から通報してもらえる火災報知機にしました。ガスの時代には何度か報知器がなって確認の連絡があったそうです。全て鍋の空焚きでしたが!
火事になってしまったらどうしようもないことがありますね。やはり予防したり危ない場所には近づかないようにする必要がありそうです。雑居ビルのお店に入る時は気になるようになりました。
冷静にならないといけないですね。気をつけます。
いろんな教訓を感じました。時間が経つと気持ちが薄れてくるので薄れてこないようにすることも教訓ですね。
007の新作(日本ではDVDになった慰めの報酬です)の舞台になったホテルはベランダが格子になっていた記憶があります。
とにかく大丈夫でよかったと思います。
お気に入りに登録させていただきます。
ほんとに動転しそうな状況なのに、賢い選択をされましたね。
とにかくご無事で何よりでした。
翌日のラホールのホテルのゴージャスなこと!
完全にVIPルームですね。悪いことばかりは続かないものですね。
ホテルで火事とは・・・ご無事でなによりですね。
ホテルの選び方、とっても勉強になりました。
いざと云う時に備えて、避難路を確認しておく必要があるんですね♪
お気に入りへの登録とはうれしいです。007の新作のことをよく覚えておられるんですね。火事の方もなんとか乗り切りました。
こちらこそコメントいただきありがとうございます。うれしいです。
ありがとうございます。やはりラホールはイスラマバードより都会でした。防火設備もしっかりしていました。イスラマバードと同じ系列のホテルなのに、あまりの違いに驚きました。
ほんとホテルの選択は気を使っていたのです。それでも、まさかの誤算でした。しかし、すごい教訓にもなったので、将来の、もっと危険状況を避けられるのかもしれません。
よく、目が覚めたと思います。結構、熟睡モードに入ったところだったので、よほどの煙だったのだと思います。ほんとビックリしましたが、「あ、やられた!」という感じでした。
凄い体験でしたね・・・
冷静に行動されたと思います。
後のホテルは又、又立派なホテルですネ!!
体調とのどは一週間おかしかったけれど、なんとか無事でした。煙をだいぶ吸い込んだのだと思います。
ベッドの四隅に棒が立っているだけでも雰囲気が豪華に見えますね。枕も三つでした。
広いバルコニーがあるって、贅沢な感じですね。
でも、一番ビックリしたのはベットの大きさ。
3人寝る事ができそうなくらいですね。
私は部屋の設備の事ばかり気になって、
火災警報器なんて、気にしないので、これではダメですね~。
大きなベットですが、落ちてしまいそうな端っこに寝てしまうのは貧乏性のためでしょうか。真中にどーんと寝たことはありません。真中だとスイッチや時計から離れてしまうので不便なんですね。
私も最近までは火災報知機やスプリンクラーの大切さを実感していませんでした。
ホテル火災って1つ間違えれば、大惨事ですもんね。
こういうことって、誰でも体験できることではないので、貴重な体験と
言いたいところですが、僕の勤めていた会社が火事になったことがあり、
その時はもちろんですが、そのあとも大変だったことを思い出しますから、
やっぱり貴重な体験なんて言えませんね。
とにかく、SORIさんがご無事で何よりです。
ありがとうございます。自分で言うのもおかしいけれど無事がなりよりですね。2度とないように祈っております。
しかし会社が火事になったとは大変だったと思います。
普段ホテルに泊まる時、避難経路すら確認していない自分を
恥じました(T_T) そういえば友人夫婦も英国でボヤに遭ったっけ。
次回からはちゃんとチェックイン時に確認しようと思います!
後のホテル、本当に立派でつくろげそうです。
避難路確認は大切ですね。いざと言う時の判断に後悔しないと思います。
法律があるかどう疑問ですね。海外系列の一流ホテルだと海外並みの対策がとられていたと思いますが、今回は地元系の一流ホテルだったことが防火設備が十分でなかったことにつながっているように思いました。
ホテルの部屋に入ると、非常口は、事前に確認し
ますが(誤報でしたが)夜中に非常ベルが鳴った時、
どちらに逃げるか狼狽してしまいました。
いや~ 怖い目に遭いましたね
無事でなによりでした (*^◯^*)
ホテルで火事に会うこともないだろうと思っていますが、
なれない場所での火事は動転しますね。
ご無事でなにより。
ご無事でなによりです。
確率的には「まさかありえないだろう」レベル。
驚き以外の何ものでもないです。
よく言われる「○つ星」と言う言葉、
どこまで鵜呑みにしていいのか分からなくなりますね。
冷静な対処をされて関心してしまいます。
幼い頃は火事というと炎にまかれるイメージでしたが
今では煙が最大の危機であると認識しています。
ただその状況でどこまで冷静に判断できるか、大事な所ですね。
ご無事で良かったです!
煙が恐いですからね、ホント火事は油断ならないですよね。
やはり、泊まるホテルの避難路は、
前もって逃げ道ルートを確認しなければいけませんね。
ご無事で何よりです。
後学と他の方への用心のため、記事にして公開する
その厚意に対してniceです。当時は心痛もあったで
しょうに、、それにしても、冷静な行動が命を救う
ってことを、本当に実感できました!!
ご無事でなによりでした!
宿泊先での火災、遭遇しても不思議ではないのに
無頓着というか
「自分は大丈夫」みたいな考えで今まで来ましたが
これからは防火設備・避難経路も
ちゃんと確認したいと思います。
恐ろしい思いをされたにも関わらず
こうして教えてくださったSORIさんに感謝いたします。
・・・でも本当に、無事避難できてよかったです。
しかし、恐ろしいですね。
上海の高層ホテルが、怖く成りました!
教訓を頂いて、寝る前に避難路を確認します。
ご無事で本当なによりでした。
私もこれからは旅先で、避難経路をよく確認する事にします。
御無事でなによりでした。。
自分のホテルが火事実感はありませんでしたが、この事件のおかげで泊まる前に考えるようになりました。身の危険を感じたおかげかもしれません。でも一歩間違えば大惨事に発展するところでした。
ほんと煙が怖いことを知りました。もしも窓の外に逃げるスペースが無かったら命の危険がありました。考えてみるとほとんどのホテルは窓の外には逃げられないので、今回、窓の外に逃げるスペースがあったことはラッキーでした。
滅多に遭遇しないことですが、火災の煙の恐ろしさを実感しました。もしも窓の外に逃げられなかったら、煙と熱気が充満した廊下からの決死の脱出劇になったの思います。
このような火災に遭遇したら助かるかどうかは運がほとんどですが、ちょっとした知識や準備で助かる確率が上がることを実感いたしました。
火災に遭遇する可能性が、常にあることを実感いたしました。先進国ではない場合は、きっちりしたホテルを選ぶことが、最初に考えることだと思いました。そうではない場合は窓側から脱出出来ることが大切であることが判りました。
このホテルも5つ星でした。
火災の煙が怖さを実感した事件でした。
6階に泊まっていた知り合いは私とは反対側なので伝って降りる格子が無かったので目の前のプールに飛び込むことも考えたそうです。冷静になって考えるとプールまでの距離から飛び降りていたら地面に激突するので屋上に逃げることを考えたそうです。実際には屋上にはドアが閉まっていた逃げられなかったので非常階段から1階に降りたそうです。
同じ階で火災が発生すると煙のために、相当の危険を覚悟しない限り、廊下から逃げられないことを実感いたしました。
一生に一回があるか、ないかの経験でした。今となっては思い出の一つですが、状況が一つでも違っていれば命を落とすこともありえる状況だったことを考えるとゾッとします。
生きていたので報告が出来ました。運に感謝です。
あれほど部屋が真黒になるとは想像もしていませんでした。煙を吸い込んだために、一週間以上、体調がおかしかったです。特に喉が回復するのには時間がかかりました。
パキスタンは断食の風習があることから断食ではない時期でも夕食が遅く、午後の11時にはパキスタンの人は外に食事に行っているので、部屋に残っているのは外国人の一部の人だけだったので大参事にはならなかったのだと思います。もし午前2時頃だと大変なことになっていたように感じました。
逃げるのが廊下側しかないホテル火災の恐ろしさを実感いたしました。煙が回ってくる前にいち早く逃げるのが肝心なことが判りました。でも私の場合は火災報知機が鳴らなかったので、命にかかわる事件になりました。
目を覚ました瞬間に火災だと実感しました。そしてすぐに廊下を見て、窓側から逃げられるかどうかを見て廊下側から逃げることを断念いたしました。
少しでも早く逃げ道を確保することが大切なことを実感いたしました。待っていると状況は悪化するばかりです。今回の場合は窓の外の格子が無かったら水に濡らしたタオルを顔に巻いて廊下から逃げたと思います。
逃げるときにタオルに水をしみこませるために、いつも、浴槽のお湯は流さないで貯めて寝るように心がけています。 これは以前からやっていたことでした。
火災で廊下を逃げる場合は煙で見えなくなることを実感いたしました。そんな意味で、避難階段の場所を頭に入れておく必要があることを実感いたしました。
今回の場合は、火元が近すぎました。ほんど命の危険を感じました。
ご無事で良かったです。
この時は身の危険を感じました。でも将来のことを考えると、いい経験(体験)になりました。
火事に遭遇した時のためにもなりますが、火事に遭遇する可能性の低いホテルを選択する大切さを知ったことが一番重要でした。
お怪我なく良かったですが、火元となったお隣の部屋の方・・・心配ですね。
本当に御無事で良かったです^^
SORI さんの体験記事を生かして、
意識して生活して行こうと思います!!
いつでも逃げることが出来る窓の外に避難できてホッとしました。先ずは安全を確保することが大切ですね。
私の部屋でもすごい煙だったので、隣りの部屋の人は大変だったと思います。確かに心配ですが、その後の消息を知る機会はありませんでした。いい経験になりました。何事においても、今後のいざという時の参考になると思います。
一生の中には、突然に思ってもいないことが起こるものですね。部屋の中に煙が充満しているのに気が付いた時は、その瞬間でした。
私も、これからのための経験になったと思います。