2026年03月03日

143年前の橋 今は通勤路

2025年2月1日にSSブログからSeesaaブログに全記事を移行させました。Seesaaブログに慣れるために、昔の記事に手を加えてブラシュアップして再掲載させことから始めさせていただいています。
カザフスタンの首都アスタナの記事を11ブラシュアップして紹介させていただいたことから次はアメリカのピッツバーグの記事を17ブラシュアップして紹介します。本記事が/17です。
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
IMGP8380-1230-26.jpgクリックすると拡大
朝7時ごろモノガンヒラ川にかかるこの橋を歩いて通勤する人を沢山見かけました。
先日、156年前に作られたケーブルカーが通勤に使われていることを紹介いたしましたが、そのケーブルカーに乗って通勤する人が必ず歩いて渡るのがこちらの橋なのです。橋の名前はスミスフィールド通り橋(Smithfield Street Bridge) 川幅は315mで橋の長さは361mです。

上の写真はケーブルカーのある丘側からダウンタウンの方を撮った写真ですが、下の写真はダウンタウン側の橋の上から丘側を撮った写真です。 なかなか変った造りの橋でした。設計者のMr. Gustav Lindenthal は、33年後に右下の写真のニューヨークにあるHell Gate Bridge(ヘルゲート橋 1916年9月30日完成)を設計したことでも有名な建築家です。
Hell Gate Bridgeの写真はWikimediaから拝借いたしました。
 名前 Smithfield Street Bridge スミスフィールド通り橋クリックすると拡大
 川名 Monongahela River     マノンガヒラ川
 構造 Lenticular truss bridge   レンズ状のトラス橋 
 設計 Mr. Gustav Lindenthal
     1850年5月21日生~1935年7月31日没 
 全長 361m(1184feet)
 橋桁 110m x 2 (スパン 360feet x 2)
 高さ 13 m(水面からのクリアランス 42.5feet)
 開通 1883年3月19日
IMGP8359-1230-26.JPGクリックすると拡大


オレンジのラインがSmithfield Street Bridge(スミスフィールド通り橋) の通勤で使われる歩道の部分です。赤色ラインが現存する144年前に作られたケーブルカーで緑色のラインはその時代に存在した巨大な貨物用のケーブルカーです。巨大な貨物用のケーブルカーは今はありません。

より大きな地図で Smithfield Street Bridge を表示
1846年に最初のつり橋が出来て現在の形式に造りかえられたのが143年前の1883年だそうです。 ピッツバーグの繁栄の時代ですね。古い写真はネットから写真を拝借します。この写真は1881年の建設中の写真です。
ネット拝借

そう言えばこの橋の真正面が掲載した路面電車のトンネルでした。改めて時代を感じます。渡っているのも馬車です。
ネット拝借

例のケーブルカーも写っています。ダウンタウンから丘を見た写真ですね。
ネット拝借

すでにここでは現在の橋飾と同じですね。そして一般の車とはすでに分離されていました。半分は道路 半分は路面電車ですね。
ネット拝借

あの高級住宅地からケーブルカーで下りて来てこの橋を渡るとすぐにダウンタウンです。
歩いてこんなルートを通勤できるなんて本当に羨ましい。
この車社会のアメリカでもめずらしい存在かも。 若い女性も沢山歩いているのを見かけます。
安全な場所でもある証拠ですね。私も安心して歩きました。


この写真をクリックしてみてください。 芸実的な骨組みが見れます。 背景(川の南側)に見えている丘が高級住宅地のマウント・ワシントンで、昔のコールヒルと呼ばれた石炭採掘場でした。
IMGP8358-1230-26.JPG

この写真の左端のビルはピッツバークで有名なPPG本社ビルです。
ネットで調べると「PPG社は、1883年に設立されたアメリカで最初のガラス製造会社で、社名のPPGは、ピッツバーグで誕生したガラス会社という意味を込め Pittsburgh Plate Glassの頭文字を取ったものです。」と説明されていました。
IMGP8363-1230-26.JPG

車道からのストリートビュー(SV)でも紹介します。歩道からのSV→ポチッ


Mtワシントンの丘の上からの写真です。
一番手前の橋がスミスフィールド通り橋(Smithfield Street Bridge)です。
橋からはケーブルカーもよく見えます。写真をクリックして表示される広範囲が写った写真では2番目にスミスフィールド通り橋が写っています。
IMGP8462-615-26.JPG

昔と同じ構図の写真があったので掲載します。 ネットの写真は1908年です。
IMGP8355-400-25.JPG SORI 撮影

ネット拝借

1985年と現在を比較したものです。1985年には現在の高層ビルが出来ていたことがわかります。
現在の路面電車は路面電車専用の橋が上流側出来ています。
IMGP8362-1440.JPG SORI 撮影


ネット拝借
ラベル: ピッツバーグ
posted by SORI at 17:58| Comment(60) | TrackBack(2) | ピッツバーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ^^
128年も頑張っているんですね~

昔の写真を見ると 鉄鋼の街と言う感じが良くわかります。
今はとてもきれいな街なので
鉄鋼の街のイメージはありませんけど・・・

ピッツバーグの記事が3つもアップされていて
慌てて読んでいます^^;
Posted by フレンドリー2009 at 2009年10月01日 14:43
美しい橋ですね。
Posted by cjlewis at 2009年10月01日 15:03
128年前にこの橋を作る技術があったなんて、
凄いですね。
今も現役で頑張っているって、見ているだけで
何だか嬉しくなってきますね。
Posted by youzi at 2009年10月01日 15:38
Yumiさん こんばんは
この橋はおそらく鉄鋼王のカーネギーが作ったキーストン鉄橋会社が建設したのでしょうね。この会社が大成功したそうです。ピッツバーグの記事も後半になってきました。
Posted by SORI at 2009年10月01日 19:38
cjlewisさん こんばんは
ほんと、芸術的な骨組みの橋ですね。
Posted by SORI at 2009年10月01日 19:39
youziさん こんばんは
やはり鉄鋼王のカーネギーのすごいところかも知れません。ケーブルカーにしても路面電車にしても100年以上の歴史には驚かされました。
Posted by SORI at 2009年10月01日 19:41
ご訪問ありがとうございます!
128年前の橋ですか。
さすがに風情と風格がありますね。
Posted by chibita at 2009年10月01日 20:31
chibitaさん こんばんは
不思議なデザインの橋ですね。鉄で出来た初期の橋のようです。
Posted by SORI at 2009年10月01日 20:47
あまり人が写って無いので模型の世界を見ている気分です
Posted by GRAN at 2009年10月01日 21:26
128年も経っているのですね~
骨組みなど技術にも驚かされます。
風情があるし、風景も素敵ですね^^
Posted by 水無月 at 2009年10月01日 21:52
いつものおしゃれな写真集もいいですが、歴史になっているのもいいですね。当時の絵が残ってるのも素晴らしいです。
風情があるなぁ…。周囲が近代なのに、不思議と溶け込んでいるようです。

本当、SORIさんはあちこち飛び回ってますね。忙しそうだなぁ…!
今回も読みごたえがありました。
Posted by アマカワ at 2009年10月01日 22:07
こんばんは。
百年以上も前に造られた橋が現役なのは素晴らしいと思います。
この橋飾には丸みを帯びた路面電車がよく似合っていますが、今は別の橋を通っているのですね。
Posted by orange-beco at 2009年10月01日 22:37
ピッツバーグパイレーツ、今年は残念でした。
落ち着いた街並みですね。
Posted by タマちゃん at 2009年10月01日 23:22
ご訪問&niceありがとうございました!
128年前に架けられた橋を使って通勤、なんて、いいですね~^^
Posted by シャモ at 2009年10月01日 23:42
長崎の眼鏡橋も石橋ですが長持ちしてますねぇ
石橋の方が長持ちするんでしょうかね?
Posted by 番長 at 2009年10月01日 23:42
海外も興味深々で生きてます。
特に鉄道が好き。
ピッツバーグですね~~~~。
まもなくLAに行きます!!!
SORIさんの撮られた写真初め、こちらのブログ、楽しいです☆
Posted by ake_i at 2009年10月01日 23:55
デザインといい、雰囲気といい、素敵な橋ですね。
壊さずに128年も使われ続けてきたというのがいいですね。
Posted by nyankome at 2009年10月02日 00:16
ご訪問ありがとうございます♪
写真の使い方がすごくキレイで見やすい!
まだblog歴が浅いので学ばせて頂きま〜す。
Posted by kaorimax at 2009年10月02日 01:00
GRANさん おはようございます。
朝早く散歩に出たときに撮った写真なので人も車も少ない写真が撮れました。朝はすがすがしかったです。
Posted by SORI at 2009年10月02日 06:17
水無月さん おはようございます。
この橋を検索すると沢山で゛来るのに驚きました。歴史的な走るような気がします。
Posted by SORI at 2009年10月02日 06:21
アマカワさん おはようございます。
この橋はピッツバーグが時代のある町である証ですね。鉄橋が本格的に作り始められた時代の橋だと思います。半分が路面電車で半分は車道で両側に歩道のある画期的な橋ではなかったでしょうか。路面電車は今は別の専用の橋を走っているために両方とも車道になっていました。
Posted by SORI at 2009年10月02日 06:27
orange-becoさん おはようございます。
少し上流側に路面電車専用の橋に移っていました。是非とも復刻版の丸を帯びた路面電車を走らせてほしいですね。結構人気が出るかもしれません。
Posted by SORI at 2009年10月02日 06:30
タマちゃんさん おはようございます。
野球の方は長く低迷しているようです。どこかの球団と同じかな。
でも、こんなすばらしい町に大リーグがあるのですから、頑張ってほしいですね。
Posted by SORI at 2009年10月02日 06:32
シャモさん おはようございます。
百年の次は二百年ですね。次の時代に残してほしい橋だと思います。デザインは今でも斬新です。
Posted by SORI at 2009年10月02日 06:35
番長さん おはようございます。
石橋は確かに千年単位ですね。補修をすれば永久だと思います。
いろんな国の水道橋は壮観ですね。
Posted by SORI at 2009年10月02日 06:37
ake_iさん おはようございます。
海外はなぜか、どこに行っても魅力的な場所がありますね。LAにはまだいっていないけれど、坂道に興味があります。
Posted by SORI at 2009年10月02日 06:40
nyankomeさん おはようございます。
このすばらしいデザインだから残ってきたのでしょうね。
細くて形状の違う材料が使われているため加工は大変だったと思いますが、鉄の量は少ない省エネ型の橋ですね。
Posted by SORI at 2009年10月02日 06:42
kaorimaxさん おはようございます。
参考に出来るレベルではありませんが、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
Posted by SORI at 2009年10月02日 06:59
歴史のある橋ですね。
街の雰囲気と橋のデザインが合って素敵ですね。
Posted by koni at 2014年05月20日 08:37
SORIさん、おはようございます。
131年前の橋が今も使われてるって
それだけ丈夫で安全に作られてたって事ですよね。
今は別になってしまった路面電車が通ってた頃も素敵ですね。
Posted by poko at 2014年05月20日 09:13
koniさん こんにちは
歴史を調べてみると楽しいです。鉄の町だから大きな鉄の橋が作られたのでしょうね。斬新なデザインに驚かされました。
Posted by SORI at 2014年05月20日 12:44
pokoさん こんにちは
次は路面電車の記事を掲載したいと思います。路面電車は124年前に出来ました。明治の年号で記載させてもらいました。
 明治03年 144年前 ケーブルカー
 明治16年 131年前 Smithfield Street Bridge
 明治23年 124年前 路面電車
ピッツバークが発展した時代だったのでしょうね。
Posted by SORI at 2014年05月20日 12:52
機能美とはまさにこの鉄骨のことかもしれません。
本当に美しく見えますが、なぜでしょうね。
人間の不思議です^^
Posted by 昆野誠吾 at 2014年05月20日 16:42
日本では古くなった橋やトンネルの修理が問題になっていますが
131年前に造られた橋が現役とは驚きますね
石の文化はさすがに凄いですね
Posted by ムサシママ at 2014年05月20日 16:45
景色が変わっても、橋の形は変わらないなんて、ステキですね。
生活に密着しているんですね。
Posted by リンさん at 2014年05月20日 18:57
昆野誠吾さん こんばんは
鉄骨の軽量化から、このように美しい姿になっているのでしょうね。131年前に、このようなすばらしい設計が行われていたのには驚かされました。
Posted by SORI at 2014年05月20日 19:30
ムサシママさん こんばんは
アメリカは使い捨ての文化だと思っていましたが、大切にされている建造物も多いことを知りました。安全を優先してメンテナンスをしっかりと行うのが真の意味の先進国です。安全を後回しにした結果、多くの悲劇が出てしまうことには心が痛みます。
Posted by SORI at 2014年05月20日 19:37
リンさんさん こんばんは
設計者(建築家)のMr. Gustav Lindenthalは芸術家でもありますね。すばらしく美しい橋です。
Posted by SORI at 2014年05月20日 20:20
SORIさん、こんばんは。
デザインセンスが素晴らしいです。
橋の骨組みが面白い、見せる橋ですね。。。
Posted by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 at 2014年05月20日 21:18
なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん こんばんは
今でも通用するデザインの橋です。いつもでも残るものを作ることは、設計の端くれの私も憧れることです。
Posted by SORI at 2014年05月20日 21:30
こんにちは!
背景のビルも含めて
美しいと思ってしまいました✿
Posted by ちゅんちゅんちゅん at 2014年05月21日 16:28
ちゅんちゅんちゅんさん こんにちは
芸術的な橋です。だからこそ大切にされてきたのだと思います。
Posted by SORI at 2014年05月21日 17:35
おはようございます!
nice!です。
Posted by shiho at 2026年03月03日 06:18
おはようございます❗
知らなかったお国ですがかなり進んだ国ですね 😀
Posted by Take-zee at 2026年03月03日 07:32
毎日の通勤が  楽しくなるでしょうね  川や山  自然の中での通勤は最高です
Posted by もーもー at 2026年03月03日 08:40
アメリカには古い橋が多くあってメンテナンスするのが大変らしいです
Posted by kenji-s at 2026年03月03日 09:13
重厚な橋も素敵ですが、瀬戸内海や離島に掛かる長い橋
凄い技術ですね、おっかな*吃驚しながら汽車・車旅
Posted by 侘び助 at 2026年03月03日 11:51
美しい橋ですね。歩いて渡れるのがいいですね。
Posted by 溺愛猫的女人 at 2026年03月03日 12:33
niceですー
Posted by つるぎうお at 2026年03月03日 13:02
鉄橋から始まって、通勤路にも使われるようになったのですね。
住宅が増えてきたためでしょうね。
Posted by ヨッシーパパ at 2026年03月03日 21:15
nice!です。
昔と今の比較は面白ですね!
Posted by じゅんぺ at 2026年03月03日 23:11
shihoさん おはようございます。
nice! ありがとうございます。
Posted by SORI at 2026年03月04日 05:29
Take-zeeさん おはようございます。
アメリカは広い国なので、それぞれの場所で初めて知ることも多いです。
Posted by SORI at 2026年03月04日 05:32
もーもーさん おはようございます。
ほんと、歩いて行ける場所に勤務場所がある上に、通勤路に山や川などの自然に恵まれているのは素晴らしいです。
Posted by SORI at 2026年03月04日 05:34
kenji-sさん おはようございます。
古い橋を大切に使われているのが素晴らしいです。
Posted by SORI at 2026年03月04日 05:36
侘び助さん おはようございます。
ほんと、日本にも素晴らしい橋が沢山ありますね。
そんなところを旅してみたいです。
Posted by SORI at 2026年03月04日 05:38
溺愛猫的女人さん おはようございます。
143年前も橋は美しさを大切にしていたのだと思います。
私も泊まったホテルから往復歩いて渡りました。
Posted by SORI at 2026年03月04日 05:41
つるぎうおさん おはようございます。
nice ありがとうございます。
Posted by SORI at 2026年03月04日 05:42
ヨッシーパパさん おはようございます。
歴史が進むにしたがって、変わっていくのですね。
それを143年間見てきた橋でした。
Posted by SORI at 2026年03月04日 05:44
じゅんぺさん おはようございます。
撮った写真の中から、昔に近い写真を探しました。
もう一度行ったら、昔の写真の構図の場所を探して写真を撮ったと思います。
Posted by SORI at 2026年03月04日 05:46
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Excerpt: アメリカのピッツバーグの記事のなかで、この記事を載せるのを忘れていました。遅ればせながら掲載いたします。 ピッツバーグは川に囲まれています。川には沢山クルージングの船が停泊していました。船旅をしながら..
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