


写真はシカゴからバハマのナッソーに着いたところです。70人乗りの小さな飛行機です。飛行機で渡された入国書類に記載して入国審査を受けます。税関書類はありません。アメリカや日本のように出国用の部分を切り離して渡されるのではなく入国書類に印を押したものをそのまま渡されます。多少は異なりますが入国は普通でした。驚いたのがバハマを出国するときでした。
バハマを出国するときが独特のシステムでした。出国審査と思っていたら実はアメリカ合衆国の入国審査でした。アメリカに入国するときに提出する入国審査書類と税関書類をバハマのナッソー空港で提出するのです。写真はバハマ(ナッソー)空港の搭乗口の待合室の写真です。
すでにアメリカへの入国手続きが終わっているので、ここバハマ空港の搭乗口はすでにアメリカ合衆国と言うわけです。(法律的にはわかりませんが)
アメリカの入国審査書類と税関書類は航空会社のチェックインのときに渡されます。普通は飛行機の中で渡されるので、渡された時は親切だと思いましたが、これがないとバハマでの手続きが出来なかったわけです。バハマの入国審査で返却された入国審査書類は航空会社のチェックインカウンターに渡します。つまり出国審査は航空会社のチェックインカウンターで終わっていたことになります。

これがナッソー(バハマ)からマイアミ(USA)の飛行機です。すでにアメリカの入国審査は終わっているので飛行機は国内線に着きます。アメリカでは、まったく待たされることなく入国が出来ました。
アメリカを経由して別の国行く場合(いわゆるトランジット)の場合でも必ずアメリカの空港でアメリカへの入国手続きをする必要があるのです。荷物も一旦、受け取る必要があるため非常に面倒だし時間が掛かりますが、バハマからの帰りのトランジットだけはまったく手間が要らないのが特徴です。もともとアメリカには出国審査手続きがないために国内線に着いても楽なのです。

機種はAerospatiale/Alenia ATR-72 です。プロペラ機で入口は一番後部にある珍しい飛行機です。座った席は一番後ろだったので早く下りることが出来ました。

マイアミだけでなくニューヨーク、シカゴ、アトランタ、パームビーチ(Palm Beach)、フォート ローダーデール(Ft. Lauderdale)へのフライトもあります。パームビーチとフォート ローダーデールはマイアミと同じフロリダ州でマイアミの隣町のフォート ローダーデールには沢山のフライトがありました。
残念ながらバハマでコンク貝の刺身はついに食べれませんでした。

バハマのナッソーからマイアミは約300kmの距離でした。ナッソーからのフライトがあったパームビーチとフォート ローダーデールの町の名前がフロリダ半島にあります。この時はシカゴ経由で成田に帰りました。ダラス経由で帰った時もありました。地図上のアイコン

より大きな地図で ナッソー→マイアミ を表示
2度のバハマからの帰国ルートを紹介いたします。左がシカゴ→成田のコースで 右がダラス→成田のコースです。


04月27日 成田→ JL10 →シカゴ→ AA4467 →ナッソー
04月29日 ナッソー→ AA4994 →マイアミ→ AA1247 →シカゴ→ JL9 →成田
11月17日 成田→ AA176 →ダラス→ AA176 →マイアミ→ AA1208 →ナッソー
11月20日 ナッソー→ AA4952 →マイアミ→ AA617 →ダラス→ AA61 →成田
バハマ(Bahamas)のナッソー(Nassau)の空港でアメリカの入国審査を受けて押してもらったスタンプです。
スタンプの中のNASの文字がナッソー空港であることを示しています。
カナダの大きな空港(Calgary,Montreal,Toronto,Victoria,Winnipeg)でも同じシステムがあるそうです。
2008年04月29日 2009年11月20日


旅行したいです。
「兼高かおる」から「ちい散歩」まで。
バハマの出国手続きには驚きました。出国手続きと思っていたらアメリカの入国手続きでした。
先日はご訪問&nice!ありがとうございました。
バハマ、行ったことないです。
行ってみたいです☆
バハマの記事も最後になります。短い期間でしたが沢山の経験が出来ました。
http://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300601852-1
いろんな経験が出来ますよね。
飛行機に乗る前にアメリカの入国審査が終わっているのは
ちょっと安心できるかもって思いました。
でも、そこで入国が許可されないと、バハマに居残りって事
なんですかね。それともバハマから日本に強制送還になって
しまうのかな?
後ろから乗る飛行機、初めて見ました。
海外は思いも寄らないことが、いろいろ経験できますね。
バハマは全てアメリカ経由なのです。だからこんなシステムなんですね。
これも驚きの国でした。
このサイズの飛行機ならまだ快適ですね。
即座にFUNKY・NASSAOと出るとはさすがです。楽しく飛行機を楽しむことが出来ました。
もう、その機会にぶち当たらないとわからない世界ですね。
勉強になりました…でも、きっとバハマに行くことはないかなぁ…。
戸惑いましたが、便利と言えば便利ですね。玄関口が、全てアメリカの町なので、出来るシステムでした。私も勉強になりました。
出国じゃなくて
入国審査だったんですね、驚きです☆
自分だったら
慌てふためいてしまうかもしれません^^;
アメリカとの関係が強いとのことなのでしょうね。飛行機はアメリカの国内線ということになります。
こういうの一つの手続きで終了するような方法がないんですかね。
行き先によって、出国手続きも終わる。。
ITが進んでいるのに、まだ原始的な手法ですね。
アメリカでは国内線に着く上に、アメリカから他の国に行くときは、もともと出国手続きがないので入国だけでなくトランジットも楽ですね。
普通はトランジットの場合もアメリカに着くと入国手続きをしないといけないのが面倒でした。
アメリカの入国審査ですか。私も初めて聞きました。
手間がかからなくていいですね。
ほとんどの飛行機がアメリカ行だから出来るシステムなのかもしれません。それだけアメリカとの関係が濃い国でした。
でも次回のお楽しみということで^^
ほんと残念でした。食べれないと、益々食べてみたくなります。
20年前にバハマに訪れられたとはすごいです。20年前も同じシステムだったのですね。懐かしく見ていただけて記事を掲載させてもらった甲斐がありました。
日本からは遠~いお国のようですね。
引越しが終わられたのですね。お帰りなさい。
自分でプロットした地図ですか、見るとバハマが遠い国だとあらためて感じてしまいました。