


日本の回鍋肉(ホイコーロー)はキャベツなどの野菜が使われることが多いのですが、四川省ではネギのようなニラのような独特の野菜が使われていました。野菜の名前は蒜苗(ソンミョウ / ソアンミャオ)です。本場の回鍋肉(ホイコーロー)に使われている蒜苗(ソンミョウ)が、どのような野菜なのか気になっていました。料理の中では見た目はネギで味や食感はニラでした。こちらの記事のなかのすべての写真はクリックすると拡大するので試して見て下さい。
成都から50km離れた町、都江堰市(とこうえん-し)のレストラン街を朝早く歩いていると野菜の下ごしらえをしている風景に出会えました。その中で最も量が多い野菜が大型のニラのような植物でした。これが蒜苗(ソンミョウ)ではないかと中国の人に聞くと「蒜苗です。」との答えでした。

これが蒜苗(ソンミョウ)です。写真をクリックすると拡大するのでじっくりと見てください。日本で似たものを探すとすればニンニクの葉、つまり「葉ニンニク / 青蒜 / 青蒜苗 / グリーン・ガーリック」だそうです。その葉ニンニクで作ったものを、日本では蒜苗回鍋肉と呼ばれています。

こちらも四川省の都江堰市で出会った回鍋肉(ホイコーロー)です。ただし燻製にした肉である腊肉が使われていました。もちろん野菜には蒜苗(ソンミョウ)が使われていました。

ラベル:中華料理
ホイコーロウがすきで、どんなもんかいな??
って思っていたのです
先ほど帰国いたしました。 四川省の成都の街は初体験でした。蒜苗(ソンミョウ)を直に見ることが出来て大変参考になりました。この都江堰という街では、どこのレストラン前でも蒜苗(ソンミョウ)の下ごしらえをしていました。都江堰と言う町では回鍋肉(ホイコーロー)に似た料理が名物でした。茹で豚の代わりにベーコンに似た燻製したハムを使ったホイコーローです。写真を撮ったので、これから続ける成都シリーズの中で紹介いたします。
蒜苗(ソンミョウ)に出会った都江堰市(トコウエン・シ)は日本人にはあまり知られていないと思いますが魅力的な街でした。四川大地震では文化財が被害を受けたようで、いろんなところで修理をしていました。
きゃべつと肉だったような?
成都では、この蒜苗(ソンミョウ)という野菜を使い
しかもネギとニラの両方の感じの野菜なのですね。
蒜苗(ソンミョウ)のホイコーローは良かったですね。ネギとニラを混ぜて使うと近いものが出来るかもしれません。それにしても味が絶妙で、この甘辛い味を出すのは難しいかもしれません。
私は回鍋肉大好きです。
こちらこそコメントありがとうございます。今回の本場の回鍋肉で回鍋肉が大好きになりました。
キャベツと豚肉の回鍋肉しか知りませんでした。
私も回鍋肉(ホイコーロー)大好きです!
キャベツの回鍋肉とは別物でした。是非、蒜苗の回鍋肉をみんなに経験してもらいたいです。
回鍋肉は有名ですね。四川料理でも代表格かな。
ご訪問&nice!をくださりありがとうございました☆彡
蒜苗のことは全く存じておりませんでした。
蒜苗と言う野菜を紹介出来てうれしいです。日本でも 蒜苗の回鍋肉が食べれるようになればいいですね。
回锅肉って、日本で食べているのは日本式って感じがしますね。
このお肉もとても美味しそうですね。きっと、腊肉を使っているのでは
って思うのですが。
なんとなくアジア食材のお店に売っているような気がする…。
次はコレを作ってもらおう〜っ!
私も成都に行くまでソンミョウは知りませんでした。成都の人であれば100%ご存知だと思います。それだけ有名なようです。日本では簡単に手に入らないので回鍋肉はキャベツなでどで代用したようですが、本来の味とは別物ですね。ニラを混ぜると似てくる気がします。長ネギとニラの組み合わせが一番近いかも。?
お友達の答えが楽しみです。
なるほど!回鍋肉に使うと美味しそうですね!今度やってみます^^
確かに葉ニンニクは沖縄や鹿児島で作られていると書かれていました。是非とも試してください。本来は回鍋肉に使われる野菜は蒜苗でしたが、日本における四川料理の父といわれている陳建民が日本に回鍋肉を紹介した時に蒜苗は馴染みが無かったのでキャベツで回鍋肉を作ったのが、日本で回鍋肉にキャベツが使われるようになった始まりだそうです。陳建民の息子は陳建一です。そして孫が陳建太郎です。
是非ともみんなに本場の味を食べてみてもらいたいと思います。
私も陳建民さんがテレビによく出ておられたのを覚えております。
1本にネギのような部分があったり葉先はニラのようにみえる野菜ですね!
ご推察の通りネギとニラの両方の特徴がありました。やっぱり本場のものはいいですね。