パリからのバスツアー「ロアールの城めぐり」を紹介しましたが、それは人生2回目の「ロアールの城めぐり」バスツアーだったのです。
せっかくなので1回目(今から19年4ケ月前の2005年12月4日)の「ロアールの城めぐり」の記事を連続6つをブラシュアップして掲載いたします。本記事が2/6です。
写真の上のカーソルが
の場合はクリックすると拡大します。


フランスのロワール地方にあるシャンポール城です。
パリを朝早く出発の予定でしたが、ちょっとしたアクシデントのために少し出発が遅れてしまいました。実は手配していた車が小さすぎたのです。
あいにくの雨模様となったために鮮明な写真は撮りませんでした。でも、お城のすばらしさは堪能させてもらえました。
ロワール地方でもっとも美しい城はシュノンソー城で! 最も大きな城がシャンポール城と言われています。ロワール地方の城は砦のように戦争の時に守るための城ではなく貴族や王様が別荘として使うために建てられたそうです。したがって、すでに掲載したドイツのハイデルベルグ城やスイスのレンツブルグ城などとは景観がまったく違います。上の写真は城の裏側です。どの写真もクリックすると拡大するように設定しております。 参考 ⇒ NHKの世界遺産シリーズ

表を正面から見た景色です。塔の数は365本だそうです。一年が365日と関係あるのかもしれません。

正面の中央の部分です。

城に登って見ました。 近くで見るとすばらしいことが良くわかります。

屋根の曲線がきれい!!

一番真中の塔です。 近くで見るとすごい迫力です。城全体の大きさが想像してもらえると思います。
お城の中です。各階に上がるのは螺旋階段ですが、ここの特徴は2重の螺旋階段で上り下りが別になっています。お城の中でも有名な構造です。ダ・ヴィンチが描いた理想の都市の階段を実現させたものだそうです。

家具は置かれていませんでしたが部屋は昔の優雅さを残していました。

別の部屋も紹介いたします。

城は本当に大きな森に囲まれています。城のバルコニーから撮った写真です。ここからは見えませんが城を取り巻く塀の長さは31kmだそうです。

運が良ければ、美人の森の番人にも出会えます。馬で森の中を見回っているそうです。


こちらは城の敷地内の巡回出発前の写真です。

このあと、奥の白いマイクロバスでブロワ城へ向かいました。
シャンポール城に関するネットの説明を記載いたします。
フランス中部を流れるロワール川の流域には、16世紀に王侯貴族が築いたフランス・ルネサンス建築の城館や庭園が数多くあることから、「フランスの庭」と呼ばれています。建物と庭園とロワール川が一体となった景観は美しく、シュリー・ロワールからシャロンヌまでのおよそ200キロが世界遺産に登録されています。
「シリーズ世界遺産100」では、ロワール川流域を代表する城館シャンボール城を紹介します。シャンボール城は16世紀の初め、フランス国王フランソワ1世が情熱を傾けて築いたもので、優雅で繊細な城には365本もの塔が立ち並んでいます。
この塔は煙突で、そのまま暖炉につながっています。1515年に20歳で即位したフランソワ1世は、即位直後にイタリアに兵を進め、そこでルネサンスを代表する芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチと出会います。王はダ・ヴィンチを熱心にフランスに誘い、アンボワーズ城の近くにダ・ヴィンチの館を用意し、毎晩のように館を訪ねて二人で語り合います。
まもなくダ・ヴィンチが死ぬと、王は悲しみを癒やすためにシャンボールの森に出かけました。そして、愛着のある森にダ・ヴィンチの発想を取り入れた城を築きます。城の真ん中には、上がる人と下りる人が出会うことがないよう、二重の螺旋(らせん)階段が作られました。ダ・ヴィンチが描いた理想の都市の階段を実現させたものです。
中央の塔には王家の紋章が輝き、中央の塔に向かって右の棟には王の部屋が、左の棟には礼拝堂が築かれました。王と神が対をなしているのです。シャンポール城は、ダ・ヴィンチのイメージを現実のものとした王の建築芸術なのです。
城の航空写真を掲載します。「地名の表示」にチェックを入れた後に、マイナスのアイコンをクリックすると広い範囲が表示されるのでパリからの位置が判ると思います。回りの緑が、この城の森だそうです。
城から見る近くの村も趣きがあります。 城の敷地の中なので昔は使用人が住んでいたのでしようね。2016年5月13日にもシャンポール城を訪れました。その時の記事を紹介します。
タイトルの着色部をクリックすると記事を表示します。
シャンボール城 その1 シャンボール城に到着いたしました。
シャンボール城 その2 城内編
シャンボール城 その3 螺旋階段編
シャンボール城 その4 屋上編
シャンボール城 その5 城からの景色
シャンボール城 その6 コソン川越しから見たシャンボール城

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それにしても別世界ですね。
何だか、夢の世界って感じがします。
広い庭なので森の番人に出会えたのはラッキーだったのだと思います。あまりの広さに驚いてしまいました。
ベルサイユ宮殿の庭もすごいけれど、シャンポール城の庭と森の広さには脱帽です。馬に乗って走り回ってみたいですね。
城の周りを走るとフルマラソンにはちょっと足りませんが。
驚きの広さですね。城もすごいけれど敷地もすごいです。
二重螺旋といえば、遺伝子の構造を思い浮かべてしまいますが、(笑
秘密結社の総長だったともいわれているダ・ヴィンチの神秘思想(異端思想)が感じられるような気がしてなりません。ダ・ヴィンチはフランス国王ルイ12世に気に入られて王室画家となり、ルイ12世が逝去するとフランソワ1世が後を継ぎその翌年1516年ダ・ヴィンチはフランスへ移る1519年アンボワーズで息を引き取るまでシオン修道会総長だったそうです。
ダ・ヴィンチの住んだ家の記事を覚えておられますか。ナナさんからもコメントいただいておりました。
>ナナ
>ダビンチ・コードにはオドレィ・トトゥが出てましたね。アメリとはまた違った感じでした。最近「天使と悪魔」を読みました。これはフランスではなくイタリアが舞台でしたが、面白かったです。
http://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/2009-05-23
私バックアップとってなかったので、ゆびとま時代の記事は全部紛失していました。
SORIさん、リンクからみてきましたが、懐かしいゆびとまの人たちの名前に涙出て来ました。皆さん、いったいどうされてるんでしょうね〜。mixiにいらっしゃる方も多いようですね。
ロワール河流域、というとワイン好きの私は辛口の白ワインを思い出します。
でもこんな素晴らしいお城があるんですね。(^○^)
きっと地下には美味しいワインがあるに違いない
雰囲気がありますね
お城めぐりでしたが、それぞれ特長がありました。それに感心してしまいました。
キャッシュでも出てこなくなりました。沢山のコメントが消えてしまったのは残念です。
お城の近くでワインが売られていました。日本まで送ってもらえるとは驚きでした。
さすがに、いいワインがあったでしょうね。晩餐会や舞踏会が行われていたのだと思います。
すごく美しい場所に綺麗なお城が建っているんですね。
うっとりしちゃいます。
nice!押していただき有り難うございます。
それでは、また来てくださいね♪
お城だー。すごく綺麗。。
ダ・ヴィンチが描いた理想の都市の階段…
こういった昔の建物から
古の人の思いや技術が見えるというのは
とても素敵ですね。
それって凄いですね。
巨大なお城であることがよく分かります。
圧倒されて言葉が出てきませんね~
風情があるお城ですね^^
こ、こんなトコ行ったこと無い!観たことない!!(≧▽≦)ノ☆
ホント…。フリーズしちゃうような景色ですね♪
言葉を無くします…。圧倒的なのですぅ〜☆彡
あ…。SORI様、また、ご訪問&nice!ありがとうございました。
パリのお魚屋さんの写真は意見いたしました。フランスに行かれた方からのコメントうれしいです。お城での生活はどんなであったのでしょうね。
こちらこそ、初めてのコメントうれしいです。ありがとうございます。
ロワール地方が紹介できてよかったです。
このお城では、説明をしてもらった後は沢山の自由時間がもらえたのでゆっくりと見れました。沢山の部屋も見せてもらえました。庭も散策できました。雨だったのがちょっとだけ残念でした。
城の大きさには圧倒されました。広い敷地にも圧倒されました。すばらしいデザインにも圧倒されました。それを紹介出来てうれしいです。
同じような形のお城は知らないですね。この城をデザインした人はすばらしいと思いました。
感激してもらえるなんてうれしいですね。実際に見てもらいていです。やはり世界遺産になるだけのことはありますね。
馬が優雅に見えます・・・そして品もある♪
お城に馬って最高のシュチュエーションですね。
馬に乗って周囲31kmのお城の森を行くだけでも優雅ですね。馬も確かに気品があるような気がします。優雅な部屋の写真も追加しました。
フト気付きましたが日本の城と違って戦うことは考慮されてないんですね
ご推察の通り、お城と言うよりは別荘であり宮殿ですね。
あこがれのシャンボール城をたっぷりと見せていただきました。
拡大写真は大迫力ですね。
たっぷりと見ていただきうれしいです。ありがとうございます。見てきたものを紹介出来るのは楽しいです。
大きいとか広いではないですね
周囲の塀が31km
怒りさえ感じたりして(ってただの僻み)^^
昔はどのような生活だったのでしょうね。想像を超えた世界であることは間違いないですね。
シャンボール城は、ジグソーパズルで完成させて(笑)、実家に飾ってあります。私も実物をいつか見てみたいです。
沢山のコメントありがとうございます。
今晩ゆっくりと読ましていただき返信させていただきたいと思います。ほんとありがとうございました。フランスの数あるお城の中でシャンボール城のジグソーパズルをお持ちとは偶然ですね。
パリより好きかな。
暖かい時期にチャリでゆっくりお城巡りをしてみたいです。
TGVでロワールに行かれたとは、さすがです。旅慣れていないと難しいですね。フランス語も堪能でないと苦労いたします。我々は日本人専門のパリの旅行社に頼みました。
とっても嬉しいです。 主や家来達が、どのように生活していたのか?
遠い昔に思いをはせます。
シンメトリーな魅力的な城でした。城だけでなく周りの森も城の雰囲気にマッチしていました。
眺めがいいですね。
しかも実際歩いて触れてとなると感動必至ですね。
いつか行きたいと夢見ています♪
見事な城でした。歴史を感じます。どのような華麗な生活が繰り広げられたのでしょうね。
素晴らしい城でした。フランスは王の権力が強大だったことが、よくわかりました。
ある意味、芸術ですね。
よく造ったものです。
1519年から1547年と28年間をかけて作られたそうです。部屋が440、暖炉が365、階段が74あるそうです。ほんと見事でした。
この目で見てみたいです(^^)
沢山の城がある中で、ツアー会社が見学先に選んだだけのことはありました。
訪問 ありがとうございます。
Nice‼ ありがとうございます。
nice! ありがとうございます。
nice!です。
nice! ありがとうございます。
ほんと、広大な敷地を持つ巨大な城でした。\3\.ifツアーに沢山の城がある中で、シャンポール城がツアーに組み込まれていることに納得いたしました。