2020年11月11日再掲載 タイトル:新しい発見がありました。

川村記念美術館の記事でお土産を写した写真の背景に、28年前(1992年)にケンタッキー州のルイビルで買った陶器を話題にしたのを機会に、2009年5月10日に掲載した記事をブラシュアップしようと検索をしてみると、掲載当時より有名になられたようで検索にも多く出てきて、新しいことも判ってきたので内容を追加する形で再掲載することにいたしました。SSブログ(So-netブログ)を始めたのは2009年5月5日で、本記事を掲載したのは5日目だったことからコメントはもちろんniceはいただけなかったことか2013年にブラシュアップした経緯があります。
2009年5月10日掲載 タイトル:アメリカの陶器

これは最近のアメリ旅行で買ったきたものではなく、初めてアメリカに行った時に買ってきたお土産です。購入したのは1992年なので最初に記事を掲載した2009年から17年前になります。この猫のお皿はアメリカのケンタッキー州のルイビルで見つけてたのです。アメリカで陶器は珍しいな、と思い買いました。
一緒にポットも買いました。作者は同じでした。

英語のサインは上が大皿 下がポットです。
今までインターネットで陶器の裏に掘ってあるサインNorth Eagleを何回検索しても判らないのであきらめていましたが2年前にGoogleで「North Eagle」と検索すると出てきました。色は違いますが同じネコの模様なので間違いありません。今までなぞだったけれど造った人が判って大感激です。自分だけで満足しておりますが!
現在は検索できなくなってしまいましたので、また再度探しています。


この2枚の写真はネットから拝借しました。クリックするとネット販売の画面を表示します。
右のお皿のデザインは色は違いますが冒頭の私の買ったお皿と似ています。ネット販売のタイトルは次の通りでした。
Rare North Eagle Pottery Cat Plate with Stars and Moon
ここから下が2020年11月11日に追記した部分です。
2020年11月10日に検索すると以前より沢山の作品の写真が出てきてNorth Eagleさんの写真があったので掲載させていただきました。それによるとNorth Eagleは陶芸家の名前ではなくギャラリーの名前で、 陶芸家はご夫婦のウェイン・レイノルズ(Wayne Reynolds 1939年生まれ)さんとキャリン・フライド(Caryn Fried)さんでした。二人は1977年に出会ってすぐに恋に落ちたそうです。写真をクリックすると経歴の翻訳を表示いたします。

2人が出会って陶芸を一緒に始めたころの写真です。

私が買った2つの陶器と似たデザインの陶器を2020年11月10日の検索で見つけましたので紹介します。上段がネットで現在見つけた似たデザインの陶器で下段が1992年5月27日~6月06日にルイビルに滞在している時に買った陶器です。クリックすると拡大いたします。右上の鳥のポットをクリックするとペつのタイプり猫の皿も一緒に表示します。





右の看板にVALLEY of the MOON POTTERYとNorth Eagle GALLERYと書かれていたのが決め手でした。
住所:6191 Sonoma Hwy, Santa Rosa, CA 95409
電話:0707-538-2554
驚いたことに2020年9月27日3時48分に発生して23日間燃え続け、67484エーカー(27310ヘクタール)が消失した北カリフォルニアの山火事によって、44年間住んでいたカルフォルニア州ソノマ郡サンタローザの2人の自宅やギャラリーや5つの窯や8つの轆轤(ロクロ)など全てを失った記事(和訳)もありました。

28年前に2つの作品を購入したものとして、山火事の悲劇を乗り越えてほしいと願っています。
この山火事は不幸中の幸いにも負傷者や死亡者は出ませんでしたが、1,555の建物が消失したそうです。避難は約70000人にも達する大規模な山火事でした。山火事の場所は全米人口1位(37,253,956人)のカルフォルニア州にある58郡の中のナパ郡(Napa County)とソノマ郡(Sonoma County)でした。



North Eagleのホームページには枠内の山火事に関するメッセージがありました。陶器に書かれている家とNorth Eagleの文字が我家を象徴しているように感じました。150,000ドル(約1581万円)の支援(寄付)を募ったところ2020年11月11日時点で116,029ドル(約1223万円)が集まっているとのことなので多くの人に愛されているのだと思います。寄付:

GLASS FIRE UPDATE
It is with a heavy heart I announce that our family Pottery, Gallery & Treefarm has perished in the Glass Fire on Sept 28th, 2020. We are devastated by this loss of my and my husband's life's work, business and our family home. → 翻訳We are very grateful for all your years of patronage.-Caryn Fried & Wayne Reynolds
メッセージの中の2つの動画です。右側はAout-play/Loopに設定
山火事で失った作品群をGoogle地図のSVで紹介します。44年間作り続けてきた作品が無くなってしまったのは悲しかったと思います。思い出深いものもあったことでしょう。山火事の記事の中に書かれていたValley of the MoonPotteryによってギャラリーの位置を見つけることが出来ました。
矢印をクリックすると移動して行けます。
水平に回転して見ることが出来ます。数千の陶器が失われたそうです。
キャラリーの中で似たものを探してみました。
赤色ラインで囲ったエリアが、2020年9月28日の22時15分時点の山火事Glass Fireによる焼失部分です。黄色の矢印の先端がNorth Eagle Galleryの場所です。

右上の地図から9月28日2時30分の12~24時間前の火災の位置(●)は遠かったことも分かりました。1日~半日前の時点では13km離れていて、遠い場所の山火事だったのだと思います。

山火事の恐ろしさを感じていただくためにウェインさん家族の家や工房を焼き尽くした山火事グラスの5枚の写真を8秒間隔で紹介します。ウェインさん達の家や工房があったサンタローザ(Santa Rosa)の町て猛威を振るう2枚の写真と、世界有数のワイン生産地(Wine Country)で猛威を振るう山火事グラスの4枚の写真です。

サンタローザの町の写真が入った記事
夢のワインルートで猛威を振るう山火事

消防隊員が現場を撮影した山火事グラスの動画です。
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今はNorth Eagleさんのホームページはネットで出てこなくなってしまいましたが盆栽なども表示されていたので日本通だったのだと思います。日本で修行したこともある感じもしました。
この色合いと風合いが気に入っています。手作りだそうです。
本年もよろしくお願いします^^
何年かしてお宝鑑定団でも出されたらいかがですかな(^_-)-☆
日本にも世界に知れ割ったいる作家の陶器があり
いいのですが、文化の違いでしょうね。
ご訪問ナイス有難う、此れからも宜しくね。
本年もよろしくお願いいたします。
いい思い出のアメリカの陶器でした。
デザインは洋風ですが、地肌は東洋の陶器の感じです。なかなか珍しい感じがしました。どのような評価になるのか興味はありますが、鑑定団に出すのは恥ずかしいですね。
15年以上経って名前を探すことが出来たのはネットのおかげですね。名前がわかるとうれしいですね。今はホームページは見ることが出来なくなりましたが、そのホームページで作者の写真も見ることが出来ました。
こちらこそ、ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
確かにNorth Eagleはインデアンの名前を連想させてくれます。さすがです。インデアンの人も独特の陶器を作っていますね。どちらかと言うと動物の文様をカラフルに描いています。下のアドレスがインデアンの陶器です。比べてみてください。
http://www.kokopelli.jp/pottery/01.html
猫ちゃんにこだわっています。沢山の猫ちゃんの陶器を作られていました。
拝見いたしました。猫ちゃんのカップは可愛いです。猫のグッツは多いのに驚かされます。
ブログでも猫を題材にしたものが多いです。私もネコのブログは多いです。下記はタグに猫を登録したブログです。
http://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/tag/articles/%E7%8C%AB
ネットで調べる場合もCatで調べたら出てきました。猫ちゃんを沢山出した作家のようでした。
アメリカでこのような陶器に出会えるとは思ってもおらず珍しくて、つい買ってしまいました。ネット時代の前でした。
そしてインターネットの力も☆
今だから作家さんを調べようと思ったり、
実際に検索に引っかかるのですよねー。
そして悲劇に見舞われたこともネットで
知ってしまったわけですけれど…(-_-;)
泊まったホテルのショップで買いました。アメリカでは磁器が一般的ですが陶器は珍しくて買いました。2009年頃まではネットで検索しても出てきませんでしたが2013年に検索して少し出てきた経緯があります。少しづつ名前が知られるようになったようです。山火事で被害を受けた写真を見るとかなり大規模な工房だったようです。それにしても偶々昨日(2020年11月10日)に検索して、ほんの1ケ月半前に山火事で全てが燃えてしまったのには驚かされました。
アメリカの陶器は珍しいですね
柄もアメリカンテイストで素敵です
何か記念になるものと思い迷わず買いました。和阪カルフォルリアの陶器がケンタッキーで売られているとは想像もしませんでした。その頃から有名だったのでしょうね。カルフォルニアで作り始めて16年(44年-28年)目に買ったことになります。
絵柄は大胆。
流石、ギャラリーをされているだけあって見る目があるのですね。
「アメリカで陶器」は珍しい感じです。
ある年代のグラス類は話題になりますが・・・
陶器の文化はあまりない印象です。
「ルイビルで買った陶器」南米風の素朴な絵柄と推測。
どこの陶芸から影響を受けたのか?聞きたくなります。
ストリートビューで作家の「自宅とギャラリー」はナイスですが、山火事での被害は残念ですね!?(=^・ェ・^=)
猫のトレーもかわいいです(●´ω`●)
アメリカといえば洋食器の磁器のイメージが強いためか、陶器のイメージはなかったです。おそらくヨーロッパ人が入ってくる前のインディアンの時代は陶器だったと思います。
https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=Indian%20pottery&aq=-1&ai=476b13e7-0be8-40b0-9edc-b7589ec8a93a&ts=12383&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa
ウェインはサンフランシスコ州立大学の学生の時に陶芸を学んだそうです。キャサリンはミシガン州立大学とカリフォルニア芸術工芸大学で美術を学んでサンフランシスコの陶器工房で働いていたそうです。サンフランスのダンスホールで出会ったことで陶芸人生が始まったようです。
不思議なデザインのポットです。初めてアメリカに行ったいい思い出となりました。
今でも同じデザインで作られてるんですか。
色付けは違っていても同じデザインなのに驚かされました。猫のデザインのものは沢山あるようなので猫は人気だったのでしょうね。
知ってもらえて嬉しいです。思い出の品で、初めてアメリカに行った時のことが思い出されます。
ニャンコの皿がとても素敵で、思わず欲しくなっちゃいました=(^.^)=
North Eagleのネコちゃんの陶器は人気なようです。それを偶然に買いました。キーワード「"North Eagle" Pottery Cat」で検索したのが下記です。
https://www.google.co.jp/search?q=%22North+Eagle%22++Pottery+Cat&tbm=isch&ved=2ahUKEwj__sLVsPrsAhXICt4KHU5mC24Q2-cCegQIABAA&oq=%22North+Eagle%22++Pottery+Cat&gs_lcp=CgNpbWcQAzoECAAQHlDhE1iELGCOMmgAcAB4AIABTogBswKSAQE0mAEAoAEBqgELZ3dzLXdpei1pbWfAAQE&sclient=img&ei=-smrX_-ZF8iV-AbOzK3wBg&bih=797&biw=989
鳥のポットも猫のお皿も魅力的ですね。
猫の目がとても魅力があります。
素敵な思い出のお持ち帰りですね。
温かみがあって ステキな作品ですね。
SORIさんが「North Eagle」のページを見つけられたときはとても嬉しかったことと思います(*^^*)
工房にはたくさんの作品がありますね…
これらが失われたと思うととても残念です。
火事の後、ウェインさんの呆然とした表情や
キャリンさん娘さんと3人で写っている写真には胸が痛くなります。
このことを乗り越えて、また素敵な作品をつくってもらいたいですね。
ホテルのショップで紹介の2品を見つけました。陶器にきょうみがあった時代だったので迷わず買いました。
突然に、44年間の生活した家が失われただけでなく仕事も失ってしまい思い出の品も奪ってしまった山火事はほんと怖いです。
ネコちゃん好きの人に愛されたのだと思います。今は簡単に検索で出てきますが、2013年の時は「あ!見つけた!」という感じでした。今回は工房の場所を探す試みをした結果見つけました。やっぱり「あ!見つけた!」でしたが、同時に山火事のことを知って複雑な気持ちになりました。
山火事は怖いですね。自分が同じ立場だったら、ほんと落ち込むと思います。簡単ではないと思いますが、沢山の人からも支援されているようなので、復活してほしいと思います。
昭和記念公園(日本庭園ライトアップ)に、コメントを
有難うございました。
池を中心に日本庭園が出来ていて、水に映る紅葉が
とても綺麗でした。
アメリカの焼き物、確かに日本で見ることはほとんど
無いですね。お土産にもっと買われても良いのに
重いので敬遠されてしまうのかな。
重さもあるとおもいますが、アメリカで、いい陶器が見つからないのだと思います。これ以降、この時も含めてアメリカに合計19回行きましたが、魅力ある陶器を見ることはありませんでした。
でも、不思議な縁ですね。。
山火事でアトリエも消失。。
でも元気に活動されているところをみると、パワーがもらえますね。。
山火事災害から立ち上がっているとのこと。良かったですね!
ますます応援したくなりますね!!
川村記念美術館に行かなければ、本記事の更新もなかったと思います。調べてみようと思った1ケ月半前に山火事で焼失してしまったとは、偶然にしても驚きました。ほんと不思議な縁です。
再開のために活動出来ているのは、家族の力なのだと思います。
この2つの陶器はすごく気に入っています。初めてアメリカを訪問した大切な思い出の品でもあります。広い敷地にあった全てのものを失ったのには心が痛みますが、多くの支援もあるようなので、少しは安心いたしました。
North Eagleを検索した時、初めて出てきた時は猫柄が多かったので猫柄が人気だったのだと思います。そこから発展して今のようになったのかもしれません。いずれにしても猫好きだからこそのデザインだと思います。
カリフォルニアの森林火災は多発している印象ですね。よく存じませんが、こちらの州はもともと荒野と砂漠のようなところにシェラネバダの山から水を引いたのでしょうか。20年も前の話で恐縮ですが、レンタカーを走らせていると、City limitの標識を過ぎると何もない荒地が広がっていて殺伐とした印象でした。
他方、バーチャルで現地に行かずとも様子がわかるようになったことは素晴らしいことですね。
過去記事へのコメントは嬉しいです。ありがとうございます。
火災は全てを奪ってしまうので、ほんと怖いです。そんな中でも文化財の焼失は心が痛みます。アメリカでも山火事は多いですね。沢山の人が亡くなる場合もあるので怖いです。レンタカーでアメリカを走った経験をされているのはすごいです。自分での運転ではないけれども車に乗せてもらったことがありますが、真直ぐな道がゆっくりと上がったり下がったりしていたのが印象的でした。PCで景色が見れるようになったおかげで走った場所が探せるようにもなりました。少し前の記事でバーボンの醸造所が探せたのもストリートビューでした。
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2009-05-23-10