

2019年11月6日に買ってきたのがこちらの写真の3種類のオキザリスと5種類のサボテンでした。サボテンの名前は左から雪晃(400円)、黄金司(300円)、美青丸(300円)、ブカレンシス(400円)、バニーカクタス(550円)で、価格は税込です。花が咲いたのは一番左の雪晃(セッコウ)でした。

こちらが植え替え前の雪晃です。
小さなポットに400円(税込)のタグが貼られています。

植え替えたオキザリスとサボテンです。

植え替えたサボテンの写真です。この時はさほど注目していなかったので単独の写真は撮っていなかったので、上の写真から切り取りとって回転させて掲載させていただきました。
この時点で花の蕾らしいものは全くありませんでした。

サボテン用の荒い土なので少しの振動でも安定しないことから、簡単に鉢やサボテンが倒れないように4つまとめてステンレスの器に入れました。寒くなって夜には家に入れるのですが、まとめて移動できるので便利でした。

晴れた日は毎日外に出していたのですが、2020年1月19日に写真のように花が咲きました。少し前から赤い蕾が付いているのは気が付いていたのですが、突然に咲いたのでした。最初に撮った写真がこちらの写真です。

花を上から撮りました。FC2ブログでも本記事を掲載しました。記事掲載初期にはGoogle Imagesに本写真も出ていましたが今はありません。→ポチッ

拡大しました。さらに赤い蕾が2つあるのが分かっていただけると思います。

横からみた拡大写真も紹介します。雪晃の花期は概ね春と秋だそうですが、今回の場合が最も寒い冬(1月と2月)であるように、実質的には特に定まっていないそうです。天候や育てている環境で大きく前後するそうです。寒くなって夜は暖房の効いた屋内に入れて、温かい昼間は外に出すことを毎日つづれていたことで冬に咲いたとも考えられます。

翌日の1月20日のサボテンです。少しだけ花びらが開いたようです。この時はどこまで開くのか判らないので頻繁に撮りました。

1月20日の拡大写真です。

さらに1日経った1月21日の写真です。オキザリスの花は毎日開閉を繰り返していましたが、サボテンの花は夜も昼も開いたままでした。1月19日と比べると花びらが広がってきて来ているのが分かっていただけると思います。

1月21日の花を横から撮った写真です。新しい蕾が大きく膨らんできています。

最初の2輪が咲いて5日目の1月24日に新しい2つの蕾も咲いて4つの花が咲いた状態になりました。1月24日に咲いた花はまだ花粉を出していませんが、1月19日に咲いた花も花粉は少ない状態です。

同じ写真ですが、花の部分を拡大いたしました。大きく開いた左右の花の間から新しい花が咲いて来たことが分かっていただけると思います。

1月30日の状態です。後から咲いた花も大きく開いたので、4つの花がいずれも大きく開いた状態となりました。花粉が少し見られるようになりました。

上の写真の翌日の1月31日です。4つの花の花びらが開いた姿は見事でした。

拡大いたしました。花粉の量が増えたように感じます。

さらに1日経った2月1日の状態です。

花を拡大いたしました。

変化を見ていただくために2月4日の写真も紹介します。

こちらが拡大写真です。

花粉が多くなったようなので花粉が付着した部分を拡大いたしました。

関西に出発する前日の2月6日の状態です。

写真には写っていませんが花びらの下に小さな蕾が2つありました。関西から帰宅する2月17日までは確認できないので気になっていました。1月24日に咲いた方の花にも花粉が沢山付いていました。

関西から帰ってくると4つの花はしぼんでいて、小さな蕾だった花が咲いていました。写真の中に萎んだ4つの花がらが残っています。留守にしていた11日間に劇的に変わりました。家内に聞くと6つの花が同時に咲くことはなく、4つの花がしぼんでから2つの花が咲いたそうです。関西から帰宅した翌日の2020年2月18日の写真です。
4つの花がしぼんだ日は正確には判らないのですが2月13日前後で4つとも同時に近かったそうです。

上の写真を撮った2月18日の正面からの姿です。

拡大した花の写真も紹介します。

2月22日の朝の状態です。朝日に当たってきれいな透き通るような色になっていました。2月18日とあまり変わっていません。花は長持ちするようです。サボテンの品種は雪晃(せっこう)で、サボテン科パロディア属(旧ブラジリカクタス属)に分類されるそうです。Parodia haselbergii(ドイツ語:翻訳)にはParodia haselbergii subsp. haselbergii(Parodia haselbergii ssp.haselbergii)とParodia haselbergii subsp. graessneri(Parodia haselbergii ssp graessneri)があるようです。日本で呼ばれている雪晃と黄雪晃なのかもしれません。調べてみるとParodia haselbergii ssp.haselbergiiは雪晃で、Parodia haselbergii ssp graessneriは黄雪晃でした。
原産地はブラジルで、リオグランデドスル州(Rio Grande do Sul)の西部および北西部と、 サンタカタリーナ州(Santa Catarina)の南部に広く分布しているそうです。緯度(Latitude)的には-29.4°~-27°なので日本で言えば奄美大島や喜界島(緯度:28.3°)あたりになります。

確かではありませんがサンタカタリーナ州の北のパラナ州(Paraná)にも自生している記載もありました。
界 植物界 Plantae
被子植物 Angiosperms
真正双子葉類 Eudicots
目 ナデシコ目 Caryophyllales
科 サボテン科 Cactaceae
連 ノトカクタス連 Notocacteae
属 パロディア属 Parodia
種 雪晃 Parodia haselbergii

雪晃の原産国のブラジルと対蹠地(地球の裏側)を重ねた地図を紹介します。
沖縄と鹿児島の間あたりの地球の裏側が自生地で、奄美大島あたりが中心であることが


2月22日の花を拡大した写真も2月18日と似ています。朝は花粉はあまり出ていませんでしたが、昼過ぎには花粉が目立つようになっていました。
咲いた日と花粉が多くなった日と花が萎んだ日をまとめてみました。ただし私が関西に行っていた2月7日から2月17日に関しては正確ではないので2日程度のずれはあります。日付の右側の数値は咲いた日からの経過日数です。20~24日間ほど花が開いているようです。花が咲いている期間が長いのも雪晃の特徴のようです。僅かですが6輪が同時に咲いていた期間もあったようです。

2020年2月26日16時47分の雪晃です。咲いている2輪の花が咲き始めて16日目であり、最初の花が咲いた日から39日目です。この日までに39日間も花を楽しませてくれていることになります。購入日からは113日目です。
今日は朝から厚い雲に覆われていて気温も上がらなかったことから外には出さずに屋内に置いていましたが、写真を撮るために外に出しました。少し暗かったのでフラッシュを使って撮った写真を掲載させていただきました。


花が萎んだ日を確定するのは難しいけれども、最後に咲いた2輪の花が萎んだ日は3月1日として表に日付を入れました。最後の花は19日間咲いたことになり、最初の花が咲いて42日目なので43日間ほど6つの花で楽しませてくれたことになります。
現 象 | 最初の2輪 | 次の2輪 | 最後の2輪 | ||||
咲いた日 | 1月19日 | 0日目 | 1月24日 | 0日目 | 2月11日 | 0日目 | |
花粉が多くなった日 | 1月30日 | 11日目 | 2月01日 | 8日目 | 2月22日 | 11日目 | |
花が萎んだ日 | 2月12日 | 24日目 | 2月13日 | 20日目 | 3月01日 | 19日目 |

夕方の2020年3月1日16時34分の写真も紹介します。朝(9時6分)の写真からさらに萎れ具合が進行し色も抜けてきていることから、花の萎れた日を3月1日にしたのは正解のようです。

3月2日の写真を紹介します。
