2018年06月29日

ホノルル美術館 特別展編 Erick Swenson

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大ハワイに到着した当日に行ったホノルル美術館に関しては絵画編Art of Hawaiʻi編を紹介しました。本記事では我々が行った時に行われていた特別展示に関して紹介したいと思います。ホノルル美術館の入口の両サイドの柱に不気味なパネルが設置されていました。そのパネルの作品の制作者であるエリック・スウェンソンの作品の展示会が行われていたのです。その作品のいくつか紹介したいと思います。

ホノルル美術館のホームページのイベントのページを見るといきなり下記の画面が出てきました。彼の作品はグロテスクなものが多いために写真は沢山撮りませんでした。今思えば撮っておけばよかったと後悔しています。これも撮っていない作品の一つなのでホームページから転用させていただきました。クリックするとホームページを表示しますが、将来変更になる可能性があるので画面のハードコピーを表示します。エリック・スウェンソンに関して少しだけ紹介させていただきます。
日本では知っている方は少ないと思いますがアメリカでは注目され始めているそうです。展示されている場所は彼の住んでいるテキサス州が中心ではありますが、他の州や海外でも展示されているそうです。
クリックすると拡大 名前:Erick Swenson (Erick Lawrence Swenson)
 生れ:1972年ペンシルバニア州フェニックスビル
 出身: North Texas大学、School of Visual Arts
 現在:テキサス州ダラス在住
 作品の展示場所
  ダラス美術館             ダラス     テキサス州
  ナッシャー彫刻センター        ダラス     テキサス州
  ワース現代美術博物館         ワース     テキサス州
  ヒューストン美術館          ヒューストン  テキサス州
  ホノルル美術館            ホノルル    ハワイ州
  ホイットニー美術館          ニューヨーク  NY州
  シェルドンメモリアルアートギャラリー ネブラスカ大学 ネブラスカ州
  マラモッティコレクション       レッジョ・エミリア イタリア
  サーチ・ギャラリー          ロンドン イギリス
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今回のエリック・スウェンソンの作品が展示されていたのはホノルル美術館の敷地の中の最も右上に位置する建物の1階にありました。赤色の枠で囲った部分です。案内図には、この展示室はTemporary Exhibititinsと書かれています。今回の展示は2018年3月1日~7月29日とホームページに書かれていました。
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沢山の作品があったのですが撮った3枚の写真を紹介します。入口に入って目の前に展示されていたのがこちらの作品でした。頭がハンマーのようになったシュモクザメです。照明の関係で少し色が付いているように見えますが純白でした。きらきらと光っており大理石できていると思われたくらいです。説明板によるとウレタン樹脂にアクリル塗装を行ったものだそうです。
 作品 Present in the Past (Swimming with shark)
 制作 2018年
 材料 Urethane resin, acrylic paint
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こちらも有名な作品のようです。入口にこちらの作品の大きな写真が貼ってあったので代表的な有名な作品だと思われます。作品の意味を示す説明はありませんでしたが、類人猿をイメージした作品のようです。材料の中のガラス(glass)は目に使われているようです。ネット上では彼女(She)という表現が使われていました。
 作品 Ebie
 制作 2002年
 材料 Urethane resin, glass, oil paint
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類人猿と言えば、現代の人類(ホモ・サピエンス)につながる進化は概ね下図の①→⑨に進化してきたと言われています。Ⓐ~Ⓙは同時期に存在し絶滅した人類です。人類の進化に関する学説はいろいろあり下記の図は現時点における一つの学説です。今後、研究が進めば変化していくものと考えるのが自然だと思います。最近脚光を浴びたルーシーと名付けられた猿人は⑤で、ジャワ原人は⑦になります。北京原人は⑦の亜種とされています。上の作品は現在のチンパンジーなどの類人猿なのか、人類につながる600万年前以前の類人猿を意識したものでしょうか。
 ① サヘラントロブス・チャデンシス(類人猿 700~600万年前)
 ② アルディピテクス・カダバ(猿人 580~520万年前)
 ③ アルディピテクス・ラミダス(猿人 580~440万年前)
 ④ アウストラロピテクス・アナメンシス(猿人 420~390万年前)
 ⑤ アウストラロピテクス・アファレンシス(猿人 390~290万年前)
 ⑥ ホモ・ハビリス(240~140万年前)
 ⑦ ホモ・エレクトス(180~20万年前)
 ⑧ ホモ・ハイデルベルゲンシス(60~40万年前)
 ⑨ ホモ・サピエンス(現代人 ネアンデルタール人のDNAを約2%含)
  ブルテレの足(340万年前)
  パラントロプス・エチオピクス(270~230万年前)
  パラントロプス・ボイセイ(200~120万年前)
  パラントロプス・ロブストス(250~200万年前)
  アウストラロピテクス・アフリカヌス(300~200万年前)
  アウストラロピテクス・セディバ(180万年前)
  アウストラロピテクス・ガルヒ(200~300万年前)
  ホモ・ナレディ(不明)
  ネアンデルタール人(40~2.8万年前)
  ホモ・フロレシエンシス(? ~5万年前)
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ネアンデルタール人は約40万年前に出現し2万数千年前に絶滅しましたが、現代人であるホモ・サピエンスのゲノム(DNA)の中にネアンデルタール人の遺伝子が約2%混入している説が2010年5月7日のサイエンスに発表されたそうです。その内容はNHKの人類誕生第2部でも紹介されました。下記は世界各地の現代人の遺伝子の中のネアンデルタール人DNAの割合を示した地図です。
クリックすると拡大地域によって割合の特色が出ていることがホモ・サピエンスとネアンデルタール人の混血があったことを示唆しているようです。中東地域で混血があり世界に広がったと考えられていまクリックすると拡大す。
 ヨーロッパ 1.8~2.4%
 アジア   2.3~2.6%
 アフリカ  0.0%
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3つ目の作品を紹介します。沢山のカタツムリがビールジョッキに群がっている作品です。カタツムリは本物と見間違えるほどリアルでした。これ以外のErick Swensonで確認してみてください。→ポチッ
 作品 Schwärmerei
 制作 2012年
 材料 Acrylic on resin, silicone
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欧米では珍しく撮影禁止の作品が1つだけありました。リアルなカタツムリが無数に並べられている作品でした。そのリアルさを紹介したいのでネットから一部を転用させていただきました。確かにカタツムリの作品のノウハウが詰まっているようで撮影禁止にしているのもうなづけました。
今回のホノルル美術館でのErick Swensonの展示会の記事を書かれている方がおられたのでその方の記事のURLを紹介します。偶然ですが同じ3作品の写真を撮って掲載されておられます。
記事を書かれた方によると「生物に時間が与える影響をテーマに、超現実主義彫刻を作るアーティスト」と表現されていました。
 URL:https://ameblo.jp/hawaii-ni-sumu/entry-12356932369.html
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posted by SORI at 22:10| Comment(22) | ハワイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月27日

ホノルル美術館 Art of Hawaiʻi エリア編

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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上の写真は現在噴火を続けているて話題になっているキラウエア火山を描いた作品です。ハワイ旅行の到着日(1日目)の最初に来たホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)の西洋美術を「絵画編」として先日紹介しました。ホノルル美術館だからこそ充実しているのがハワイ美術です。ハワイを描いた絵、彫刻、装飾美術などが展示されているのがArt of Hawaiʻi(ハワイ美術)エリアです。上の作品もこのエリアにありました。本記事ではハワイ美術エリアを紹介したいと思います。タイトルの中のHawaiʻiはハワイ語です。iとiの間の点は で、英語で使われる とは違うのです。

ハワイ美術エリアはホノルル美術館の敷地の中の最も右上に位置する建物の2階にありました。赤色の枠で囲った部分です。
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意外と現代的な作品が沢山並んでいました。
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その中で気になったのがテレビゲームの中のキャラクターのような作品でした。調べてみると2002年6月21日に公開された ディズニー映画「 リロ&スティッチ 」のクリックすると拡大主人公であるスティッチなのですが、なぜホノルル美術館に本作品が置かれたてるのか不思議に感じました。どうやら理由は2つあるようです。一つは作家であるBrett Grahamは、ハワイが含まれるポリネシア圏に入っていニュージンランドの先住民であるマリオ族(ポリネシア人の一派)の血が入っており、そのブレット・グラハムが伝統的なマオリの彫刻の技法と現代の技法を組み合わせて作ったものだからのようです。もう一つの理由はリロ&スティッチ(Lilo & Stitch)の物語の舞台はハワイのカウアイ島であることのようです。
クリックすると拡大 作家 ブレット・グラハム(Brett Graham) 1867年~
 作品 snitch(スティッチ) オリジナル記事 記事翻訳
 制作 2014年
 素材 Carved foam, tar, feathers
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また2008年からは沖縄を舞台にした日本版スティッチ!も登場いたしました。


こちらはハワイを感じさせてくれる作品が多くありました。カメハメハ大王の像が中央に置かれハワイの景色の絵画や刺繍が展示されていました。
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こちにがカメハメハ大王像です。これは屋外に建てられているカメハメハ大王像のミニュチャアのようです。ハワイにはオアフ島に1体とハワイ島の2体の計3体が建てられています。ワシントンの国会議事堂にも1969年に建てられたので世界には計4体があります。クリックすると特別に大きく拡大いたします。
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見事な刺繍も展示されていました。説明文を右に貼付いたします。作者の一人であるLioʻi Kaʻananaはハワイ語なので、少なくとも、一人は昔からのハワイの方クリックすると拡大だと思われます。クリックすると読める大きさに拡大いたします。
 作家 Carolina Sharratt と Lioʻi Kaʻanana
 作品 Ua Mau Ke Ea O Ka Aina I ka Pono-Halepualani
 制作 1932年~1933年
 素材 Silk satin, wool batting, cotton
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クリックすると拡大上の写真はクリックすると拡大しますがクリックの面倒な方のために拡大写真を掲載します。クリックするとさらに拡大いたします。この構図はハワイ王国時代に咸臨丸がハワイに行った時にカメハメハ4世が1860年(万延元年)に木村喜毅に贈った自筆の紋章によく似ています。ただし、顔の向きが反対です。1882年に竣工のイオラニ宮殿の門の紋章は内向きなので王国時代は内向きだったようです。
作品名の「Ua Mau Ke Ea O Ka Aina I ka Pono」はハワイ語で、意味は「この地の生命は正義によって維持される / The life of the land is perpetuated in righteousness」だそうです。クリックすると拡大正確には「Ua Mau ke Ea o ka ʻĀina i ka Pono」と書かれるのかもしれません。ハワイ州の紋章にもこの言葉が使われています。ハワイ州の紋章にも同じ構図が使われていますが右側の人物はハワイ州の旗を持つ女神になっています。ハワイ州の紋章はハワイ王国の紋章から作られたものだと思われます。
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クリックすると拡大刺繍ではない不思議な素材の大きな作品が壁にかかっていたので紹介しまクリックすると拡大す。
 作家 James Jack 1979年~
 作品 Molokai Window
 制作 2018年
 素材 Natural pigment, gum arabic on wood
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クリックすると拡大こちらも拡大いたします。ネットから転用させていただいた右の写真のように土などの自然の色素を入れたアラビアゴムを木板の上に指で塗り付けた作品のようです。下の写真をクリックすると撮った写真の原寸で表示します。
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クリックすると拡大冒頭で紹介したキラウエア火山です。
作家のAmbrose Pattersonはオーストラリア人の画家で、メルボルン美術学校を卒業した後にパリで腕を磨いたようです。オーストラリアに戻った後にシドニーからニューヨークに行く途中にホノルルに降りて1916年から18ケ月間ほどハワイに住んでいたそうです。この作品はその時に描いたものと思われまクリックすると拡大す。
 作家 Ambrose Patterson 1877年~1966年(89歳没)
 作品 Mount Kilauea, The House of Everlasting Fire
 制作 1917年
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迫力のある部分を拡大しました。クリックするとさらに拡大いたします。
ホノルル美術館のArt of Hawai'iエリアに関するWikipediaの記載内容を枠内に転記する形で紹介します。
ハワイの、文字ではなく豊な絵で表現されてきた伝統は、ハワイを描いた絵、彫刻、装飾美術などのコレクションのなかに保存されている。このホノルル美術館のコレクションは、おそらく他のどこよりも優れているであろう。絵画と紙を使った作品がコレクションの中心で、キャプテン・クックがハワイに遭遇した1778年から今日までを網羅している。それらの作品は、18世紀後期から19世紀初頭のヨーロッパやロシアのハワイ遠征隊に伴ってきた画家達や、19世紀の放浪画家達によって描かれたハワイの風景、ハワイの人々の肖像画などである。

ホノルル美術館が所蔵するハワイの鳥の羽製ケープ、木製ヘイアウ(寺院)模型、瓢箪、見事なハワイアンキルトなどは、ハワイで育まれた芸術の宝物である。当館のハワイコレクションは、1778年から始まり現在までいたる。そして、160年以上にわたり、ハワイそして、そこに住む人々に及ぼしてきた一連の劇的な変遷を明らかにしている。
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posted by SORI at 23:59| Comment(30) | ハワイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月25日

ゾロ目5桁を越える画面表示は実現できませんでした。 2018年6月22日16時47分前後 11,1111,1111

画像の上のカーソルがの場合はクリックすると関係画面を表示します。

先日、累計アクセス数(Page View)の下5桁が '6' のゾロ目になったことを報告させてもらいましたが、今回は頭からのゾロ目の報告です。
管理ページのアクセス数の数値は上のグラフの青色ライン(━━)のように約3時間ごとにしか更新されことから下5桁がゾロ目になることは奇跡的と言えるほど稀なことなのです。9年間で5桁のゾメ目は7777766666の2度だけ見ることが出来ました。
実は今回、高い確率で6桁以上のゾロ目を見ることが出来るチャンスがあったのです。それは累積アクセス数が11,111,111を通過する瞬間でした。5桁のゾロ目ならばほぼ100%見ることが出来て、6桁であれは約20%以上の確率で見ることが出来るはずで、さらに奇跡が起きれば8桁のゾロ目(11,111,111)も見れるチャンスだったので、少し前から数値を記録し始めました。

11,111,111通過直前の数値は11,110616(14時33分~17時32分)で、残念ながら通過後は11,111,279(17時33分)でした。それでも5桁のゾロ目は実現できたわけです。それまでの3時間のアクセス数から考えると6桁のゾロ目のでる可能性は20%以上から直前で50%以上に上がったと思われましたが、この時に限って3時間で663のアクセスがあって、あえなく夢が消えました。この時、484~583のアクセスであれば6桁が実現できたのです。5~8桁のゾロ目が実現できた3時間のアクセス数(PV)は次の通りです。168ほどアクセスが少なければ11,111,111の数値を見ることが出来たのでした。
    3時間のPV 標示PV(Page View)
 5桁 384~1383 11,111,000~11,111,999 ←今回 663
 6桁 484~583 11,111,100~11,111,199   80オーバ
 7桁 494~503 11,111,110~11,111,119  160オーバー
 8桁 495    11,111,111         168オーバー
クリックすると管理ページ
クリックすると管理ページ

グラフの中の想定ラインから、11,111,111を通過したのは2018年6月22日16時47分前後と想定されます。その時の数値は以下の通りです。右の写真は昨年のビックイベント北海道積丹半島の赤ばふん生うに丼です。
 時刻      2018年6月22日16時47分前後
 累計アクセス数 表示:11,110,616 (想定:11,111,111)
クリックすると拡大 累計nice    293,664
 記事数     2,360
 niceを思った人 8,551人
 コメント数   63,607
 読者数     310人
 日記・雑感   5位
 アクセス順位  52位(So-net全体)


アクセス解析のページのデーターを1時間ごとのアクセス数のグラフにいたしました。14時台から16時台が多くなっていることが確認出来ました。グラフをクリックするとクリックした方のアクセス解析を表示します。2018年6月24日の時点で2016年8月1日までのデーターは表示できましたそれより過去のデーターは表示できませんでした。


2018年5月の31日間の平均と2018年6月22日の1時間ごとのアクセス数を比較してみました。11,111,111アクセスを通過した3時間(14時33分~17時33分)が平均に比べて多かったようです。


もう少し前からのグラフも紹介します。所々でアクセス数が多くなることがあるのです。それが偶々、ゾロ目のチャンスの時間帯になってしまったことが分かります。今回のゾロ目達成はブログをはじめて9年48日目クリックすると拡大(3335日目)でした。グラフをクリックすると約4日間の範囲のグラフを表示します。約4日間の中で表示アクセス数が上がる回数は33回でした。その内の32回が約3時間(誤差1分)で、1回が3時間29分(6月21日17時02分~20時31分)でした。
posted by SORI at 20:20| Comment(26) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月22日

新しく売られていた細麺を使って冷麺を作ってみました。 菊水

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先日、菊水から販売されている極太麺とつけ麺ダレを使って作ったつけ麺を紹介しました。ちようど極太麺が売られ始めたころに、菊水の細切り麺も売られ始めたので、その細切り麺(細麺)も買ってみました。細麺と言えば冷し中華なので、冷やし中華を作ってみることにいたしました。いつもであれば自分で調合して冷や中華のタレを作っているのですが、偶々冷し中華のタレが2種類売られていたので買ってきましクリックすると拡大た。
2種類のタレは「冷し中華」と「冷し中華ごまだれ」でした。同じメーカーですが極太麺と細切り麺は普通の麺と売られている重さの構成は違っていましクリックすると拡大た。
 普通の麺 110gx4=440g
 極太麺  130gx2=260g
 細切り麺 110gx3=330g

3人前は2人で1人前づつ食べると1つ余ってしまい中途半端だったので、少し量が多いけれでも他の食事を少し控えることにして、1.5人前(165g)づつ食べることにいたしました。こちらのタレは「冷し中華ごまだれ」です。具は玉子と胡瓜と焼き豚とカニカマでした。いつもより量が多いので大きめの器を使うことになりました。こちらの器は砥部焼です。
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こちらのたれは「冷し中華」です。こちらの器は1997年に栃木県那須郡那珂川町小砂に行って買った国山窯の小砂焼です。国山窯の小砂焼も砥部焼と同じように丈夫なために、まだ割れたものは1つもありません。
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細麺を紹介したいので麺を拡大いたしました。冷麺として1.5人前(165g)の麺は食べる量としては少し多め程度でしたが、市販のタレではタレの量としては少し少なめになってしまいましたが、なんとか最後までタレは絡んでくれました。麺のタイプは三段熟成ちぢれ麺です。
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近くのスーパーで売られていた、タレやスープなしの菊水の生麺は3種類でしたがネットで調べると下記のように沢山の種類がありました。赤色が近所のスーパーで売られていた生麺です。極細麺が食べたくなりました。
 北海道発夏冷し札幌細切り生ラーメン    4人前 110gx4=440g
 冷しにも合う 北海道発札幌生ラーメン   4人前 110gx4=440g
 冷しにも合う 味わいづくり札幌生ラーメン 3人前 110gx3=330g
 夏冷し細切り札幌生ラーメン        3人前 110gx3=330g
 夏冷し生ラーメン             2人前 110gx2=220g
 夏の味わい冷しラーメン          3人前 110gx3=330g
 三段熟成極細麺              3人前 120gx3=360g
 三段熟成中太麺              3人前 120gx3=360g
 本場の味わい生ラーメン          3人前 110gx3=330g
 強ごし極太麺               2人前 130gx2=260g
 旭川生ラーメン              3人前 110gx3=330g
 味わいづくり生ラーメン          2人前 110gx2=220g
クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大
クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大
クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大
ラベル:菊水 冷麺
posted by SORI at 19:49| Comment(30) | 拉麺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月20日

2018年の北海道からの父の日プレゼントの目玉は旬の桜マスでした。

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長男家族が北海道に転勤になってから父の日のプレゼントとして北海道の食材を送ってもらえるようになりました。今年はいくつかの食材が入っていましたが、何と言っても目玉の食材は旬の桜マス(桜鱒)でした。

これがプレゼントが入っていたケースです。以前に紹介したことのある「うおはん」で買って送ってもらえたのです。
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これが蓋を開けたところです。冷凍された食材がいくつか入っていました。
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並べてみると四種類の食材が入っていました。桜マスは3切れの包みが2つ入ったいたので計6切れが入っていました。
聞きなれない食材のメロはマゼランアイナメのことだそうです。
 桜マス   6切れ
 ホッケ   1匹
 ほたて   450g
 メロのカマ 1切れ
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さっそく届いた当日の夕食に桜マスを頂くことにいたしました。3切れごとに包まれていたので2切れを取り出して残りは冷凍庫に戻しました。この2切れは冷蔵室でゆっくりと解凍することにいたしました。
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クリックすると拡大これが解凍出来た桜マスでした。まったく水が出ることもなく生の桜マスそのものでした。これには驚かされました。重さを計ってみると136gと132gでした。結構食べごたえのある大きさでした。サクラマスは馴染みが無いかもしれませんが、河川残留(陸封)したのが渓流の女王と呼ばれているヤマメ(山女魚)と言えば分かってもらえると思いますが、海で育つサクラマスは大きさも、肉の外見も鮭(サケ)です。鮭は秋に海から遡上してすぐに産卵しますが、サクラマスは4月~6月に海から遡上して9月から10月頃に産卵するため淡水生活が長いようです。大きさは30~70cmとばらつきがあるようです。今回のサクラマスは切り身の大きさから見て70cm級だと思われました。右の2枚の写真の上がサクラマスで、下がサクラマスの陸封魚であるヤマメ(山女魚)です。サケ属はタイヘイヨウサケ属と呼ばれることがあります。
クリックすると拡大  界 動物界       Animalia
  門 脊索動物門     Chordata
 亜門 脊椎動物亜門    Vertebrata
  綱 条鰭綱       Actinopterygii
  目 サケ目       Salmoniformes
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 亜科 サケ亜科      Salmoninae
  属 サケ属       Oncorhynchus
  種 サクラマス     O. masou
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シンプルに塩・胡椒の味付でソテーいたしました。身が厚いのでしっかり時間をかけて焼きました。
サクラマスが属しているサケ属はDNAにおいて次の7種です。12種と言われることもあるようです。括弧内( )の呼名は、単なる別名もあれば、陸封魚として別の形態で生きている魚の名前も含めています。
 サケ     (シロザケ)
 サクラマス  (ビワマス、サツキマス、ヤマメ、アマゴ)
 カラフトマス
 ベニザケ   (ヒメマス、クニマス)
 ニジマス   (サーモントラウト、トラウト)
 ギンザケ
 マスノスケ  (キングサーモン)
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ハワイで買ってきたマグロジャーキーでビールを飲みながら桜マスが焼きあがるのを待ちました。
現在のサケ属の7種は、昔の分類ではSalmo属に含まれていたので、大西洋にそそぐユーラシア大陸、北アメリカ大陸の河川で生まれて大西洋で成長する魚と同属でしたが、今はサケ属(タイヘイヨウサケ属 Oncorhynchus)とタイセイヨウサケ属(Salmo)に分かれています。
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焼きあがった桜マスのソテーです。
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そのままでも美味しかったけれども、マヨネーズとウスターソースでもいただきました。マヨネーズとウスターソースの組み合わせはよかったです。
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大豆スープも作ってもらえました。
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春菊のお浸しも出てきました。すりごまがたっぷりとかかっていました。
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デザートは近所でいただいた話題のアイスを頂きました。京都丹波産の黒豆が使われた黒豆ココアアイスです。
 製造 北尾商事株式会社
 住所 京都市下京区西七条南中野町47
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量が結構あるので半分に分けていただきました。今までの父の日のプレゼントとして北海道から送ってもらった食材を記載いたします。
 2014年 網走ビール
 2015年 厚岸産の牡蠣
 2016年 時鮭   ぼたんえび
 2017年 ししゃも ホッケ
 2018年 桜マス  ホタテ  ホッケ  メロカマ
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posted by SORI at 11:47| Comment(34) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月19日

ホノルル美術館 絵画編

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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ハワイ旅行の到着日(1日目)の最初に来たのが前記事でも紹介したホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)でした。ここに来るまではハワイの芸術品が多く集められた美術館だと思っていましたが、クリックすると拡大右の写真のゴッホの作品のような世界中の著名な作家による作品が集められた美術館でした。ホノルル美術館は96年前の1922年設立され、1927年開館した歴史ある美術館でもありました。つまりホノルル美術館は芸術品を鑑賞するだけでなく美術館自体を史跡として見ることも出来ました。アメリカ国立及びハワイ州立史跡としても登録されているほどです。

3Dの航空写真でも分かるように広い敷地の中に最大2階建ての瓦屋根の建物で構成されていました。沢山の中庭(Courtyard)があるのもホノルル美術館の特徴でした。2Dの航空写真→ポチッ
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こちらが中央の中庭です。北側から美術館の入口側(南側)を撮った写真です。緑もきれいで建物も美しかったです。名前はCentral Courtyardです。そのほかにKinau Courtyard、Mediterranean Courtyard、Chinese Courtyard、PaIm Courtyardがありました。
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こちらはChinese Courtyardと呼ばれる中庭だと思われます。
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こちらは入口でもらったパンフレットに載っていた美術館の配置図です。緑色の部分が中庭です。冒頭でも説明させていただいたように世界の芸術品が集められた美術館で、いろんなエリアに分かれていました。全体では5万点を越えるコレクションがあるそうです。展示は一部だけのようですが日本の浮世絵だけでも1万点のコレクションがあるそうです。本記事では西洋美術のエリアを紹介したいと思います。パンフレットに載っていた配置図は斜め上空から見た形になっていましたが加工して真上から見た図にいたしました。
 西洋美術
  ヨーロッパ美術 アメリカ美術 その他地域 近代美術

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 ハワイ美術
 アジア美術
  日本美術 韓国美術 中国美術 その他地域
 アフリカ、太平洋諸島、アメリカの伝統的な美術

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この部屋はヨーロッパ美術のエリアです。我々のよく知っている作家の作品が沢山ありました。
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ゴーギャンと言えばタヒチだと思います。長く住んでいたタヒチへ移住する決心をした背景には、ヨーロッパ人の物質主義的な欲望や価値から自由になりたいという願いあったと言われています。
 作家 ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin) 1848年~1903年(満54歳没)
 作品 タヒチの浜辺の女たち
 制作 1891年~1894年
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全ての作品には英語の説明が付けられていましたが、日本人になじみのある作家の作品に関しては日本語の説明もありました。
クリックすると拡大クリックすると拡大

ピサロの作品もありました。ピサロは最晩年になるまで画家としての活動を精力的に続けて数多くの作品に取り組み、1890年代から1900年代初頭にかけては都市景観図をいくつも制作したそうです。
 作家 カミーユ・ピサロ(Camille Pissarro) 1830年~1903年(73歳)
 作品 ボン・ヌフから見たルーヴル宮、霜の降りた冬の朝の陽射し
 制作 1901年
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こちらもピサロの作品です。ピサロは1874年から1886年までパリで開催された印象派展8回全てに出品した唯一の画家だそうです。この作品ではセーヌ河沿いの都市の生活を表現しているそうです。厚く塗った絵具が生み出す光と影などで活気ある港町を描写しています。
 作家 カミーユ・ピサロ(Camille Pissarro) 1830年~1903年(73歳)
 作品 ルーアン、サン=セヴィール、朝
 制作 1898年
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こちらはクロード・モネの作品です。モネはパリの西約65kmの小さな村ジヴェルニーに小さな家を借りのちに購入しました。水に魅せられたモネは、1893年に野生の睡蓮に覆われた池のある庭の向こう側の土地も購入して、その後30年以上にわたってモネの芸術の主題として描き続けたそうです。
 作家 クロード・モネ(Claude Monet) 1840年~1926年(86歳)
 作品 睡蓮(すいれん)
 制作 1917年~1919年ごろ
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絵のタッチを伝えたくて拡大いたしました。クリックすると同じ縮尺で全体を表示します。
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中庭が見える窓もきれいでした。
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窓越しから見た中庭(Courtyard)もきれいでした。この辺りは1階で構成されていました。ここはMediterranean Courtyardと呼ばれる中庭です。
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別の角度から見た部屋の景色です。
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ゴッホの作品です。この作品は収穫のシリーズに属し1888年6月の後半に制作された10点の中の一つだそうです。
 作家 フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)
 作品 麦畑
 制作 1888年
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ゼザンヌの作品もありました。
 作家 ポール・セザンヌ(Paul Cézanne) 1839年~1906年(満67歳没)
 作品 雑木林、c
 制作 1890年
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中央の中庭を東方向から撮った写真です。やはり見事な景観でした。最初に紹介した中庭(Central Courtyard)の写真は女性の左の彫像の場所から撮りました。女性像はアリスティド・マイヨール(Aristide Bonaventure Jean Maillol)の作品「ペネロペ(Penelope)」です。ペネロペ像が置かれている台の上を歩けるようになっています。
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こちらの部屋には彫像がたくさん並べられていました。
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不思議な造形の彫像でした。こちらの部屋では、この彫像だけガラスケースに入れられていたので貴重なものに感じられました。説明書からキクラデス文明(Cycladic civilization)の紀元前2500年~2400年の女性像だそうです。つまり4500年前から4400年前の古いものであることが分かりました。キクラデス文明は新石器時代から青銅器時代初期にエーゲ海のキクラデス諸島に栄えた文明で、エーゲ文明に含められるそうです。栄えたのは紀元前3000年頃から2000年頃で、クレタ島のミノア文明よりも古くなります。本写真をクリックすると彫像の部分を特別に大きく拡大いたします。
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こちらの部屋では日系の人の大きな絵が正面に飾られいてました。
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本作品は絵の構図や題名から、2001年9月11日の同時多発テロや2004年のインド洋の大津波など、この時代の多くの悲劇を題材にしているようです。絵の中の2つのバベルの塔は、倒壊したワールドトレードセンター・ツインタワーを暗示させていると感じられます。
この大きな作品は日系人作家が描いたものです。寺岡政美は広島県尾道市で1936年に生まれた日系アメリカ人の画家で、米国ハワイ州ホノルル郡ワイマナロに在住しているクリックすると拡大そうです。
ワイマナロは相撲の元横綱の曙の出身地でもあります。
 作家 寺岡政美(Masami Teroka)
 作品 The Cloisters / Tsunami
 制作 2002年~2005年
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本作家は日系人であることから興味がある方もおられると思うので枠内に説明内容を紹介します。説明板の写真をクリックすると拡大するのでそちらでも読むことが出来ると思います。
クリックすると拡大Masami Teraoka (American, born Japan 1936)

The Cloisters / Tsunami, 2002-5

Oil on canvas in gold-leaf frame

Gift of Don and Pamela Lichty, 2007(13769.1)

Many of today's artists engage contemporary themes by referencing traditional art history. Since the 1990s, Honolulu-based artist Masami Teraoka has been producing large-scale figurative paintings that address controversial social and political issues. Borrowing his visual vocabulary from Italian and Northern Renaissance painting, Teraoka constructs parables that conflate the evils and misfortunes of the past with the ills of the present. The Cloisters / Tsunami, begun after the events of 9/11, alludes to the biblical account of the Tower of Babel, suggesting a profound lack of comprehension and empathy between and among people and cultures. The painting features twin Towers of Babel under siege, while in the foreground citizens of Babel-whose acts of hubris have brought about the siege-take fight. Teraoka's razor-sharp commentary is aimed at hypocrisy in organized religion, regardless of creed, when acts of violence against people are perpetrated as articles of faith.

沢山の部屋がありました。
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253年前となる1765年の古い作品です。
 作家 Jean-Baptiste Pillement 1728年~1808年(79歳没)
 作品 A Chinoiserie Procession of Figures Riding on Elephants with
    Temples Beyond,c.
 制作 1765年
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こちらはアメリカ美術エリアです。
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アメリカ人ですが、主にロンドンで活躍したそうです。印象派の時代のひとですが、浮世絵をはじめとする日本美術の影響が濃く、クリックすると拡大印象派とも伝統的アカデミズムとも一線を画した独自の絵画世界を展開したそうです。
 作家 James McNeill Whistler 1834年~1903年 (69歳)
 作品 Arrangement in Black No. 5 : Lady Meux
 制作 1881年
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クリックすると拡大フォーヴィスム(野獣派)のリーダー的存在のアンリ・マティスの作品もありました。
 作家 アンリ・マティス(Henri Matisse) 1869年~1954年
 作品 Annelies, White Tulips, and Anemones
 制作 1944年
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いろんな作風の部屋がありました。
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こちらも近代美術のエリアだと思います。
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ジョルジョ・デ・キリコはイタリアの画家であり彫刻家で、形而上絵画派を興し、後のシュルレアリスムに大きな影響を与えたそうでクリックすると拡大す。
 作家 ジョルジョ・デ・キリコ
    Giorgio de Chirico 1888年~1978年
 作品 The Greal Machine
 制作 1925年
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沢山の絵画が展示されていました。ここはWorks on paperと呼ばれる作品が展示されているエリアです。
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本記事で紹介した作品は青枠エリアに展示されていました。赤枠部分の作品は後日紹介します。赤枠エリアの右側のRobert Allerton Art Libraryと書かれている部屋はア-ト専門図書館で、麻布美術館から寄贈された15,000冊もの書籍が収蔵されています。
 青枠 西洋美術エリア
 緑枠 Modernismエリア
 赤枠 Temporary exhlbitions
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posted by SORI at 04:04| Comment(26) | ハワイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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