2018年05月09日

生めかぶ

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
上の写真は前々記事のめかぶ納豆の記事の中で紹介した生メカブです。メカブのほとんどは湯通しして細く刻まれて売られていますが、今の時期に時々上の写真の生のメカブがスーパーで並んでいて気になっていました。そこで、初めて買って食べてみることにいたしました。
古代には海藻根(まなかし)と呼ばれ、中世以降にメカブ(芽株 / 和布蕪)と呼ばれるようになったそうです。地域によりミミ、ネカブ、カブ、メヒビなどいろんな呼称がありますが、右下の小さな写真のようにワカメの根元のヒダ状の胞子(遊走子)を作る部分で、専門的には胞子体 / 胞子葉 / 成実葉と呼ばれています。クリックすると拡大放出された胞子は2つのタイプに成長していき、それぞれ精子と卵になります。それらが受精して新しいDNAでワカメに成長していくのです。右の地図はワカメの分布図で日本と朝鮮半島と中国一部の沿岸に分布していますが1940年ころまでは中国沿岸にはなかったことから日本に縁の深い限られた地域の海藻だったようです。現在、日本で食べられているメカブは日本産と韓国産です。近年では船のバラスト水に遊走子(胞子)が混入して繁殖している地域では外来生物扱いされています。
不等毛植物門(Heterokontophyta)は陸上植物に相対する多様性と生態的意義を持つグループだそうでクリックすると拡大す。
 門 不等毛植物門 Heterokontophyta
 綱 褐藻綱    Phaeophyceae
 目 コンブ目   Laminariales
 科 チガイソ科  Alariaceae
 属 ワカメ属   Undaria
 種 ワカメ    Undaria pinnatifida

冒頭の写真のように2つメカブが入っていたので、その中の一つを茹でました。生メカブは茹でるときれいな緑色に変わります。それを刻んだのがこちらの写真です。生めかぶが出回るのは2月~5月で、旬は3月~4月だそうです。
クリックすると拡大

分厚くてぬめりがあるので、包丁では市販の刻みメカブのように細く切れませんでしたが、混ぜると写真のように沢山のぬめりが出てきました。この茹でたてのメカブが驚くほど美味しかったのです。これは食べた人だけが分かる美味しさでした。
クリックすると拡大

茹でたてを刻んだものの美味しさが分かったので、2つあったメカブの一つは生のまま保管して翌日に食べました。ただしまだ沢山刻んだメカブがありました。刻んだものを冷蔵庫に入れて翌日に食べたのでは市販のメカブと同じになってしまうので、同時に別の料理にして食べてみることにいたしました。それがメカブ焼きです。海老も入れてみました。一見、ネギ焼のように見えると思いますが緑色のものは全てメカブです。
クリックすると拡大

焼きあがる寸前です。
クリックすると拡大

風味をつけるために油にはゴマ油を使いました。2枚が焼きあがりました。
クリックすると拡大

直感的にポン酢が合いそうなのでポン酢でいただきました。そのポン酢は正解でした。
クリックすると拡大

もちろんビールです。ビールが進みました。
クリックすると拡大

この日の夕食は、ねばねばメカブ、めかぶ焼き、葉つき大根の漬物でした。
クリックすると拡大

前日は茹でてから刻みましたが、この日は刻んでから茹でることにいたしました。熱々のネバネバ・メカブが食べたかったので、料理の手順を変えたのでした。食べる分だけ刻めば生の状態で保存できるので、数日は新鮮なメカブが食べれるメリットもありました。
クリックすると拡大

細く刻んであるので茹でるのではなく、お湯を上からかける「湯通し」にいたしました。塊を茹でる場合も色がきれいな緑色に変ればOKで、茹ですぎは味を損ねるそうです。
クリックすると拡大

熱々のまま、少しかき混ぜるとすぐにネバネバが出てきました。
クリックすると拡大

やはり熱々ネバネバのメカブは格別でした。先に茹でても美味しかったけれども、この熱々は先に刻まないと食べれません。丸まま茹でたものは熱すぎで冷えないと切れないからです。
クリックすると拡大
posted by SORI at 03:08| Comment(60) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月05日

今日はブログを始めて9年目の記念日です。 今日の記事はオムそば

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

So-netブログで初めて記事を掲載したのが、9年前の2009年5月5日です。
つまり今日2018年5月5日はSo-netブログを始めて丁度9年目なのです。上のグラフはその9年間の月ごとのアクセス数(件/月)と訪問者数(人/月)の推移です。
訪問者数(人/月)とは1ケ月の間に同じ人(同じPCや同じスマホ)から複数回訪問があっても1人として計算した数値でクリックすると記事を表示す。
右の写真は初めての記事で話題にした買ったばかりの自転車です。自転車の写真をクリックすると、その最初の記事を表示します。その記事に対して初めてコメントをいただいたのは19日後の5月24日でした。So-netの会員の方からコメントを初めていただいたのは5月23日でした。現在とブログを始めたころを比較するために2018年4月と2009年6月の数値を紹介します。
             2018年4月    2009年6月
   アクセス数     98,862件/月   24,244件/月
   訪問者数      24,529人/月   2,052人/月
   nice数       1,301件/月    14件/月
   コメント数     329件/月     191件/月
上の数値を見てもらったら分かるように、ブログを始めて1~2ケ月ではniceは1日に平均0.5件であったことからSo-net内ではほとんど認知されていなかった思われ、その頃のコメントはSo-net以前に登録していたブログ(運営停止)の会員だった人からがほとんどでした。その運営停止となった前ブロク(ゆびとまSNS)は2005年10月14日が私の最初の記事でした。ちなみにSo-netブログがオープンサービスを開始したのは2004年11月24日でした。

こちらのグラフは累積アクセス数(閲覧数)と累積nice数の推移です。
9年前の初ブロク掲載の2009年5月5日のアクセス数は146件/日で、昨日2018年5月4日のアクセス数は3932件/日でした。


2018年5月5日3時の時点のアクセス関連数値は次の通りです。
クリックすると記事を表示   記事数       2,338
   累積アクセス数   10,937,439
   累積nice数     291,411
   累積コメント数   62,838
   読者数       310人
   niceと思った人   8,537人
   アクセスランキング 48位
   テーマ日記・雑感  5位


9年前に最初にniceをしていただいた人はaustraliaさんで、2番目がnyanさんで3番目はsouさんでした。画像をクリックすると、ご自身のnice一覧を表示します。ただしクリックしてから画面が表示されるまでかなり時間を要します。URL内のpage=の後ろの数値を変更してみてください。


コメントに関しても9年前を紹介します。最初にコメントをしていただいたのは2009年5月9日で、外部のイノシシオ さんでした。So-netの会員の方の最初のコメントはsouさんからで2009年5月23日でした。So-netブログを始めた当初の私のニックネームはSusuwatariで、2009年7月4日10時33分からSORIにいたしました。画像をクリックすると、ご自身のコメント一覧を表示します。URL内のpage=の後ろの数値を変更してみてください。


これは参考ですが、テーマ日記・雑感の順位で4月初旬に不思議な変化があったのでアクセスランキング(アクセス数順位)と日記・雑感順位のグラフも紹介しておきます。アクセスランキングは大きく変化をしていないにも関わらず、日記・雑感順位は大きく変化したのです。
本グラフは4秒ごとに画面を切り替えています。


我家ではよく焼そばを作ります。焼そばを作る中で時々ですが、オムそばを作ってもらえることがあります。オムそばは焼そばを卵でオムライス状に包んだものですが、我家では焼そばの量が多くて包むのが難しいので、玉子を上に乗せるだけの方が多いのです。
クリックすると拡大

この日は夕食だったのでビールもいただきました。
オムそばはビール合います。
クリックすると拡大

クリックすると拡大そのオムそばに、右の写真のオリバーの「どろソース」をかけたところです。もう少し形よくかけることが出来らよかったと反省しております。沈殿製法と呼ばれる伝統的な製法によるウスターソース製造において製造時の「どろ」と呼ばれる沈殿物を利用して1993年3月に「どろソース」を発売開始されたそうです。
クリックすると拡大

これが中身の焼きそばです。オムそばが登場したのは昭和の中期の印象です。はっきりとした歴史は判りませんが、大阪のお好み焼き屋(さとみ)さんで昭和中期に「そばロール」として出されてたのが発祥だとの記述がありました。オムレツが日本に入ってきて、オムライスは1900年にレストランの賄い料理として誕生したので、オムライスを考えついた人ならばオムそばもすぐに出来そうですが、ソース焼きそば自体が登場したのは昭和10代で、全国的に広まったのは戦後のようなのでオムそばはそれ以降になったのだと思います。
クリックすると拡大
posted by SORI at 03:00| Comment(56) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月04日

久々のメンバーでの飲み会は「へぎそば」のお店でした。

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
久々の4人での飲み会は六本木でした。それぞれの人とは最近も会っていますが、今回の4人が集まるのは数年ぶりでした。右の写真が4人が写った写真ですが、へきそばのお店では記念写真を撮り忘れたのでは2次会で行ったカラオケの写真を掲載いたします。その中の一人に選んでいただいたのが六本木にある「へぎそば」のお店でした。その「へぎそば」が上の写真です。

その4人は約30年以上付き合っている仲間なのです。その時代のそれぞれの立場は商社1名、営業2名、設計1名(SORI)でした。その中の3人は1988年2月に台湾に出張した仲間(商社、営業、設計)でした。その時の写真を使った記事はこちらです。→ポチッ
営業の上司にあたる人が、もう一人のメンバーでした。その後も4人は沢山の仕事を手がけました。下の写真はお店の入口です。
クリックすると拡大

こちらのお店はテレビでも放送されたことがあるようです。へぎそばと日本酒のお店のようでした。これは上の写真のお店の入口の前に置かれた立て看板に貼られていた写真です。
クリックすると拡大

今回はコース料理と飲み放題でした。
前菜が並べられたセッテングの写真です。
クリックすると拡大

こちらが前菜2品です。左が「ウドとフキの胡麻酢かけ」です。右が越後地方の郷土料理「のっぺ」です。小さく角切りにした具材の煮ものです。
クリックすると拡大

もちろん、みんなが集まったことを祝ってビールで乾杯いたしました。
クリックすると拡大

でも、私以外は日本酒を飲み始めました。越後で有名な八海山です。
クリックすると拡大

実は今回は飲み放題の設定ですが、日本酒に関しては越後の地酒である八海山、越乃景虎・超辛口、鶴齢・辛口雪男が飲み放題だったのです。生ビールはエビスが飲み放題でした。
クリックすると拡大

前菜の次はカンパチ、マグロ、タイの刺身です。
クリックすると拡大

こちらは3種類のお芋が入ったサラダです。
クリックすると拡大

汁ものは鶏つみれ椀でした。三つ葉と細く切った青ねぎが入っていました。隠し味に粉山椒が使われているようでした。
クリックすると拡大

白葱を挟んだ大きな栃尾揚げも出てきました。
クリックすると拡大

迫力の料理だったので、栃尾揚げを違う角度からアップいたしました。
クリックすると拡大

鰆の木の芽焼きも美味しかったです。
クリックすると拡大

こちらも拡大写真を掲載いたしました。ぷりぷり感が伝えられたでしょうか。
クリックすると拡大

私も日本酒を飲むことにいたしました。みなさん八海山だったので、私は越乃景虎を飲んでみました。ただし、美味しくて飲みすぎてしまうので1杯だけにいたしました。
クリックすると拡大

梅酒のロックも飲みました。
クリックすると拡大

そしてメインの「へぎそば」が出てきました。
へぎそばは新潟県魚沼地方発祥の蕎麦で、剥ぎ板で作った四角い器であるヘギ(片木)と呼ばれる器に盛り付けられていることから、その名が付いたようです。器の「へぎ」の語源は剥ぎ板(はぎいた)の剥ぎ(はぎ)にあるようです。冷やしたそば3~4人前を一口程度に小分けし、丸めて盛りつけられていました。今回は当然4人前でした。盛り付けられているる様子から「手振りそば」とも呼ばれているそうです。
クリックすると拡大

クリックすると拡大その盛り付けが分かるように拡大いたしました。蕎麦が淡い緑色をしているのは、つなぎに右の写真の布海苔(ふのり)という海藻を使っているためのようです。へぎそばは、昔に新潟に行った時に食べてことがあるのですが、残念ながら写真は残っていません。
クリックすると拡大

山菜の天麩羅もへぎそばと一緒に出されました。一番左がちょっと珍しい「うるい」の天麩羅です。うるいはキボウシの若葉です。真中がクサソテツの若芽「こごみ」で、右端が「たらの芽」です。本当は4つづつですが、食べ始めてから写真を撮ったので一部は少ないのです。
クリックすると拡大

斜めからも撮りました。
クリックすると拡大

天麩羅は藻塩でいただきました。
クリックすると拡大

食事が終わった後は手軽なところで、カラオケ館(右の写真)に行きました。お店の場所を紹介いたします。地図の中央少し上の緑色マーク( )が今回紹介した「へぎそば匠」で、右下の緑色マーク( )は以前に中学時代の仲間と明石焼きを食べた比呂という名のお店です。その時の記事はこちらです。ちなみに今回入ったカラオケ館は比呂の近くにありました。
 名前 へぎそば匠
 種類 居酒屋、そば、日本酒バー
 住所 東京都港区六本木7-4-1 スマイリービル B1F
 電話 03-3479-4572
 営業 17:30~28:00 土曜日:17:30~23:00
 定休 日曜 祝日
 最寄 地下鉄・乃木坂駅 地下鉄・六本木駅
ラベル:六本木 蕎麦
posted by SORI at 23:00| Comment(39) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月01日

めかぶ納豆

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
クリックすると拡大私の朝食は右の写真のように、めかぶと、納豆と、野菜ジュースです。この朝食は5年前から続いています。この朝食が100%ではありませんが80%以上はこの朝食です。納豆とメカブは別々に食べていますが、ネバネバどうしなので、今回は一緒に混ぜて食べてみることにいたしました。それが上の写真でネーミングするならば「めかぶ納豆」です。

これが「めかぶ納豆」に使った、「めかぶ」と「ひきわり納豆」です。納豆を単独て食べる場合は大豆の味が感じられるように普通の納豆を食べていますが、今回の場合はめかぶと混ぜることから食感を考えてひきわり納豆を使いました。普段は、ひきわり納豆を味噌汁に入れることが多いので、ひきわり納豆も常備しています。めかぶも納豆と一緒に味噌汁に入れることがあります。
クリックすると拡大

先ずは、めかぶ(和布蕪)を混ぜてねばねばを出します。
生では茶色ですが茹でると、葉状部と同様に緑色になります。めかぶはワカメ(若布、和布)の根元部分です。ただし正確にはワカメは海藻なので根ではなく付着器(根状部)です。ワカメの付着器の上にあり、葉状部の中で厚く折り重なってひだ状の生殖細胞が集まった部位で、成実葉や胞子葉とも呼ばれています。ワカメの分類を紹介します。
クリックすると拡大 門 不等毛植物門 Heterokontophyta
 綱 褐藻綱    Phaeophyceae
 目 コンブ目   Laminariales
 科 チガイソ科  Alariaceae
 属 ワカメ属   Undaria
 種 ワカメ    Undaria pinnatifida
クリックすると拡大

これが以前に食べた時に撮った生めかぶです。生メカブの茹でたては美味しいので、そのうちに紹介したいと思います。
クリックすると拡大

次にひきわり納豆を混ぜで粘り気を出します。
クリックすると拡大

ひきわり納豆と、めかぶを混ぜます。2つが良くまじりあうように混ぜると泡立つほどにねばねば成分が沢山になりました。食感を考えてチリメンやネギは入れませんでした。
クリックすると拡大

そのネバネバ部分を見てもらいたいので拡大いたしました。味付は納豆に付いていたタレを一袋分入れました。
クリックすると拡大

長年の経験から納豆には少し甘みあるタレが合います。そのためか納豆に付属しているタレも甘さのレベルはまちまちですが甘めのタレが多いようです。それに対してめかぶのタレも甘いのですが少し塩気の辛さが入っている方が美味しく感じられます。実際にめかぶに付属しているタレも納豆のタレよりも甘さを控えているものが多いのです。今回のめかぶにはタレが付いていないので納豆のタレを使っているために味の調整で、少し醤油を入れました。実は、めかぶ納豆の美味しさは味付で決まるのです。
クリックすると拡大

普通の納豆でも、めかぶ納豆を作ってみました。普通の納豆は40gx3ですが、この納豆は50gx4で同程度の価格です。その代りタレは付属していません。
クリックすると拡大

左の奥が醤油で、左の手前が納豆のタレです。実は普段にタレ付きの納豆を食べる場合は、付属のタレをすべて入れると味が濃すぎるので半分しか使いません。そのためにタレが余ってしまうのです。みそ汁に入れるためのひきわり納豆の場合は100%タレが余ってしまうのです。このように余ったタレを醤油さしに入れて冷蔵庫に入れているのです。そのこともありタレなしの納豆を買ったりタレ付きの納豆を買っています。今回はタレなしの納豆でした。上と同じようにタレと醤油で味を調整していただきました。
クリックすると拡大

最後に野菜ジュースを飲みます。
野菜ジュースは2種類を飲んでいます。→ポチッ
クリックすると拡大
ラベル:納豆 めかぶ
posted by SORI at 19:59| Comment(34) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Seesaaブログのコメント設定について・・・
1 コメント入力に関する設定 →ポチッ
2 コメントリスト         ポチッ
3
昨日の記事ランキング
    先週(月~日)の記事ランキング
      先月の記事ランキング