2017年11月29日

安徽省淮北市 中国104回目の訪問

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2017年11月6日から11月10日まで中国に行っていました。今までの104回の中国訪問の中で、初めて訪れた町が、今回の淮北市です。この町の名前を御存じの方は少ないと思いましたので、淮北市に関して紹介したいと思います。
クリックすると拡大上の動画は、その淮北市の泊まったホテルからの朝6時53分の景色です。この時間帯は道が空いていましたが8時近くになると渋滞していました。
淮北市は6600万人の安徽省の16の市の中で13番目の人口であることから、中国の中では小さな市と思われますが、香川県の面積1,876km²の1.46倍の面積もあることから分かるように日本の県並みの広さがあります。 相山区と杜集区と烈山区が都市部で、その中でも相山区が中心的存在です。
 淮北市
  人口 216.5万人 ( 2016年 )
  面積 2,741 km² ( 香川県の1.46倍 )
  区画  相山区   杜集区   烈山区   濉渓県
実は下記の表のように中国と日本では「市」と「県」が反対なのです。日本では県の下に市がありますが、中国では市の下に県があります。区分2の中の、その他には地区、油田地区、林区、盟、自治県などがあります。また区分2以下では行政区分が違うため台湾は集計に含めていません。
国名 区分1 区分2 区分3 人口 面積
中国  省 23    313 
13億7462万人
963.4万k㎡
 自治区  自治州 30 
     その他 21  (市)
 直轄市(北京 上海 天津 重慶)  
 特別行政区(香港 マカオ)  
日本       43 
1億2686万人
37.8万k㎡
   
    (区)
       
韓国        
5107万人
10.0万k㎡
   特別自治道  
   広域市  
   特別市  
     特別自治市  

淮北市の場所を紹介します。 概ね、上海と北京の中間地点です。
今回の旅の移動は、家→東京→(新幹線)→大阪→関空→(飛行機)→上海→(新幹線)→徐州→淮北→徐州→(新幹線)→上海→(飛行機)→成田→家、でした。今回は成田ではなく関空から上海に入ったのは、すでに記事で報告の通り、成田からのフライトに空席が無かったからです。
  淮北市   Wikipedia 百度
  浦東空港
  上海虹橋駅
  徐州東駅
 ━━ 上海虹橋~徐州東 新幹線ルート 11月06日と09日に乗車 626km
 ━━ 関西空港→浦東空港 飛行ルート 11月06日
 ━━ 浦東空港→成田空港 飛行ルート 11月10日


冒頭の動画の右上に写っている山の上のテレビ塔(电视塔 or 广播电视塔)あたりを拡大いたしました。短期間の滞在だったので平均的とは断言できませんが中国の町にしては比較的空気は悪くはありませんでした。
 淮北の読み方(発音)
  日本語読み わいほく
  中国語読み ファイベイ(Huáibĕi)
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車の中から撮ったテレビ塔です。初日の11月6日に暗い中を車で淮北市に入ってきたときにライトアップされたテレビ塔が目に入ってきました。その時は塔以外は見えなかったので山の上にあるのか、塔の先端だけライトアップされているのか分かりませんでした。このテレビ塔は淮北市のランドマーク的な存在でもあるようです。
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霞んでいる時の写真です。マンション群が目立っていました。淮北市は1971年3月30日に濉渓市が改称して出来た町です。その濉渓市は1960年4月16日に行政区画の再編で出来た町です。
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近代的なビルも建っていました。ネット地図→百度地図 Google地図
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近代的なビルを拡大いたしました。
この建物は淮北矿业(集团)有限责任公司という会社の建物です。中国の漢字の矿业は日本の漢字では鉱業のため、会社名を日本の漢字で書くと淮北鉱業(集団)有限責任公司となります。この会社は石炭・石炭化学製品が主な事業ですが、発電、建材、医薬品、機械製造、農林業、農業、商業、観光なども手掛けている会社だそうです。2016年の中国企業では253位にランクされ、炭素産業界では18位だそうクリックすると拡大です。
建設中の右の写真をネットで見つけました。その建設中の記事は2014年3月で、最初に完成した写真がネットに登場するのが2016年8月でした。建物の名前は淮北矿业办公中心と書かれていました。淮北矿业办公中心は略字でないと淮北鉱業辦公中心となります。直訳すれば淮北鉱業オフィスセンターですが淮北鉱業オフィスビルした方が分かりやすいと思います。
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車からの景色も紹介します。
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車で走っていてもマンショク群は目立ちました。
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赤く着色されたところが淮北市(2741k㎡)です。
今回紹介した写真は地図の淮北市の都市部()のあたりです。


今までに訪れた町の地図にも淮北市を追加しました。
宿州市の近くのマーク( )が淮北市です。地図上のアイコンマイナスを数回クリックすると周辺地域の訪問場所も表示します。
posted by SORI at 16:17| Comment(22) | 安徽省 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

niceをクリックしていただいた方が8500人に到達いたしました。


2017年11月25日の11時半ごろにniceをいただいた方が8500人目に到達していることに気が付きました。8000人目に到達したのが2015年7月12日なので新たな500人の方が増えるのに2年4ケ月がかかったことになります。その8500人目はSHINさんでした。その方のniceは286,102(=286103-1)目でした。SHINさんは初めての訪問となるわけです。ありがとうございました。
So-netブログで最初の記事を掲載したのが2009年5月5日です。それから8年と6ケ月目ということになります。同じ方が何度もniceをしていただいても、本数値は1人として計算されるので8500人は貴重で嬉しい数値です。この時の累計アクセス数は10,469,225です。
8500人目のniceを頂いた記事はタイトル「人気のラーメン店」です。この記事は中国安徽省淮北市で見つけた美味しいラーメン店の記事で、下の写真をクリックするとその記事を表示いたします。
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クリックすると拡大クリックすると拡大

その記事ではSHINさんは114個目のniceをいただいた方となります。ゆうすけさんがTopの時点で8499であったことから、その後にniceをいただいた方の中でSHINさん以外は以前にもniceをいただいた記憶があったことから8500人目はSHINさんに確定させていただきました。
クリックするとオリジナルのnice欄を表示

累計nice数とniceをくれた人の累計数のグラフです。niceをくれた人は、初めてniceをクリックした人だけの累計なので人数が増えてくると、なかなか伸びてこない傾向にあります。その中でniceをくれた人が8500人になったのは価値のあることだと感じます。8500人が確認出来た3日後の11月28日に8501人になったことが確認でき来ました。それほどゆっくりのペースです。8501人目はmiyomiyoさんではないかと考えています。


上のグラフの初期の16週を切り取ったグラフです。
ブログを初めて2ケ月間は、ほとんどniceはクリックしてもらえませんでした。ブログの存在も知られていなかったのだと思います。


私が2009年5月5日にブログを始めた中で、最初にniceをいただいたのがaustraliaさんでした。それは、2009年5月5日から16日目の5月21日でした。2番目はnyanさんで5月23日にniceをいただきました。3番目はsouさんでした。その後は、souさん、るーこさん、warawaさん、nyanさん、チビさん、チビさん、nyanさん、nyanさん、チビさん、disneywarldさん、eternlyさん、nyanさん、りゅうさん、と続きました。とは言えブログを始めた2009年5月の27日間(5日~31日)に頂いたniceは5つだけでした。


累積コメント数とniceをくれた人の累計数のグラフも紹介します。累積コメント数には私の返信も入っているので、約半分が頂いた累積コメント数です。


2009年5月5日からの累積アクセス数と累積nice数のグラフです。
    累積アクセス数 10,469,225
    累積nice数   286,103



月別のアクセス数と訪問者数のグラフも紹介します。


読者数の推移とniceをくれた人のグラフも紹介します。本当は9000人になるまで掲載を待つつもりでしたが、さらに3年以上かかりそうなので8500人の段階で掲載させていただきました。10000人だと10年かかるかもしれません。


累積アクセス数と公開記事数です。
アクシデントで一度記事が消えたことがありました。
posted by SORI at 23:59| Comment(16) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

人気のラーメン店

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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人気のラーメン店と言っても日本ではなく中国安徽省淮北市のお店です。中国のオリジナルの麺に日本のラーメンのような麺はありません。中国では日式ラーメンと呼んで日本のチェーン店あるいはその味を真似て作られたラーメンが人気です。日本への旅行で日本のラーメンを食べるのを最大の目的にしている人も沢山います。飛行機の機内誌にも日本のラーメンが取り上げられているほどです。そんな中で、日本人が住んでいるとは思えない地方都市で、そこで独自に考え出された思われる美味しいラーメンに出会えたので紹介します。上の写真が今回紹介するラーメンです。

この地図を見てもらうと今回紹介するラーメン店があった安徽省淮北市の場所が分かると思います。新幹線に乗り、車に乗り継いで上海から約4時間の距離です。淮北市は相山区・杜集区・烈山区・濉渓県の4つの行政区画で構成される212.2万人/2,741km²の都市です。丁度、上海と北京の中間地点です。
  淮北市 人気のラーメン店
 ━━  新幹線 上海虹橋~徐州東 626km 11月6日と9日に乗車


お店の前に来ても普通の日本人であれば、躊躇(ちゅうちょ)するような雰囲気のお店でした。このお店が昼の11時から席が無くなるほどの人が来るお店なので、クリックすると拡大思い切って食べることにいたしました。食べたのは前々記事で紹介した右の写真のテーブルの高級中華料理を食べて翌々日の2017年11月8日でした。前々日の食事とほぼ同じメンバーだったので、皆さん、お店の雰囲気のギャップも楽しめたと思います。1人だと入るのは難しかったけれども9人だったことで入れたのだと思います。
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これらの材料を使ってラーメン以外の料理も作るのですが、何と言っても人気なのが冒頭の写真のラーメンで、皆さんラーメンは必ずと言っていいほど注文していました。
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お店のテーブルが並べられているスペースは広かったです。それにも関わらず我々が来た時には満員で席がありませんでした。お店の人に尋ねると、裏の中庭にもテーブルが置いてあり、そこなら、まだ席が空いているとのことなので中庭で食べることにいたしました。我々が座った後、少し経つと中庭の席も満席となりました。こちらの写真は帰るときにお店の中から撮った写真で、その頃には席が少し空いていました。
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ラーメン以外にも料理を頼みました。最初に出てきたのは太いエノキ茸が印象的な料理でした。エノキ茸以外に豚肉と木耳(キクラゲ)とピーマンが入った料理で、結構美味しかったです。
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昼食でしたが、やっぱりビール欲しくなり頼みました。手前の四角い鉄板が手作り栓抜きです。もちろんちゃんとした栓抜きがほとんどでしたが、珍しくて写真の中に入れました。
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玉子と野菜の炒め物も美味しかったです。野菜のシヤキシャキ感を残した絶妙の炒め具合でした。
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こちらの炒め物も美味しかったです。ラーメンだけでなく料理も美味しいお店でした。ビールも進みました。
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ラーメンや料理を作っている風景です。
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よく使う調味料は目の前に並べて、チャーハンも手早く作っていました。
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念願のラーメンが手出来ました。具もたっぷりと入っていました。具の中でも肉厚の海藻が印象的でした。大きな器にたっぷりと入って、ボリュームも食べ切れるか心配になるほどの量でした。
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こちらが麺です。日本のつけ麺の極太麺に食感も味も似ていました。このもっちりした麺だから人気があるのだと思います。スープもこってりとしたスープで美味しかったです。偶然だと思いますが、日本のラーメンに近い味わいでした。たしかに、このスープで、この麺ならば近隣の麺料理のお店とは格段に違うことは間違いなく込み合っていることが納得できました。麺が白っぽく写っていますが日本のラーメンと同じように黄色っぽい色です。
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焼きそばも頼みました。麺はラーメンと違い細い麺でした。しっかりと使い分けているのに感心いたしました。
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一人の女性を除き8人の男性陣は完食でした。かなりボリュウムのあるラーメンでしたが、女性も完食に近い状態まで食べれました。こちらの写真で中庭の雰囲気が分かってもらえると思います。
クリックすると拡大もう一度、一昨日に入ったレストランのテーブル(右の写真)と比べてもらうと雰囲気の違いが実感してもらえると思います。日本人のほとんどの人が、中国で入ったレストランの中で、最もインパクトがある雰囲気だったと言われていました。
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航空写真で人気ラーメン店( )の周辺の雰囲気を紹介します。
住所はgoogle地図で表示(英文)されたものです。中国流と書かれた住所は百度地図で出てきた住所です。店名も電話も営業日も営業時間も分かりませんでした。
 店名 不明
 住所 安徽省淮北市杜集区發展路
    Fa Zhan Lu, Duji Qu, Huaibei Shi, Anhui Sheng
    安徽省淮北市杜集区东山路与发展路交叉口东130米 中国流
    安徽省淮北市杜集区東山路と発展路交差点東130m 日本流
 電話 不明
 百度 http://j.map.baidu.com/A154N
posted by SORI at 08:08| Comment(20) | 拉麺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月23日

北海道から今が旬の「本ししゃも」が届きました。

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2017年11月22日追記 タイトル:最後の5匹をいただきました。
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上の写真が11月21日に食べた最後の生干しの本ししゃも5匹です。
左の3匹が雌(めす)で、右の2匹が雄(おす)です。これで長男家族が北海道から送ってくれた本ししゃも20匹をすべて食べたことになります。
本写真をクリックすると特別に拡大するように設定いたしました。
 食べた日  メス オス 合計 焼き方
 11月14日 2匹+2匹=4匹 グリル
 11月16日 3匹+3匹=6匹 フライパン
 11月17日 2匹+3匹=5匹 グリル+アルミホイル保護
 11月21日 3匹+2匹=5匹 グリル+アルミホイル保護強化

前回と同じように頭と尻尾がゴケ内容にアルミホイルで保護してグリルで焼きました。前回はアルミホイルで保護していても焦げたので、前回よりも保護の具合を強化いたしました。
2匹の雄は雌よりも大きいので中央に配置いたしました。
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こちらが焼けた本シシャモです。
前回の経験からグリルのタイマーは最初から8分にセットいたしました。アルミホイルで強化した保護でしたが、尻尾は焦げてしまいました。
本シャモを乗せている皿は栃木県那須郡那珂川町小砂あたりで作られている小砂焼です。秋刀魚などの焼魚の時によく使っている皿で、今回の本シシャモでは5回とも同じ小砂焼の白磁の皿を使いました。窯元は国山窯です。
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この日も熱燗にいたしました。
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熱燗に合うように刺身も用意いたしました。刺身を乗せた皿も国山窯の小砂焼です。シシャモを乗せた皿は白磁でしたが、こちらは青磁の皿です。
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刺身をつける小皿も国山窯の小砂焼の青磁を使いました。小砂焼は国山窯以外に柿窯、朱雀窯、市川窯、藤田製陶所、松並陶苑、いさご陶芸があります。1997年にこれらの窯元を訪ねて購入いたしました。
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ジャガイモの味噌汁も用意いたいただきました。
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すでに別記事で紹介しましたが参考のために本シシャモと他の通称シシャモ(カラフトシシャモ、キュウリウオ)の分類上の違いを再度紹介します。キュウリウオ科は3種とも同じですが、属に関してはいずれも別の属です。
本シシャモは鮭のように、川に遡上して産卵しますが、カラフトシシャモは川には遡上せずに海の浅瀬で産卵するそうです。キュウリウオは川に遡上して産卵するそうです。
通称 本ししゃも ししゃも
動物界 Animalia 動物界 Animalia
脊索動物門 Chordata 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata 脊椎動物亜門 Vertebrata
条鰭綱 Actinopterygii 条鰭綱 Actinopterygii
キュウリウオ目 Osmeriformes キュウリウオ目 Osmeriformes
キュウリウオ科 Osmeridae キュウリウオ科 Osmeridae
シシャモ属 Spirinchus カラフトシシャモ属 Mallotus
シシャモ S. lanceolatus カラフトシシャモ M. villosus
英名 シシャモ Shishamo カペリン Capelin
産卵 川に遡上 (10月~12月) 海の浅瀬 (春から初夏)
キュウリウオ属 Osmerus
O. mordax
亜種 キュウリウオ O. m. dentex
英名 Arctic rainbow smelt
産卵 川に遡上 (4月下旬~5月下旬)



2017年11月16日掲載
タイトル:北海道から今が旬の「本ししゃも」が届きました。
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2017年7月に長男家族が住んでいる北海道旅行に行った時に、北海道の太平洋岸の一部だけで獲れる貴重な本ししゃもを旬の時期である10月~11月中旬に送ってもらえることになりました。実は本シシャモは2度食べました。1回は今年の父の日に長男家族から送られてきた本ししゃもで、もう1回は7月に北海道旅行に行き長男家族の家で食べた本ししゃもでした。いずれも卵がたっぷりと入ったメス(雌)のシシャモでしたが、意外とオス(雄)が美味しいとの話から、旬の時にオスとメスの両方を送ってもらえることになったのです。上の写真の上側の2匹がメスのシシャモで、下側の2匹がオスのシシャモです。いずれも生干し状態で、焼く前に撮りました。本ししゃもの漁期は10月~11月中旬だそうで、その間にも刻々と変わっていくそうです。特に後半はメスは卵を沢山抱き、オスは黒い模様が入ってくるそうです。その一番いいものを送ってくれたそうです。2017年11月12日に届きました。見ての通りオスのほうが魚体が大きかったです。

こちらがメスの本ししゃもです。商品名は柳葉魚目刺(生干ししゃも)です。
一般に市販されているカラフトししゃもと本ししゃもの違いは以前に掲載させていただきました。→ポチッ
本シシャモは11月中旬~下旬ごろに北海道のいくつかの特定の川だけに遡上して川底に産卵します。メスの一部は海に戻って翌年も産卵いたしますが、オスは使命を終えたかのように死んでしまいます。卵は翌年の4~5月にふ化してすぐに海に出て翌々年に産卵のために川を遡上し、命の連鎖を繰り返しています。これまでの記録では北海道太平洋の襟裳岬の西側で9河川、東側で7河川で本シシャモの遡上が確認されたそうですが、今は少なくなっているようです。
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こちらがオスの本ししゃもです。黒い模様が印象的でした。オス10匹とメス10匹の計20匹が送られてきました。
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これがシシャモが入れられてきた箱です。北海道鵡川(HOKAIDO MUKAWA)の文字が読み取れます。本ししゃもで最も有名な鵡川町(むかわ町)の本ししゃもを送ってもらえたのです。ししゃもはアイヌの伝説で、神様(カムイ)の贈り物と言われています。4匹を取り出しから写真を撮っていなかったことに気が付いてから撮ったので左側が空いています。
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Google地図で、むかわ町(旧名:鵡川町)の場所を紹介します。
2006年3月27日に穂別町と鵡川町が合併してむかわ町になりました。むかわ町が出来た同じ日に町の魚として柳葉魚(ししゃも)が制定されました。
むかわ町には本シシャモが遡上する鵡川が流れています。地図内の青色ラインは本ししゃもの漁場に面した海岸線(実際のラインは海岸沿いの道路)です。本シシャモは世界中でここ辺りだけに生息する魚です。つまり世界中で北海道の胆振地方と日高地方と十勝地方と釧路地方と厚岸地方だけで獲れる魚です。本シシャモが北海道の太平洋沖にしか回遊しないなど、詳しい生態は未だ謎だそうです。
本ししゃもが遡上する川( )は十勝川、庶路川、新釧路川、沙流川、鵡川、茶路川、雪裡川、阿寒川、別寒辺牛川、尾幌分水川など北海道の一部の特定の川に限られている上に、沿岸から離れることはなく限られたエリアだけに生息していることから、貴重な魚となっています。そのためにカラフトししゃもやキュウリウオがシシャモの代用魚として流通しています。
右下の魚の図は、上から、本シシャモ(通常期)、本シシャモ(産卵期)、カラフトシシャモ、キュウリウオです。図をクリックすると拡大します。
クリックすると拡大それらの各魚の産卵場所および時期はつぎの通りです。本シシャモの中でも遺伝的違いや脊椎骨数の違いなどから3つの群れ(日高・胆振沿岸、釧路・十勝沿岸、厚岸沿岸)に分かれていると考えられています。
 本ししゃも    川に遡上(10月~12月)
 カラフトししゃも 海の浅瀬(春から初夏)
 キュウリウオ   川に遡上(4月下旬~5月下旬)


箱の中に入っていたカタログの中のメスとオスの味の特徴が書かれた部分を紹介します。内容は次の通りです。
 メス(子持ちししゃも)
  川をのぼる直前の旬のししゃもは、卵がおおきくなり、子持ちししゃも
  として珍重されています。
 オス
  身に脂ののったオスは、メスとはひと味違ったコクのある美味しさです。
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箱の中にししゃもの焼き方があったの掲載いたしました。どのような焼き方であっても青枠内が美味しく食べるためのポイントだと思いました。ほどよく焦げ目がつくのも大切だと思います。
 オス:身が膨らんだ時
 メス:卵が硬くなった時
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上の焼き方の説明ではフライパンの上にクッキングシートを敷いて焼くと書かれていましたが、先ずは新しく買い換えたガスコンロのグリルで焼いてみました。グリルだと尻尾や頭の先端が焦げてしまうので、しっかり焼くためにクッキングシートを敷いフライパンで焼くことを推奨しているのだと感じました。
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確かに旬の本シシャモは美味しかったです。メスは全体がプチプチした卵の味ですが、オスは身の味を感じられることから、オスの方が美味しいと評価される方も多いことが納得できました。高価なものなのでこの日は雄と雌を一匹づついただきました。本写真をクリックすると特別に大きく拡大いたします。
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やっぱり日本酒が飲みたくなります。純米大吟醸を飲みながら本シシャモをいただきました。
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左がメスで右がオスです。実際にオスを食べてみて「メスとはひと味違ったコクのある美味しさです。」の説明の意味がよく分かりました。
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日本酒に合った料理も作ってもらえました。こちらは、だし巻き玉子です。
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そして、レンコンの素焼きです。ししゃもと一緒にグリルで焼きました。かけてあるのは四万十川の青のりです。からしでいただきました。
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かぶと薄揚げの味噌汁も用意してもらいました。
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旬の蕪はもう一皿出てきました。
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箱の中のカタログにししやも伝説が書かれていたので掲載いたします。
ししやも(柳葉魚)伝説

「飢饉でたべものがない」途方にくれた人々は天に向かい大声で助けを求めました。天に住む神々はあわれみ、ふくろうの女神が柳の枝を杖にして鵡川におりたちました。女神が柳の葉と魂を一緒に鵡川へ流すと柳の葉はみるみる「柳葉魚(ししゃも)」にかわりアイヌの人々を飢えから救ったのです。

アイヌ語の「スス」=柳「ハム」=葉が変化して「ししゃも」という名前になりました。
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せっかくなので生干ししゃも以外の商品が書かれていた部分を掲載いたします。今回のししゃもの販売元も紹介したいと思います。購入したのは以前に紹介した北海道恵庭市にある「うおはん」だそうです。
 店名 カネダイ大野商店
 住所 北海道勇払郡むかわ町美幸2丁目42番地
 電話 0145-42-2468
 創業 1923年(大正12年)
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追記 2017年11月17日
2017年11月16日はオス3匹とメス3匹をフランパンで焼いてみることにいたしました。クッキングペーパーを敷いて焼きました。
クリックすると拡大新しく交換したガスコンロは空焚き防止のために鍋底が250℃以上にならないような機能があるため、それを290℃に変更する「焙り高温炒め」ボタンを3秒間押してから焼きました。
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こちらがメスの本シシャモです。メスはお腹の卵が硬くなるまで焼くのがポイントです。
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こちらがオスの本シシャモです。オスを焼く場合のポイントは両面にほどよく焦げ目が出来て実が膨らんできたら食べごろでした。フライパンで焼いた場合は頭や尻尾が焦げないので、頭も尻尾も美味しく食べることが出来ました。
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オスとメスを並べてみました。右下がメスで、左上がオスです。大きさの違いがよく分かってもらえると思います。
焼き具合を見ながらフライパンで焼く方と、きれいに出来上がりました。一方、グリルで焼いた場合は頭と尻尾が焦げてしまうのですが、つきっきりにならなくて済むので楽でした。この次も自分たちだけで食べるので、楽な方の両面焼きのグリルで焼くことになると思います。
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この日は熱燗にいたしました。本ぐい飲みのは清水焼の秀峰窯で焼かれた秀峰作の器です。このぐい飲みを手に入れたのは37年前の1980年なので年齢から判断すると、現在の武内秀峰(真司 三代秀峰)のお父さんの武内秀峰(敬吉郎 二代秀峰)の作品だと推測されます。
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熱燗に合うと思いネギを焼いてみました。焼いた熱々のネギはカラシでいただきました。こちらはグリルで焼きました。
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追記 2017年11月18日
2017年11月17日の夕食はオス3匹とメス2匹をいただきました。今回はグリルで焼くことにしたのですが、最初の時に頭と尻尾が黒く焦げたことから、今回は頭と尻尾をアルミホイルで保護いたしました。焼時間は7分にセットとしましたが、焼き具合を見て1分追加したので、計8分焼きました。
下は焼く前に撮った写真で、中央3匹がオスのシシャモです。
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こちらが焼けた状態です。手前の2匹がオスで、奥がメスです。アルミホイルで保護したつもりでしたが。尻尾の方は焼き落ちてしまいました。次の時に反映したいと思います。胴の焼き具合は最高で、熱々で美味しかったです。
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この日も熱燗にいたしました。銚子とお猪口の裏には太郎右衛門らしき名が描かれています。家内の祖父の時代のものだそうですが詳しくは分かりません。
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焼き具合を紹介したいので半分に折りました。左がメスで右がオスです。
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この日のサブ料理も熱燗に合うように、おでんにいたしました。
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ラベル:北海道 ししゃも
posted by SORI at 02:51| Comment(46) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月21日

中国に着いた初日のディナーは、前菜だけで12品でした。

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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すでに紹介した通り2017年11月6日は関空から上海浦東空港に到着した後、新幹線で約3時間かけて徐州東駅まで来た後、車でホテルに着いたのは18時半ごろになったことから中国に初日の夕食は泊まったホテルのレストランでいただくことにいたしました。人数は8名のその内で5名が日本人でした。前菜が並べられ始めたところです。
 関西空港 →上海浦東空港:記事1
 上海虹橋駅→徐州東駅  :記事2

こちらが、すべての前菜が並べられた写真です。大皿が8品で、小皿が4品の計12品でした。
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全ての前菜を紹介したいと思います。こちらはシーフードがたっぷりと入った美味しい前菜でした。前菜というよりは立派な料理でした。クリックすると料理の部分だけを特別に拡大いたします。
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こちらはハムをゼリーで固めた前菜です。見事な飾りつけでした。
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こちらの前菜の素材は分かりませんでしたが、麺状にした不思議な料理でした。こちらもきれいな飾りつけになっていました。
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魚の唐揚げです。骨まで食べれました。
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こちらは木耳(キクラゲ)の前菜です。
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カシュナッツとクルミが入ったインゲンの前菜です。
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肉の前菜も美味しかったです。
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おそらく砂肝を使った前菜だと思います。こちらもクリックすると料理部分を拡大いたします。
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小皿の前菜は4品まとめて紹介します。
クリックすると拡大クリックすると拡大
クリックすると拡大クリックすると拡大

ここまでが前菜でした。もう一度、すべての前菜(12品)がテーブルに乗った写真を掲載します。食事が進んでくるとテーブルのスペースがなくなってくるので、前菜は小皿に入れ替えられていました。
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この日は最後までビールにいたしました。
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ここからが注文した料理です。先ずは壺に入った料理が出されました。
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壺の中に入っていたのは豚の角煮でした。
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次に出てきたのはスープでした。これは一人分で各自の皿の上に置かれました。大きそうに見えますが、実は器は2段になっており下の段に固形燃料が入っていて常にスープが温かくなるようになっていました。黒いものは干しナマコです。干しナマコは高級食材なので、意外と高価なスープだったのでした。
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海老がたっぷり使われた料理でした。周囲も中心が海老団子でした。安徽省の料理は濃い味多いけれども珍しく薄味の料理で美味しかったです。
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こちらは活きヒラメの煮付けです。生簀で活きていたヒラメを料理しているので、身がプリプリで最高でした。この皿も2段になっていて下段には火が入っていることからいつまでも熱々が食べれたのです。
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プリプリ感を感じてもらうために拡大写真を掲載いたしました。
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サラダもありました。
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俗にいうニラ玉です。
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豆腐料理ですが、不思議な食感の豆腐でした。高野豆腐を硬くしたような食感で、右の2種類のタレで食べます。食材の味がよく分かる料理でした。
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パイナップルと揚げたパンをエビマヨのような味わいにした料理でした。
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焼いた長ネギと肉の料理でした。こちらもビールに合いました。
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スライスしたタマネギの上に、甘辛い味に仕上げた芋と肉が乗せられた料理です。この皿の奥に見える白い器がヒラメの煮付け用で、下に火が見えると思います。
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珍しい料理なので拡大して見てほしいので拡大写真を掲載いたしました。
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緑の葉の野菜の料理もありました。
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上海蟹の季節なので、上海蟹も入れてもらいました。
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左が雌(めす)で右が雄(おす)です。
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上海蟹はミソを食べるカニなのでミソがたっぷりと入っていました。
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珍しい飲み物も出されました。体によさそうな温かい飲み物でした。
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本格的な酸辣湯(サンラータン)も出てきました。名前の通り、酸っぱくて辛いのが特徴のスープです。
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北京ダックは本格的に部屋でやってくれました。
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皮を削いでいるところです。
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こんな感じで北京ダックが出されました。
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削いだ皮の部分です。
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このように巻いて食べます。
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北京ダックの身も料理してもらえました。この料理と前菜を含めて全28品の料理を食べたことになります。8名で28品(皿)は多かったです。中国104回目の訪問の初日のディナーは28品の中華料理でした。
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今回のレストランがったホテルの写真を撮る機会がなかったのでホームページの写真を転用させていただきました。こちらのレストラン以外のレストランの料理も美味しかったので、ここは料理の美味しい町だと感じました。
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レストランのあったホテルの場所を紹介します。住所の中の「人民路与南湖路交叉口」は「人民路と南湖路の交差点」という意味です。さらに、地図の中の高尔夫俱乐部(高爾夫倶楽部)はゴルフ倶楽部のことです。つまり隣りは安徽淮北口子国際大酒店ゴルフ倶楽部(安徽淮北口子国际大酒店高尔夫俱乐部)の敷地でした。ゴルフ場は9ホールのみでパー36の3274ヤードだそうです。
 曼哈頓國際酒店 Manhattan International Hotel
   住所 安徽省淮水市人民路与南湖路交叉口201号
   電話 0561-318-2222
   星数 ★★★★
   HP http://www.mhthotel.com/
posted by SORI at 13:17| Comment(30) | 安徽省 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

新幹線 上海虹橋駅→徐州東駅

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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2017年11月6日は関空からのフライトが上海浦東空港に着いた後は新幹線を使って目的の場所まで行きました。新幹線の利用区間は上海虹橋駅(上海虹桥站)から徐州東駅(徐州东站)でした。上の写真が上海虹橋駅の2階の待合ロビーです。駅舎の総面積は24万㎡だそうで、その巨大さが実感してもらえると思います。上海虹橋駅は新しい虹橋空港ターミナルビルと並んで建てられています。空港のターミナルビルと新幹線の駅が並んでいるのは珍しいと思います。私の経験の中ではフランスのリヨンがありましたが新幹線(TGV)の駅の線路は2本でホームは一つだけだったのに対して、ここは線路が30本ある大規模な駅と空港のターミナルが隣り合わせなのです。

2階の待合ロビーの下の1階にホームと線路が並んでいます。こちらの写真で手前が1番線になります。改札口は右側に並んでいます。ホームに下りることが出来るのは出発の15分前のため、それまでは待合ロビーで待っているのです。
この建物に入るためには空港と同じような安全検査が必要です。チケットがないとは入れません。この写真の左側に同じ程度の空間があって、その中央付近に、外からの建物への入口があります。
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虹橋空港と上海虹橋駅の位置関係を航空写真にプロットいたしました。
上海虹橋駅( )と虹橋空港・T2( )が並んで建っていることが分かってもらえると思います。虹橋空港・T1( )が昔からの虹橋空港ビルです。
拡大するとさらに分かりやすいと思います。→ポチッ
 上海虹橋駅
 虹橋空港 ターミナル2(T2) 国内線
 虹橋空港 ターミナル1(T1) 国際線+国内線


クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。
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こちらが新幹線のチケットです。チケットにはパスポート番号と名前が印字されています。パスポート番号は下2桁は**でフル番号は分からないようになっています。例えばTR12345**です。この車両では1号車と16号車に一等座とビジネスクラスがあり、2号車~15号車は二等座でした。
 列車番号  G226
 乗車区間  上海虹橋站(駅) 14:20→626km→17:14 徐州東站(駅)
 車両番号  16号車
 座席番号  06F
 座席クラス 一等座
 ホーム   12番線
 料金    474元(約8100円)


こちらが12番線と13番線のホームに入る改札口です。出発の15分前の14時5分ごろから改札が始まりました。
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ホームに下りるエスカレーターからの写真です。始発駅なので、12番線には私が乗る新幹線は停まっていました。
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真直ぐ進むと我々が乗る先頭車両の16号車があります。15分前しかホームに下りれないので待合ロビーは混んでいますが、ホームはすいています。
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表示版を撮りました。列車は青島行であることが分かってもらえると思います。この時、14時7分でした。
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先頭車両を前から撮りました。
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先頭車両には私が座った一等座以外に写真のビジネスクラス席がクリックすると拡大4席ほどありました。右の写真のようにフルフラットになります。この座席のことを知ったのは2014年11月16日に無錫から上海まで新幹線を利用いた時のことです。今回と同じように先頭車両の一等座に座った時にガラスで仕切られた今回のエリアがありました。
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こちらが私が座った一等座です。
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トイレの写真も撮らせていただきました。
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走り始めると検札が来ます。パスポートとチケットを見せます。パスポートの記載内容とチケットの記載内容を比較していました。その検札の時に水とスナックが入った袋を渡されます。
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袋の中身がこちらです。4種類のスナックが入っていました。車内販売もあるのですが、ビールは売られていませんでした。
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新幹線から別のルートの新幹線を見ることが出来ました。
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途中の南京南駅までの最高速度は303km/h~305km/hでした。最も多く表示されるのが303km/hでしたが305km/hの表示が出た時に、この写真を撮りました。
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こちらが南京南駅です。
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南京南駅を過ぎると最高速度が307km/h~308km/hになりました。
308km/hを表示した時の写真です。
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308km/hで走っている時の動画です。


川を渡るときの景色です。川の名前は淮河(わいが)で南京と徐州の中間地点になります。淮河は長江や黄河に次ぐ中国第三の大河で、長は1,078 kmになります。ここから42分後に徐州東駅に着きました。
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徐州東駅(徐州东站)に近づきました。電光掲示板には「前方到站:徐州東站」と表示されていました。
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予定通りに17時14分ごろに徐州東に着きました。こちらが徐州東駅のホームです。3時間の旅でしたがいろんなタイプの車両に出会いました。先頭の形が違いますが横のラインの色も変えているようでした。高速で追い抜いて行った車両は赤色ラインでした。いろんなタイプの歴史を記載します。
 CRH1   :Bombardier TransportationのReginaとZefiro250がベース
 CRH2   :川崎重工業 新幹線E2系電車がベース
 CRH3   :シーメンスVelaro (ICE3)がベース
 CRH5   :アルストムペンドリーノがベース
 CRH6   :200km/h以下の中距離用
 CRH380A :CRH2がベース
 CRH380B :CRH3がベース
 CRH380C :CRH3がベース
 CRH380D :Bombardier TransportationのZefiro380がベース
 CRH400AF:中国中車青島四方機車車輛が生産
 CRH400BF:中国中車長春軌道客車が生産
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地下通路を通って出口に向かいます。徐州東駅からホテルまでは車で移動いたしました。今までの新幹線に乗った記事を紹介します。
 2009年 北京⇔秦皇島  → ポチッ

 2014年 無錫⇒上海   → ポチッ
 2015年 合肥南⇒長沙南 → ポチッ
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この日、中国を移動した位置関係を地図にプロットいたしました。
 浦東空港
 上海虹橋駅
 徐州東駅
 泊まったホテル  曼哈頓國際酒店
 ━━ 上海虹橋~徐州東 新幹線ルート 626km
posted by SORI at 14:51| Comment(20) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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