2017年10月28日

碍子の取替 と ジャンパ線取外し 送電線取替工事

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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前々記事で送電線のスペーサーの取外し工事を紹介しました。
その次の作業が下記の取替手順の中の③の「ジャンパ線取外し と 碍子の取替」です。本記事では赤色文字の③~⑥を紹介したいと思います。赤色文字以外の着色文字をクリックすると、その記事を表示いたします。
クリックすると拡大 送電線取替工事手順
 ① スパイラルロッドの取外し
 ② 4導体用スペーサーの取外し
  ジャンパ線取外し & 碍子の取替
  滑車の取付 
  2本送電線の連続化
クリックすると拡大  吊り下げ金具の取付
 ⑦ 4本の送電線の内2本の新旧交換
 ⑧ 2本送電線の連続化    と同じ
 ⑨ 滑車への送電線かけ換え と同じ
 ⑩ 4本の送電線の内2本の新旧交換
 ⑪ 吊り下げ金具の取外し
クリックすると拡大 ⑫ 碍子に送電線取り付け
 ⑬ 滑車の取外し
 ⑭ 4導体用スペーサーの取付
 ⑮ スパイラルロッドの取付
 ⑯ 点検(スパイラルロッドとスペーサー)
 ⑰ ジャンパ線の設置(プレハブジャンパ)
クリックすると拡大クリックすると拡大 他の送電線に関する記事
 〇 架空地線交換工事
 〇 取替工事期間中の春一番
 〇 中国の送電線

碍子(がいし)もジャンパ線も鉄塔に付属しているものです。つまり今回の作業は鉄塔および鉄塔近くの送電線での作業になります。
送電線用鉄塔には大別して耐張型鉄塔と懸垂型鉄塔があります。 耐張型鉄塔は電線の張力を鉄塔で受けるために、碍子(ガイシ)が水平に取り付けられています。一方、懸垂型鉄塔は重力と風の水平力を鉄塔で受けるタイプで、碍子はV型に取り付けられて送電線を吊り下げています。
耐張型鉄塔(左)では送電線は一旦切断されているので電気の通り道となるジャンパ線が碍子の下にぶら下っています。懸垂型鉄塔(右)では単に送電線を吊り下げているだけでジャンパ線はありません。そのような構造の違いがあることから送電線の取替工事では耐張型鉄塔の工事は複雑なのに対して、懸垂型鉄塔の工事はシンプルです。先ずは懸垂型鉄塔での工事から紹介していきたいと思います。
 耐張型鉄塔 24鉄塔 25鉄塔 28鉄塔 30鉄塔 31鉄塔 32鉄塔
 懸垂型鉄塔 26鉄塔 27鉄塔 29鉄塔
耐張型鉄塔(水平碍子)        懸垂型鉄塔(V型碍子)
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こちらはスパイラルロッドやスペーサーの取外し工事の写真を撮った2日後の写真です。鉄塔の右の一番上(上段)のV型碍子の取替工事が始まっています。
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同じ鉄塔の下から撮った写真です。中段にも2名の作業員の方が作業をしていることが分かりました。上段の送電線はすでに碍子と送電線が離れていました。
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こちらは上の写真の翌日に撮った2段目です。碍子は送電線から外され垂直になった状態でした。この写真を冒頭に使わさせてもらいました。左側が古い碍子ですが、右側はすでに新しい碍子が吊り下げられていました。古い碍子の端にはアークホーン(ループ状の金属)が付いているので新しい碍子と区別が出来ます。新しい碍子のアークホーンは全てが完成してから最後に取り付けられるようです。新旧の送電線を接続して4.1km引張って入れ替えるための滑車が、すでに4つ配置されています。
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上段の送電線はすでに新しい碍子がV型に設置され送電線の交換用の滑車も取り付けられていました。
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上の写真の11分後には中段の古い碍子の方は地上に下されて、下段の工事も進んでいました。この写真はクリックすると特別に大きく拡大するので、上段、中段、下段の工事の状況がよく分かると思います。
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下段部分を拡大いたしました。3本の碍子を見ることが出来ます。垂直に持ち上げられているのは古い碍子です。V型の左側が新しい碍子で、右側が古い碍子です。右側も新しい碍子に取り換えて滑車を取り付けると、新旧の送電線の入れ替え工事の準備工事は完了です。
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送電線の上に立って作業をしているところを拡大いたしました。
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ここからは耐張型鉄塔の碍子の取替工事を紹介します。こちらの写真は工事前の碍子とジャンパ線です。3本の碍子で送電線の張力を鉄塔に伝えていのす。碍子の下にぶら下っている4本の電線がジャンパ線です。1本の碍子は10個ごとに黒い碍子が入れられています。つまり1本の碍子気35個の碍子で作られていることが分かります。この35個の碍子て50万ボルト(500KV)の電圧をぜつえんしているのです。上のV型の懸垂型鉄塔の碍子も数えていただくと分かると思いますが35個です。
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同じタイプの碍子(ガイシ)の図をネットから転用させていただきました。これは 500kV 3連耐張装置(210kN懸垂がいし)と呼ばれるタイプです。この図でも1本35個の碍子で構成されています。
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この鉄塔では一番下である下段から工事が始まりました。始まったのは上の懸垂型鉄塔の工事の2日目でした。この時の時間は9時42分でした。
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55分後に分かりましたが、この作業の主に目的はジャンパ線の取外しでした。
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作業場所の拡大した写真を紹介します。
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次に写真を取りに来た時にはジャンパ線はすでに外されていました。この時の時間は10時37分なので最初に工事の写真を撮ってから55分後でした。9時から作業が始まったとすると開始から1時間37分以下で取り外されたことになります。結構早いです。
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上の段の工事も若干の時間差がありましたが並行して行われて3段のジャンパ線取外しは1日で終了いたしました。写真は中段で、時間は上の写真と同じ10時37分です。
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下段の碍子の取外し工事です。この写真は15時51分に撮ったものです。
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少し広い範囲の写真です。上の段はすでに新しい碍子に替わっていました。古い碍子は3本でしたが新しい碍子は2本でした。
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右側が古い碍子で、左側が3本であることが分かってもらえると思います。左側の上の2段はすでに2本タイプの新しい碍子に交換されています。3本から2本になったのは51年間(=2017年-1966年)の間に強度が上がったか、信頼性が上がったのではないかと思われます。
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3段共に新しい碍子に交換できました。上の写真の9日後の写真です。その間に他の鉄塔の工事も行ったのだと思います。
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これが新しい2本タイプの碍子です。まだ作業は終わっていません。新旧の送電線を入れ替えるための準備工事が残っているのです。古い送電線をワイヤーでつないで4.1kmの範囲を1本にする工事があるのです。
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最初に滑車を取り付けます。懸垂型鉄塔では1ケ所に4個の滑車を取り付けていますが、耐張型鉄塔では1ケ所に取り付ける滑車は2個なのです。耐張型鉄塔の両側の送電線は交換時でも2本は張力をかけておく必要があるので、2本は滑車に乗せて、2本は碍子につないでおく必要があるのです。
つまり4本を一緒に滑車に乗せることが出来ないので2個だけなのです。
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滑車が取り付けられた部分を拡大いたしました。まだワイヤーや電線は滑車には通されていません。
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次の作業の写真を紹介します。右と左で別の目的の作業をしています。左側は送電線の内2本にワイヤーをつなぎ4.1㎞を1本の送電線にする作業です。最初に説明した全体の作業手順の中の⑤の「2本送電線の連続化」です。
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その接続部分です。取り付けたり外したりが容易なようなジョイントになっているようです。
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右側の作業は吊り下げ金具を通しているのです。4本の送電線の内2本ずつ入れ替えますが入れ替えのために移動する送電線を碍子につないだ送電線で吊り下げるための金具を取り付けているのです。これが⑥の「吊り下げ金具の取付」です。ロープが1本張ってありますが、新旧の電線の交換作業の直前に、このロープを隣の鉄塔から引張って吊り金具を配置するのだと思います。
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これが吊り下げ金具です。この吊り金具が鉄塔間の約400mに均等に配置されます。この鉄塔の隣りの鉄塔までの距離は413mです。全てロープでつながっていて終わった後に手繰り寄せることで全て回収できる仕組みです。
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配置された吊り金具です。ただし、この時ではなく新旧の電線の交換作業の直前に配置されました。金具の上側の送電線は耐張型鉄塔の碍子に固定されていて、下側が連続化された送電線で滑車に通されています。
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交換する電線2本が滑車に通されました。
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これが完成したした状態です。
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右側だけを拡大いたしました。この写真はクリックすると特別に大きく拡大(幅で5.2倍に拡大)いたします。
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赤い部分がワイヤー(左)と送電線(右)の接続部分です。これで4.1㎞が1本でつながりました。接続部分が滑車などに引っかからないようにスムーズな形状なっています。
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一番下の段(下段)を工事中に真下から撮った写真です。上段と同じ工事の状態で17日後なので送電線の新旧入れ替え工事を含めて1段あたり平均で8.5日と計算されます。本写真はクリックすると幅で4.5倍に拡大いたします。
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完成した状態を下から見ました。V型碍子の懸垂型鉄塔では3段共に滑車を4個づつ計12個を取り付けますが、この 耐張型鉄塔では一番上の段(上段)に2個だけつけています。この後、2本の送電線を左から右に引っ張って古い送電線を新しい送電線に取り換えます。さらに2本を取り換えると、次に中断の作業を行い、最後に下段の作業を行います。左側の3段が全て終了すると、今度は右側の取替工事が行われます。本写真をクリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。
電線の詳しい取り換え方法はこちらです。→ポチッ
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posted by SORI at 02:45| Comment(16) | 送電線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月25日

So-netブログの障害確認 と 問い合わせ画面のURL

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私の場合、2017年10月22日23時10分から10月23日午後未明までSo-netブログが見れなかったり、管理画面が出せなくなる現象がありました。
今後は慌てないために「So-netブログの障害確認」や「 問い合わせ」の画面が、すぐに出せるようにURLをブログ内に記載しておくことにいたしました。ただし、So-net自体の障害の内容によっては下記のURLをクリックしても表示されない場合があります。本記事は主に自分用です。
クリックすると問い合わせ画面 ・So-netブログ問い合わせ:
   https://www.so-net.ne.jp/blog/qa/
 ・So-netブロク障害情報:
   http://www.so-net.ne.jp/emerge/tr/blog.html
 ・So-net関連の障害情報:
   http://www.so-net.ne.jp/emerge/flash/flash.html

問い合わせの種類は次のように分類されていました。
クリックすると問い合わせ画面 利用方法について
 不具合について
 サーバー障害について
 利用規約違反について
 ご意見・ご要望
 その他

先日の障害のSo-netブログの障害情報での記載内容です。障害内容の欄の内容は対応中の復旧前の表示にしておりますので現在とは違います。
2017年10月24日17時45分時点
So-net ブログ の障害情報

障害・メンテナンス 現在の状況はこちら

該当のお客様にはご迷惑をおかけしております。 更新:2017/10/24


これまでの障害情報

ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。

日時 状態 障害内容
2017/10/22

12:15~



2017/10/23

15:00
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So-netブログサービス利用障害

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So-netブログで障害が発生しております。

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posted by SORI at 20:43| Comment(22) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月24日

スペーサー取り外し工事の写真 4導体送電線

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

日本初の50万ボルト送電線(500KV送電線)として1966年に設置された房総線の電線の取替工事が の4.1kmの範囲で2016年12月中旬から2017年3月23日まで行われました。地図上のプラスのアイコンをクリックすると工事の範囲がさらに分かりやすくなると思います。マイナスのアイコンを数回クリックと今回の工事の場所と房総線の位置が分かってくると思います。
 赤白塗装の鉄塔
 シルバー塗装の鉄塔
 送電線交換・始点鉄塔 24鉄塔
 送電線交換・終点鉄塔 32鉄塔
取替工事の手順は概ね次の通りで、今までに赤色以外の着色文字の部分に関して紹介させていただきました。送電線の取替工事に関する記事は現時点で6つになっています。今後、着色されていない作業に関しても全て紹介して送電線取替工事の報告を完遂されたいと思っています。写真を撮っている時は作業手順のことは頭に入っていないのですべての作業の写真が撮られているかどうかは現時点では分かりませんが撮った沢山の写真の中から探し出していきたいと思っております。今回は②の「4導体用スペーサーの取外し」ですが、スペーサーの取外しは短期間で終わってしまうことと、丁度その時に関西に出かけていたので写真が見つけられるかどうかが最大の難関でした。
赤色以外の着色文字をクリックするとその作業の記事を表示します。
クリックすると拡大 送電線取替工事手順
 ① スパイラルロッドの取外し
  4導体用スペーサーの取外し
 ③ ジャンパ線取外し & 碍子の取替
 ④ 滑車の取付 
 ⑤ 2本送電線の連続化
クリックすると拡大 ⑥ 吊り下げ金具の取付
 ⑦ 4本の送電線の内2本の新旧交換
 ⑧ 2本送電線の連続化    と同じ
 ⑨ 滑車への送電線かけ換え と同じ
 ⑩ 4本の送電線の内2本の新旧交換
 ⑪ 吊り下げ金具の取外し
クリックすると拡大 ⑫ 碍子に送電線取り付け
 ⑬ 滑車の取外し
 ⑭ 4導体用スペーサーの取付
 ⑮ スパイラルロッドの取付
 ⑯ 点検(スパイラルロッドとスペーサー)
 ⑰ ジャンパ線の設置(プレハブジャンパ)

探した結果、冒頭の地図の中の27鉄塔の傍で撮った中に、初期の段階にスペーサーの取外しに関わる写真が数枚ありました。送電線自体の取替工事であることも知らなかったので、この作業がスペースーの取外しに関わる作業であることも知りませんでした。鉄塔よりも左側(西側)の作業ですが、西側の作業が終わるころには送電線の取替工事であることも工事の手順も判っていたので、鉄塔の東側の工事の時に工事の手順通りに獲るつもりでした。ところが残念ながら東側の工事の初期の段階は関西に行っていて撮れなかったのです。こちらの写真の左側の3段の内、一番下(下段)はすでにスペーサーは取り外されています。写っている鉄塔はこのあたりでは最も高さのある121mの27鉄塔です。
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上段の方のところにスペースーらしきものがぶら下っています。
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中段の方の網の中に取り外された沢山のスペーサーが入っていることから、中段でスペーサーを外す作業が行われているものと思われます。
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上の写真はクリックする拡大いたしますが、クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。
これが、偶然に撮れていたタイトルのスペーサー取り外し工事の写真です。この写真だと取り外されたスペーサーが網に入っていることがよく分かっていただけると思います。
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クリックすると拡大四導体送電線用のスペーサーの写真をを紹介します。下の写真の左側が古い写真です。右側が2017年に取り付けられた四導体送電線用のスペーサーです。まったく同じ構造と思われます。左の古いスペーサーが房総線が建設された1966年当初のままだとすると51年前に、現在使われているものと同じ構造のスペーサーが開発されていたことになり当時の技術レベルの高さを知ったことになります。
クリックすると拡大クリックすると拡大

上段の作業も気になるのでレンズのズームの焦点距離を400mmで撮っても高さ100mだと、この大きさでした。
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上の写真から切り取りました。古いスペーサーなので取り外されたスペーサーだとわかりました。この写真で作業をされている方の進行方向の送電線にリング状のものが付いているのに気が付きました。
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さらに拡大しました。後方側はリングが取り外されています。この場所ではスパイラルロッドではなくリングが付けられていて、作業の方は、そのリングを取り外しているのだと分かりました。網の中にはスペーサーは入れられていないことからぶら下っているスペーサーは入っていないためにリングを取り外すために一時的にスペーサーを取り外している可能性が高いと感じました。
クリックすると拡大この場所は住宅地は遠く離れた場所であることから、このリングは冬の積雪による被害を防ぐために右の写真のような「難着雪リング」ではないかと感じました。僅か4.1kmの間ですがスパイラルロッドやリングなど、いろんな方式を使い分けているようでした。ただし、今回の送電線の取替工事で、この場所もスパイラルロッド方式になりました。
クリックすると拡大右の写真は、まったく同じ場所のスパイラルロッドを取り付けている写真です。
その同じ場所とは26鉄塔と27鉄塔の間で、西側の最上段です。
下の写真のスペーサーと難着雪リングを取り外していたのが2016年12月16日で、右の写真のスパイラルロッドを取り付けていたのが2017年1月14日でした。
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スペーサーの取外し工事の写真が撮れたのは一番手前の鉄塔と真中の鉄塔の間です。一番手前の鉄塔が27鉄塔(121m)で、真中が26鉄塔(106m)で、一番奥が25鉄塔(87m)です。この写真は、左側の3段共にスペーサーが外されて、送電線交換のための滑車が取り付けられている状態です。右側の3段の送電線は、まだ古いままです。
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追伸
本記事を掲載した2017年10月22日23時10分直後から10月23日午後未明までSo-netブログの、niceやコメントを含めた管理作業が出来なくなりました。
本画面の確認が出来たのは10月23日3時30分でした。それ以前はブログ自体も見ることが出来ませんでした。
 So-netブロク問い合わせURL:https://www.so-net.ne.jp/blog/qa/
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今回はシステムメンテナンスであることが表示されない時間も長く続きました。10月23日13時頃はまだ復旧しておらず、正常になったことに気が付いたのは10月23日15時30分頃でした。驚いたことに http://blog.so-net.ne.jp/ さえも表示されない状態でした。
クリックすると問い合わせ画面

今回に関係しそうな障害をSo-netブログの障害情報で確認すると次のように発表されていました。ただし障害内容の欄の内容は対応中の復旧前の表示です。
2017年10月24日17時45分時点
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2017/10/22

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posted by SORI at 23:59| Comment(24) | 送電線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月22日

「わりした」を使った2回目のすき焼き

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昨日、2017年10月20日の夕食はすき焼きにいたしました。我家のすき焼きは醤油と砂糖だけで味付けをするすき焼きを子供のころから続けてきました。ところが2017年4月7日に門前仲町のすき焼き屋さんでの食べ方が気に入って我家でも同じ作り方をやってみたかったのです。
そのお店では割り下(わりした)を使っていましたが、割り下を使うことが気に入ったのではなくて、ぶつ切りのネギを焼いた油で肉を焼くことでした。そして焼けた肉とぶつ切りのネギを最初に食べる食べ方が気に入ってしまったのです。この食べ方には割り下が必須だったからです。
その時の記事はこちらです。→ポチッ

ネギの白い部分は垂直にぶつ切りにし青い部分は斜め切りにいたしました。ネギ以外はシメジと糸こんにゃく(しらたき)を用意いたしました。
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さらに春菊も用意いたしました。
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こちらは、今回使ったお肉です。高級なお肉ではありませんが見るからに美味しそうなお肉でした。ちゃんと牛脂もついていました。実は今回の作り方では、この牛脂が美味しさの決め手になるのです。
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最初に牛脂を投入します。
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その牛脂でぶつ切りのネギを焼きます。
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少しネギが焼けたところで肉を焼き始めました。ネギの香りが移った油で肉が焼けると同時に牛脂と肉汁がネギにしみ込むのです。これで白ネギも肉も美味しくなるのです。
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肉が少し焼けたところで市販の割り下を入れます。
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この日に買ってきた地元の卵です。野菜の直売所に毎日入荷されている新鮮な卵です。
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その新鮮な卵で肉とネギだけをいただきます。肉も美味しいのだけれども、白ネギが絶妙の美味しさになるのです。中が熱々の美味しさは格別なのです。それが気に入って、今回の焼き方にいたしました。
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上の写真はクリックすると拡大いたしますが、クリックの面倒な方のために拡大いたしました。大げさないいかたですが、長い人生の中ですき焼きの白ネギの美味しさを初めて知った気がしました。この食べ方の場合では、白ネギがしんなりする前の硬さが残った状態で食べることをお薦めします。是非とも、いろいろと試してみてください。
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肉とネギの味を楽しんだところで他の具材を鍋に投入いたしました。
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もちろんビールは欠かせません。


美味しくいただきました。
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今回のお肉は、近隣で買えるお肉の中では、安定的に最安値で買えるお店のお肉でした。お肉の値段は450gが598円なので100gが133円です。食べる前は少し心配しましたが、食べてみた結果として安いけれども上のランクと比べても味は十分に美味しいかったのです。ちなみに肉は米国産でした。
実はこのお肉を炒めた焼き肉が、我家のワンコ(名前:むさし 17歳6ケ月)の食事なのです。17歳に近づいたころから食欲が落ちてきて、今はいろんなものを食べさせています。その中で最も沢山食べさせているのが、このお肉を炒めたもので、最近では7日に2~4回のペースです。
2017年5~6月頃のワンコの食事のランキングは、①牛肉の油炒め、②青魚の焼魚、③錦糸卵、④ 合挽ミンチ炒め、⑤鶏肉ゆで、⑥牛乳、⑦モアソフト(ドックフード)、⑧チキンジャーキー(市販品)、⑨カツオブシ、⑩ ママボーロ、⑪ソラマメでした。この順番は刻々と変わっていきました。
最近では、①牛肉の油炒め、②牛肉ミンチ炒め、③モアソフト、クリックすると拡大④チキンジャーキー、⑤鶏肉ゆで、⑥バームクーヘン、⑦青魚の焼魚、⑦牛乳、⑧子供用粉ミルク、⑨ビスケット類、⑩缶詰のドックフードです。一時期はバームクーヘンが一番(9個/日)の時もあり、ある時は右の写真のミレービスケットが一番の時もあるほど変化しますが牛肉だけは安定しています。そのために牛肉の薄切りと牛肉のミンチを1週間に両方で計7パック(計:約3kg)ほど買っています。念のためベビーフードも買ってあります。
最近は、すき焼き用の割り下をつかうなど味を濃くしています。今回の場合は鍋に残った汁を活用いたしました。我々と同じ味わいにすると最も食欲が出るようです。⑧に粉ミルクが入っているのは、固形物を食べない時は牛乳を飲ませているのですが200cc/日までは問題はありませんが、さらに沢山飲ませると経験的に問題なので、牛乳は200cc/日までにしてそれ以上は粉ミルクにしているのです。牛肉の薄切りや牛肉のミンチを炒めた時に出る油は経験的に体に負担となるため捨てています。
昨日は、朝に牛肉のミンチを炒めたものを約200g食べたにもかかわらず、我々の夕食後にも、写真の肉を炒めたものにすき焼きのタレの残りを混ぜたものを300g食べてくれました。朝と合わせて2日分以上のカロリーを摂取したことになります。
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我家のすき焼きで初めて「わりした」を使った記念すべき日は2017年9月30日でした。その時の写真をいくつか紹介します。こちらの肉も高級ではありませんが、中級の下というところです。
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この時は、白ネギをぶつ切りにすることを伝え忘れていて従来のすき焼きと同じように斜め切りで作りました。両方の切り方をしてみて、今回のすき焼きの食べ方の場合は、白ネギはぶつ切りにする方が格段に美味しいことが分かったのです。そのために1回目の時は記事にしなくて、ぶつ切りにした2回目で掲載いたしました。つまり冒頭の写真が家で食べるすき焼きにおいて、生涯2度目の割り下を使ったすき焼きで、この写真が生涯初めての割り下を使ったすき焼きでした。
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やっぱり新鮮な卵でいただきました。
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この時は焼き豆腐も入れました。後半はどちらも同じ味になります。ぶつ切りの白ネギは最初に食べるときに違いが大きく出ることが分かりました。
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この碑は日本酒にいたしました。白ワインもいただきました。
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ラベル: すき焼き
posted by SORI at 21:13| Comment(24) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

新千歳空港で買った唯一のお土産 焼きたてチーズタルト

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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空港でお土産を買う時間を最小限にするために千歳市ま町のお店でお土産を事前買いました。そんな中で空港で買ったのが上の写真のKINOTOYAの「焼きたてチーズタルト」でした。目の前で焼かれており10人程度の人が並んでいましたが、時間はたっぷりあったので私も並んで買いました。
プレーンタイプとブルーベリージャムが入ったタイプがありそれぞれ3個つづで6個入りを注文しましたが、残念ながらブルーベリー入りはまだ焼けていなかったのでプレーンタイプ6個入りにいたしました。
クリックすると拡大右の写真はネットから転用させていただいた今回と同じ箱ですが、家に持ち帰るまでに一部の表面が剥げるダメージを受けて上の写真のようになってしまいました。おそらく飛行機の上の棚に入れた時に横向きとなりダメージを受けたのだと思います。写真は6個の中で一番いい状態です。せっかくの焼きたてなので、家に着いてすぐにいただくことにいたしました。

娘が海外旅行で買ってきてくれた金魚のティーバッグ(Tea bag)のお茶でいただくことにいたしました。全部で12パックありましたが、これが最後のティーバッグでした。
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お茶と一緒に撮ったチーズタルトの写真も紹介します。
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これがチーズタルトの断面です。新千歳空港の中でもトップクラスの人気のスイートだそうです。焼きたての香ばしさを感じてもらえると思います。
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クリックすると拡大お土産の「焼きたてチーズタルト」を買ったお店は、先日紹介した記事の中のソフトクリームを買ったお店でもあるのです。右の写真が食べたソフトクリームです。こちらのお店のソフトクリームも人気だと聞きました。お店を紹介いたします。右下の小さな店舗の写真はネットから転用させていただきました。
 店名 きのとや KINOTOYA
 場所 新千歳空港ターミナルビル センタープラザ2階
 電話 0123-29-6161
 営業 8:00~20:00
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フロアー全体のマップです。クリックすると今回のお店「きのとや」を含めて沢山のお店の位置が分かると思います。クリックすると拡大morimotoは前記事前々記事で紹介したお店(本店)の空港内の販売店です。
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Googleストリートビューです。今と雰囲気が違います。2013年9月に撮影されたものだそうです。この時も「焼きたてチーズタルト」は売られていますが、雰囲気はソフトクリームの一色でした。そのことから2013年9月以降に「焼きたてチーズタルト」がヒットしたものと思われます。画面内のB1 1F 2F 3F 4Fをクリックすると地下1階から4階までの建物の中を見ることが出来ます。地下1階(B1)はJR新千歳空港駅の改札口です。


クリックすると拡大Googleのストリートビューは、いつかは更新されてしまうので2013年9月時点の画面のハードコピーを保管しておきます。クリックして拡大すると画面の右下の Date de I'image : sept. 2013 の文字を確認出来ると思います。右の写真が現時点です。
もともとチーズタルトは冷蔵で販売されていましたが、2012年から店頭で焼くことを初めて爆発的に売れるようになったそうです。その時の店長(きのとやオーナーの長男 2012年2月きのとや入社)は2013年4月に独立して裏原宿にて焼きたてチーズタルトの会社BAKEを創業したそうです。それによって全国および海外展開の方向に進んだようです。大手商社に勤めていた経験が活かされたのかもしれません。
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最後に拡大したチーズタルトの写真を掲載いたします。本写真をクリックすると特別に大きく拡大いたします。是非ともクリックしてみてください。
この写真も4秒→2秒→2秒で画面が切り替わるようにいたしました。
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ラベル:北海道 スイーツ
posted by SORI at 20:43| Comment(22) | 土産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

千歳市内のバン屋さんで買った北海道のお土産

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前記事で北海道旅行で買ったどら焼きを紹介しましたが、同じお店morimotで上のスイーツもお土産として買いました。朝食用のパンを買ったお店ですが、空港でお土産を買う時間を短くするために出来る限り買いました。写真はトマトのゼリーとメロンのゼリーとジャガイモのスイーツです。

こちらがトマトのゼリーとメロンのゼリーです。
実はトマトゼリーは10年前にも北海道で買ったので、その美味しさが懐かしくて買いました。
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トマトゼリーは甘酸っぱい味わいで、サクッとした食感は昔食べたトマトゼリーと似ていました。スイーツには酸味が大切なことを教えてくれました。
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北海道と言えばジャガイモです。スイーツの名前は「愛でたい・じゃがいも」でした。「めでたい・じゃがいも」と読むそうです。北海道らしい上に、ほろほろほどける新感覚のスイーツと書かれていたので買いました。
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確かに新しい食感でパイ生地の様なスイートポテトで美味しくいただきました。ジャガイモらしさも残っていました。
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こちらは私が買ったまではなく長男家族が私のために買ってくれていた人気のスイーツです。こちらも偶然ですがmorimotoでした。新しいスイーツだと思ったら1978年から約40年続いているロングセラーのスイーツでした。
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名前は「北のちいさなケーキ」で、ハスカップジュエリー2種類とチェリージュエリー1種類の計3種類が入っていました。
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右のチェリージュエリー(Cherry Jewelry)には余市郡仁木町特産のサクランボのジャムが入っていました。実は北海道はサクランボの全国2位の生産地なのです。今回の旅行でサクランボ狩りをしたのは同じ余市郡の余市町でした。仁木町は余市町とは隣りの町でした。
左のハスカップジュエリー(Haskapp Jewelry)には北海道特産ま果実ハスカップ(Haskap berry)のジャムが入っていました。ハスカップはスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木で、和名はクロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)と長い名前が付いた珍しい果実です。特に酸味が効いたハスカップジュエリーが人気があるようです。ハスカップの分類を紹介します。北海道内では主に勇払原野(ゆうふつげんや)に自生していて、本州以南では高山植物に分類されるそうです。ハスカップの名はアイヌ語ハシカプ(has-ka-o-p)に由来するそうです。右のハスカップの写真はWikipediaから転用させていただきました。
クリックすると拡大  界:植物界     Plantae
  門:被子植物    Angiosperms
  綱:真正双子葉類  Eudicots
   :キク類     Asterids
   :キキョウ類   Campanulids
  目:マツムシソウ目 Dipsacales
  科:スイカズラ科  Caprifoliaceae
  属:スイカズラ属  Lonicera
  種:ケヨノミ    Lonicera caerulea
 変種:ハスカップ   Lonicera caerulea var. emphyllocalyx
 和名:ハスカップ クロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)
 英名 Haskap berry Haskap Lonicera caerulea Honeyberry
    Blue-berried honeysuckle Sweetberry honeysuckle
    Edible blue Honeysuckle
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ハスカップジュエリーのCM動画です。 別の動画 → 演奏編 妖精の森
英語のサイトでハスカップは下記枠内のように日本語名と書かれていました。さらにThe Haskap Canada Association(ハスカップ・カナダ協会)まであるそうです。アイヌ語を起源とするHaskap(ハスカップ)の呼び方が海外でも使われているのは嬉しいことです。
クリックすると拡大What is Haskap?

 Haskap is the Japanese name for Lonicera

 caerulea(Edible blue Honeysuckle).
The Haskap Canada Association

HASKAP is the Japanese name for Lonicera caerulea. It has also been known as ‘Blue Honeysuckle’, ‘Honeyberry’, ‘Edible Honeysuckle’ and ‘Sweet Berry Honeysuckle’. When translated into English, it is sometimes spelled as Hascap, Haskaap and Hasukappu.



始めてトマトゼリーを知ったのは10年前の2007年5月13日でした。その時の写真が下の3枚です。北海道旅行の帰りに新千歳空港で見つけて珍しくて買いました。今は沢山のメーカーがトマトゼリーを出していますが、驚いたことに製造メーカーは今回と同じmorimotoでした。その時のネーミング「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」が今でも使われていました。10年前、トマトゼリーとして一番有名なのが「もりもと」だったようです。
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10年前に買ったのはカップタイプでした。今も同じものが売られていましたが、その時はこのカップタイプだけだったと思います。
10年前の旅行先は洞爺湖周辺でした。その時の記事が下記です。着色文字をクリックすると記事を表示します。写真をクリックすると拡大します。
クリックすると拡大クリックすると拡大 サッポロビール園
 突然噴火した西山火口群
 洞爺湖名物 石焼玉子
 この花は ?
 窓からの景色 洞爺湖
クリックすると拡大 洞爺湖の花火
 北海道の桜
 麦畑の中に突然出来た山 昭和新山
 ザ・ウィンザーホテル洞爺
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10年が経っており同時に食べていないので正確な味の違いは分かりませんが、同じようにな食感で味わいも同じ感じでした。
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ラベル:土産 北海道 果実
posted by SORI at 17:30| Comment(18) | 土産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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