

娘とのフランス旅行の5日目にお土産のチョコレートを買うために2ケ所のチョコレート店に行ってみることにいたしました。
パリの沢山のスイーツ店は日本に出店していてパリの有名なチョコレートも日本で簡単に手に入るようになっていますが、今回紹介する2つのお店のチョコレートは手に入れにくいのです。


ホテルで2つのチョコレート店をパソコンに表示してその画面を写真に撮って地図代わりに地下鉄に乗ってお店を探しに出かけました。幸いにも2店ともにホテルから近い場所にありました。



こちらが地図代わりにカメラで写真に撮ったパソコンの画面です。
Jacques Genin Patrick Roger


ホテルの近くの地下鉄のQuatre Septembre駅から乗り換えなしで1本で行けました。Quatre Septembre駅から6駅目のRépublique駅から420mの距離の静かな場所にお店がありました。泊まっていたホテルから車で行くとしたら2520mの距離です。
こちらの建物一番手前の部分に目的のチョコレート店Jacques Genin(ジャック・ジュナン)がありました。地下鉄の駅を降りて地図代わりのカメラの画面を見ながらなんとかたどり着きました。初めての場所は太陽が出ていないと南北方向が判らないので地図と道の形から方角を見定めて進んでなんとかたどり着きました。古い建物であることは雰囲気から分かりました。
店名 Jacques Genin fondeur en chocolat
住所 133, rue de Turenne 75003 Paris, フランス
電話 01-4577-2901
営業 平日:11:00~19:00 土・日:11:00~20:00
定休 月曜日
最寄 République駅 420m

その古めかしい建物の正面を紹介します。その建物には文字が書かれていました。クリックすると特別に大きく拡大するので文字が読めると思います。

文字が読める大きさに拡大いたしました。1699年に建てられたことや建築家の名前が書かれているようです。調べてみると実際に噴水が作られたのは1697年で、Bouchera首相がなくなったのが1699年でした。Fontaine Boucheratは1925年3月17日に歴史的建造物として登録されていました。
FONTAINE BOUCHERAT
ERIGEE PAR L ARCHITECTE
JEAN BEAUSIRE
EN 1699
ET AINSI DENOMMEE EN L HONNEUR DU
CHANCELIER BOUCHERAT
噴水名 Fontaine Boucherat Bouchera噴水 ERIGEE PAR L ARCHITECTE
JEAN BEAUSIRE
EN 1699
ET AINSI DENOMMEE EN L HONNEUR DU
CHANCELIER BOUCHERAT
名の由来 Louis Boucherat首相の名前を使用
建築家 Jean Beausire 1651年2月26日~1743 年3月20日(92歳)

きっと、こちらも気になると思い拡大いたしました。ライオンは本物の像ですが、男性は壁に書かれた落書きだと思います。なかなかの雰囲気なので、そのまま残されているのではないかと感じました。318年前の歴史的建造物に落書きとは、信じられませんが、これが芸術の都、パリなのかもしれません。

落書きかどうかを確認するためにGoogleマップのストリートビューで確認いたしました。驚いたことにライオンの胴体も落書きでした。現在(2017年9月11日時点で)見れるストリートビューには Date de l'image : avr. 2016 と書かれていることから2016年4月(フランス語:avr. 2016)に撮影されたと思われます。つまりストリートビューが撮影された2016年4月以降に落書きされたことが分かりました。ここはライオンの口から水が流れ出る泉だったようです。
ストリートビューは、いつかは更新されることから、現状の画面のハードコピーを保管しました。→ポチッ

上で紹介したような歴史的建造物の中にお店がありました。こちらがお店の中です。娘がチョコレートを選んでいるところです。

チョコレート店の中にも318年前(1699年)の建物一部を表に出しているところがありました。Jacques Geninはオーナー・パティシエ(ショコラティエ)のJacques Genin氏の名前そのものです。


こちらが買ったチョコレートです。

金属製のケースに入っていました。

これがJacques Genin(ジャック・ジュナン)のチョコレートです。このチョコレートがパリのチョコレートBEST10で2位のボンボン・ショコラです。

Jacques Genin(ジャック・ジュナン)の動画がネットに掲載されていたので紹介します。写真と動画の組み合わせで構成されています。
地下鉄のOpéra駅から1駅の場所に2軒目のチョコレート店Patrick Roger(パトリック・ロジェ)がありました。

店名 Patrick Roger Madeleine店
住所 3 place de la Madeleine 75008 Paris
電話 01-4265-2447
営業 10:30~19:30
定休 無休
最寄 Madeleine-Tronchet駅 250m

ショーウインドウにチョコレートのオランウータンが


こちらがPatrick Rogerカラーのチョコレートの箱です。
パリで選ばれたチョコレート人気ランキングBEST10はつぎの通りです。今回紹介の2店のチョコレートが1位と2位でした。6位のチョコの名前は「ボンボン・ショコラと板チョコ」です。
1位 Patrick Roger のクルール
2位 Jacques Genin のボンボン・ショコラ
3位 Jean Paul Hévin のショコラ・アペリティフ・ド・フロマージュ
4位 La Maison du Chocolat の ボンボン・ショコラ
5位 Jean Charles Rochoux のボンボン・ショコラ
6位 Le Chocolat Alain Ducasse Manufacture à Paris のチョコ
7位 Henri Le Roux のボンボン・ショコラ
8位 Les Marquis de Ladurée のローズフレーバーチョコ
9位 Hugo & Victor のスフェール
10位 Chapon のボンボン・ショコラ

そして、こちらがPatrick Roger(パトリック・ロジェ)のチョコレートです。飛行機の中で一部のチョコレートが壊れてしまいましたが、味は美味しかったです。壊れた緑のチョコレートは甘酸っぱい味のお店を代表するチョコレートでした。真ん中の壊れた丸いチョコレートが上で紹介のパリBEST10で1位のクルールです。同じものをお土産として実家に持って行きました。

チョコレートの下には紙が敷かれていると思ったら、それもチョコレートでした。この板チョコも抜群に美味しかったです。Patrick Rogerはフランスに7店舗(パリ6店舗 )とベルギーのブリュッセルに1店舗を展開しています。日本には未上陸です。

チョコレート以外のお土産です。
パリではチョコレート以外ではシャンゼリゼ通りのLADUREEでマカロンを買いました。マカロン以外はモンサンミッシェルで買った塩とクッキーと飴です。

参考にマカロンのお店を紹介します。
こちらは日本に進出している有名なお店です。
店名 LADUREE ラデュレ
住所 13 Rue Lincoln, 75008 Paris, フランス
電話 01-4075-3825
創業 1862年 パリ( Paris )

お店の中は高級な雰囲気であふれていました。沢山の人が入っていました。

こちらがマカロンが入った箱です。

アルコール類は下記の3種類をお土産に買いました。ただしフランスで買ったのは左端の赤ワイン、2010年産のMargauxだけです。
2010年産のMargauxは長年パリに住んでいる知り合いの方にワインバーに連れて行ってもらって教えてもらいました。→ポチッ
焼酎 機内販売 森伊蔵
純米大吟醸 成田空港 井筒屋 伊兵衛 3割5分磨き
赤ワイン CDG空港 Château Marsac Séguineau Margaux 2010
