


先日、980円のデンドロビウムを買った近くの野菜直売所で、家内が緑の葉の草を4株(3種類)ほど買ってきました。ベビーズティアーズという名の植物です。1株が150円(税込)でした。ベビーズティアーズの呼び名は、2~3mmの葉が、赤ちゃんの涙ほどの大きさであることに由来しているそうです。植物としての分類を記載します。門や網が複数書いているのは新エングラー体系か、クロンキスト体系か、APG体系によるものです。サイトによって「亜綱」や「目」が違っていました。
界:植物界 Plantae
門:被子植物門 Angiospermae 又は
Magnoliophyta 又は
Angiosperm
綱:双子葉植物綱 Dicotyledoneae 又は
Magnoliopsida 又は
Eudicots
亜綱:マンサク亜綱(-) Hamamelidae(-)
目:イラクサ目(バラ目) Urticales(Rosales)
科:イラクサ科 Urticaceae
属:ソレイロリア属 Soleirolia
種:ソレイロリア・ソレイロリー Soleirolia soleirolii
別名:ベビーズティアーズ/天使の涙 Babytears
学名: Soleirolia soleirolii
日本ではベビーズティアーズの名で呼ばれる方が多いようです。可憐な小さな葉を楽しむ植物のようですが、調べてみると我家にとっては育てるのは難物のようです。本来は日当たりを好む植物ですが、直射日光を当てて育てると、ガッチリとした感じになり、購入当初の繊細な可愛らしさが無くなって、緑色のタワシのようにゴツい感じになり、やる気がなくなってしまうそうです。人生のいろんな場面でありそうな"たとえ"が書かれていました。どうやら日弱な感じに育てるのがポイントようで、日の当たる室内で育てるようにと書かれていました。少なくとも日当たりのことで枯れることはなさそうです。
大問題なのが水やりです。水やりを忘れると、すぐに枯れしまうそうです。 いろんな植物の水やりでよく書かれている「土が乾いたら水をやる」では遅いそうです。毎日定期的に水やりが出来るかどうかで、勝負が決まりそうです。

可憐な葉を拡大いたしました。なんとかこの感じを維持したいものです。BabyTearsの直訳は「赤ちゃんの涙」になりますが、赤ちゃんはみんなにとって天使なので「天使の涙」と呼ばれています。その「天使の涙」からか、エンジェルス・ティアーズ(Angeltears)と呼ばれることもあるようです。

黄緑色の葉のベビーズティアーズです。斑入りなどいろんな種類があるようです。ベビーズティアーズの特徴は次の通りです。

背丈:3~5cm
横幅:15~30cm
見所:葉(周年)
耐寒:-10℃程度
原産地:コルシカ島(フランス) サルジニア島(イタリア) 地中海諸島
育て方:http://yasashi.info/he_00018g.htm

薄緑色のベビーズティアーズも買ってきました。頻繁に水をかけて鉢の下からの水の処理が大変なことから、育成方法として進められている室内は、我家では難しいので玄関の外のタイルの上で育てることにいたしました。ここならば置く場所によって光の当たり方を調整できるメリットもあります。

ラベル:植物