
沖縄旅行のお土産に海ぶどうを古宇利島で買ってきました。空港や他のお土産店よりかなり安かったです。正式名はクビレズタ (括れ蔦、学名:Caulerpa lentillifera)で、イワズタ科イワズタ属に属する海藻です。
和名はもともとはくびれがあるツタの意味で「クビレヅタ」でしたが、2000年に改定された日本産海産目録より「クビレズタ」に改められたそうです。
亜界 : 緑色植物亜界 Viridiplantae
門 : 緑藻植物門 Chlorophyta
綱 : アオサ藻綱 Ulvophyceae
目 : イワズタ目 Caulerpales
科 : イワズタ科 Caulerpaceae
属 : イワズタ属 Caulerpa
種 : クビレズタ Caulerpa lentillifera
最新である2005年改訂版でも「クビレズタ」になっています。日本では南西諸島に、日本国外では東南アジアやオセアニア等の浅海域に分布します。主に、潮間帯の下部から漸深帯の砂地に生育しています。
長さ2〜5m程度まで成長する。匍匐茎(ランナー)を伸ばし、匍匐茎の途中から直立する茎が生えます。この直立する茎が食用になる部位で、球状の小枝(葉のような形状)が密生しており、「海ぶどう」の由来にもなっています。
グリ−ンキャビアとも呼ばれています。生で、醤油や三杯酢等をタレのように浸けながら食べられています。

天然のものは収穫量が少ないためあまり出回っていませんでしたが、平成6年に恩納村で養殖技術が開発されてから、海ぶどうが手軽に手に入れられるようになりました。沖縄のミネラル豊富な海水と亜熱帯地方特有の太陽光線により、良質な海ぶどうが店頭に並びます。
暖かい海に育つ海藻ですので、寒さに弱いため、15度〜30度の室内で常温保存が好まれます。したがって、絶対に冷蔵庫に入れないように言われました。死んでしまうそうです。写真の海ぶどうは一部が白くなっています。これは光に当たっていないために白くなるそうですが、食べる前に光に当てておくときれいな緑色にもどると書かれていました。新鮮で活きている内に食べる必要があるので家に帰った日の夕食で食べました。
この記事で、とりあえずは沖縄報告を終了させていただきます。今まで沖縄の記事のリストです。下から時系列的にならべています。
掲載できた沢山の記事が最大のお土産かもしれません。タイトルをクリックすると記事を表示します。

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沖縄旅行に行ってきました。
海ぶどう以外に買ってきたお土産をさらに紹介します。
タコライスです。名前だけ聞くと蛸めしをイメージするかもしれませんが、メキシコ料理のタコスのライス版です。

さっそく作ってみました。写真は包む前のものです。クリックすると包んだ状態を表示します。見掛けはたいしたことはないけれど味はよかったです。

ソーキカレーも買ってきました。族に言う豚肉のカレーです。柔らかいお肉が沢山入っていましたがお土産なので値段は高めです。これ以外にアオサ(アーサー)の佃煮とモズクの佃煮も買ってきました。どちらもおいしくいただきました。
