2016年03月07日

鹿児島のお土産 てまりひめ

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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家内が鹿児島旅行のお土産でさつま揚げを買ってきたことは前記事で紹介いたしましたが、スイーツとして買ってきたのが写真の「てまりひめ」です。薩摩藩主島津氏の別邸跡である仙巌園の園内で売られていることから「薩摩 仙巌園 てまりひめ」と書かれているのです。仙巌園は358年前の1658年に第19代当主であった島津光久によって造園され、その後も歴代当主による改築が重ねられてきた名園でもあります。桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた借景技法を取り入れた広大な庭園が特徴だそうです。

クリックすると拡大和菓子なのでお茶でいただきました。可愛らしい手毬のようなお菓子なので「てまりひめ」と名付けられたのだと思います。この「てまりひめ」をネット検索しても出てこないので、まだ一般には知られていないのではないかと思います。家内はいろいろと味見をして買ったそうです。写真の湯呑は益子で買いました。
  名前 てまりひめ
  製造 山福製菓
  住所 鹿児島県鹿児島市南栄3-15-3
  電話 099-268-1515
  創業 1956年2月
  HP http://yamafukuseika.co.jp/01shouhin-annnai.html
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味が気になると思います。知っている中で、一番近いお菓子としてはスイートポテトだと言えば味が分かってもらえると思います。ただし真ん中に餡が入っていました。主原料は、さつま芋と小豆つぶあんで、小麦粉は使われていません。つまり饅頭の皮の部分がスイートポテトなのです。
どうやら山福製菓は、さつま芋を活かす菓子を作る会社のようです。
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山福製菓で有名なのが薩摩芋タルト、ホクホク薩摩のさつまいも、薩摩かるかん、スイートポテトンのようです。4枚の写真はホームページから拝借いたしました。今回の和菓子以外で、商品名および品種名として「てまりひめ」が名付けられたものとしてはイチゴハムが検索できました。



家内が今回のスイーツ「薩摩仙巌園てまりひめ」を買ったのは仙巌園(せんがんえん)の園内にある売店・山福製菓です。仙巌園は鹿児島県鹿児島市吉野町字磯にある薩摩藩主島津氏のクリックすると拡大別邸跡とその庭園です。
  仙巌園
  鹿児島空港
  泊まったホテル
  小田口屋(さつま揚げを買った場所)


仙巌園のGoogle航空写真です。見えている範囲は仙巌園の一部で、全体では東西に4倍の長さがあります。
ラベル:鹿児島 土産
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2016年03月06日

鹿児島のお土産 本場のさつま揚げ

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家内が友人2人と計3人で2泊3日の鹿児島旅行に行って帰ってきました。上の写真は家内が桜華亭から撮った桜島です。フライトはジェットスターの下記の便でした。クリックすると拡大日によっては航空券代は往復で5万円になることがありますが、一番安い日を狙ったようで往復で1万3千円ほどで行けたそうです。1泊目は鹿児島市内で、2泊目は指宿(いぶすき)のホテルだったそうです。
 行き 成田  12:45→15:00 鹿児島
 帰り 鹿児島 19:55→21:40 成田
右上の写真で桜島大根を担いでいるのは家内です。

お土産で買った来たのが写真の薩摩揚げ(さつま揚げ)でした。本場のさつまあげの美味しさは、私の想像を超えていたので紹介させていただきます。家内たちが買いに行ったお店は鹿児島の指宿(いぶすき)で最も有名なお店の一つだと言われています。そのお店で「全種類を入れてください。」と言って買ったのが下の写真のさつま揚げだそうです。驚いたことに値段は、はかり売りなのです。つまり重さで決まります。11種類のさつま揚げを買ってきましたが、すべて100gあたり230円と、同じ値段なのにも驚かされました。合計の重さが457gだったので合計金額は1051円でした。種類や大きさに関係なく457x2.3=1051で計算するので、売る方も買う方も楽なのかもしれません。ネットのホームページでは別々に値段が付けられていました。合計すると1655円になるので36%お得な上に、作りたてを食べのことが出来るのです。少なくとも作った当日に味わうことが出来るのが現地で買う最大のメリットであることを痛感いたしました。
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本当は作った当日にすべて食べたかったのですが、フライトが遅い便で、家に着いたのは23時半で夕食は食べた後であったことから、2個だけ当日にいただきました。その一つがこちらのレンコンの薩摩揚げでした。名前は、れんこん天です。もちろん、温めないで、そのままいただきました。食べてみて本場のさつま揚げの作った当日に食べる美味しさを知りました。
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もう一つの薩摩揚げがこちらでした。ごつごつしたさつま揚げで食べるまでは、中に入っているものが判りませんでした。想像を超えるものが入っていたのです。
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さつま揚げ(薩摩揚げ)に入っていたのは、サツマイモ(薩摩芋)だったのです。この薩摩(さつま)どうしの組み合わせにも驚かされましたが、その美味しさにも驚かされました。サツマイモの甘さとの組み合わせがなんとも言えない美味しさだったのです。名前は、さつま芋天です。
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翌日の夕食は、さつま揚げパーティーでした。これが、上で紹介した2個以外の9種類のさつま揚げ(薩摩揚げ)です。使われている魚肉はイトヨリダイ、とび魚、スケトウダラなどだそうです。
クリックすると拡大ムサシもいつもと違うにおいなのがテーブルを覗き込んでいました。いつもは食事が終わるまではおとなしくしているのですが、この日はさつま揚げが並んだ時から目の色が変わっていました。でも諦めてテーブルのそばで、伏せの体制で食べ終わるのを待っていました。食べ終わるとおやつをあげる習慣なのです。
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やっぱり用意したくなるのが日本酒です。お気に入りお猪口と、先日実家からもらってきた備前焼のお銚子でいただきました。冷酒でも飲みたかったので冷酒用のグラスも用意いたしました。
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こちらが、お気に入りお猪口です。1980年に手に入れた秀峰窯で焼かれた清水焼のお猪口で、小高杯と大皿を買った時にお店の方からもらったものなのです。作者は武内秀峰さんです。お猪口の淵で中を覗き込んでいる人がかわいいので気に入っているのです。これは一閑人(いちかんじん)と言うそうです。
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日本酒を用意すると食べたくなるのが銀杏です。そこで銀杏も焼きました。こちらの器は益子焼です。作者は白石篤さんです。
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野菜は一品なので、たっぷりと用意いたしました。鍋料理の時に時々登場する渦巻き模様の器は小砂焼の国山窯のものです。
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出し巻き玉子も用意いたしました。こちらの皿も益子焼きで作者は上野利憲さんです。
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ここから9種類のさつま揚げを紹介します。計り売りなので大きさを気にしないで帰るのもいいですね。何とも言えない美味しさでした。こちらの小皿は砥部焼です。さつま揚げの種類は、つけあげしそ天いわし天です。
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普段、スーパーで買うさつま揚げは温めて大根おろしをつけて食べることが多いのですが、温めないで冷たいままで、何もつけづに食べました。再加熱すると味が少し落ちる気がするからです。素材が本当に美味しいのです。チーズとニンジンが分かってもらえると思います。名前は左から、芯入天(にんじん入り)にら天黒ごまチーズ天です。
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いろんな具を楽しむことが出来ました。どれも美味しいのに驚かされました。長い経験からいろんなさつま揚げが作られてきたことが想像できました。こちらは上から、ザク切り野菜天ごぼう天生姜天です。
さつま揚げの起源には2つの有力な説があるそうです。一つは薩摩と琉球(沖縄)との交流を通して渡来した琉球料理の「チキアーギ」が元祖する説です。もう一つが幕末の薩摩の名君といわれる島津斉彬公が、藩内の漁村で獲れる小魚を原料にして風土に適した揚げ物料理を考案させたという説です。地元の鹿児島県ではさつま揚げという呼び名よりも「つけあげ」と言うのが一般的だそうです。この呼び名からも、さつま揚げが琉球から渡来の「チキアーゲ」に由来するという前者の説につながっているようです。
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現地の値段とネット購入の値段を比較してみました。ネットでは種類によって2個か4個で売られているので、価格は1個に換算したものです。現地価格はネット価格×1051÷1655としただけの参考価格です。現地では計り売りで、すべて重さ当たりの値段は同じです。したがって大きさで値段が願うので1個あたりは確定していません。価格は税込みです。
種類ネット購入現地購入
 つけあげ81円51.4円
 しそ天81円51.4円
 いわし天81円51.4円
 れんこん天216円137.2円
 さつま芋天185円117.5円
 ごほう天162円102.9円
 黒ごまチーズ天216円137.2円
 芯入天(にんじん入り)185円117.5円
 生姜天81円51.4円
 にら天151円95.9円
 ザク切り野菜天216円137.2円
 合     計1655円1051円

家内たちが、さつま揚げを買いに行ったお店は鹿児島の指宿(いぶすき)で最も有名なお店の一つです。そのお店を紹介します。
 屋号 小田口屋・薩洲家
 住所 鹿児島県指宿市西方1970-1
 電話 0993-22-2077
 値段 230円/100g(税込み)
 創業 1955年12月
  小田口屋       鹿児島空港      泊まったホテル
  仙巌園 園内の桜華亭(冒頭の桜島の写真を撮った場所)


Google地図のストリートビューでお店の外観を紹介いたします。
ラベル: 鹿児島 旅行 土産
posted by SORI at 20:47| Comment(22) | TrackBack(2) | 鹿児島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月05日

沖縄のお土産

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沖縄旅行のお土産に海ぶどうを古宇利島で買ってきました。空港や他のお土産店よりかなり安かったです。正式名はクビレズタ (括れ蔦、学名:Caulerpa lentillifera)で、イワズタ科イワズタ属に属する海藻です。
和名はもともとはくびれがあるツタの意味で「クビレタ」でしたが、2000年に改定された日本産海産目録より「クビレタ」に改められたそうです。
クリックすると拡大  界 : 植物界    Plantae
 亜界 : 緑色植物亜界 Viridiplantae
  門 : 緑藻植物門  Chlorophyta
  綱 : アオサ藻綱  Ulvophyceae
  目 : イワズタ目  Caulerpales
  科 : イワズタ科  Caulerpaceae
  属 : イワズタ属  Caulerpa
  種 : クビレズタ  Caulerpa lentillifera

最新である2005年改訂版でも「クビレズタ」になっています。日本では南西諸島に、日本国外では東南アジアやオセアニア等の浅海域に分布します。主に、潮間帯の下部から漸深帯の砂地に生育しています。
長さ2〜5m程度まで成長する。匍匐茎(ランナー)を伸ばし、匍匐茎の途中から直立する茎が生えます。この直立する茎が食用になる部位で、球状の小枝(葉のような形状)が密生しており、「海ぶどう」の由来にもなっています。
グリ−ンキャビアとも呼ばれています。生で、醤油や三杯酢等をタレのように浸けながら食べられています。
今回は一緒に買ってきたシークヮーサーぽん酢をかけて食べました。「海ぶどう」とは、沖縄本島以南の暖かい海に分布し、古くから沖縄の人々に食べられている海藻のひとつです。近年の沖縄ブームでメディア等に取り上げられ、今では沖縄のお土産の中でも常に上位に上がるほどの人気ぶりです。
天然のものは収穫量が少ないためあまり出回っていませんでしたが、平成6年に恩納村で養殖技術が開発されてから、海ぶどうが手軽に手に入れられるようになりました。沖縄のミネラル豊富な海水と亜熱帯地方特有の太陽光線により、良質な海ぶどうが店頭に並びます。
暖かい海に育つ海藻ですので、寒さに弱いため、15度〜30度の室内で常温保存が好まれます。したがって、絶対に冷蔵庫に入れないように言われました。死んでしまうそうです。写真の海ぶどうは一部が白くなっています。これは光に当たっていないために白くなるそうですが、食べる前に光に当てておくときれいな緑色にもどると書かれていました。新鮮で活きている内に食べる必要があるので家に帰った日の夕食で食べました。

この記事で、とりあえずは沖縄報告を終了させていただきます。今まで沖縄の記事のリストです。下から時系列的にならべています。
掲載できた沢山の記事が最大のお土産かもしれません。タイトルをクリックすると記事を表示します。
クリックすると拡大 伝説の島に行ける古宇利大橋
 シャコ貝の化石
 アーサー汁
 沖縄の猫ちゃん
 さとうきび生ジュース
 世界遺産 今帰仁城 (なきじんぐすく)
クリックすると拡大 ジンベイザメとマンタを見てきました。
 瀬底大橋
 沖縄の調味料
 沖縄の朝食
 沖縄のディナーは沖縄特選寿司
クリックすると拡大 ちょっと曇りの夕日になりました。
 日本のリゾートホテルに泊まりました。
 沖縄の怖〜い看板
 世界遺産 座喜味城 (ざきみぐすく)
 中城(なかぐすく)から見える廃墟 
 世界遺産 中城 (なかぐすく)
クリックすると拡大 世界遺産 玉陵 (たまうどぅん)
 世界遺産 園比屋武御嶽石門
 世界遺産 首里城 (すいぐすく)
 「沖縄すば」の人気店
 沖縄旅行に行ってきました。

海ぶどう以外に買ってきたお土産をさらに紹介します。
タコライスです。名前だけ聞くと蛸めしをイメージするかもしれませんが、メキシコ料理のタコスのライス版です。


さっそく作ってみました。写真は包む前のものです。クリックすると包んだ状態を表示します。見掛けはたいしたことはないけれど味はよかったです。
クリックすると巻いた状態を表示

ソーキカレーも買ってきました。族に言う豚肉のカレーです。柔らかいお肉が沢山入っていましたがお土産なので値段は高めです。これ以外にアオサ(アーサー)の佃煮とモズクの佃煮も買ってきました。どちらもおいしくいただきました。
ラベル:土産 沖縄
posted by SORI at 21:40| Comment(39) | TrackBack(0) | 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月04日

ひな祭りと言えば散し寿司

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昨日は3月3日の雛祭りでした。我が家でも床の間に雛人形を飾りました。雛祭りはいつ頃から始まったのか歴史的にははっきりしていないそうですが、平安時代には貴族の子女の雅びなの遊びごとが行われていた記録があり、少なくとも数百年の歴史ある風習と言えます。
雛人形は古くから嫁入り道具のひとつとされ立派な雛人形が残されています。最近では娘が生まれてから用意することが多いようで、我が家でも娘が出来た時に家内の実家に買ってもらいました。雛人形には君ヶ代雛(きみがよびな)と名付けられています。一秀作だそうです。 

雛祭りと言えば、ちらし寿司というのが我が家の感覚です。さっそく家内がちらし寿司を作ってくれました。ほかの人の記事を読んでいると「雛祭りと言えば、ちらし寿司」は、我が家だけでなく一般的にも思われているようです。調べてみると風習的に雛祭りと散し寿司が直接的には結びつくことは無いようです。しかしながら昔は散し寿司は豪華で手間のかかる料理であったことから祝いの席で食べられる料理でした。当然ながら雛祭りでも散し寿司が食べられていました。その習慣が他の行事よりも色濃く、今も続いているというのが「雛祭りと言えば散し寿司」になった理由のようです。私の感覚ですが、散し寿司の華やかさが女の子の祭りに似合っていたのだと感じています。
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ちらし寿司を拡大いたしました。ちらし寿司の中には具が入っていますが上に乗せられているのはいくら、海老、椎茸、錦糸玉子、しそ、海苔です。一番時間と手間がかかっているのが椎茸で長い時間をかけて作っていました。
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愛媛の鯛の刺身も用意されていました。皿は小砂焼の国山窯のものです。
歌が出てきそうです。
  ・ あかりをつけましょ、ぼんぼりにお花をあげましょ、桃の花、
五人ばやしの笛太鼓、今日はたのしいひな祭り
  ・ お内裏様と おひな様、 二人ならんですまし顔、
お嫁にいらした ねえさまに、よく似た官女の白い顔
  ・ 金のびょうぶに うつる灯を、かすかにゆする春の風、
すこし白酒めされたか、赤いお顔の右大臣
  ・ 着物をきかえて帯しめて、今日はわたしも、はれ姿、
春のやよいの、このよき日、なによりうれしい、ひな祭り
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ちらし寿司に鯛の刺身となると、やはり日本酒の熱燗です。ちょうどよい温まり具合に出来ました。今回は特別純米酒にいたしました。お猪口と銚子は出石焼です。
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お酒は特別純米・八千代桜です。私は長い間ビール党だったので人が家に来るとき以外は日本酒を買うことはありませんでした。ただし、日本酒は美味しいので好きなお酒で外では時々飲んでいました。そんなこともあり、最近、日本酒を家で飲み始めたのですが、気になっていたお酒が今回の八千代桜です。私の住んでいるのは千葉県佐倉市ですが、位置的には限りなく千葉県八千代市に近い場所なのです。気になっていた理由は八千代桜が八千代市のふるさと産品となっているお酒だったからです。
クリックすると拡大ただし、醸造蔵は千葉県香取郡神埼町神崎本宿1916番地にあります。醸造蔵が八千代市にないのに八千代桜と名付けられているのは八千代市米本の水田で栽培された醸造用米が使われているからです。
つまり私の家から最も近い場所で栽培された米を使って作られたお酒と言えるのです。精米歩合60%は吟醸酒相当です。
  精米歩合 60%
  日本酒度 +3(辛口)
  酸度   1.3
  度数   14.5度
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春らしく菜の花も用意されていました。こちらの小鉢も小砂焼の国山窯のものです。小砂焼の窯がある場所は栃木県那須郡那珂川町小砂あたりです。小砂焼は国山窯以外に柿窯、朱雀窯、市川窯、藤田製陶所、松並陶苑、いさご陶芸があります。1997年にこれらの窯元を訪ねて購入いたしました。
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ちらし寿司と言えば、お吸い物も欠かせないです。
江戸時代までの雛祭りは和暦(旧暦)の3月の節句(上巳 桃の節句)である3月3日(現在の4月頃)に行われていた。雛祭りを桃の節句と呼ぶのは旧暦の3月3日は桃の花が咲く時期であることも英起用しているそうです。明治の改暦以後は一般的にグレゴリオ暦の3月3日に行なうようになりました。ただし一部の地域では引き続きに旧暦3月3日に祝うところもあり、東北・北陸など積雪・寒冷地では新暦4月3日に祝うところも多いそうです。
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それでは以前に掲載記事の写真ではありますが我が家の雛人形を紹介します。
こちらが、「ひな祭り」の歌でいうお内裏様(おだいりさま)です。
男雛は正式には天皇を表しているそうです。天皇に、のみ許されている立纓の冠を戴いていることからも、そのことがうかがえます。金箔の寸法は109mm角です。屏風の文様から本物の金箔が屏風に張られているのだと思われます。金箔の価格を調べてみると100枚で2万8千円くらいでした。
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そして、こちらが主役のお姫様です。つまり正式には皇后にあたります。ちょっと珍しいおさげ髪のお姫様です。
飾るのは節分が終り、立春(2月4日)頃から、遅くても2月24日までに飾りつけるのが一般的なので、今回は仕来り通りに出来ました。
ちなみに片づけは、節句が終ったらすぐに片付けた方が良いとされています。雛人形は子どもの災厄を身代わりとなって守ってくれるため、長い間身近においておかないで早くしまわなければ縁起が悪いと言われています。
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上の写真はクリックすると拡大しますがクリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。本写真をクリックするとさらに4倍に拡大いたします。つまり面積では16倍に拡大します。拡大写真を見ると顔の表情がよくわかると思います。この写真は今日、窓の障子を開けると太陽の光がお雛様にあたったので写真を撮って追加させてもらいました。
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髪形を、もう少し見ていただくために斜めからも撮りました。今回の場合、ほとんどの写真はフラッシュを上向きに光らせて撮っています。いつの時代も髪はおしゃれの象徴なのかもしれません。調べたところ、この雛人形は女性作家の木村一秀さんの作品のようです。木村一秀さんは1979年に通商大臣指定の伝統工芸士に認定され、さらに1985年には勲五等瑞寶章を授章されていました。この雛人形を買ってもらったのが1988年の桃の節句の前でした。
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後髪の形がわかる方向からも撮りました。黒い髪に露出を合わせたので全体が明るくなってしまいました。そのかわり髪の一本一本がわかると思います。この写真は是非ともクリックしてみてください。
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水平から撮った写真も紹介いたします。
ひな祭りは別称「桃の節句」あるいは「雛の節句」で、正式には「上巳の節句」だそうです。節句として知られているのが5月5日の「端午の節句」に7月7日の「七夕の節句」です。あまり知られていませんが9月9日の「重陽の節句」と1月7日の「人日の節句」を加えて五節句だそうです。
でも節句と単に言うと3月3日の「桃の節句」の「ひな祭り」ですね。雛あられは食べました。
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posted by SORI at 20:47| Comment(22) | TrackBack(1) | 雛祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月03日

ちょっと曇りの夕日になりました。

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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沖縄で宿泊したホテルは西側に海が広がっていました。昼間は晴れていたので、この沖縄の海の水平線に沈む夕日を見たくて早め(16時50分ごろ)にホテルに着きました。この日の日没時間は18時25分と書かれていたので、日没時間の少し前に海岸に行きましたが、残念ながら西の空には雲が出てきてしまい雲に沈む夕日になってしまいました。上の写真は雲に沈む前の夕日です。時間は18時1分でした。

こちらは18時7分の状態で曇に太陽が沈みはじめました。いずれもホテルの前のプライベートビーチからの2月21日の景色でした。
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太陽が半分、雲に沈んだ状態です。時間は18時11分です。太陽の沈んだ状態はクリックすると判ると思います。
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明るいうちに高い位置に登って撮ったホテルの前のビーチです。夕日の写真で紹介した岩が分かってもらえると思います。このビーチはニライビーチ と名づけられています。ニライビーチはアリビラビーチとも言われているリゾートビーチで、雲がなければ絶景の夕日が見れたことが想像していただけると思います。
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沖縄の衛星写真で場所を紹介いたします。座喜味城跡の近くに宿泊ホテルと書かれた場所です。座喜味城は「ざきみぐすく」と読みます。
ラベル:沖縄 夕日
posted by SORI at 19:13| Comment(22) | TrackBack(0) | 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月02日

上海からの帰国便




昨日掲載した前記事100回目の中国訪問になった成田から上海へのフライトを紹介したので、帰国便も紹介します。便名は上海浦東空港14時00分発のJL876便です。搭乗時刻は出発時刻の30分前にあたる13時30分です。

出国手続きをして安全検査を受けた後はラウンジに向かいます。これが上海のJALのラウンジです。上海のラウンジは日本と比べるといろんな意味で差が歴然としています。日本の空港のラウンジと比べるとお世辞でも褒める人は少ないと思いますが、日本のカップ麺やフリーズドライの味噌汁やカレーなど食べ物に関しては人気があります。
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こちらがフリーズドライの味噌汁です。この味噌汁だけは必ずいただきます。
ホテルで朝食を食べてきており、飛行機に乗ると機内食が出ることが分かっているので、食べ過ぎを避けるために、ラウンジでは、味噌汁以外はほとんど食べません。でも今回は紹介も兼ねてビールのツマミとして食べてみることにいたしました。
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豚肉のカレーライスですが、こちらも人気です。日本の味が思い出されるのだと思います。見ていての印象ではありますが、皆に一番人気があるのが、このポークカレーのようです。普通のポークカレーの味ですが、それでも人気があるのは、不味くは無く、馴染み深い味わいだからだと思います。
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これは料理が置かれるトレイです。この日はパスタ(マカロニ)料理と角煮の料理が入っていました。左側には日によってパスタ以外にチヤーハンや焼きそばが入られます。右側には酢豚などのような中華料理が入れられます。チャーハンは時々いただきました。
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これは今回ではありませんが、チャーハンが置かれているときにつくった炒飯カレーです。小さなな器に炒飯を入れてカレーをかけました。なかなか行けるので試してみてはいかがでしょうか。


こちらがビールサーバーです。最近では珍しく電源としてトランスが接続されていました。中国では、このビールサーバーが売られていないため日本から持ち込んだのかもしれません。ビールサーバーの左側におにぎりが並んでいました。右側にはワインやウイスキーなど、他のアルコール類が並んでいます。
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さっそくビールをいただくことにいたしました。


ビールのツマミとして、先ほどのポークカレーをいただきました。
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今まででビールのツマミとして一番気に入っているのが焼売などの点心類でした。さすが中国で本格的な味です。熱々の焼売は美味しいのでビールのつまみとしてよく食べます。種類も沢山あります。食べ始めるとつい食べ過ぎてしまいます。
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最近、焼き魚が置かれるようになりました。左が鮭で、右が金目鯛の西京漬けです。この西京漬けは美味しいので、今はこれが一番のツマミと言えます。
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左がビールやワインのツマミになるアペタイザー(Appetizer)です。右がスイーツ類です。
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スイーツは紅茶でいただきました。クリックするとスイーツの部分を拡大いたします。
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飛び立ってすぐの景色です。このターミナルから飛行機に搭乗しました。
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上海からの成田への帰国便は偏西風が追い風になりフライト時間が短いことからすぐに料理が出されます。料理は前菜(アペタイザー)とサラダとメインディッシュで構成されています。
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出発便と同様にシャンパンを頼みました。やっぱり入れてもらえるのはうれしいですね。シャンパンの銘柄はドゥラモット ブリュット N.V.(Delamotte Brut N.V.)でした。
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前菜(アペタイザー)は「ビーツとチキンサラダ」と「ポークリエット」と「鴨胸肉のローストと桃のグリル 胡桃と鶏肉のサラダ添え」の3品でした。
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メインデッシュは牛のタンシチューでした。今回は、これが美味しかったのです。前菜であるアペタイザーはもうひと工夫いりそうでしたが、このタンシチューのおかげで救われました。それだけ絶品だったのです。
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シチューですがステーキのように大きなタンが沢山入っていました。
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タンシチューの肉が柔らかいことを分かってもらうために切り口を拡大いたしました。
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デザートのアイスクリーを頼むと食べ過ぎになるので紅茶だけにいたしました。


中国に100回も行くことになった最初の旅は1994年9月19月で、初めての海外への旅は1988年2月29日の台湾でした。いつの間にか訪問国は28ケ国になりました。今でも海外に出る時はワクワクします。初めての国は特にです。
1988年から2015年の28年間の海外合計滞在日数は1453日になります。これはのべ4年間に相当しますが、1回あたりの滞在日数は5.44日のみです。
 海外入国回数 267回 / 28年間 平均 9.53回/年 初1988年2月29日
 中国入国回数 100回 / 22年間 平均 4.55回/年 初1994年9月19日
 最多入国回数 24回 / 2006年 10ケ国 / 2006年
        中国(9) 台湾(5) 韓国(2) ドイツ(2) スイス(1) トルコ(1)
        イタリア(1) アメリカ(1) フランス(1) イギリス(1)
 最多搭乗回数 83フライト / 2005年
 最長滞在日数 93日/回 2002年12月10日~2003年03月12日 メキシコ
 二位滞在日数 15日/回 2000年09月03日~2000年09月17日 タイ
 三位滞在日数 14日/回 2002年10月27日~2002年11月09日 中国
 合計海外滞在 1453日/267回/28年 平均5.44日/回 平均51.9日/年
 上位海外滞在 131日/2002年 118日/2007年 105日/2005年
 訪問国    28ヶ国 / 28年間
posted by SORI at 22:07| Comment(8) | TrackBack(3) | 機内 CY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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