2016年03月25日

天津城あたりは明・清時代の風景

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外国人が住んでいた五大道は今の天津の町の南東の位置にあります。中国の人たちが暮らしていたのが北西でした。その中心近くにあったのが天津城です。
かつて天津城があったあたりは明・清時代の建物が今も残っています。その中心に、この鼓楼が建っています。東側の正面からの写真です。写真をクリックすると「東鎮」の文字がクリアーに読みとれると思います。

斜めから見た姿です。
鼓楼(ころう)は、時報や合図を発する楼閣形式の建物で、主に内部には太鼓が設置されていて、太鼓楼(たいころう)などとも呼ばれているそうです。
東西南北に「東鎮」、「西安」、「南定」、「北拱」のも字が書かれているのが印象的でした。この写真をクリックすると「西安」と「南定」の文字が読みとれます。つまり南西方向からの写真になります。
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こちらは「北拱」と「西安」が見える北西方向からの写真です。
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鼓楼は東西南北に道が交差する中心に立っています。中心の周りは広場になっており古い建物が目立っています。


南から見ました。ここに車から降りて鼓楼に向かって歩きました。


沢山のお店がありました。朝早かったので、まだ開いていませんでした。


鼓楼に近づきました。


ここは鼓楼東街と呼ばれており、骨董品や民芸品のお店が多数あります。観光にも力を入れており、このような昔の生活を表したものも置かれておりました。このあたりは古文化街と呼ばれ観光スポットです。昔の建物と、再現・復元された建物が並んで独特の雰囲気があるところです。


民芸品の代表格が泥人形 と呼ばれている土で作った人形です。このお店は百年の歴史があるようです。お店の名前は泥人張です。今から160年ほど前に天津の張明山という職人が発明し、代々その子孫が継承してきたので、「張氏が作った泥人形」という意味で「泥人張」と呼ばれているそうです。天津泥人形は子どもや老人、職人など庶民をモチーフにしているものが多いようです。


以前に紹介したことのある、習字で使われる紙で安徽省の有名な宣紙の専門店もありました。
ここは古文化街と言われるところで中国で66ある「5A級(最上級)風景区」の中で、商業街が指定されたのはここだけです。ちなみに五大道は4A(AAAA)級です。
天津古文化街には、中国北方の媽祖文化の象徴である天后宮や明代建築の玉皇閣、百年の歴史を持つ民居の建ち並ぶ通慶里と文化街戯楼(劇場)があります。


石屋さんもありました。お店の前に並べられているのは木の化石のようです。印泥・木化石と書かれた紙が張られていました。木化石 は古代の樹木が化石化した硬い鉱物で腕輪や数珠に加工されるそうです。
ラベル:天津
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2016年03月24日

神戸異人館街のコンビニ

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一週間前の記事の神戸の飲み会で紹介した通り、2016年3月16日は懐かしい人たちとの神戸で飲み会がありました。飲み会の場所は異人館街と三宮駅を結んでいる北野坂の近くにある日本食店でした。せっかく異人館の近くで飲み会があったので早めに行って12の異人館を見てきました。
今回の記事では異人館街に近い場所にあるコンビニエンスストアの外観を紹介したいと思います。上の写真がセブンイレブン(7-Eleven)です。目立たないデザインで、珍しく駐車場がないため、7-Elevenの文字がなければ見逃してしまうかもしれません。こちらのコンビニは異人館を歩いて廻るときにお店の前を必ず通る場所なので駐車場は特に必要がないのだと思います。
今回、異人館街のコンビニの外観を紹介した理由は写真を見ていただいたら判っていただけると思います。いずれも異人館の雰囲気を壊さない外観にしていました。

こちらがローソン(LAWSON)です。こちらには広い駐車場がありますが、目立たないような配慮がうかがえました。三宮駅から異人館街に向かう北野坂沿いにありました。北野坂にあるスターバックスは、1907年(明治40年)に建てられ震災後に移築された建物が使われています。
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この時に廻った12の異人館は次の通りです。見た順番にリストアップいたしました。現在中国に来ています。これらの異人館に関しては、帰国する3月27日以降に紹介させていただきたいと思います。 
  オランダ館         旧ヴォルヒン邸
  デンマーク館        旧ヨハン・フラウベルト邸跡
  オーストリアの家      旧W.クンツェ邸跡
  うろこの家/うろこ美術館  旧ハリアー邸
  山手八番館         旧サンセン邸
  北野外国人倶楽部      旧フリューガ邸
  坂の上の異人館       旧中国領事館 旧チン邸
  ベンの家          旧アリソン邸
  洋館長屋          旧ボシー邸
  英国館           旧フデセック邸
  風見鶏の館         旧トーマス邸
  萌黄の館          旧シャープ邸
 今回内部に入らなかった異人館
 コンビニエンスストア、神社、他
 ━━ 2016年3月16日の散策ルート
ラベル:神戸 異人館
posted by SORI at 10:38| Comment(10) | TrackBack(0) | 神戸・異人館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月23日

今日から中国に行ってきます。



今日、2016年3月23日から海外に行ってきます。帰国は3月27日になります。往復のフライトは次の通りです。上の写真の搭乗券は空港のラウンジで追加掲載いたしました。
  2016年3月23日(水) JL873 成田 09:35→12:20 上海
  2016年3月27日(日) JL876 上海 14:05→18:05 成田
この間は、ネット環境の関係から皆様のところへの訪問が難しいことお許しください。3月14日から3月20日まで関西に行っていて、この間も皆様のところに行けなかったので恐縮しておれます。その代り中国では新しい情報を収集して帰国後に掲載したいと思います。

今回のフライトの機内食は次の通りです。
 出発便(3月23日)
 ・洋食 国産牛ハンバーグステーキ 照焼きソース 山椒風味
 ・和食 鰆唐揚げ 寄せ地餡掛け
 帰国便(3月27日)
 ・洋食 牛フィレ肉のソテー プロシュートバターと甘酢ソース
 ・和食 銀鱈味噌柚庵焼きご飯添え


今回の渡航場所は中国の安徽省と上海です。下のグラフのように101回目の中国訪問になります。前回の100回目(2015年11月11日~11月18日)の訪問から4ケ月ぶりになります。このグラフは初めて渡航した1988年2月29日から集計したもので、いつの間にか訪問国は28ケ国になり、それらの国への入国回数は合計で268回となりました。初めての海外への旅は1988年2月29日の台湾でした。円グラフをクリックするとパーセンテージの数値を記載した拡大円グラフを表示します。

クリックすると拡大クリックすると拡大 101回 中国

 37回 台湾

 18回 アメリカ

 16回 ベトナム 韓国

 13回 インド

 10回 ドイツ

  7回 フランス

  6回 香港

  4回 タイ メキシコ スイス

  3回 オーストラリア マカオ マレーシア イタリア トルコ ロシア

  2回 インドネシア バハマ モロッコ カザフスタン

  1回 ミヤンマー イギリス パキスタン エジプト オーストリア ウクライナ



こちらのグラフは海外の国への入国回数です。年別に集計いたしました。このグラフは今回初めて作成いたしました。合計で28ケ国に268回入国いたしました。集計は、初めて渡航した1988年2月29日から2016年3月27日までの28年間です。
年間に12回以上海外に入国した回数は28年間で11回もありました。もっと多かったのが2006年で10ケ国に24回ほど入国いたしました。
 海外入国回数 268回 / 28年間 平均 9.57回/年 初1988年2月29日
 中国入国回数 101回 / 22年間 平均 4.59回/年 初1994年9月19日
 最多入国回数 24回 / 2006年 10ケ国 / 2006年
        中国(9) 台湾(5) 韓国(2) ドイツ(2) スイス(1) トルコ(1)
        イタリア(1) アメリカ(1) フランス(1) イギリス(1)
 最多搭乗回数 83フライト / 2005年 (日本国内便を除く)


今回の渡航を機会に年別の海外滞在日数を集計してみました。こちらのグラフも今回初めて作成いたしました。海外でのフライトをすべて記録していたのでグラフを作ることが出来ましたが、268回をすべて計算したのでグラフ作りには時間を費やしました。
1988年2月29日から2016年3月27日までの28年間の海外合計滞在日数は合計(累計)で1458日になりました。1回あたりの滞在日数は5.44日です。1453日は計算してみると4年間(1458÷365=3.99)に相当します。一回あたりは短いけれど延べ日数を年に換算してみると結構長く海外に滞在していたと実感いたしました。年間に100日以上滞在したことが3回ありました。90日(3ケ月)以上ならば6回になります。
 累計海外滞在 1458日/268回/28年 平均5.44日/回 平均52.07日/年
 上位海外滞在 131日/2002年 118日/2007年 105日/2005年
 最長滞在日数 93日/回 2002年12月10日~2003年03月12日 メキシコ
 二位滞在日数 15日/回 2000年09月03日~2000年09月17日 タイ
 三位滞在日数 14日/回 2002年10月27日~2002年11月09日 中国


こちらのグラフは航空機の到着都市の国別に集計したものです。日本の都市は除いているので日本の国内線と日本への帰国便は含まれていません。このグラフにはフィンランドやシンガポールのように入国しないでトランジットで経由する国も含まれています。今はありませんが、飛行機の航続距離の短い時代に同じ飛行機が給油などのために途中で降りる都市(モスクワやアンカレッジ)の国は含まれていません。入国回数より多くなっているのはその国の国内線の搭乗回数も含まれているからです。例えば中国は101回の入国回数に対して搭乗回数が230回なのは中国の国内線に129回乗ったからです。
ラベル:上海
posted by SORI at 18:26| Comment(24) | TrackBack(2) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月22日

街の中のモニュメント

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昔に多くの外国人が住んでいた天津の五大道に上の写真のモニュメントありました。新しいので、作られてたのは最近だと思います。
これは枠内に記載したロシアの民話「大きなかぶ 」をモチーフにしたものだと思います。民話ではおじいさん、おばあさん、孫娘、犬、猫、ネズミで引っ張りますが、モニュメントでは、おじいさんやおばあさんやネコやネズミは登場せずに、主に子供たちで構成されています。上の写真は是非ともクリックしてみてください。リアルな感じが伝わってくると思います。
おじいさんが畑に種をまくと大きなかぶができた。収穫しようとするが大きすぎてひとりでは抜けない。おばあさんにも手伝ってもらうがそれでも抜けない。孫娘、犬、猫にも手伝ってもらうがそれでも抜けない。ネズミにも手伝ってもらいようやくかぶは抜ける。

こちらは古文化街にありました。やっぱり、なにかの物語かもしれません。昔の中国の一場面だと思います。
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こちらも古文化街にありました。どんな場面なんでしょうね。これらは中国・天津で見つけました。全て等身大のモニュメントでした。
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posted by SORI at 22:41| Comment(18) | TrackBack(0) | 天津 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月21日

天津のキリスト教

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清の時代の古い町並みに教会の文字を見つけました。天津市基督教会と書かれています。教会という文字はありますが、ここからは教会らしい建物は見当たりません。この扉を入っていくと教会がありました。
調べて見ると中国語の基督教はキリスト教でした。そうすると「倉門口堂」が教会の名前と言うことになるので「倉門口堂 天津」で検索すると沢山表示 されました。倉門口堂 は、1910年に建てられた、華北地区で初めての中国人が自ら建てた教会だそうです。
倉門口堂は結構、写真が掲載されていました。
住所は天津市東門内大街86號です。 

気になったので門を覗いて見ました。門の奥は昔ながらの古い路地ですが一番奥に教会の入口らしいものが見えたので路地の奥に入らせてもらいました。
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奥に入って驚きました。路地の一番奥に立派な聖堂がありました。皆さんが集まっているようでした。非常に不思議に感じてしまいましたが天津にはキリスト教に関わる歴史があったのです。
1858年の天津条約によって、清国内でのキリスト教布教が公認されると、宣教師たちは各地で布教を開始したそうです。特に天津にはイギリス、フランス、アメリカ、ロシア、イタリア、オーストリア、ベルギーなどの外国人の居住区があったことから、他の土地よりも布教が進められたのだと思います。そのような歴史から、今回の場所のような庶民の路地にも教会が残っているのかもしれません。
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ビルの谷間にも教会がありました。こちらは立派な教会です。この教会は天津西開教堂(あるいは老西開教堂あるいは天主教西開教堂 )と呼ばれ、天津でいちばん有名な教会だそうです。


建物の中ではミサが行われているようでした。厳格な雰囲気が漂っていたので、建物の中に入るのは遠慮させてもらいました。ここでは建物の中だけでなく庭でも、長時間お祈りが行われていました。
ラベル:教会
posted by SORI at 06:07| Comment(20) | TrackBack(0) | 天津 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月20日

大手町でイタリアン

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東京・大手町でイタリアンを食べる機会がありました。陽気なおじさんが対応してくれて楽しかったので、紹介させてもらいます。丸の内オアゾ(OAZO)の5階にあるアマルフィイ・モデルナ(Amalfi MODERNA)というお店です。丸の内オアゾ(OAZO)は美味しいお店が多いですね。さすが東京の一等地という気がしました。

料理はコースを頼んでみました。先ずは前菜です。前菜は細長いお皿に5品乗ってきました。これはその中の一品ですが写真をクリックするとすべて表示します。5品の素材は左から順にカツオと鯛と海老とポークと鴨だったと思います。


次の料理は金目鯛(キンメダイ)のグリルでした。この日の飲み物は赤ワインにいたしました。この日は久しぶりに日本での料理と言うことでワインと料理の値段が同じ程度になってしまいました。
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スパゲッティーは3種類から選べます。トマトソースのスパゲッティーを選択しました。
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メインデッシュも3種類から選びます。鴨肉か豚肉かシーフードです。豚肉の煮込み料理を選びました。
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最後のデザートです。
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別の方が選んだスパゲッティーも紹介します。味みさせてもらいましたが、このサーモンのスパゲッティーも美味しかったです。
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メインデッシュも別の人のを紹介します。シーフードです。
IMG_5781-960.jpg
38410415 さんのざんぱーすーにトラックバックしています。
posted by SORI at 20:18| Comment(42) | TrackBack(0) | イタ飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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