2016年02月29日

自家製チリメン山椒

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上の写真が今回紹介する自家製のチリメン山椒です。

市販のチリメン山椒は下の2枚の写真のように大別して2種類に分かれます。一つが左の写真のような甘辛く味付けされたチリメン山椒です。もう一つが、右の写真のように色はうすく、乾燥していて、山椒の味と香りが付けられたチリメン山椒です。私はどちらのチリメン山椒も好きなのですが、どちらかと言えば右の写真の上品なチリメン山椒を好みます。ただし、高級品のため普段行くスーパーなどでは手に入らないので、いつも関西に行ったときに伊丹空港のお店で買って帰っていましたが、高価な上に買える機会が多くないので、山椒の実の佃煮を使った自家製のチリメン山椒を数年前に作ってみました。意外と右側の市販のチリメン山椒に近い味なので、それ以来よく作っています。
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その上品な市販のチリメン山椒に近い味を気楽に作れるために用意するのは山椒の実の佃煮です。その方法とは山椒の実の佃煮を、そのままチリメンジヤコに混ぜるだけなのです。今回は2種類の山椒の佃煮を用意いたしました。今までは上側の山椒の実の佃煮「青実さんしょう」を使っていましたが、今回初めて下側の醤油の入った山椒の実の佃煮「さんしょう実」を用意いたしました。
山椒の実の佃煮は90年前創業のさん志ょうや本家のものです。
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 店名 さん志ょうや本家
 住所 兵庫県宝塚市清荒神1-11-15
 電話 0797-87-2041
 営業 9:00~18:00
 休日 12月31日
 創業 1926年(昭和元年 90年前)
 記事 http://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/2012-07-19
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もちろんチリメンジャコも用意いたしました。左側が醤油が使われた山椒の実の佃煮です。右側が山椒の実の味がストレートに味わえる佃煮です。
  左 さんしょう実 890円/100g
  右 青実さんしょう 890円/100g
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チリメンジャコに、山椒の実の佃煮を写真の程度入れます。
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佃煮の味と香りをチリメンジャコに移るようによくふります。数日たった方が味がなじみますが、すぐに食べても美味しいです。コツと言えば、密閉状態で長時間ふり続けるのが、唯一のコツです。
醤油が入った方はチリメンジャコに色が付きますが、右の方は色はわずかに変わる程度です。ただし刺激的なのは見た目と違い右側の色が薄い方なのです。
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上の写真はクリックすると拡大しますがクリックが面倒な方のために先ずは左側のチリメン山椒を拡大いたしました。作ったばかり時間がたっていないので色がなじんでいませんが一日経ちと全体が同じ色になります。こちらが佃煮「さんしょう実」を使ったチリメン山椒です。
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こちらは右側のチリメン山椒を拡大したものです。こちらが佃煮「青実さんしょう」使って作ったチリメン山椒です。
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両方をご飯に乗せてみました。色の違いが分かってもらえると思います。家内は左側が好みで、私は刺激的な右側です。色に関しては左側が市販のものに近く、味に関しては右の方が近いので、この次は二種類の佃煮を合わせて見た目も味も近いものに挑戦してみます。
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こちらが目標とする市販のチリメン山椒です。
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posted by SORI at 23:17| Comment(24) | TrackBack(1) | 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月28日

ラシュワン選手のパピルス店

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カヤツリグサ科のパピルスと言う植物から作るパピルス紙に書かれた絵がお土産で人気です。クリックしてみてください。
そこでガイドさんにパピルスを買いたいと頼むとニセモノが多いので安心して買える上に日本語が出来るスタップがいるということで、このお店を紹介してもらいました。
実はこのお店は1984年のロサンゼルスオリンピックで足を痛めた山下泰裕選手と金メダルを争って決勝で戦ったラシュワン選手のお店だったのです。
ラシュワン選手は痛めた足を攻撃しなかったということで一躍有名になり今でも覚えている人が多いと思います。→ポチッ
ガイドさんはラシュワン選手の奥さんは山下選手の妹だと説明してくれましたが、まさかと思いネットで検索しました。関西の日本の女性ですが山下選手の妹さんではなさそうです。

沢山のパピルスが展示されており選択に迷いました。写真で左端の壷に入っているのがパビルス紙の原料のパピルスです。そのパピルス紙の作り方を日本語の出来る店員さんが実演してくれました。


薄くしたパピルスを編んだ後にプレスして作るそうです。


面白いことにパピルスの茎はピラミッドのように三角形なんです。右のパピルスの写真はWikipediaから拝借いたしました。
クリックすると拡大パピルス(cyperus papyrus)はカヤツリグサ科の多年生植物で、和名はカミガヤツリです。
 界 : 植物界 Plantae
 門 : 被子植物門 angiosperms
 綱 : 単子葉類綱 monocots
 類 : ツユクサ類 commelinids
 目 : イネ目 Poales
 科 : カヤツリグサ科 Cyperaceae
 属 : カヤツリグサ属 Cyperus
 種 : カミガヤツリ Cyperus Papyrus


買ったパピルスを紹介します。この題名は「命の木」です。
IMG_8143-860.jpg

もっともエジプトらしい絵です。

お店の名前を紹介しておきます。下記は本物であるとの証明書です。
 店名 KEY OF LIFE キーオブライフ
 住所 9, Abu Elhoul St., Giza Egypt
 電話 383-0571


柱にはラシュワン選手と山下選手の写真が飾ってありました。山下選手がこちらのお店を訪問した時の写真だと思われます。残念ながら額のガラスが反射してきれいに写りませんでした。 右にちょっと小さめで紹介します。左の写真はネットから転用させてもらった1984年の試合の写真です。
下記の動画の5分12秒から1984年のロサンゼルスオリンピックでのラシュワン選手(293)と山下選手(307)の1分5秒間の試合を見ることが出来ます。
ラベル:エジプト 土産
posted by SORI at 18:12| Comment(36) | TrackBack(0) | エジプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月27日

シャコ貝の化石

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親子が海藻(アーサー)を採っていた海岸の岩場に何気なく大きな貝殻の形の石がありました。形と大きさからシャコ貝の化石だと思います。横にある石やサンゴのカケラから大きさが判ってもらえると思います。このあたりのシャコガイの化石は調べてみると、ものすごく古いものではなく、今から数千年前(年代測定の一例では6200年~6700年前)に生きていたものが多いそうです。このシャコ貝も同じ程度の古さかどうかはわかりませんが、沖縄本島で地殻が隆起することがあった証拠でもあります。

無造作に沢山あるのに驚きました。
シャコガイ(硨磲貝)はシャコガイ科 Tridacnidae に属する二枚貝の総称で、熱帯〜亜熱帯海域の珊瑚礁の浅海に生息し、二枚貝の中で最も大型となる種であるオオジャコガイを含みます。外套膜の組織に渦鞭毛藻類の褐虫藻が共生し、生活に必要な栄養素の多くを褐虫藻の光合成に依存しているそうです。
シャコ貝の化石を見ていると石垣島のダイニング・シュリンパー と言うお店でシャコ貝の刺身やヤシガニを食べたことを思い出しました。
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この写真を撮った場所でシャコ貝の化石を見つけました。正面の島は古宇利島です。写真の右端に写っている岩の後ろに古宇利大橋が僅かに写っています。
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ネットから活きたオオシャコ貝の写真 を拝借いたしました。
   界 : 動物界 Animalia
   門 : 軟体動物門 Mollusca
   綱 : 二枚貝綱 Bivalvia
   目 : マルスダレガイ目 Veneroida
  上科 : ザルガイ上科 Cardioidea
   科 : シャコガイ科 Tridacnidae Lamarck, 1819
   属 : シャコガイ属 Tridacna
ラベル: 化石 沖縄
posted by SORI at 18:00| Comment(18) | TrackBack(2) | 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月26日

今年の節分は実家で過ごしました。

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宝塚の実家に泊まる初日は、いつも19時を過ぎて20時直前に着きます。その日の夕飯を、最寄駅である逆瀬川駅近くのスーパーで買ってから実家に行くのが習慣になっており、遅い夕飯になりますが待っていてくれています。今までに何度か紹介した通り、いつも買うスーパーでは19時を過ぎるころから惣菜、寿司、刺身が半額になります。その半額の夕飯を買うのも楽しみの一つになっています。スーパーに入って並んでいるものを見て、その日が2月3日であることに気が付きました。そこで節分にちなんだものを選ぶことにいたしました。
先ずは太巻きです。つまり、最近で言う恵方巻を買いました。驚くほどに残っているのに半額どころか割引もありませんでした。でも3年ぶりに実家で節分を過ごした気分にさせてくれました。
恵方巻の呼び名は古来からあるのかと思ったら、18年前の1998年にセブン-イレブンが命名して全国に広まったそうです。命名された商品名は「丸かぶり寿司 恵方巻」です。つまり呼び名だけでなく「丸かぶり」が広まったのも18年前の商品名が起源のようです。単に「丸かぶり寿司」という名前は以前から使われてはいました。

ラッキーなことに、イワシ(鰯)の塩焼きが1パックだけ残っていました。もちろんこれも割引はありませんでした。無料のヒイラギの枝が置かれていたのでもらっていきました。恵方巻と違い、ヒイラギとイワシにかかわる柊鰯(ひいらぎいわし)と呼ばれる風習は昨今のものではないようです。柊鰯(ひいらぎいわし)はイワシの頭とヒイラギを魔よけのために節分に飾ることは古来から行われていました。節分にイワシを食べる「節分いわし」の習慣も西日本一円でおこなわれていました。節分の柊鰯(ひいらぎいわし)は江戸時代に一般に広まったそうですが、その起源となる記録が平安時代の土佐日記に残されています。その中に書かれていたのはイワシの頭ではなくボラの頭でした。
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左がボラで右がイワシです。柊鰯(ひいらぎいわし)が、大衆に広まったことから手に入りやすいイワシが使われるようになったのかもしれません。魚の写真はネットから転用させていただきました。
ボラ                イワシ
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こちらの中トロとヒラメの刺身はいつも通り半額でした。こちらのスーパーの刺身は質が良いことで有名なので、ほんと刺身の半額は値打ちがあります。ただし、少し遅いと残っていないこともよくありました。
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こちらはお袋が用意してくれていた煮物です。
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タコの刺身も用意されていました。
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漬物もありました。
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オクラもありました。ビールを飲みながら実家での節分を楽しみました。
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方角を示す恵方に関して掲載いたします。下図は干支で、八方位と十二方位と二十四方位を示した方位図に恵方を書き込んだものです。
クリックすると拡大恵方は下記の図のように年によって異なります。ただし西暦の一の位が同じ年は同じ方向となります。つまり2016年と2026年と2036年は同じ方向なのです。恵方とは右の図の歳徳神の在する方位で、明の方(あきのかた)とも言います。その方角に向かって事を行えば、万事に吉とされます。本命星と恵方が同一になった場合は特に大吉となるそうです。ただし金神などの凶神が一緒にいる場合は凶方位にもなるそうです。かつて、初詣は自宅から見て恵方の方角の寺社に参る習慣もあったそうです。歳徳神(としとくじん)は陰陽道の神の一人で、その年の福徳を司るそうです。
クリックすると詳細
  南南東  丙(2016年)  辛(2021年)  戊(2018年)  癸(2023年)
  北北西  丁(2017年)  壬(2022年)
  東北東  己(2019年)  甲(2024年)
  西南西  庚(2020年)  乙(2025年)

安部晴明簠簋内伝図解の近代デジタルライブラリーの8~9ページに書かれている歳徳神に関する記載内容を紹介いたします。
〇歳徳神方

歳徳神は頗梨采女なり、稲田姫なり、以上三名一體、南海の龍女なり、京都に於て、祇園の本社内陣の西脇なり、世人之を崇めて、少將井の神社と曰ふ、歳徳の方は、一年の間、有徳の方なり、甲己の年は東宮甲に在り、寅卯の間、乙庚の年は、西宮庚に在り、申酉の間、戊癸の年は、中宮戊に在り、丑未辰戌、又巳午の間、丙辛の年は、南宮丙に在り、巳午の間、丁壬の年は、北宮壬に在り、亥子の間、
ラベル:節分 恵方巻 宝塚
posted by SORI at 19:45| Comment(14) | TrackBack(1) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月25日

中城(なかぐすく)から見える廃墟

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中城の城跡から気になるものが見えました。気になっている方も、おられるかと思い調べてみると巨大ホテルの廃墟で、種々の事情で放棄されたそうです。写真をクリックすると巨大さがわかると思います。
ネットによると、この中城高原ホテル跡は沖縄では隠れた名所として有名で、心霊スポットとして、サバゲースポットとして愛されている大規模廃墟物件だそうです。いづれにしても、あまり触れてほしくないものだとは思いますが、疑問がとけました。

航空写真(衛星写真)も紹介しておきます。上から見ると広い事がわかりました。

ラベル:廃墟 肝試し
posted by SORI at 21:11| Comment(18) | TrackBack(0) | 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月24日

家内の実家では佐賀牛の焼肉を堪能させていただきました。

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前記事で紹介の通り清荒神でお土産の佃煮と宝塚コロッケを買って千里にある家内の実家に行くと佐賀牛の焼肉を用意してくれていました。それも4種類の部位を用意していただいていたのです。
4種類の肉を紹介します。上の最初の肉は三角バラと呼ばれる部位です。三角バラはアバラ肉(カルビ)の中の特上部位に位置づけられる部分だそうです。調べてみると美味しいことから希少な部位だそうです。

こちらがカイノミと呼ばれる部位です。カイノミは中バラの一部でヒレ肉の近くで、わき腹のあたりだそうです。切り出した形が貝の身に似ているのでカイノミと呼ばれているそうです。ヒレ肉のように1頭の牛から左右一対のブロックしか取れないので非常に希少な部分でもあるそうです。サーロインを王様、ヒレをお妃様とするなら、カイノミはお姫様と言えると書かれたサイトもありました。
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こちらはミスジです。ミスジは肩胛骨の下あたりの部位で、こちらも一頭からとれる量が少なく希少な部位だそうです。ミスジ(三筋)は名前の通り真ん中にスジがはいっていますが、不思議なことに、ミスジは、やわらかいスジだそうです。実際に食べてもスジは分かりませんでした。ミスジのスジが、あの筋(スジ)とは知りませんでした。
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そしてロースです。ロースの名前はよく知られており、肩から腰にかけての背肉の部分をいうそうです。こちらも美味しかったです。
佐賀牛と呼べるのは、JAグループ佐賀管内の肥育農家に育てられた黒毛和牛のうち、日本食肉核付協会の定める取引規格の最高肉質である5等級と4等級で、BMS(霜降りの度合い)がNo.7以上であるもののみだそうです。それ以下は佐賀産和牛と呼ばれ、佐賀牛とは厳しく区別されているそうです。出荷月齢は約30ヶ月だそうです。
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さっそく人数分の4枚づづ焼き始めまし。先ずは三角バラです。
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上の写真はクリックすると拡大しますが、クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。
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ほんと焼肉はビールと会いました。沢山飲んでしまいました。


サンチュも沢山用意されていました。
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野菜も沢山用意されていました。見ての通り椎茸とジャガイモです。
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タマネギも美味しかったです。
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ピーマンとナスビです。
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サラダもいただきました。
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2つ目に焼いたのはカイノミでした。この後、話が弾んでしまったので、これが最後の写真になってしまいました。
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お肉を買ったのは佐賀牛専門店の精肉店でした。お店を紹介します。
いずれの最寄駅からも下記のように距離があるので、車で行くのが便利だと思います。
 店名 たか橋 本店
 住所 大阪府箕面市今宮4-10-41
 電話 072-729-6298
 営業 10:00〜19:00
 定休 年中無休
 駐車 5台
 最寄 千里中央駅 2.5km
    北千里駅  2.1km
    箕面駅   3.3km
    豊川駅   3.3km    
  たか橋 本店
  千里中央駅
  川福 箕面小野原店 うどん

あらめて4種類のお肉の写真を掲載させていただきます。
左上から順番に、三角バラ、カイノミ、ミスジ、ロースです。同時に食べると味の違いが判りますが、いずれも美味しいことには違いはありませんでした。価格の差は多少はありますが、いずれも近い価格でした。
三角バラ               カイノミ
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ミスジ                 ロース
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ラベル:焼肉 佐賀牛
posted by SORI at 22:39| Comment(28) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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