

上海蟹ツアーで陽澄湖 の昼食で上海蟹を食べた後は蘇州に移動して観光のために木涜古鎮(もくとく・こちん)と呼ばれる場所を訪れました。訪れたのは2015年11月14日15時25分でした。蘇州は水の都と言われるほど水路交通が発達した場所です。特に1405年前の西暦610年に完成した北京と杭州を結ぶ大運河が出来てからは網の目のように運河が発達したようです。ただし以前からこの辺りは水路交通が発達した村がありその一つが木涜でした。古い村という意味を込めて木涜古鎮(木渎古镇 / Mudu Ancient Town)と呼ばれています。上の水路(運河)は村のメイン水路である香溪です。「涜」は運河(水路)を示しているため意味が重なりますが、以降は香溪運河と呼びます。
下記は案内板の木涜古鎮の地図です。木涜古鎮は2500年の歴史があるそうです。木涜古鎮の中で胥江と香渓という二つの運河が合流しています。木涜という名の町が歴史に出てきたのは春秋の呉・越時代だそうです。木涜という名で呼ばれるようになった起源は、呉王夫差が傾国の美女西施を喜ばせるための宮殿などを建造したために、木材はどんどん運搬してきたために木材が川に詰まられてしまったことから、この町を木涜と定めたそうです。

これが香溪運河の観光用の手漕ぎ舟(船)です。日本だとサッパ舟(船)、ベネチアではゴンドラですね。

やはり乗ってみたくなります。ここから乗りました。

Google地図でも木涜古鎮の香溪運河を紹介します。赤色ラインが我々が乗った手漕ぎ舟のルートです。厳家花園(

━━ 香溪運河 手漕ぎ舟に乗ったルート 335m
━━ 私が歩いた散策ルート







手漕ぎ舟は厳家花園(


厳家花園の門 → 虹欽山房の門


水路(運河)にの途中には趣のある橋もかかっていました。名前は永安橋です。

日本流に言えば、こちらが娘船頭さんです。娘船頭さんは櫓/櫂(ろ/かい)を漕ぎながら歌を歌ってくれました。

動画で雰囲気を紹介します。女船頭さんの歌も聞くことが出来ます。手漕ぎなので結構左右に揺れますが、動画でその揺れを体験してみてください。プレーボタン( ► )をクリックすると動画を見ることができます。
沢山の手漕ぎ船とすれ違います。こちらの橋の名前は王家橋です。

上の写真の手漕ぎ舟が接近した写真です。







