2015年07月27日

観光案内に載っていない立派な建物

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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ドイツの首都ベルリンのシャルロッテンブルク宮殿のあたりから地下鉄のR.WAGNER-PL.駅の方を撮った写真です。大きな大聖堂のような建物が見えます。R.WAGNER-PL.駅の前に建っています。

地下鉄の駅の近くから大聖堂のような建物を撮りました。旅行ガイドブックを見ても記載が、ありませんでした。
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ネットから航空写真を拝借しましたが、大きな建物であることがわかりました。
名前を知りたい場合はネットの地図が便利です。→大きな地図で見る(クリック)
「Berliner Kabarett Klimperkasten」クリックすると拡大と言う名前が読み取れましたが、これは建物ではなさそうです。「Bzirksamt Charlottenburg」で検索すると、この建物の写真が出てきました。どうやら大聖堂ではなくシャルロッテンブルク・ヴィルマースドルフ区区庁舎のようです。
右の正面からの写真はネットから拝借しました。
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シャルロッテンブルク・ヴィルマースドルフ区 (Bezirk Charlottenburg-Wilmersdorf) は、ドイツの首都・ベルリン特別市にある行政区 (Bezirk) です。
旧西ベルリンの中心地区で、2001年1月1日にシャルロッテンブルク区とヴィルマースドルフ区が合併し、現在の区となったそうです。
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立派な建物は「連邦議会議事堂」でした。

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ドイツ・ベルリンのフランデンブルック門の近くで、一際目を引く建物がありました。とりあえず写真を撮って調べてみると連邦議会議事堂(国会議事堂)でした。実は左奥の向こう側に広い庭があり、クリックすると拡大そちら側から見ると観光ガイドによく載っているガラスドームのある威厳のあるネットから拝借した右のような建物の姿なのですが、写真を撮った時点では、そのことは判らなかったため、今回の構図になりました。私が撮ったのは右裏側からの写真だったのです。
この建物は1824年に建造されドイツ統一後は1999年にボンから本建物に連邦議会が移転してきて現在に至っているそうです。

こちらにも沢山の観光客の人が訪れていました。
ドイツは連邦制なので日本語では連邦議会・議事堂と呼ばれるのが一般的ですが、ドイツ語ではReichstagsgebäude(国会議事堂)となっているのは歴史が絡んでいるようです。
東西ドイツ統一の後、旧ドイツ国会議事堂は全面的に修復され、1999年にライン河畔のボンにあった連邦議会がこの建物に移転した。この際、建物の名称を Reichstagsgebäude (国会議事堂)から Bundestagsgebäude (連邦議会議事堂)と変更する動きがあった。しかし、歴史と伝統を重んじるドイツ国民は Reichstagsgebäude am Sitz des Deutschen Bundestags (訳語として無理があるが 「ドイツ連邦議会の置かれた国会議事堂」)という表現を考え出し、Reichstagsgebäudeという歴史的名称を残したそうです。
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ツアーバスも沢山駐車していました。この連邦議会議事堂の写真には有名なガラスドームが写っています。
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もう一枚、ガラスドームが写った写真を紹介します。沢山の観光客や観光バスが行きかうわりに人が少ないと思っていましたが建物の裏側だったのです。でも観光客の人があまり写真を撮らない角度だと思います。それにしても、現役の連邦議会議事堂(国会議事堂)ですが、柵もなく開放的なのには驚かされました。ドイツのお国柄なのでしょうね。
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ネットでのwikipediaの本議事堂の説明は下記の通りです。
修復の設計を担当したのは1992年の建築設計競技で勝利したイギリス人建築家ノーマン・フォスターである。

クリックすると拡大修復工事では、外壁以外のすべてが一旦取り払われるほどの大改造を受けた。中央の巨大なガラス張りのドームは19世紀末の議事堂建設時のガラスドームの存在を意識しているが、シンボル的かつ斬新なデザインで、国会議事堂の見学に訪れる観光客も非常に多い。

ドーム中は見学者のための通路がめぐらされており、屋上からはベルリン市街が望め、かつ眼下に議場がのぞけるようになっている。また、ガラス張りの議場にも上のクリックすると拡大ドームから天然光が降り注ぎ、石造建築の屋内にもかかわらず開放感があり、ドーム内の見学者にもいつでも会議を見せて開かれた議会政治をアピールしている。ドームのガラスは太陽の動きにあわせて常に角度を変え、直射日光を議場に入れず、かつ議場を常に明るい光で満たすようプログラミングされている。ドームはベルリン観光の目玉である。セキュリティーチェックは厳重であるが、観光シーズンには入場待ちの長蛇の列ができる。午後10時までも開館しているということからドイツが如何に開かれた政治を目指しているかが理解出来る。

クリックすると拡大また、国会議事堂内部は明快で簡素な現代風オフィスとなっており、重厚さや重苦しさ、閉鎖的な印象はない。大きな壁面を利用したりして現代美術家たちの作品が各所に展示され、さながら現代美術館のようになっている。これらすべてを含め、環境に配慮し文化的で、軽快で、市民に開放された今日のドイツ政治を議事堂の建物自体が象徴しているといえる。
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ラベル:ベルリン ドイツ
posted by SORI at 04:58| Comment(16) | TrackBack(1) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月26日

戒めのモニュメント

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クリックすると拡大ドイツのベルリンで朝に散歩をしていると(鷲)のモニュメントが乗った石の塔を見つけました。ドイツの国章は鷲なので国章にちなんだものであることは感じ取れました。

下の写真をクリックすると判ると思いますが、石の塔の部分に2つの年号が刻まれていました。一つが1914年で、もう一つが1918年でした。この年号から、1914年から1918年にかけて戦われた人類史上最初の世界大戦である第一次世界大戦に関係したものであることは判りました。おそらく第一次世界大戦戦没者の慰霊碑のようなものであると思います。
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その第一次世界大戦慰霊碑の下に、もう一つのモニュメントがありました。中央に剣が配置されその周りに四角い石が7つ置かれていました。影は最初に紹介した鷲の塔です。
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最初の石には1939年と刻まれていました。次の石には1940年と刻まれ、最後の石には1945年と刻まれていました。この年は第二次世界大戦の期間と一致しています。こちらは第二次世界大戦の慰霊碑だったようです。写真をクリックすると1939年~1942年と刻まれた石が確認できます。
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第二次世界大戦は1939年から1945年にかけ、ドイツ、イタリア、日本の三国同盟を中心とする枢軸国陣営とイギリス、フランス、アメリカ、ソ連、中華民国などの連合国陣営との間で戦われた全世界的規模の戦争です。1939年9月1日のドイツ軍によるポーランド侵攻とともにヨーロッパ戦争として始まりました。戦火は文字通り全世界に拡大した悲惨な戦争でした。
剣(つるぎ)の部分を正面から撮りました。
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斜めからの剣も紹介いたします。ドイツのモニュメントは他の国とは違う気がします。戦争慰霊碑と言えども勇ましさが伝わってきます。クリックすると1943年、1944年、1945年と刻まれた石碑が確認できると思います。
7つの石碑の意味は何でしょう。7年間も続いた悲惨な戦争を表しているのか。それともそれぞれの年に亡くなった人たち慰霊しているのでしょうか。いずれにしても戒めや警告を表しているのだと思います。
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この航空写真の中央に剣のモニュメントがあり、その左下に鷲のモニュメントがあります。航空写真の中のプラスのアイコンを2回クリックすると、かろうじて剣を確認出来ると思います。左上の茶色の屋根は以前紹介したSIEMENS社の建物Siemens-Forumです。建物の住所はRohrdamm 85 Berlinです。 のマークは地下鉄UバーンのSIEMENSDAMM駅(ジーメンスダム駅)です。


モニュメントのそばに欧州旗ドイツ国旗ベルリン市旗が立っているのが確認できます。一番右の旗は旗の順番と色合いからSIEMENS Flagのように感じました。

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posted by SORI at 17:23| Comment(10) | TrackBack(0) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月25日

シュプレー川

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クリックすると拡大前記事で紹介したシャルロッテンブルク宮殿の横を流れている川の畔の景色が、あまりにも美しいので紹介いたします。
川の名前はシュプレー川でベルリンの町の中央を蛇行しながら流れています。私の立っているあたりには大型のリスも走り回っていました。リスの写真をクリックすると公園の広い範囲を表示します。

シュプレー川(Spree)は、ドイツ連邦共和国を流れる川で、ハーフェル川の支流です。ザクセン州、ブランデンブルク州、ベルリンを流れる全長は約400キロの川です。ベルリンの中ではいくつかに分かれて流れるため、写真のように川幅が狭いところもあります。
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上の写真で遠くに見えた橋がシュロッス橋です。
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写真を拡大すると遊覧船らしい船が見えます。
シュプレー川沿いには世界遺産に登録されているベルリン国立博物館など魅力的な建物が沢山あることから遊覧船もあるそうです。有名な建物ではなくても我々にとっては、すべてが魅力的な景観なのです。
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これが空中から見た写真を撮ったあたりのシュプレー川です。
チェコとの国境に近いラウジッツ山地に源を発し北へ向かいます。バウツェン、コトブスといった都市を流れ、西へ転じベルリンに入り、ベルリン郊外のベルリン・シュパンダウでハーフェル川に合流します。ヒュルステンヴァルデの付近ではオーデル・シュプレー運河によってポーランド側の水系であるオーデル川と結ばれています。数値だけ見ても規模が判りにくいと思い、ライン川と比較してみました。括弧内( )の数値は水系全体のエルベ川を示しています。
         シュプレー川               ライン川
  水系     エルベ川                 ライン川
  延長     約400 km (1,091km)      1,233 km
  平均流量  36 m³/s (711 m³/s河口)    2,300 m³/s河口 
  流域面積  10,105 km² (148,268 km²) 185,000 km²
  水源     ラウジッツ山地          アルプス山脈 トーマ湖(スイス)
  河口     ハーフェル川           北海(オランダ)
  流域     チェコ、ドイツ            スイス、ドイツなど6ケ国


シュプレー川K流れているポーランドとチェコの国旗用近くの地図を紹介します。ハーフェル川につながっていることが判っていただけると思います。ハーフェル川は下流でエルベ川につながります。
ベルリンの上流にはコトブス(Cottbus)があります。クリックすると拡大
コトブスは10世紀にシュプレー川の中州にソルブ人が居住地を築いたのが起源とさています。
ラベル:ベルリン 宮殿
posted by SORI at 12:37| Comment(8) | TrackBack(0) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月24日

シャルロッテンブルク宮殿

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これはシャルロッテンブルク宮殿(Schloss Charlottenburg)で、すばらしくきれいな建物でした。1695年にブランデンブルク選帝侯フリードリヒ(のちに初代プロイセン王)が、妃シャルロットのために建てた離宮が起源で、その後フリードリヒ大王などが増改築をし、今日のように長さ約500メートルに及ぶ長大な宮殿になったそうです。どっしりした樫(かし)材を使った内装や、多数の陶磁器を壁にはめ込んだ部屋などがあります。ポツダムやベルリンの他の歴史的建造物と一緒に世界文化遺産として登録されています。

最初は「リーツェンブルク宮殿」(Schloss Lietzenburg)と呼ばれていたが、ゾフィー・シャルロッテの死後に改名されました。1943年に空襲で大被害を受けたが、復元されて現在の姿になっています。
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ドーム状の屋根の上の金色の像が一際輝いていました。
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シャルロッテンブルク宮殿は横に長い建物でした。幅が長すぎて全体を撮る事は出来ません。
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庭園から見える、周りの建物も絵になる景色でした。
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ヨーロッパの他の宮殿と同様に広い庭園があります。庭園側から見た宮殿です。
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庭園の中央あたりには噴水がありました。上の写真同じような構図ですが、上の写真は噴水より宮殿に近いところから撮りました。こちらは噴水から遠く離れて撮りました。でも同じように見えるのは宮殿がすごく大きいからです。
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空中からの写真をネットから拝借いたしました。これが宮殿の庭園です。下(南)側に宮殿の建物があり上(北)側に池が広がっています。左(西)側には大きな森が広がっていました。右(東)にはシュプレー川が流れ、きれいな景観を見せてくれます。噴水は幾何学的な庭園の中央です。画面内ののアイコンを一回クリックすると建物全体を見ることが出来ます。

遠くからズームで撮りました。
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庭園の中に大きな池もありました。こちらの宮殿の池は自然な雰囲気のある池でした。
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庭園には沢山の花が咲いておりました。
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池の辺りから宮殿を撮りました。
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シャルロッテンブルク宮殿( Schloss Charlottenburg)にはブランデンブルク門( Brandenburger Tor)の後に行きました。泊まっていたホテルは廃線の駅( )の近くにありました。
クリックすると拡大  シャルロッテンブルク宮殿
  ブランデンブルク門
  廃線の駅
  YORCKSTRABE駅
  ROHRDAMM駅
  UNTER DEN LINDEN駅
ラベル:ベルリン 宮殿
posted by SORI at 23:24| Comment(20) | TrackBack(2) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月23日

ベルリンの地下鉄

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ドイツのベルリンでは地下鉄が発達しています。地下鉄は2種類があります。UバーンとSバーンです。Uバーンは完全に地下を走りますがSバーンは高架線の部分が多く町の中心に入ると地下になる電車です。これはSバーンの駅です。ただし、随分と前に廃止になったようで電車は通っていませんでした。フクロウ保護の標識を紹介した記事の中の通りの遠くに写っていたのがこの駅です。

航空写真で見ても駅は残っていますが線路の部分は緑地になっていました。
画面内の を数回ほどクリックすると周りの雰囲気が判ると思います。

こちらは今も活躍しているSバーンの駅です。Sバーンの駅は道路を横断する高架の部分に作られているいるようです。確かに利用するのに便利ですね。ホテルの近くを通っているROHRDAMM駅からUバーン(U7)に乗り17つ目の、このYORCKSTRABE駅でSバーン(S1)に乗り換えてUNTER DEN LINDEN駅で降りてブランデンブルク門に行きました。UNTER DEN LINDEN駅は地下でした。SバーンのYORCKSTRABE駅の古さは冒頭の廃墟の駅と同じ感じでした。鉄骨は、すべてリベットで止められているところに歴史を感じました。
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クリックすると拡大Uバーンから乗り換えたSバーン(S1)のYORCKSTRABE駅のホームです。古い駅の雰囲気が伝わって来る気がします。
自転車も、ちゃんといました。大きな箱がキップの自動券売機で、自転車のすぐ横の赤い箱がチケットの刻印機です。ホームに券売機と刻印機があるのです。つまり駅は基本的に無人でも大丈夫ということになります。ただし駅員さんはいたと思います。
一番下での説明の通り、駅に改札はありません。自転車と刻印機の部分を写真から切り取っ他のが右の写真です。写真をクリックすると刻印機がよくわかると思います。
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これがSバーン(S1)を走っている電車です。沢山の人が利用されていました。ここから3つ目の駅がUNTER DEN LINDEN駅でした。
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電車の中の自転車を掲載いたします。


これがUバーン、Sバーン、バスおよびトラムの共通1日券です。6.1ユーロで1日乗り放題なのでお得です。ベルリンの地下鉄は改札がありません。自分で切符に最初に乗るときに刻印機に切符を入れて刻印します。後は乗り降り自由です。ヨーロッパの鉄道は乗客の良識で成り立っているのです。下の切符にはROHRDAMM駅で15時25分に押した刻印が残っています。最後にROHRDAMM駅に帰ってきたときに裏面に記念のため刻印いました。時間は18時5分でした。その刻印が右上のものです。ROHRDAMM駅で刻印したことも記録されているのでいい記念になりました。
地下鉄の1回の料金は2ユーロなので4回以上乗れば1日券の方が安くなります。今回は5回乗りました。

紹介した地下鉄の駅を紹介します。目的地はブランデンブルク門(Brandenburger Tor)でした。ホテル→ROHRDAMM駅→YORCKSTRABE駅→UNTER DEN LINDEN駅→ブランデンブルク門、と行きました。帰りにはシャルロッテンブルク宮殿に寄って帰りました。
クリックすると拡大  YORCKSTRABE駅
  ROHRDAMM駅
  UNTER DEN LINDEN駅
  廃線の駅
  ブランデンブルク門
  シャルロッテンブルク宮殿
posted by SORI at 22:07| Comment(30) | TrackBack(2) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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