2015年06月29日

23年前のデリーの写真

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大インドの記事をいくつか掲載したので懐かしくなり昔の写真を探してみました。その結果1992年7月17日に撮影した写真が出てきたので掲載いたします。今までも何枚かインドの写真を掲載いたしましたがこれらが最も、23年前のインドの雰囲気を表しています。商店街です。みんなゴムゾーリなのが印象的でした。

クリックすると拡大右の写真が23年前の私です。下の写真は、食べ物屋さんですね。カラスが目の前を飛んでいるのがわかりますか。写真の中央です。
前の記事できれいな空港を紹介しましたが、23年前のデリーの空港に着いたときの衝撃的な印象は今でも記憶に残っています。残念ながら空港の写真は残っていません。真夜中に着いて、荷物が出てくるまでに1時間は待たされました。全数X線検査をしたものがターンテーブルに乗って出てきますがチョークでチェックをつけられたスーツケースは荷物チェックを受ける必要がありました。一番衝撃的だったのは空港を出た瞬間でした。たくさんの人たちが客になりそうな人を待ち受けているのでした。
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道路が交差する場所です。ほとんどロータリーになっていますが珍しく信号機のあるロータリーです。
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私がはじめてインドに行ったのが、これらの写真を撮った時でした。
クリックすると拡大下記の日程でアメリカ→ドイツ→インドと移動した中で、1992年7月16日にフランクフルトからデリーに入り、7月21日にボンベイ(今はムンバイと呼びます。)から成田に帰ってきました。このときを含めてインドには13回行きました。今回紹介の写真は9枚すべて、その時のデリーの写真です。
下の写真はデリーの露店です。右の写真はデリーで泊まったホテルの写真で、右下の写真はホテルでの記念撮写真です。ホテルの中だけは別の世界だったのがインドでした。
クリックすると拡大 7月11日 成田 → シカゴ
 7月11日 シカゴ → ルイビル
 7月14日 ルイビル → シカゴ
 7月14日 シカゴ → フランクフルト
 7月16日 フランクフルト → デリー
 7月20日 デリー → ムンバイ
 7月21日 ムンバイ → 成田
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クリックすると拡大泊まったホテルの部屋から駅が見えました。ホテルの名前は変わりましたが、今はインターコンチネンタル ザ グランド( INTERCONTINENTAL THE GRAND )です。偶然にも21年後に同じホテルに泊まって同じ構図の写真を撮りました。→ポチッ
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23年間に担当および責任者として世界の54ケ所に発電プラントを納めてきましたが、インドでは下の3つの発電プラントのプロジェクトを行いました。仕事はプラントの設計および完成・引渡までのプロジェクトの遂行です。最近ではGoogleで空から、そのプラントを鮮明に見ることが出来るようになりました。今では当たり前ですが、23年前には考えられないことでした。すごいです。
真中のプラントの件では何度もデリーに行き、サイトには最終段階に行きました。その時は急にサイトの近くまで飛行機が飛ばなくて世界で最も交通事故の多いと言われた「死の8号線」と呼ばれる国道をインドの車アンバサダーで長時間走ったことを思い出しました。ほんとうに事故の光景を沢山見て怖い思いをいたしました。
8,000KW        700,000KW       1,500,000KW


こちらは23年間で訪問したインドの町です。
posted by SORI at 05:52| Comment(12) | TrackBack(2) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月28日

インドでもスピード違反の取締



スピード違反の取締りです。少し手前の中央分離帯にスピードガンを持った人がいました。俗に言う鼠取りです。個人の車の場合は罰金900ルピーですが営業車の場合は罰金3000ルピー+一週間の免停だそうです。
我々が乗っていた車は営業車になるため、もし違反すると後者の方です。今回の運転手さんの給料は3400ルピーなので、月給に相当する罰金を払った上に一週間の免停となるため、かなりの痛手です。
もちろん罰金を会社は払ってくれことはありえないので個人で払うことになるそうです。支払いは後日、裁判所に行って支払うそうです。

捕まえる場所は2段構えなのです。冒頭の写真から300m先でも一台の車が捕まっていました。後ろの車がパトカーで、前のスズキのマルチが捕まった車です。すり抜けたと思って安心しているときに止められるとショックでしょうね。


冒頭の写真よりは少し手前で撮った写真です。この場所はすでに計測場所を過ぎた後なので気がついてもダメですね。黄色と緑の三輪タクシーの位置で時間差がわかってもらえると思います。
インドは交通ルールに対して厳格なことを、初めて認識させてもらいました。
現在1ルピー = 約2円なので換算するとイメージがつくと思います。
上の罰金の数値は通常のスピード違反でオーバースピードの値によってはさらに罰金の金額は上がるそうです。
今回の運転手さんは、かなり手前から察してゆっくり走っていました。なぜ判るのか聞くと第6感と答えてくれました。


制限スピードの表示です。車種によってスピード制限値が違うのがインドです。この場所では乗用車が60km/hでトラックが40km/hでバイクが50km/hでした。
posted by SORI at 10:08| Comment(20) | TrackBack(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月27日

竹林鎮の洞穴住宅 窰洞(やおとん)


泊まっていた鄭州のホテルから洛陽の世界遺産である龍門石窟を見に行くためにタクシーをチャーターして高速道路を往復いたしました。その高速道路沿いに洞穴が沢山あることに気が付きました。120km/hで走る車の中からなので写真ではなかなか撮れませんでしたがこのあたり一帯の崖は穴だらでした。
石窟ではなく土の洞穴でした。運転手さんに聞くと昔からの住居だそうです。洞穴の住居のことを窰洞(やおとん)と言います。

このあたり一帯は硬い粘土層で掘りやすく崩れないそうです。近くに少林寺がある登封の近くの村で看板には竹林鎮と書かれていました。


今でも人が住んでいる立派な扉が付いた洞穴の写真は残念ながらここでは撮れませんでした。
山西省でも見つけました。⇒ポチッ
いろんな場所に洞穴住宅があり、世界にはいろんなタイプの住宅があることを知りました。


写真の撮影場所を紹介します。
   写真撮影場所 洞穴住宅
   少林寺
   龍門石窟 世界遺産
   高速道路 鄭州~洛陽
posted by SORI at 18:21| Comment(6) | TrackBack(0) | 河南省 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デリーの大統領官邸

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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予定には入っていなかったけれど昼食の後、ホテルへ帰る途中に、昔に行ったことのある大統領官邸の前まで車で行ってもらいました。下のフィルムカメラ時代の写真と比べてみてください。インド門は人が多かったけれどこちらは広いせいか静かな場所でした。クリックすると拡大します。

気になっていた大砲も撮ってきました。今は大砲には近づけませんでしたが、きれいに花で飾られていました。


正面から撮ると大統領官邸と一緒に撮れます。
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横から撮りました。警備の人がいるのがわかると思います。
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大統領官邸側から官庁関係の建物を撮りました。大変、広くて部屋は約1000もあり掃除をする人は3000人いるという噂だそうです。
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走っている車の種類も昔とは大違いです。小型ですが新しい車が増えました。



ここから下の写真がデジカメのない時代の写真です。下にも書いていますが、是非とも下の写真たちをクリックしてみてください。デジタルとは違うアナログ的な写真を実感してもらえるかもしれません。

インドの大統領官邸です。写真をクリックしてみてください。空気のきれいなこととフィルムの味わいがわかってもらえると思います。
両側に大砲が置かれているのが印象的!
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大統領官邸を遠くから見た景色
車や人がいないのが不思議ではありませんか。
拡大すると少し見えます。門のところに守衛所がありますがさらに中に入れてもらって撮ったのが上の写真です。パキスタンと違い自由に入れるのがいいですね。
朝早くホテルから歩いて行ってみました。
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大砲の拡大写真   誰でも近寄れるところに置いてあります。持って帰ろうかな!

インド門と大統領官邸の位置関係は下記の地図を見てください。ネットから地図を拝借いたしました
posted by SORI at 15:45| Comment(24) | TrackBack(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

27年ぶりの懐かしい味 「夫婦ぎょうざ」で鍋貼児餃子を食べました。



私が入社した会社での最初の勤務地は神戸でした。その時によく行った餃子屋さんが、今回紹介するお店です。お店の名前は夫婦ぎょうざ(みょうとぎょうざ)です。毎週のように「夫婦ぎょうざ」で餃子を食べていましたが、1988年11月3日に組織ごと東京に転勤となりました。数百人になる大掛かりな転勤でした。その後、仕事で神戸に来ることも多かったのですが、時間が無くて食べることが出来なかったため、ずーと食べたいと思っていました。そして、ついに思いを2015年6月19日に実現させました。つまり27年ぶりに食べることが出来たのでした。
1988年に転勤になった時は、結婚して神戸の須磨区に住んでいました。最寄駅は神戸市営地下鉄の妙法寺駅で、家族そろって千葉県の船橋市に引越しました。

実は27年前のお店の場所は、今の場所と違う場所なのです。それは、今から20年前、1995年1月17日の阪神淡路大震災でお店がなくなってしまい、今の場所でお店を再開したという経緯があったのです。元の場所に何度か行ってお店が見当たらなかったので気になっていたのです。今のお店は新開地商店街()の東側ですが、震災前は西側にあったのです。お店を紹介します。店名の「夫婦ぎょうざ」は「みょうとぎょうざ」あるいは「めおとぎょうざ」と発音します。
クリックすると拡大  店名 夫婦ぎょうざ / 夫婦餃子(みょうとぎょうざ)
  電話 078-575-0660
  営業 15:30~21:30
  定休 日曜日    ただし臨時休業あり
  料理 餃子のみ  ただしライス(150円)あり
  値段 10個:460円  15個:690円
  創業 昭和29年(1954年)
  住所 神戸市兵庫区新開地2-5-5 ライオンズプラザ神戸112 


店内はカウンター席のみです。目の前で生地を作って具を包んで焼きます。作りたての餃子が食べれます。写真は、ご主人が生地を機械で伸ばしているところです。
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今回は3人で来ました。その中の1人は、同期入社で、且つ、同じ課に配属になり、東京にも一緒に転勤になった友人です。今回の3人は翌日6月20日に明石ゴルフ倶楽部で、一緒に芝刈りをする仲間でもあったのです。


こちらのお店は昭和29年創業の餃子専門店です。昭和29年は1954年なので創業61年になるわけです。


さっそく3人共に、2人前(20個)づつ頼みました。見ていると、ほとんどの人が2人前を注文していました。1人前や1.5人前を頼むことも出来ます。
クリックすると拡大壁に「鍋貼児餃子」の古びた張紙がありました。調べてみると鍋貼(あるいは鍋貼児)は焼餃子のことです。ただし厳密には焼餃子と鍋貼児は違うそうです。鍋貼児(锅贴儿)は大きくて四角い感じだそうです。確かにこちらの餃子は普通の焼餃子とは雰囲気が違いました。大きくはありませんが、確かに少し四角い感じでした。日本では、鍋貼児とだけ書くと、餃子だとわからないので、「鍋貼児餃子」と書いたのだと感じました。日本流に訳すならば「中国焼餃子」ということになるのだと思いますが、「鍋貼児餃子」の方が判りやすいです。日本の焼餃子を中国流に言えば「日式鍋貼児」になると思います。
鍋貼児はグォティアル(guotier)と発音します。調べてみると、先代が満州で覚えてきた鍋貼児だそうです。きっと夫婦二人だけでお店をやったので、店名を「夫婦餃子」としたのだと思います。現在は2代目が伝統の味を守っているそうです。
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こちらが拡大写真です。我々が知っている餃子の羽はないのですが抜群に美味しいのです。確かに表面の感じは中国の焼餃子に似ていました。でも、中国に今まで98回行きましたが、こんなに美味しい焼餃子を食べたことはないので、日本で研究して完成した究極の鍋貼児のような気がします。もちろん日本でも、これだけ美味しい餃子には滅多にお目にかかれませんでした。
さらに追加で計3人前頼みました。3人前の内、私が2人前食べてしまったので、最初の2人前と合わせて4人前(40個)を食べたことになります。ビールは7本頼んで私は2.5本飲みました。
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こちらの餃子(鍋貼児 / 鍋貼)の特徴はタレにもあります。ニンニク醤油と味噌です。一番右の器に入っているのが味噌です。私は酢+ニンニク醤油+味噌のタレでいただきました。ラー油と普通の醤油も置かれています。左から酢、醤油、にんにく醤油、ラー油、味噌です。
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これがタレにつけた餃子(鍋貼児 / 鍋貼)です。
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こちらの餃子が美味しいのは具にも秘密がありそうです。肉汁もたっぷりと出てくるのも美味しさの秘密なのかもしれません。
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こちらが新開地商店街です。懐かしくなって餃子店を出た後に歩いてみました。一番公園よりの右側のお店で、さらに生ビールを飲んで帰りました。
新開地には今回紹介の1954年創業の「夫婦ぎょうざ」以外に1925年創業の豚まん一筋の「春陽軒」や1941年創業の洋食屋「グリル金プラ」や1952年創業の「グリル一平」など、60年を超える老舗が沢山あります。春陽軒の豚まんも味噌だれで食べると書かれていたので、次は是非とも、それらも食べてみたいと思っています。
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ラベル:餃子 神戸
posted by SORI at 04:45| Comment(20) | TrackBack(0) | 神戸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月26日

この煙は? 火事?


場所はエジプトの首都カイロの高級住宅地です。時間は午前7時7分です。
実は車で殺虫剤を散布しているのです。対象の虫は判りませんが蚊や蝿ではないでしょうか。見たことはありませんが日本もDDT(ディーディーティー、Dichloro-diphenyl-trichloroethane)を散布していた時代がありました。

DDTは第二次世界大戦によって日本の除虫菊の供給が途絶えたアメリカによって実用化されたそうです。戦争直後の衛生状況の悪い時代にアメリカ軍が持ち込んだDDTによるシラミなどの防疫対策として初めて用いられたそうです。外地からの引揚者や、一般の児童の頭髪に薬剤(粉状)を浴びせる防除風景は、ニュース映像として配信されたため世間一般の知名度が高くなったようです。日本では化学物質としての危険性が高いことから1971年5月に農薬登録が失効したそうです。
しかし発展途上国ではDDTを止めることでマラリアでの死者が急増したたことと発癌性の危険度も下がりったため発展途上国では見直されてきています。→DDT 

いろいろ調べてみるとDDTに代わる安価な殺虫剤がないようなので、あの煙はDDTの可能性が高いことになります。
posted by SORI at 01:00| Comment(16) | TrackBack(1) | エジプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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