


上の写真が日本でアナと雪の女王の城と言われている建物です。旭山動物園を出て旭川で遅い昼食に旭川ラーメンを食べました。そのお店で、旭川の中で旭山動物園以外で見所を聞いたところ、旭川出身の木内綾さんの手によって1960年のころに生まれた優佳良織(ゆうからおり)を売っているところを、教えてもらいました。
それが北海道伝統美術工芸村と呼ばれている場所で「優佳良織工芸館」と「国際染織美術館」と「雪の美術館」の3つの施設で成り立っています。昨年から「雪の美術館」がアナと雪の女王の城と言われています。
北海道伝統美術工芸村を教えてもらったラーメン店は、昔ながらのオーソドックスで透明の醤油ラーメンを出してくれる「竹よし」というお店です。

旭川で最初にラーメン店(芳蘭)が出来たのは戦前の1933年と言われています。戦争でラーメン店は旭川から一旦姿を消しましたが戦後間もない1947年に蜂屋が出来て、数年の間に沢山のラーメン店が出来たそうです。

この建物が「優佳良織工芸館」です。優佳良織は昔はユーカラ織と書かれていました。

優佳良織工芸館を正面から見たところです。上の写真も優佳良織工芸館ですが左側から撮った写真でした。この建物の中で優佳良織の展示と販売を行っており常に10人程度の人が次から次へと優佳良織を買いにこられていました。優佳良織を確立した染織作家、木内綾により1980年に開館したそうです。同時に、それまでカタカナ表記だった「ユーカラ織」から漢字表記へと変更したそうです。漢字の命名は棟方志功によるものです。85,000平方メートルの敷地面積、5,200平方メートルの建物面積を誇り、館内はテーマ展示室、和の展示室、洋の展示室、インテリア展示室、制作工程展示室に分けられ、各種研究施設も併設されています。2階の喫茶店からは旭川市内が一望できるそうですが、気がつきませんでした。

こちらが国際染織美術館です。これも立派なきれいな建物でした。こちらは冬の間は休館で中に入れませんでした。こちらの国際染織美術館は1986年に開館いたしました。国内外の染織工芸品を展示しているそうです。

こちらが雪の美術館です。2つの建物のように見えますが1つの建物です。下がつながっているのです。

本館の屋根の部分です。雪の美術館は1991年に45億円の費用を投入して建設されたビザンティン建築様式の豪華な建物でカフェテラス、スノークリスタルルーム、螺旋階段、氷の回廊等に分けられ、館内の音楽堂では各種音楽イベントおよび結婚式場が行われています。

こちらが入口です。



階段を降りると氷の回廊があります。

氷の回廊はさらに続きます。窓の外は巨大な氷のツララ(氷柱)です。

ここはクリスタルルームと呼ばれている部屋です。雪の結晶がガラスに彫られていました。

天井のガラスには、より大きな雪の結晶が彫られていました。クリックすると、より広範囲の天井のガラスを表示します。

アナと雪の女王の画像と動画をネットから転用させていただきました。




音楽堂で結婚式や演奏会が行われるそうです。

音楽堂の天井には「北の空」と題する天井画が描かれていました。サイズを号で表すと28000号になるそうです。
製作・監修は松尾隆司さんで、スタッフとして「中村幸男」、「杉本勝義」、「楓久雄」、「富田潤」、「加藤公英」、「伊藤浩二」さんたちの6名の名前が書かれていました。

披露宴などに使われるのでしょうか。立派な部屋も用意されていました。

場所を紹介いたします。マイナスのアイコンを数回クリックすると旭川の中心地から位置がわかると思います。画面上のアイコン[写真]にカーソルを持っていくと[地名を表示]が出るのでチェックを入れると3つの施設名が表示されます。
名前 北海道伝統美術工芸村
住所 旭川市南が丘3丁目
電話 0166-62-8811 0166-63-2211(結婚式の問合せ)
営業 9:00~17:00
こちらが、私が28歳の時に、レンタカーで北海道旅行をした時に、家内が買ったユーカラ織のバックです。

こちらが今回、買った優佳良織です。 現在、花びん敷きとして愛用しています。

タグを比較してみました。
左が昔のタグで、エルムユーカラ織民芸館とかかれています。右が今回買った優佳良織のタグで、こちらには優佳良織工芸館と書かれています。
