

名峰「黄山」の表黄山や裏黄山などを何度か紹介させていただいていますが、ここでは黄山の道を紹介いたします。ロープーウェイで山に上がっても山頂の散策の道は険しいです。特に上の写真の部分は険しくて有名。
この場所で道を下から見ると、急な道であることが判ってもらえると思います。

同じ場所を上から見るとこの景色です。 この上に丸い石があるのです。

その上の部分の写真です。岩の割れ目を歩いて下ります。黄山の山頂近くで泊まっていた北海賓館から黄山の松で最も有名な迎客松に行く道の途中に、今回紹介の険しい道がありました。

道は遥かかなたに続いています。岩の尾根を左上に向かって登っているのがわかってもらえると思います。この道が黄山の最高峰である莲花峰(蓮花峰)に登る道かもしれません。

岩に張り付くような道が多くあります。この道壊れることはないかな。と心配しながら! でも景色はすばらしいのです。岩から道が張り出しているので、知っていたら歩けない人もいるかもしれません。

人が下りて行く写真だと迫力が伝わるかもしれません。いかがですか。歩いている人は、霧で下が見えない方がいいかもしれません。

こちらの道も迫力があります。やはり岩から道が張り出しています。

これが黄山の一部分の地図です。上のオレンジのラインのロープウェイ(太平索道)で黄山に登り赤色ラインを歩き、下側のオレンジラインのロープウェイ(玉屏索道)で黄山を下りました。途中の北海賓館に泊まりました。1995年9月8日のことですが、右側のロープウェイ(云谷索道)は初めて黄山に来た時に乗ったロープウェイです。そのロープウェイの車体は驚くことに日本製(川崎重工業製)でした。その時はロープウェイは1本だけでした。北海賓館は標高1630mあたりにあります。クリックすると広範囲の黄山の地図を表示します。
名前 完成 全長 高低差
云谷索道(雲谷ロープウェイ) 1986年5月 2804m 773m
玉屏索道(玉屏ロープウェイ) 1996年9月 2012m 750m
太平索道(太平ロープウェイ) 1997年7月 3704m 1014.5m

体力的に自信のない方のためには籠が用意されていました。

こちらが表黄山あるいは前黄山です。

そしたこちらが裏黄山あるいは後黄山です。
