2014年11月30日

ロシアと言えばやっぱり黒パンです。 スタールイ・オスコル



モスクワから寝台特急でスタールイ・オスコル(Старый Оскол /Stary Oskol)に着いたのが4月27日の朝7時39分でした。さっそく朝食を食べようとレストランを探しましたが、どこも閉まっていました。そこでホテルを探して、そこのレストランで朝食を食べることが出来ました。上の写真は、そのホテルの入口です。

やっぱりロシアと言えば黒パンですね。黒パンを指定したのではなくメニューの中のBread(パン)を選ぶと黒パンが出てきました。
面白いことにバター、ジャムもメニューの中に書かれてあり必要な人は注文します。もちろん値段は無視できるくらい安いけれど合理的なのに驚きました。でも名物の黒パンが一番安いです。ジャムが44円に対してパンは1個(20グラム)が2ルーブルなので日本円で6円/個でカゴに乗っている3個で18円です。この国の主食だからでしょうね。
モスクワのウクライナ料理店でも黒パンが出てきました。
クリックすると拡大黒パンはライ麦パンでライムギから作ったパンです。ロシア、東欧、北欧、オーストリア, ドイツなどで、多く食べられています。
小麦から作るパンではイースト菌が多く使われますが、ライ麦パンでは主にイースト菌ではなくサワードウが使われるそうです。
小麦のパンより硬くて密度が高く食べごたえがあり腹持ちがいいです。
さらに小麦のパンよりビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれており健康志向の食品と言えます。
パン以外はサラダと目玉焼きと紅茶を頼みました。黒パンもクリックすると拡大します。
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これがサラダで名前は「Greek salad」と書かれており トマト チーズ ブラックオリーブ パセリ キュウリが入ったサラダでした。こちらの値段は94ルーブル(278円)でした。
Greek salad(ギリシャ風サラダ)のレシピをネットから探してみました。→ポチッ


目玉焼きはちょっと変わったものを頼んでみました。メニューにはFried eggs a la Bulgariaとかかれており、なかなか美味しい料理でした。こちらの値段は100ルーブル(296円)でした。普通のオムレツだと63ルーブル(186円)でした。4星ホテルのわりに安かったです。やっぱりモスクワから遠く離れるとこの値段なのですね。モスクワのホテルだと朝食で約3000円はかかります。
この写真もクリックすると拡大するように設定いたしました。
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さすが四星ホテルのレストランで雰囲気も良かったです。
posted by SORI at 17:14| Comment(32) | TrackBack(3) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月29日

町の中の黄色配管 スタールイ・オスコル

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4月25日から4月29日までロシアに行っていましたが、その時に寝台特急で来たロシアの地方都市であるスタールイ・オスコルの町の中の小高い丘に登ってみました。そこは住宅地に囲まれた場所でしたが高さ2m以上の位置に沢山の黄色い配管が通されていました。これは家庭に送られるガス配管です。この配管から分岐して細い配管が各住宅につながっていました。ロシアは天然ガスの生産量も埋蔵量も世界一の国です。

日本だと地中に配管されているので地上の配管には驚かされました。地上に、むき出しの黄色い配管には違和感がありましたが電線代りのようなものかもしれません。
今回、写真は取れませんでしたが幹線道路脇には2種類の太い配管が通っていました。一本は黄色い配管なのでガス配管でした。もう一本は保温がされた配管でした。聞くと温水配管だそうです。冬の寒さは半端ではないので集中的に温水を作って供給しているのだと思います。この後に、また寝台特急に乗ってモスクワに戻りました。
posted by SORI at 18:21| Comment(12) | TrackBack(0) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モスクワのリバーサイドホテル

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すでに前ブログで紹介しているように4月25日に成田空港から直行便でモスクワに入りました。実はロシアでホテルに宿泊したのは到着した4月25日のみでした。ホテルはモスクワ市内を流れる川沿い(リバーサイド)にあり素敵な景色だったので紹介いたします。上の写真はホテルのベランダからの22時12分の夜景です。川は総延長503kmのモスクワ(Москва)川です。

上の写真と同じ場所を明るい時間にも撮ったので掲載します。この時間は17時40分でした。この日は快晴できれいな写真が撮れました。気温も暖かくて、着ていったコートは日本に帰るまで使うことはなかったです。実はお城のように見える川向こうの建物もホテルです。名前はRadisson Royal Hotel Moscow
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川の左側の方向の写真です。正面が東になります。道路を挟んだ正面の4階建ての建物の中のレストランで夕食を食べました。料理は後日、紹介いたします。
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さらに左側を撮った写真です。
ロシアからは4月29日に帰国いたしました。
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クリックすると拡大窓は東に向いているので4月26日は朝日を見ることが出来ました。地平線から太陽が昇りかけたところです。右の写真はクリックすると拡大します。
この正面の建物は上から3枚目の写真の中央よりやや右に写っている建物です。
下の写真は6時16分で右の写真は6時8分でした。
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クリックすると拡大さらに太陽が昇って建物から太陽が昇った瞬間の景色です。時間は6時30分でした。この建物は高さ160m22階で名前はKudrinskaya Ploshchad 1です。
建築家M.M.Posokhinの設計により1954年に建てられた典型的なロシア様式の建築物だそうです。右の写真もクリックすると拡大するので是非とも見てください。
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こちらの部屋からの景色でした。窓の外には大きなベランダがありました。窓の左側にベランダに出れるガラス戸があり、そこからベランダに出て写真を撮りました。


ホテルの場所です。地図内のアイコンを数回クリックすると、この位置が判ってくると思います。

ラベル:ロシア ホテル
posted by SORI at 08:30| Comment(28) | TrackBack(3) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月28日

ロシア料理(ウクライナ料理)

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

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モスクワには成田空港からの直行便で4月25日に到着しました。ホテルで泊まるのはこの日だけで後は夜行列車で2泊移動のため、レストランでディナーが食べれるのはこの日だけでした。そこでロシア料理が食べたくて有名なウクライナ料理のお店に来ました。可愛らしいネームカードをレストランでもらったので右に掲載いたしました。
ウクライナ料理はロシア料理のもとになったものでウクライナ料理ですがロシア料理のタイトルを使わさせていただきました。もちろん我々にとっては区別がつきません。
ロシア料理の基本はスープとメイン料理です。その中で我々にとって有名なのが上の写真のボルシチです。我々のイメージしている肉のスープではなく野菜が主体なのが本場ロシア(ウクライナ)のスープであることがわかりました。ウクライナ料理のボルシチはアブラナ科のテーブルビートの肥大した深い赤紫色をした根を使った料理でいろんな具を使ったスープです。使われる具に取り決めはなく自由な組み合わせで作られるためボルシチの種類も無限にあるようです。

さっそくボルシチともう一つロシアで有名なスープを頼みました。それが緑鮮やかなスープでした。これ以外にタマネギのスープも有名ですが、別の日の昼食に、そのタマネギのスープが出来たのでタマネギのスープは後日紹介いたします。
クリックすると拡大

私は前回、ロシアに来た時にボルシチのスープを食べた経験があるので、今回はボルシツ同様にロシア料理で有名なキャベツのスープをいただきました。一般的によく食べられているスープだけのことはあり、驚くほどの美味しさでした。ネットで調べた範囲ではスープの名前はシチーです。スープには下のサワークリーのようなものやパンなどがついてきます。これらを右の写真のように好みで入れて食べます。
下の写真はボルシチに付いてきたもので、キャベツのスープにはサワークリームだけが付いていました。


右の写真がレストランの入口の写真で重たいドアが2重にあります。
クリックすると拡大お店を紹介いたします。
 店名 шинок (発音 Shinok / シノック)
     шинок和訳 = 居酒屋 / パブ
 住所 г.Москва,ул. 1905 года, д.2
 場所 CROWNE PLAZA HOTL前
 電話 +7 495 651-8101
 営業 24時間
 HP http://www.shinok.ru/map.html
下記の建物に今回のレストランがありました。建物の真ん中に右の写真の重たいドアがあるのがわかると思います。このドアは鍵がかかっていると思われるぐらい重たいので力いっぱい引いてください。
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大きなレストランで我々はこのような階段を通って三階に案内されました。


こちらのクリックすると拡大お店はお花がいっぱいの冠をつけたウクライナ民族衣装を着た方が料理の注文をとったり料理を持ってきてくれます。
そして、こちらのお店は同じタイミングで食べる料理は全員分が同時に出されます。これはスープをテーブルの横に全員分を仮置きしているときの写真です。
下の写真は3つ目のスープを持ってきた時のもので、持っているのはボルシチで仮テーブルに置かれているのはキャベツのスープです。右の写真は4つ目のスープを持ってきた時の写真です。


こちらのレストランが面白いのはレストランには中庭があってウクライナの田舎農家の風景が再現されていることです。クリックすると拡大驚いたことに、その田舎の風景の中に本物の動物たちが飼われいていて動物園のような空間が窓越しに広がっています。さらに驚いたことに、本物のおばあさんも座っていることでした。この写真にもおばあさんと牛と山羊が写っています。別の時に撮るとおばあさんや牛が見えなくなり鶏やウサギが居ました。それでおばあさんも本物であることがわかりました。この中庭が話題のようで「Москва шинок」で検索すると記事が92400件と沢山出てきます。→ポチッ 日本語のみ ガイド記事
クリックすると拡大

テーブルの周りもなかなかの雰囲気です。この石釜の写真と同じ写真がネットで出てきました。日本人が食べ始める時間は、地元の人にとっては早いようで入った時は空いていましたが、帰るころに満席になりました。予約は入れておいた方がよさそうです。


テーブルの上には趣きのあるローソクが置かれていました。


こちらのお店で、すでに紹介したピロシキをいただきました。写真をクリックするとその記事を表示します。
クリックするとピロシキの記事

ロシアの食事で特徴があるのが黒パンです。この黒パンがよく出されました。黒パン(ライ麦パン)も含めて三種類のパンが乗っていました。


こちらはウクライナの無ろ過の生ビールです。最初に進められた飲んだビールでフルーティーな感じのさわやかなビールでした。


ビールを飲むとなるとメインデッシュの前にビールの肴になるものを頼みたくなります。今回頼んだのがこちらのニシンのカルパッチョ(刺身)です。


ニシンの刺身(カルパッチョ)は新鮮なので特別に写真を掲載させてもらいました。
クリックすると拡大

キノコのピクルスも有名なので頼みました。少し酸味がありビールにはよくあいました。


こちらはロシアの生ビールです。ビールは沢山いただきました。


いよいよメインデッシュです。それぞれ各自が別のものを頼みました。こちらではスープにしてもメインデッシュにしても全員のものを同時に出してくれます。テーブルの横に仮置きしてから各自の前に並べられます。スープの時と同じように全員分のメインデッシュがテーブルの横に並べられました。写真が少し不鮮明なのは別のシーンの写真の中に偶然に小さく写っていた料理を切り取ったためです。


私が注文した料理以外は名前を覚えていないのですが、これは肉をキャベツで巻いて煮込んだ料理のようです。これはモスクワに永く住んでいる方が注文した料理なので、特に美味しいのかもしれません。見た目も美味しそうです。
クリックすると拡大

こちらもウサギの肉を揚げた料理です。ウサギもよくロシア料理に使われる食材のようです。


こちらは魚料理です。
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こちらが私の注文したキエフ風カツレツです。細い麺のようなものはジャガイモを細く切って揚げたもので、ビールのつまみに最高でした。
クリックすると拡大

バターを真ん中にして鶏肉を巻いて揚げているので真ん中が空洞のようになっているのが特徴でバターと肉汁が美味しい料理でした。ネットでも「ナイフを入れると熱々バターが中からとろけ出てくるキエフ風カツレツ」とお薦めしていました。
クリックすると拡大

ロシアに来たならばウオッカを飲みたくなるので150ccほど頼みました。ウオッカはボトルではなく量でも注文できるのがロシアの特徴でした。うれしいことにウクライナの民族衣装のウエイトレスさんがウオッカを注いでくれました。親指に指輪をつけているのが印象的でした。上の写真で紹介したウエイトレスさんの指輪は中指で親指にはつけていなかったので気になりまました。


ネットで親指に指輪をはめる意味を調べてみました。男性の場合は権力や指導者などの困難を乗り越える力の意味があるようですが女性がつける意味は出てきませんでした。ウクライナ独特の意味があるのかもしれません。
ちなみに日本の結婚指輪はプラチナ(白金)が多いけれどもロシアでは金をベースにしたピンクゴールドをつけている人が多かったです。我々にとって金と言えばイエローゴールトなので、すごく新鮮に感じました。18金のピンクゴールドの場合、 金75%、銀10%、銅15%だそうです。

Anak Sungaiの日々さんの露・丁出張③にトラックバックしています。
ウクライナ料理レストラン、おすすめ!にトラックバックしています。

追伸
本日2014年11月28日、上海から帰国します。14時発のフライトで成田空港に着くのは17時45分の予定です。帰国後、今回の写真の整理が出来て落ち着いたら皆様のところに訪問させていただきます。
下の写真はホテル(花園飯店)の28階の部屋からの6時37分の上海の景色です。
ラベル:ロシア
posted by SORI at 13:32| Comment(42) | TrackBack(4) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月27日

本場ロシアのピロシキ

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

クリックすると拡大
ロシアに来て一度は食べてみたかったのがピロシキですが4月25日にモスクワに到着して早々に食べる機会を得ました。この日の夕食は宿泊したホテルの前の有名なウクライナ料理のレストランで夕食を食べましたがモスクワに長く住んでいる人が、このピロシキを注文してくれました。
見た目は日本で食べる揚げたピロシキと違いオーブンで焼いたものでした。焼くピロシキが本場のロシアやウクライナでは一般的だと説明されました。

日本のピロシキの具は挽肉、ゆで卵、タマネギを炒めたものが一般的ですが、本場では日本などに比べて種類も多く、内容的には惣菜が中心で沢山の野菜が、なんでも入れられると説明してもらいました。
注文したのは3種類で、それぞれ形が違っていました。さっそく半分に割ってみました。タマネギが主体のピロシキとキャベツが主体のピロシキとキノコが主体のピロシキで野菜が中心で、すごくおいしい料理でした。皮であるパンの部分も日本の一般的なピロシキより、かなり薄かったです。この写真をクリックすると特別に大きく拡大するように設定しておりますので、中の具を見てください。美味しいパンの皮の食感もわかってもらえると思います。
クリックすると拡大

レストランは泊まったホテルの前にある素敵なレストランで食べることが出来ました。空いているように思われるかもしれませんが、実は日本人の夕食タイムにはロシアの人にとっては早すぎるのです。我々が帰るころにお店が一杯になりました。それでは、お店を紹介いたします。
  店名 шинок (発音 Shinok / シノック )
  種類 ウクライナ料理
  住所 г.Москва,ул. 1905 года, д.2
  場所 モスクワ CROWNE PLAZA HOTEL 前
  電話 +7 495 651-8101
  営業 24時間
  HP  http://www.shinok.ru/map.html


民族衣装のウェイトレスさんも親切でした。


同じレストランの記事を掲載されているAnak Sungaiの日々さんの露・丁出張③にトラックバックしています。
posted by SORI at 08:10| Comment(52) | TrackBack(2) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月26日

若いお母さんと小さな子供たちの目立つ街 スタールイ・オスコルの一角



ここで掲載している写真はすべて4月27日17時前後のロシアのスタールイ・オスコル(Старый Оскол / Stary Oskol )と言う名の町の景色です。寝台列車で着いたこの町の午後(17時前後)に、この町の出身の人(ご両親が今もこの町に住んでいます。)に薦められて町の中心の広場を散策いたしました。噴水の場所から真東にある道路沿いの建物(正面のビル)の地下にビールを飲んだレストランがありました。

上の噴水がこの航空写真の中心にあります。+のアイコンを数回クリックするとわかると思います。きれいな街なみであることが判ってもらえると思います。広い地域で近代的なマンション群が立ち並んでいるのは特別な感じがしました。マンションは9階あるいは10階建てですが日本と違い広い敷地にゆったりと建てられていました。すこし郊外に行くと高級そうな一戸建が広い敷地に整然と並んでいました。さらに郊外に行くと広大な畑が永遠と続き小さな村が、ほんとうに時々点在している地域でした。

高層ビルはないけれども立派なビルもいくつかありました。噴水から道路を挟んで南側にこのビルがありました。


そこで気が付いたのがベビカーと一緒にいる若いお母さんたちが沢山おられたことでした。特に意識して撮らなくても写真に沢山写るほどでした。おそらく新しいマンション群のために、このあたりは若い夫婦や若い人たち多く集まった街だったのかもしれません。


だから小さな子供たちも沢山見かけました。


広場で子供たちを遊ばしている間は、お母さんたちどうしで、つかの間の時間を楽しんでいるようでした。


将来、お母さんになる人達も沢山おられました。


ほんとうに小さな子供たちと、若いお母さんたちと若い娘さんが目立つ街でした。
上から2枚目の写真内ののアイコンを数回クリックすると、その理由が判ってくる気がすると思います。


スタールイ・オスコルの場所を地図で紹介しておきます。モスクワから青いラインを寝台特急で往復しました。
列車のルート検索をしてみると行き帰りでは別のルートを走ったようです。それぞれ縮小しているので画面をクリックすると見やすいと思います。
クリックすると拡大クリックすると拡大
posted by SORI at 07:44| Comment(16) | TrackBack(1) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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