

マック(マクドナルド)は世界中にあります。インドにもマック(McDonald's)がありました。でもインドは他の国とちょっと事情が違います。ハンバーガーと言えばパンにビーフのハンバーグを挟んだものが定番です。インドで最も多いヒンドゥー教徒では牛を神聖な生き物としているためビーフはご法度です。多くのイスラム教徒の人もいるので豚肉もご法度です。さらにベシタリアンの人も沢山います。
そんな事情の中で、どんなメニューになるのでしょう。
ベシタリアンとノン・ベジタリアンはマークで区別しています。これでベジタリアン対策はOKです。このマークはマックだけでなくインドのあらゆるレストランのメニューや食べ物のパッケージの表示に使われています。



そして牛肉も豚肉もだめなので肉はチキンとなります。インドのチキン料理はおいしいので有名ですが、やはりハンバーカーもチキンバーガMcChickenですね。マトンの肉も問題ないはずですがメニューにはありませんでした。見た目が牛肉と紛らわしいためかもしれません。メニューにあるようにフィッシュバーガー(Filet-o-Fish)もありました。よく見るとインド独特のメニューがあります。

バーガーの基本はこの4つ+ Filet-o-Fishでした。

室内にもテーブルがありましたが屋外にも沢山のテーブルがありました。
一年前よりも若干上がっているようですが、ポテトと飲み物がついて180円程度で我々にとっては買いやすい値段ですが、インドの平均所得を考えると高い気がします。それでも、写真のように沢山の人が入っていました。インドでは飲食店で働く女性は少ないけれどさすが、マクドナルドでは女性の店員の方が、おられました。

お店も街の景色に溶け込んでいるかも?
2010年の時点でインドにマクドナルドが192店もあるのに驚きました。でも人口10万に当たりの店舗数は0.0164店です。日本が2.9店あることを考えると、まだまだ珍しい存在です。日本なみに出来ると34000店ということになります。
最近は日本でも世界のマックを売るようになりました。インドのマックもテレビのCMで見かけました。結論はインドのマックはチキンとフッシュと野菜が基本でした。
