2014年02月08日

下高野の辻切り 2014年

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2014年2月2日に千葉県八千代市下高野地区の辻切り作りに参加いたしました。本来は1月25日に近い日曜日に行われるので例年であれば1月26日でしたが、1月26日に八千代市の郷土博物館で講演会があり、辻切り作りの方が講演されたこともあり2月2日になったとのことでした。私は下高野に住んでいるわけではないので異例のことだと思うのですが、以前に掲載したブログの記事「下高野の辻ぎり」がきっかけでした。
私の記事を下高野の辻切りの指導的立場の方が見ていただいてコメントを何度もやり取りをしたことで実現いたしました。

大蛇をつくるハウスの中を動画で紹介します。雰囲気が判ってもらえると思います。作り始めてすぐの状態です。


先ずは頭作りから始まります。前回の記事で大蛇の頭作りは詳しく紹介したので今回は省略させていただきます。


大蛇作りで難しいのは頭ではなく胴体なのです。私も2012年に教えてもらい頭だけは作れるようになりました。胴体の方はベテランの人は1人で作れるのですが、慣れてない人はベテランに教えてもらいながら2人がかりになります。


胴体の作り方を、言葉で説明するのは難しいので動画を2本撮りましたので動画で説明いたします。
胴体は注連縄のように3束の藁で出来ています。先ずは頭の後ろから出ている藁を3つに分けます。次にその3つの束の内、2本をよっていくのですが、それぞれを、ねじりながら2本を巻きつけていきます。それぞれをねじる方向と2本を巻きつけていく方向が重要でどちらかが反対だと縄にはならずにばらけてしまうので動画でよくねじる方向と巻く方向を見てください。藁が短くなると藁を足していきます。(大蛇の胴作り 1/2)


2本の束の巻きつけが完成したところで3本目をねじりながら2本の束に巻きつけていきます。これも動画からコツを学んでください。(大蛇の胴作り 2/2)


半分くらいできたところでお茶タイムです。


お茶に甘酒に漬物を出してもらいました。さらにビールまでいただきました。漬物は大根の味噌漬けです。味噌も大根も自家製だそうです。味噌を作るための麹も自家製だそうです。その麹で甘酒を作られたそうです。


恒例の揚げたオカキも出されました。これも美味しいのです。


休憩の後に作業を開始して6本の大辻と呼ばれる藁の大蛇が出来上がりました。
この後にきれいに整えてお札を付けたり柊や杉の小枝を付けて完成です。この写真の中には奥の6本と手前に1本と7本の大蛇がいることが判ってもらえると思います。実は手前の1本は手伝ってもらいながら私が作った大辻です。この大辻は近くの小学校に飾ってもらうために作ったものです。
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大辻が完成したところで昼食です。
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おにぎりです。


白菜の漬物とタクワンです。


自家製味噌のお味噌汁です。


昼食を食べて13時になったところで大蛇の最後の仕上げの開始です。先ずは大蛇の胴体は出ている藁をはさみできれいに切った後に下の動画のように「なめし」ます。


大蛇の目と舌作りです。
このため専用に作った唐辛子に取り付けるための針金を通します。
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目と舌を取り付けているところです。


目と舌が付け終わるといよいよ仕上げです。頭の方からヒイラギの小枝、お札(大)、杉の小枝、ヒイラキの小枝、お札(小)、杉の小枝の順に取り付けます。


6体の大辻が完成いたしました。辻切りは集落の境(辻 / 結界)に、この藁の大蛇(大辻)を飾ることにより、集落へ入ってくる疫病や悪霊が侵入しないように行う行事で、災難を封じて五穀豊穣と郷内安全を祈願するものだそうです。近隣では井野地区、上高野地区、小竹地区で見ることが出来ます。ただし小竹地区は大蛇ではなく注連縄が使われていました。
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さっそく大辻の取り付けです。最初の場所は大蛇を作った場所の近くなので、そのまま歩いて行き取り付けます。先ずは昨年の大辻を取り外します。


新しい大辻を取り付けているところです。


これで完成です。大辻がよく見えるように回りま枝を切りました。
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6体の大辻はこの地図の赤いマークのところに設置します。①~⑥の順番にみんなで取り付けにいきます。上の取り付け光景は①のところです。
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軽トラに乗せて残りの5ケ所に取り付けに行きました。
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前回の記事で全ての場所の取り付け光景を紹介しているので最後の⑥の場所の取り付けを動画で紹介いたします。


⑥の場所の取り付けが完成したところで全て終了です。
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今回も家用の小辻を作ったので家に帰ってすぐに飾りました。今回は2体です。右側の小辻はベテランの方に作ってもらったものをいただきました。左側が手伝ってもらいながら作った小辻です。上の複数の動画を1本にまとめました。→ポチッ


追伸
今日2月5日の15時20分から関西に行きます。帰ってくるのは2月9日の夕刻なので、それまで皆さんのブログに訪問できない失礼をお許しください。


2014年4月16日追伸 タイトル:9番目の辻切りが小学校に飾られました。
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上で記載している通り2014年2月2日に近くの井野小学校に飾ってもらうために作り、お渡しした藁の大蛇が飾られていることを車で通りかかった時に偶然に見つけました。さっそく写真を撮り追加掲載させてもらいました。

下記の写真の説明の看板が、今回の辻切り(藁の大蛇)が飾られた木の脇にあります。この看板は昭和51年2月1日(1976年)に建てられてものです。
posted by SORI at 14:00| Comment(44) | TrackBack(6) | 風習・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月07日

フォー(PHO)とブン(BUN)

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ベトナムのホーチミンには2泊しました。ホテルの朝食で麺を作ってくれるコーナーがあり2日共に麺にしました。これがベトナムで有名なフォー(PHO)で2日目に食べました。
 ハノイで食べたフォーは→ポチッ

1日目に食べたのがこちらの麺です。上のフォー(PHO / Phở)と同じように見えますが、こちらはブン(BUN / Bún)です。どちらも米から作った面ですが、形と太さが違うようです。ブン(BUN)はフエという町で人気の麺のようです。よく調べてみるとブン(Bun / Bún)はビーフンのことのようです。フエの名物であるBún Bò Huế (ブン ボー フエ)は「フエ風の牛肉汁ビーフン」と言うことになります。
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麺の違いが判るように拡大した写真を掲載いたします。こちらがフォー(PHO)で少し平らな麺です。


そして、こちらがブン(BUN)です。細くて丸い麺です。上のフォー(PHO)との違いが判ってもらえたと思います。
posted by SORI at 11:06| Comment(20) | TrackBack(1) | ホーチミン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月06日

ベトナムのワンチャンとバイク

IMG_1821-50.jpg

ベトナム・ハノイの平日の夕刻です。セントバーナードとグレートデンですね。どちらも超大型犬ですがグレートデンは放して散歩させていました。さすがに驚きです。ベトナムでグレートデン? グレートデンを放して散歩?

さらにバイクで別のグレートデンを散歩させている人を見ました。


こちらも放して散歩ですがバイクに乗って車道をワンチャンも一緒に走っていきました。バイクにも驚きです。上も同じですが一般庶民ではないですね。


セントバーナートやグレートデンに関しても同じなのですが、ベトナムで、このようなバイクに出会えるとは思ってもいませんでした。バイクが気になったので、クリックすると拡大する写真を掲載いたしました。
バイクに詳しい方、このバイクに関してコメントをお願いします。
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こちらは庶民のワンチャンです。元気です。上の大きなワンちゃんの近くで走り回っていました。背景がベトナムらしいです。


そして、こちらが庶民のバイクです。さすがハノイです。新しいバイクが多いです。
posted by SORI at 11:55| Comment(29) | TrackBack(0) | ハノイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月05日

ベトナムの朝食 フォー( Phở )

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ベトナムの朝食と言えばフォー( Phở )ですね。特にハノイは沢山の外国人が、よく行く有名なフォーの専門店があり、安くて美味しいフォーが食べれるのですが、今回は時間がなかったのでホテルのフォーに、いたしました。道端の専門店の雰囲気は一番下に写真だけ紹介いたします。味のほうはさすがに高級ホテルだけのことはあります。文句のつけようがありませんでした。美味しいです。

ベトナムは小麦がなく、お米の国なのでお米の麺が発達したのでしょう。いろんな具を入れてくれます。調味料も好みで入れられます。


街のフォー専門店です。
PHỞ はフォーでBÒ は牛肉です。つまりPHỞ BÒ は牛肉の入ったフォーのことです。あるいは牛のダシ汁のことかもしれません。
Xào(サォ)は「炒める」なので、下の方に書いてある Phở XàoMý Xào は焼きそばのようです。
ベトナム語と日本語のフォーのWikipediaです。→ Phở  フォー
posted by SORI at 05:20| Comment(44) | TrackBack(1) | ハノイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月04日

迷惑コメントは特定の古い記事に限定

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2014年1月10日にコメント投稿者の名前が「お名前 (必須)」の迷惑メール( コメントスパム / Comment Spam )の報告をいたしましたが、その後、1月14日から2月3日まで追跡調査すると過去記事の特定の5つの記事だけに限られていることが判りました。
限られた記事への迷惑コメントなので、とりあえず一安心です。
迷惑コメントの数は20日間で20個なので1日に1個のペースです。
また画像認証コードは長くしたり複雑にしても迷惑コメントの頻度は変わらないことが判ったので画像認証コードは一桁(9)に戻しました。
迷惑メールが届く記事はつぎの5つのみです。
  2013-07-14 パキスタン料理
  2013-02-28 感謝! 本場の味を思い出させてくれました。
  2011-05-14 マイタウン直通の深夜バスに初めて乗りました。
  2013-08-05 北海道のゴルフ場
  2011-05-15 バラ園に初めて行きました。

枠内が迷惑メールが届く5つの記事の一つの「バラ園に初めて行きました。」のコメント欄です。このように1月19日と1月21日と1月25日と2月2日に4つの迷惑メールが入ってきました。
この5つの記事のコメント設定を「受付しない」にすれば迷惑コメントは防止できますが、この記事への一般の方もコメントも出来なくなってしまうので現状のままで推移を見守りたいと思います。


迷惑メールの頻度や順番や回数をわかりやすく編集いたしました。バラバラのようですが、現時点で5つの記事への迷惑メールの数が全て4つなのに驚かされました。そのことから同じところからの迷惑コメントだと思われます。特徴もはっきりしているので、なんとか防止してほしいものです。
  1.コメント投稿者の名前は「お名前 (必須)

  2.コメント本文は英文

  3.コメントは特定の古い記事

  4.認証コードを変えても同じ頻度でコメントが届く

限られた特定の過去の記事のため深刻な問題でないことから、長期間、様子を見て、また追加報告をさせていただきます。
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2014年1月10日投稿  タイトル: 迷惑コメント投稿者は「 お名前 (必須) 」
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So-netさん
 頻繁に迷惑コメントが届きます。
 全て次の2つの特徴ががあります。
 是非とも対処をお願いいたします。
  1.コメント投稿者の名前は「お名前 (必須)

  2.コメント本文は英文


上の画像はコメント一覧表画面です。
今のところ古い記事だけにこの形式の迷惑コメントが入ります。
So-netさんの記事
  「コメント投稿での画像認証表示の仕様変更」と
  「コメント投稿時の認証画像について
にトラックバックしています。
迷惑コメントは削除したので現時点では残っておりません。
迷惑コメントがあまりにも頻繁になった場合は画像認証コードを複雑にするかもしれません。その時は皆様にお手間をおかけすることをお許しください。


2014年2月11日追伸 タイトル:コードを4桁にいたしました。
認証画像コードを、1桁(9)から4桁(sori)にいたしましたが、相変わらず迷惑メールが入ってきます。とりあえずコードを3桁(999)にして、もう少し様子を見てみます。様子を見た結果、迷惑メールの頻度は変わらないので画像認証コードは1桁(9)に戻しました。
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スパムフィルタは「半角英数のみのコメント」は「受付しない」に設定していますが関係なく入ってきます。
ラベル:迷惑コメント
posted by SORI at 19:24| Comment(8) | TrackBack(0) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月03日

ケーキ屋さんの恵方巻き アンリ・シャルパンティエ

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今日(2014年2月3日)は節分です。節分の食べ物と言えば、いろいろあります。その一つが「恵方巻き」ですが2月1日に、よく利用している洋菓子店(アンリ・シャルパンティエ / HENRI CHARPENTIER)で上の写真の珍しいケーキが売られていたので、つい買ってしまいました。名前は、ずばり「節分フルーツロール」です。

姪っ子も家に来ていたので、さっそくに食べてみることにいたしました。確かに巻き寿司の太巻きです。フレッシュなフルーツが具で生クリームが酢飯で、スポンジケーキが海苔をイメージさせてくれていました。黒いスポンジは竹炭を生地に含ませているそうです。フルーツは苺とキウイと黄桃でした。2月1日(土)~2月3日(月)の3日間限定だそうです。
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切り分けました。昨日、家で作った太巻きの一番下の写真と見比べてください。色合いが似ています。
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いつものカップでいつもの紅茶です。ケーキだとやっぱり紅茶ですね。
このケーキを売っていたアンリ(HENRI)は実家のある関西でよく利用しています。おそら一番多く利用してきた洋菓子店だと思いますが、関東では買ったことがありませんでした。そのお店が身近なところにあったのもケーキを買った理由の一つなので、お店を紹介いたします。通っていた高校がケーキ店の発祥の地である芦屋であったこともあり、1~2店舗の時からの馴染みのあるお店ですが、こんなにも沢山の店舗数になっているとは知りませんでした。お店が出来たころに、母が、宝塚(実家)から芦屋まで買いに行っていたのを思い出しました。
 名前 アンリ・シャルパンティエ / HENRI CHARPENTIER
 店名 船橋東武店
 住所 千葉県船橋市本町7-1-1 東武百貨店
 電話 047-411-0678
 営業 10:00~20:00 (日曜:19:00)
 定休 1月1日
 店数 83(関西 28 関東 33 東北・北海道 2 中部 8 中四国 8 九州 4)
 本店 兵庫県芦屋市公光町7-10-101  1969年創業
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こちらが昨日(2014年2月2日)に作った本物の恵方巻きです。節分より1日早かったけれども日曜日なので、節分にあやかって作ってもらいました。こちらも姪っ子と一緒にいただきました。
恵方巻きは恵方の方向に向かって食べることはよく知られています。恵方とは「歳徳神(としとくじん)のおられる方向」ですが、その恵方は毎年おなじではなく十干(じっかん)ごとに違うそうです。年の区分とし十二支が知られていますが、十干も年の区分のです。十干は、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の10の要素で2014年は甲です。今年は「きのえ馬」の年という言い方をするわけです。有名なのが「ひのえ馬」です。
恵方は年によって4方向があります。2014年は東北東が恵方となります。ちなみに去年(2013年)は南南東が恵方でした。東北東と言っても正確には東北東ではなく「東北東やや右」です。つまり4方向は「東北東やや右」、「西南西やや右」、「南南東やや右」、「北北西やや右」に読み替えてください。「やや右」は西洋式の16方位と中国式の24方位のズレ(7.5度)があるためだそうです。各年の恵方は次の通りです。
  東北東 甲(2014年) ・己(2019年)
  西南西 乙(2015年) ・庚(2020年)
  南南東 丙(2016年) ・辛(2021年) ・戊(2018年) ・癸(2023年)
  北北西 丁(2017年) ・壬(2022年)
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太巻きだけでなく鉄火巻きも作ってもらいました。
節分に恵方の方向に向かって太巻きを食べると縁起がいいので、恵方巻き(えほうまき)ですが、恵方巻きの名称が全国的に使われるようになったのは意外と最近のことです。その恵方巻の名称は1998年にセブンイレブンが全国発売にあたり、商品名に採用したことによるとされています。それ以前は「丸かぶり寿司」などと呼ばれており「恵方巻き」と呼ばれていたという文献等は見つかっていないそうです。節分に太巻きを食べる習慣のあった大阪地方の地元においても、単に「巻き寿司」や「丸かぶり寿司だったそうです。
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ケーキの恵方巻きと比べてもらうために、我が家の太巻きの断面の写真も紹介します。確かにケーキの断面と似ています。それではみなさん、太巻きもケーキも恵方の方向(東北東やや右)に向かって食べてみましょう。
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posted by SORI at 23:59| Comment(24) | TrackBack(1) | 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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