2013年12月30日

カザフスタンはクリスマスが2回



関西に行っている間にクリスマスが過ぎてしまいました。もうすく正月で、とんでもなく遅くなりましたが、とりあえず Merry Christmas !
そこでカザフスタンのクリスマスツリーを紹介いたします。カザフスタンには11月29日から12月2日まで滞在いたしました。町のあらゆるところにクリスマスツリーが飾られていました。上の写真は首都アスタナの宿泊したホテルRixos President Hotel Astanaの中に飾られていたクリスマスツリーです。

こちらは世界最大のテントとして紹介したアスタナにあるショッピングモールの中に飾られていたクリスマスツリーです。高さ150mの大きな建物なのでクリスマスツリーが小さく見えますが、かなりの大きさのクリスマスツリーでした。 
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こちらはカラガンダにあったクリスマスツリーです。
車の中から建物を撮った写真の中にクリスマスツリーが写っていました。このようなクリスマスツリーが屋外でよく見かけました。この建物はKazakh Drama Theater(Театр Казахской драмы)です。


こちらもカラガンダです。ショッピングセンターと思われる建物の近くの広場に立てられていました。飾りつけはこれからのようでした。


12月1日だったので作りかけているものもありました。こちらもカラガンダです。すでにお気づきの通りカザフスタンのクリスマスツリーはきれいな円錐状ですが、その構造をこの写真で知ることが出来ました。こちらは消防自動車(はしご車)で作っていました。
アメリカなどでは生木が使われますがカザフスタンは木の少ない国なので人工的な円錐のツリーが使われているような気がしました。この写真をクリックすると拡大するのでツリーの構造がよくわかると思います。
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アクトベで泊まったHOTEL DASTANの前でも偶然ですがクリスマスツリーが作られていました。こちらでは高所作業車が使われていました。


夜には完成してきれいな姿を見せてくれました。


アスタナのバイテレックからの景色の中にもクリスマスツリーがありました。大統領官邸の少し手前に円錐形のクリスマスツリーがあります。
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アスタナで泊まったRixos President Hotel Astanaの部屋からの景色の中にもクリスマスツリーがありました。小さい写真はクリックすると拡大します。
カザフスタンの宗教の比率はイスラム教が47%、正教会が44%、プロテスタントが2%、その他7%とイスラム教が多いけれどもクリスマスも重要な行事のようです。
ちなみにカザフスタンのクリスマスは1月7日だそうです。クリックすると拡大ロシア正教の降誕祭がクリスマスに相当するようです。もちろん12月25日もクリスマスなので2回のクリスマスがあるような感じだそうです。したがってクリスマスツリーも1月7日までは飾られると聞きました。ネットで調べてみると「正教会のうちユリウス暦を使用するものは、グレゴリオ暦の1月7日に該当する日にクリスマスを祝う」と書かれていました。


ホテルの窓から見えた同じクリスマスツリーが写った昼間の動画です。


夜のクリスマスツリーが写った動画も紹介します。左端にかろうじて写っています。


アスタナ(赤)とカラガンダ(青)とアクトベ(緑)の場所を地図にマークを入れました。
アルマトイ(黄)はトランジトのためツリーの紹介はありませんがカザフスタン最大の町なので黄色のマークを入れました。

より大きな地図で 3都市 を表示
参考にクリスマスツリーに関するネットでの記載内容を紹介します。
クリスマスツリーの用材には、常緑の針葉樹のおもに幼木が用いられる。アメリカでは、年間数千万本もの生木のツリーが流通しており、最も生産本数が多いオレゴン州だけでも700万本を超える。これら商業目的で生産されるツリーのほとんどは、規模が大きいため森林ではなく農地で生産されている(アメリカのツリー生産の統計は、農業センサスで集計されている)。この点で環境破壊と指摘されることは少ないが、クリスマス後に一度に大量に発生するツリーのゴミの方が環境問題視されることがある。このためニューヨーク州を始めとした都市部や住宅地では、2000年代以降、リユース(鉢植えで使用後に農場へ戻す)やマテリアルリサイクルを行う取り組みが見られる。
posted by SORI at 11:13| Comment(26) | TrackBack(2) | カザフスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カザフスタンでもWebチェックイン



11月29日はカザフスタンの国内線で首都アスタナからアクトベで移動しましたが、手荷物だけの移動なのでインターネットで搭乗手続きをいたしました。パスポート番号さえあればチェックインカウンターに行かなくても搭乗券を事前にプリントアウト出来るのです。プリントアウトした搭乗券が上の写真です。
これさえあれば安全検査を受けて直接搭乗口に行けるのでホテルにはぎりぎりまで滞在できました。

国内線ですが国際線なみのサービなのがカザフスタンの飛行機です。最初にオシボリと飲み物のサービスがあります。オレンジジュースを頼みました。


カザフスタンの国内線には今年の7月にカザフスタン最大の町アルマトイからアクトベ飛びました。その時は砂漠の中に真白の湖が点在していました。干上がった塩水湖と想定していました。是非ともその時の記事を見てください。→ポチッ
今回のフライトで極寒の中でも凍っていない湖が点在していたのです。おそらく非常に塩分濃度の濃い塩水湖なのだと思います。


クリックすると拡大右の写真が夏の塩の湖です。クリックすると拡大します。どうやら季節によりって塩水湖ににっなったり干上がった塩の湖になったりする前回の想定は正しかったようです。常温の水100gに対して塩は36gまで溶けたのが飽和状態です。干上がった状態と塩水湖の2種類の状態の中間の本当に濃い飽和状態の季節もあることがわかりました。


外の景色を楽しんでいると食事が出されました。


アクトベの町に近づきました。もうすぐ着陸です。1時間55分のフライトでした。


アクトベ空港です。


気体はA320でした。この町も寒かったです。


翌日はアクトベからアスタナへのフライトに乗りました。もともとは14時50分のフライトでしたが遅れて20時20分となりました。夜のフライトだったので残念ながら窓の外の景色は見ることが出来ませんでした。


来る時と全く同じサービスでした。


食事の内容も全く同じでした。


来る時のデザートは紹介していませんでしたが、デザートも同じでした。


ただしEMBRAER190という小さな機体の飛行機でした。製造メーカーであるエンブラエル(EMBRAER)は1969年にブラジルの国営航空機メーカーとして誕生した会社です。今はエアバス、ボーイング、ボンバルディアに次いで世界で第4位の航空機製造会社です。日本の川崎重工業も機体の製造に参加しているそうです。

posted by SORI at 06:47| Comment(16) | TrackBack(0) | カザフスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モスクワからアスタナへの夜行便



この日はシベリア最大の町であるノヴォスビルスク(ノボシビルスク)からカザフスタンの首都アスタナに移動しました。ノヴォスビルスクからアスタナへは下のように直行便も飛んでいるのですが、残念ながら移動したいのは月曜日の夕方だったので直行便にしようと思うと水曜日まで待たなければならなかったのでモスクワ経由でアスタナに行くことになりました。直行便だと時差が1時間あるので3時間のフライトですがモスクワ経由だとノヴォシビルスクからモスクワが4時間15分でモスクワからアスタナが3時間25分なのです。乗り継ぎ時間が3時間20分のため合計で11時間の移動になりました。今回はモスクワからアスタナまでのフライトを紹介いたします。
モスクワを23時20分発でアスタナ到着が朝の4時45分です。モスクワとアスタナの時差は2時間です。機材はA320でした。

地図で見てもらうと今回のルートがいかに遠回りなのかが、わかると思います。青いラインが直行便のルートで赤いライン今回のモスクワ経由のルートです。最初のフライトの時差が3時間でモスクワ→アスタナの時差が-2時間というだけでも遠回りルートであるかがわかってもらえると思います。
ラインをクリックすると距離が表示されます。ノボシビルスクからアスタナの直行便だと892kmに対してモスクワ経由だと2821km+2296km=5117kmとなります。

より大きな地図で モスクワ→アスタナ を表示
機内の風景です。


夜行便だと食事は控え目に出てくる航空会社が多いけれどエア・アスタナ(Air Astana)は昼間と変わらない食事でした。先ずはサラダに前菜が出てきたので、いつも通りにビールを頼みました。エア・アスタナ(Air Astana)は何度か紹介している通り私の個人的な印象ではありますが旧ソ連圏の航空会社では一番良いと思っている航空会社です。


メインデッシュはチキンを頼みました。手前の甘辛いソースがチキンにも野菜にもよく合っていました。


鶏肉の中に具が詰めらた料理でした。


このソースにチキンや野菜をつけて食べました。甘辛いキノコソースでした。


デザートはケーキやフルーツなどいろんなものが選択できますがビールをまだ飲みたかったのでチーズを選びました。
posted by SORI at 05:24| Comment(18) | TrackBack(0) | 機内 CY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シベリア最大の町 ノヴォシビルスク


11月27日に日本からモスクワ経由でシベリアの最大の町であるノヴォシビルスク(ノボシビルスク/Novosibirsk)に入りました。その町の景観を紹介いたします。
写真の右側に見える川は町の真ん中を流れるオビ川です。眼下にはシベリア鉄道が走っていました。この時の朝の気温はマイナス20℃前後でした。

上の写真にも写っていますが、これがオビ川鉄橋です。


同じ場所から川の方を撮りました。川沿いに並んだクレーンと線路が印象的でした。


上の2枚の景色の場所のGoogle航空写真です。+のアイコンをクリックするの上の写真の景色が確認出来ると思います。-のアイコンを数回クリックするとルヴォシビルスクがロシアのどの場所にあるのかもわかると思います。ここは太平洋戦争で日本軍捕虜が抑留(よくりゅう)された場所の一つです。


ノヴォシビルスク(Новосибирск)は、シベリアの中心的都市で「シベリアの首都」的存在です。ノヴォシビルスク州の州都でオビ川に沿うており、人口は約147万です。人口はロシア国内第3位で、冒頭で紹介の通りシベリアでは最大のまちです。建設されたのは19世紀末であり、ロシアでも新しい町になります。シベリア鉄道建設中の1893年に、ノヴォニコラエフスクという名で現在のノヴォシビルスクが建設されたそうです。1925年、ソビエト連邦成立後にかつての皇帝ニコライ2世を思わせる市名は改称され、「新しいシベリアの街」を意味するノヴォシビルスクとなったそうです。ノヴォシビルスクはモスクワの雰囲気と違います。


上の写真を拡大しました。我々のイメージしているロシアの雰囲気の服装の人が多いのです。この町の人たちの冬の服装を見てしまうと、モスクワの町の人の服装はどちらかと言えばヨーロッパに近いといえます。


ノヴォシビルスクで最も有名な劇場です。オペラハウスNovosibirsk State Academic Opera and Ballet Theatreです。オペラハウスの正面から撮ったものです。オペラハウスの中を紹介したサイトがありました。→ポチッ

オペラハウスを上から撮ったGoogle航空写真を紹介します。上の写真は左側(西側)から撮ったものです。ここは大きな広場になっており上から5枚目の写真もこの広場で撮ったものです。

広場の道路に面した場所には大きな銅像がいくつも立てられていました。


道を走っているのはロシアの古い車だと思います。実はノヴォシビルスクは日本車が沢山走っていることでも有名な場所なのです。その理由は日本の中古車が沢山輸入されたからです。今は関税がとんでもなく高くなって現実的に中古車の輸入はなくなってしまったそうです。でも新しい日本の車が沢山走っていました。だから下のようなロシアの車は珍しいので撮ってしまいました。


ここから町の風景を紹介いたします。


バス亭でバスを待っている光景です。シベリアの人たちの服装が分かってもらえると思います。駐車している乗用車はもちろん日本の車です。


古いトロリーバスも走っていました。

posted by SORI at 04:54| Comment(12) | TrackBack(3) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月29日

本場シベリアの水餃子 ペリメニ(Pelmeni)



ロシアの有名な料理の中にロシア餃子があります。その起源はシベリアだそうです。シベリア最大の町であるノヴォシビルスクに来ている11月27日~28日こともあり、さっそく名物の餃子ペリメニ(Pelmeni)を頼みました。ペリメルも沢山の種類がありましたが最もオーソドックスと思われるSiberian(シベリア)を頼んでみました。右のお皿に乗せられて出てきました。

これがロシアの餃子ペリメニです。このSiberian Pelmeniは210ルーブル(676円)でした。味はズバリ水餃子でした。これはお店の中でもお得な料理のようです。


ロシアでは餃子をサワークリームで食べるのです。最初は醤油で食べたかったけれど、サワークリームで食べてみるとこれはこれで、結構おいしいし、雰囲気が味わえました。


これがメニューのPelmeniの写真で下がSiberian(シベリア)です。上の黒い餃子が気になりますね。我々も気になって注文いたしました。


これが黒い餃子の名前はThe Black Sea Pelmeniです。日本語で言えば黒海餃子でしょうか。値段も高くて590ルーブルなので約1900円です。結構高い餃子です。


こちらも拡大してみました。中の具は上のSiberian(シベリア)と同じような感じでしたが皮は少し甘みがあったので、おそらくイカ墨が練りこまれているのだと思います。黒い餃子とサワークリームの白のコントラストがなかなか良かったです。


メニューのペリメニ(Pelmeni)のページです。日本の国旗が付けられているように、驚いたことに日本の餃子も書かれていました。残念ながら気が付かなかったので食べませんでした。日本の餃子は豚肉と海老の2種類がありました。


こちらのレストランはオープンキッチンの洒落たお店でした。ペリメニ以外も紹介いたします。


日本流に言えばお通しです。黒パンを揚げたものでした。


こちらの料理はSalmon Covered by vegetables and caviarです。魚介と野菜を固めたサラダのような料理です。 caviar(キャビア)と書かれていますが、イクラのことです。キャビアはブラック・キャビアと言う必要があります。ニシンも入っていました。なかなかお洒落な料理でした。


黒パンは必ず出てきます。さすがロシアです。


いろんな揚げ物も頼みました。この日はビールを飲むための料理です。定番のニシンの塩漬けも頼みました。


Pork ribsです。豚のリブの料理で、ビールが進みました。



スープも頼みました。


この日の最も高級な料理でした。名前はRib eye steakです。やわらかいステーキだったので、おそらくリブロースのステーキだと思います。1500ルーブルなので約4800円です。でも数人で食べれる量なので、みんなでシェアーしました。



もちろんビールだけでなくウォッカもいただきました。
銘柄はもちろん紹介したベルーガです。


驚いたことにお寿司や刺身もありました。
高級レストランでは、お寿司と刺身が食べれるのがロシアやカザフスタンでしたがシベリアでも食べれるとは思ってもいませんでした。



お店の名前はBEERMANでした。
有名なお店のようでネットで調べると沢山検索でしました。
 Address           : 7 Kamenskaya str., Hilton Hotel
 Contacts           : 362-1-262
 Table reservation available : yes
 Accept bank cards      : yes
 English menu        : yes
 English-speaking personal  : yes
 Average bill         : 750 RUB for 1person  w/o alcohol


沢山ビールも飲んだしウォッカも飲んだのでホテルに帰ってぐっすりと眠れました。
posted by SORI at 18:14| Comment(23) | TrackBack(2) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カザフスタンでも水餃子



カザフスタンの地方都市での昼食です。ロシア料理の定番であるボルシチともう一品を頼みました。
そのもう一品がシベリアの記事で紹介した水餃子ペリメニ(Pelmeni)でした。沢山の人が、この組み合わせで注文されていたので私も同じものにしました。

これがカザフスタンのペリメニ(Pelmeni)です。味も食感も水餃子ですがカザフスタンはイスラムの人が多いので豚肉は使われていないところがロシアやシベリアと違うところです。でもカザフスタンは中央アジアの料理だけでなくロシアの食文化が多く浸透していることを、今回の大衆的な料理で感じました。
実は別の町でもそのことを感じることが出来ました。
posted by SORI at 18:13| Comment(16) | TrackBack(0) | カザフスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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