2013年11月28日

布引の滝

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
神戸にある布引の滝は今が紅葉の季節です。同じ季節に布引の滝に行ったときの写真を紹介いたします。布引の滝(ぬのびきのたき)は布引渓流(名水百選)にある4つの滝の総称で、日本三大神滝のひとつだそうです。
日本三大神滝とは那智の滝(和歌山県)と華厳の滝(栃木県)と布引の滝です。布引滝とも表記されており、名瀑として知られる古来からの景勝地だそうです。上の写真の滝は雄滝(おん滝)です。右の絵はInternet Museumから転用させていただきました、江戸時代に住吉広行によって描かれた布引滝図です。

布引の滝は新幹線の新神戸駅から400mで行けることは地元以外ではあまり知られていないと思います。改札階から1階降りると写真の駅の下に出られます。


布引の滝は下流側から雌滝(19m)、鼓ケ滝(8m)、夫婦滝(9m)、雄滝(43m)とならんでおります。ここまでは距離も短く靴のことはさほど気にせずに簡単に登ることが出来ます。登り始めるて住宅地を抜けるて「いさご橋」を渡ると散策路の雰囲気になってきます。地図で登山道と書かれたところを登っていきます。この地図をクリックすると分かりますが雄滝の上流には五本松かくれ滝(20m)があります。今回は雄滝までとしました。地図の右方向が実際の北方向になります。新幹線は上が博多(岡山)方向で、下が東京(大阪)方向です。
クリックすると拡大

散策路は布引渓流に沿って登っていきます。雌滝と雄滝は滝の目の前で出ることが出来ますが鼓ケ滝と夫婦滝は散策路から見下ろす形で見ることになります。
クリックすると拡大

クリックすると拡大散策路には下の写真のような趣のある道しるべがありました。雌滝は「めん滝」と書かれていました。雄滝は「おん滝」でした。
左の道しるべは雌滝あたりで見つけました。
右の道しるべは雌滝あたりで見つけました。
これ以外に歌が書かれた右のような石碑が沢山あるので是非とも探してみてください。
この歌は順徳院(1197年~1242年)によるもので、書かれている歌は「たら縫は 紅葉の 衣そめ出でて 何山姫の ぬの引の滝」です。歌人のことや歌の意味などの解説が横に書かれています。この歌の中の山姫は「山の女神」で、たち縫の衣は「無縫の天衣」を示しているそうです。なんとなく歌の意味が分かると思います。
クリックすると拡大クリックすると拡大

雄滝近の散策路で登ってきた来た道の方を撮っています。滝だけでなく散策路の景観もすばらしいところでした。
クリックすると拡大

クリックすると拡大これが43mの高さの雄滝(おんたき)です。滝の上に紅葉した木があるので紅葉の季節の写真であることが分かってもらえると思いますが、雄滝のすぐそばには紅葉の木がないので滝つぼの前からは滝と紅葉を一緒の写真という雰囲気ではないです。
右の写真も下の写真もクリックすると拡大するので滝の上の紅葉が、よりはっきりと分かってもらえると思います。
クリックすると拡大

紅葉した木と一緒に滝を撮りたい人は少し登ったところに茶店があるので、その茶店の中から撮ると最高の写真が撮れると思います。この写真は茶店の脇から撮ったもので滝がはっきりとは写っていませんが、茶店の奥からは滝がよく見えます。冒頭の写真は茶店の入口あたりのから撮らせてもらいました。
クリックすると拡大

茶店に登って行く別の角度の雄滝です。まだ紅葉の木は見当たりませんが、もう少し登るとすでに紹介した紅葉と一緒の写真を撮ることが出来ます。
クリックすると拡大

こちらは雌滝(めんたき 19m)です。迫力は雄滝ほどではありませんが、こちらは滝つぼの前から紅葉と滝を一緒に撮ることが出来ます。
クリックすると拡大

雌滝(19m)と雄滝(43m)を紹介いたしましたが、残りの鼓ケ滝(8m)と夫婦滝(9m)が気になっている方がおられるかもしれないので撮った写真の中から鼓ケ滝と夫婦滝と思われる写真を紹介します。

こちらが鼓ケ滝(つつみがだき)の写真です。周りの景色をネットの写真と比べた結果、鼓ケ滝に間違いありません。別の角度の写真もあったのですが100%鼓ケ滝であるとの自信がないので、こちらの写真を掲載いたしました。


こちらが夫婦滝(めおとだき)です。2本の流れになってることと、周りの岩などをネットの写真と比べたので夫婦滝に間違いありません。と言うことで4つの布引の滝を紹介いたしました。


上で紹介した景観が新幹線の駅から400mの場所にあるのは新神戸駅の特徴でもあります。布引の滝と書かれているところが一番大きな雄滝(おん滝)です。


Googleの航空写真(地図)で各滝の位置も紹介します。緑色マークが新幹線の新神戸駅です。黄色ラインがこの時歩いた散策路です。布引水源池の水道施設は国の重要文化財です。その設備の一つで1900年に完成した日本最初の重力式コンクリートダムある布引五本松堰堤(ダム)の放水路として出来たのが「五本松かくれ滝」でダムがオーバーフローする時にだけ流れる滝であることからからのネーミングだそうです。右の小さな写真はネットから拝借した「五本松かくれ滝」と「五本松ダム」です。
黄色マークは下流側から
 雌滝(めん滝)   19m
 鼓ケ滝      8m
 夫婦滝      9m
 雄滝(おん滝)   43m
 五本松かくれ滝  20mです。

より大きな地図で 布引の滝 を表示
posted by SORI at 03:52| Comment(42) | TrackBack(1) | 神戸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月27日

きれいな紅葉に出会えました。

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
11月22日に東京駅10時10分発の「のぞみ25号」で新神戸駅に12時58分に着きました。実は新神戸駅から400m歩くと布引の滝(布引滝とも表記)がありますが、その散策路は隠れた紅葉のの名所なのです。隠れたと書きましたが、もちろん地元では有名な場所です。クリックすると拡大そこで撮った「もみじ」の写真を紹介いたします。
新神戸駅に着き、昼食をとり、ANA CROWNE PLAZAホテルにチェックインしてすぐに、こちらに訪れてみました。これは布引の滝の雄滝の近くで撮ったものです。真っ赤な紅葉もきれいですが、緑の混ざった紅葉もすばらしいです。右のCROWNE PLAZA HOTELの写真は、ホテルのHPから転用させていただきました。

新幹線の駅から布引きの滝を目指して歩く散策路から川を背景に撮ったものです。この川は布引渓流(名水百選)とも呼ばれています。この布引渓流の水は新神戸駅の下を流れて生田川となり海に向かいます。こちらの方向に新神戸駅があります。
クリックすると拡大

布引の滝は5つ滝があります。下流側から雌滝(19m)、鼓ケ滝(8m)、夫婦滝(9m)、雄滝(43m)、五本松かくれ滝(20m)で、簡単に見れることが出来るのが雌滝と雄滝です。今回も雌滝と雄滝を見ることが出来ました。散策路の紅葉もきれいでしたが雌滝と雄滝の周りの「もみじ」もきれいに紅葉していました。雌滝と雄滝の写真に関しては後日のブログで詳しく紹介いたします。この紅葉の背景にあるのは雄滝です。
クリックすると拡大

航空写真で布引の滝と新神戸駅とホテルが近い位置にあることが判ってもらえると思います。新神戸駅は1972年3月15日に開業した山陽新幹線の駅で、16.25kmの六甲トンネルと8.055kmの神戸トンネルの間の僅かな地上区間に新幹線ホームがあることで有名です。右側の青いビルは地上42階 高さ約151mのマンションのジークレフ新神戸タワーです。続きを読む
posted by SORI at 22:34| Comment(20) | TrackBack(1) | 神戸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月26日

きのこ公園→どんぐり公園


クリックすると拡大
以前、キノコの公園を紹介した公園は今はドングリの公園に変身していました。あのころからドングリは落ちていましたが今はキノコの姿は見えない代わりに多量のドングリが落ちていました。チョット集めるだけですぐに写真のように数分で集めることが出来ます。
今までに同じ公園のキノコで5つも記事を掲載させてもらいました。
 記事です。→ポチッ1 ポチッ2 ポチッ3 ポチッ4 ポチッ5

違う種類の木ではまだ緑のドングリが木にたわわに付いていました。これから落ちてくるのだと思います。


ドングリを少し拡大してみました。この中で紹介しているドングリは生では食べれませんがブナ科クリ亜科シイ族は生食べれます。日本ではツブラジイとスダジイの2種だけでシイの名前がついていても別の族だそうです。この2種の殻斗(お皿)は3~5つに割れているのですぐに判ると思ったけれど、調べるとブナとイヌブナも4っに分かれているのでよく見分ける必要がありそうです。


木の枝で色づき始めた団栗も見つけました。殻斗(お皿)がきれいです。
posted by SORI at 22:00| Comment(29) | TrackBack(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三猿 見猿・言わ猿・聞か猿 日光東照宮


クリックすると拡大
日光三彫刻の一つである「眠り猫」を紹介したら、やっぱり次は「三猿」の紹介をしたくなります。「三猿」と言えば上の写真の「見ざる・言わざる・聞かざる」です。
三猿である「見ざる・聞かざる・言わざる」の起源は未だ解明されていないそうです。よく似た表現は古来世界各地にあり、同様の像も古くから存在するからだそうです。しかし明治時代に日光東照宮の三猿が海外にも紹介されれて日光東照宮の三猿「見ざる・聞かざる・言わざる」が世界的に最も有名な三猿の一つとなったそうです。

三猿(さんざる、さんえん)の部分を拡大した写真も掲載いたします。
「眠り猫」と同じく左甚五郎の作ではないかとの記述が見受けられますが、想像の域であり公においては東照宮では「眠り猫」だけが左甚五郎作となっています。日光三彫刻とは「想像の象」と「三猿」と「眠り猫」です。
クリックすると拡大

論語の「不見・不聞・不言」の教えが8世紀ごろ、天台宗系の留学僧を経由して日本に伝わったといわれています。いつしか語呂合わせ(ざる=猿)から猿と結びついたのでしょう。日本で三猿「見ざる、聞かざる、言わざる」の彫り物として有名なのが庚申塔です。その庚申塔で現存する中で三猿が彫られた最も古い庚申塔は寛永17年(1640年)なので、日光の神厩の三猿の方が5年ほど古いことになります。ただし、確定していませんが伊勢市辻久留で永享12年(1440年)と推定される三猿庚申塔があります。
参考に私の家の近所にある庚申塔の写真を掲載いたします。庚申塔の青面金剛と猿の関係はインドに起源があるそうです。
享保12年(1727年)建立            寛延3年(1750年)建立
クリックすると拡大

三猿は表門を入ってすぐ左にある神厩舎(神厩)の壁に飾ってある彫り物の一つです。神厩の通路側正面に5構図があり、右側(建物としての正面?)に3構図があり、合わせて8構図の中の一つの構図に過ぎません。
クリックすると拡大神厩は寛永12年(1635年)に建てられたもので、桁行3間、梁間5間、切妻、銅瓦葺き、妻入りの建物です。東照宮境内の中で唯一の白木造りで、当初は初代将軍徳川家康が関ヶ原の合戦の折乗馬していた馬が神馬とされていたそうです。長押上には猿が馬の守り神であるという信仰から猿の彫刻が8面の構図で彫り込まれているわけです。その8面の構図によって、子育てから恋愛、結婚、妊娠と人間の一生が風刺されているそうです。
クリックすると拡大

こちらが通路側正面で5面の猿の彫刻が確認できると思います。左から2面目が「見ざる・言わざる・聞かざる」を模った三猿です。子供の教育とは「悪い事を見たり・言ったり・聞いたりしないように育てなさい。」という教育を論じていると言われています。左から順番に(1)~(5)で、右側に回って(6)~(8)と飾られているのです。妊娠し、そしてまた子供が産まれれば、また最初の彫刻に戻るわけです。こうやって人生がくり返されていくことを猿の彫刻で表しているような気がします。通路側正面は左から(1) (2) (3) (4) (5)です。クリックすると拡大するのでわかりやすいと思います。(6)~(8)の構図があることは写真を撮った時は知らなかったことから(6)~(8)がある面の写真は残念ながら撮りませんでした。
クリックすると拡大 (1) 母猿と子猿
 (2) 悪いことを見猿・言わ猿・聞か猿
 (3) 一人立ち直前の猿
 (4) 大志を抱いて天を仰ぐ猿
 (5) 迷い悩む仲間を励ます猿
 (6) 恋に悩む猿
 (7) 結婚した夫婦の猿
 (8) 妊娠した母猿
クリックすると拡大
クリックすると拡大

「見猿・言わ猿・聞か猿」以外の構図も紹介いたします。
こちらは(3)の「一人立ち直前の猿」です。
クリックすると拡大

そして、こちらが(4)の「大志を抱いて天を仰ぐ猿」です。
クリックすると拡大

(1)と(5)も紹介します。3匹の猿が出てくる構図は(2)と(5)の2枚だけです。
 (1) 母猿と子猿           (5) 迷い悩む仲間を励ます猿
(1) 母子の猿(5) 下を見る猿

(6)~(8)があることを知らなかって写真を撮りませんでした。そこでネットの写真を転用させていただき、紹介いたします。
   (6) 恋に悩む猿     (7) 結婚した夫婦の猿  (8) 妊娠した母猿
クリックすると拡大
posted by SORI at 18:59| Comment(25) | TrackBack(2) | 日光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生エノキのサラダ


クリックすると拡大
アメリカで生エノキの入った料理を食べたことを先日報告させてもらいました。
    記事はこれです。→ポチッ
それ以来、生エノキのサラダを作ってもらいたかったのですが、ついに実現できました。ワサビ菜とエノキのサラダです。ドレシングの種類はいろいろ迷いましたが、市販のしょうゆ味の和風ドレッシングを選びました。ドレッシングの中のオリーブとレッドピメントがアクセントになっています。食べてみてみると意外と生エノキはサラダに合うことがわかりました。よく混ぜて食べるといいですね。今回は一種類の野菜と混ぜましたが、沢山の種類の野菜と混ぜるときれいなような気がします。
エノキ自身には味や香りは少ないのでサラダに使うエノキは意外性と飾りとしての食材として使われると良いと思いました。今回の経験から他のキノコも生でサラダに使えそうです。香りが高くて歯ごたえのあるキノコをスライスして使うとよさそうな気がしました。究極のキノコはトリフだと思います。トリフはさすがに高いので、小さくて安い外国産の松茸なども豪華な雰囲気になって、いいのかもしれません。今年の秋にチャレンジです。

この日はタラ鍋をするつもりでしたがタラ鍋とサラダは似合わないと思い、この日のテレビ東京の男子ごはんでやっていたタラ丼を作ってもらいました。前日が「アンコウ鍋」だったのでドンブリも良かったです。
サラダはドレッシングをかける前です。クリックすると雰囲気がわかると思います。
クリックすると拡大

これが作ったタラ丼です。 
ネットで書かれていたタラ丼(2人分)レシピは次の通りです。
生タラ(無塩)2切れと長ネギを1/2本用意します。

1、長ネギは5cm長さに切る。

2、タラは水気を拭いて骨があれば取り除き、一口大に切る。ボウルに、おろしし

  ょうがの絞り汁1片分、しょうゆ・みりんを各小さじ1/2とタラを入れて手で混

  ぜる。 さらに片栗粉・大さじ2を加えてザッと混ぜる。

3、フライパンに揚げ油を深さ1~2mm入れて中温に熱する。2、長ネギを入れ

  て中火で揚げる。長ネギは揚げ色がついたら取り出す。タラはまわりが固ま

  ってきたらたまに返しながらきつね色に揚げて取り出す。

4、水を大さじ2、しょうゆ・味噌・みりんを各小さじ2、砂糖・ごま油を各小さじ1

  を小鍋に合わせてひと煮立ちさせる。3を加えてからめる。

5、器にご飯を盛って4を煮汁ごとのせ、白炒りごまを振り、しば漬けを添える。
ポイントは「長ネギを一緒に揚げることで、ネギの風味が油に溶けて美味しく仕上がる」ことだそうです。
クリックすると拡大
が表示された写真はクリックすると拡大します。
続きを読む
ラベル:サラダ エノキ
posted by SORI at 16:12| Comment(42) | TrackBack(1) | 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月25日

ちょっと変わった日本食が一番人気

クリックすると拡大
高級なレストランのディナーを食べた同じ日の昼食に変わった日本食をたべました。日本食店ではなくてアメリカンレストランの日本食です。
ツナ(まぐろ)のたたきです。ソースは醤油の方が!!! 醤油、持ってくればよかった。でも、わさびマヨネーズのようなソースで食べるマグロのタタキは意外と美味しかったです。
注文してくれたのはアメリカの人でした。
まぐろの下にエノキ(生)、鮪の左にあるのがお寿司に付いてくるガリ!  そして、まぐろやエノキに隠れて見えないのが残念ですが一番下に焼きソバでした。アメリカ人の創作日本食かな?
ちゃんと箸もついています。クリックするとわかりやすくなると思います。
実は、この料理がお店で一番人気の料理だったのです。 カロリーを気にしている人が増えているのも関係しているのかもしれません。
こうやって、世界で鮪ファンが、増えていくのでしょうね。
posted by SORI at 20:45| Comment(44) | TrackBack(1) | ケンタッキー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Seesaaブログのコメント設定について・・・
1 コメント入力に関する設定 →ポチッ
2 コメントリスト         ポチッ
3
昨日の記事ランキング
    先週(月~日)の記事ランキング
      先月の記事ランキング