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上の写真が2013年10月28日8時23分の華厳の滝です。

すでに
紹介した記事のように2013年10月21日に「紅葉の華厳の滝」を見ようと訪れたら右の写真のように「霧の華厳の滝」だったので、どうしても「紅葉の華厳の滝」を見たくて2013年10月28日に家内と一緒に華厳の滝を再訪いたしました。家内が、日光には来たことが無かったのも再訪した理由の一つでもありました。
華厳の滝は、東を向いて流れ落ちているので華厳の滝を見るのであれば朝がいいと思い、先ずは華厳の滝を訪問いたしました。家を5時10分に出発して常磐自動車道、東京外環状自動車道、東北自動車道、日光宇都宮道と乗り継いで華厳の滝の駐車場に着いたのは8時10分でした。見事な虹が架かっており「紅葉と虹の華厳の滝」見ることが出来ました。
さすがに早かったのでバス専用駐車場は、まだ1台も停まっていませんでした。東北自動車道や、いろは坂で沢山の観光バスを追い抜きましたが、我々と同じくここを目指していたことは華厳の滝を離れるときに、わかりました。

華厳の滝に最も近い場所に駐車出来ました。ここ以外の駐車場には、上のバス専用駐車場のように車は駐車していませんでした。

エレベータで降りる前に前回及び前々回と同じ場所から滝を撮りました。ここで、やっと「紅葉の華厳の滝」を見ることが出来ると実感いたしました。

こちらが同じ場所からの写真で左が霧で滝が見えなかった前回の写真で、右が紅葉がすべて散ってしまった前々回の写真です。
10月21日(前回) 11月13日(前々回)


エれべーターを降りるの前に上の展望台に来てみて驚きました。虹が架かっているのです。滝の右側の縦の虹が判ってもらえると思います。

虹のあたりを拡大いたしました。下の方から見るともっと上方向の虹が見えることが期待されたりで急いでエレベーターで下の観獏台に降りることにいたしました。

先ずはエレベーターの昇降券を買います。まだお客さんは少ないようです。

エレベーターも我々が乗ると二人だけでしたが、すぐに降りてくれました。タイミングが遅れると虹が見れなくなるので、すぐに動かしてもらえたのは嬉しいことです。

エレベーターで下に降りて地下トンネルを抜けて観獏台から最初に出会えたのが冒頭の写真で紹介した華厳の滝でした。

せっかくなので縦長の写真で華厳の滝を紹介いたします。まさに「紅葉と虹の華厳の滝」です。写真の下半分には太陽が当たっていないため真黒です。太陽が上がるにつれて谷の部分も明るくなってきますが、虹の位置も太陽との動きと反対に下に動いていくので1時間以内には見えなくなってくると思います。
よく見ると滝の左側にも虹が見えます。色の順番は右側の虹とは反対でした。完全ではありませんが二重の虹を見ることが出来たのでした。

拡大したした虹の写真を紹介します。

別の構図の虹の写真です。

滝壺あたりの岩にも太陽の光が当たり始めました。この時、8時36分でした。8時23分の時には光は当たっていなかったので朝の景色は短時間で変わることを実感いたしました。

滝の左側の虹が比較的クリアーに撮れている写真を紹介します。虹全体が見えませんが右側の虹と同心円上にあることが判ってもらえると思います。


右の写真で前回紹介した5~6角柱で出来た玄武岩の岩肌も今回は太陽の光が当たって見事な姿を見せてくれました。この岩肌を見ていると2万年前の男体山の噴火で流れ出た溶岩によって堰き止められたことが実感できました。ちなみに水が華厳の滝から流れ落ちる中禅寺湖は広さ4km2以上の自然の湖としては、日本一標高の高い場所(1269m)にある湖だそうです。

いろは坂で追い抜いたバスに乗っていた子供たちだと思います。皆さん虹の華厳の滝を見て歓声を上げていました。朝早いと、何か良いことがありますね。

動画でも華厳の滝を紹介いたします。この日の水量は毎秒3トン(3 t/s)とのことでした。1時間あたりにすると1万800トン(10800 t/h)となります。クリックすると毎秒3トンの水の音も聞くことが出来ます。一週間前の10月21日は毎秒2トンでした。台風の時などには毎秒40トン(144000 t/h)になることもあるそうです。
エレベーターで上がって、上の展望台にもう一度来てみました。虹は見えなくなっていました。虹が消えたのではなく太陽の角度が、少し南側(左方向)に変わったことで虹が右に移動したために、正確な表現ではありませんが木の陰に虹が隠れて見えなくまったのだと思います。(木が無ければ見えるはずです。) この時、8時45分でした。
僅かな時間(30分)の差で見えなくなってしまうことを実感いたしました。

今回は400mmのズームを持ってきたので滝の落ち口(銚子口/滝口)あたりの景色を紹介いたします。210mm(24mmの時の8.75倍)の写真です。

こちらが350mm(24mmの時の14.58倍)で見た滝の落ち口です。24mmの時とは冒頭の華厳の滝の全景を撮った時のことです。

これは同じ展望台から華厳の滝の左側に趣のある滝がありました。太陽の光が、当たっていないので鮮やかさはありませんが、ここに太陽が当たるときれいな景色を見せてくれる予感がいたしました。下の観獏台からも見ることが出来ました。

華厳の滝の脇にある滝を動画で紹介いたします。こちらの滝の名前が判りません是非とも教えてほしいです。
紅葉も進んでいました。

下流側の方向の景色です。紅葉のある景色は格別でした。

1986年(昭和61年)には滝口(落ち口)の一部が崩落したそうですが、それ以前の写真を紹介します。初めて華厳の滝に来た時の写真を追加させてもらいました。確かに落ち口の部分の形が変わっています。上の写真と比べてみてください。

関西に住んでいたころのことで猪苗代湖まで列車で来て猪苗代湖→桧枝岐村→尾瀬→中禅寺湖→華厳の滝→日光→宇都宮と自転車で走りました。華厳の滝に来たのは某年8月14日でした。エレベーター料金は現在530円に対して、この時でも300円でした。新大阪を8月11日に出発して家に帰ったのが8月15日でした。


今までの4回の訪問の写真を紹介いたします。左端が1986年の落ち口の崩落以前の写真です。右側2枚が今年の写真です。左から2枚目は5年前の写真です。
1986年以前 2008年 2013年 2013年
8月14日 11月13日 10月21日 10月28日

