2013年08月10日

いとばもうせんごけ


これはイトバモウセンゴケ(糸葉毛氈苔)という食虫植物です。学生時代は食虫植物に興味があり、いく鉢か作っていました。そのときの写真が見つかったので、古い写真ですが掲載させてもらいました。これはアメリカ原産でジョージア州からフロリダ州に分布しているそうです。右の写真のように細い葉から粘毛が出ており先端の粘液で虫を捕らえる植物です。虫を捕らえると粘毛のついた細長い葉がゆっくりと虫に巻きつきます。
  門  : 被子植物門 Magnoliophyta
  綱  : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
  目  : ウツボカズラ目 Nepenthales
  科  : モウセンゴケ科 Droseraceae
  属  : モウセンゴケ属 Drosera
  名前 : イトバモウセンゴケ Threadleaf sundew
  学名 : Droserafiliformis

下記の写真は日本の食虫植物の代表格であるモウセンゴケ(毛氈苔)です。こちらは古い写真を接写いたしました。
あのころ、住んでいた兵庫県宝塚市の近くの六甲山などで見ることができた食虫植物は次の6種類です。名前をクリックするとネットの写真を表示します。
  モウセンゴケ
  イシモチソウ
  コモウセンゴケ
  タヌキモ
  ミミカキグサ
  ムラサキミミカキグサ
生えていた場所は、あまり知られていない場所なので「コモウセンゴケ」以外は今でも同じような場所で見ることが出来ると思います。町に近い身近なところでも食虫植物は生えているものなのです。これ以外で日本で有名なのがムジナモ、コウシンソウ、ムシトリスミレ、ナガバノイシモチソウ、ナガバノモウセンゴケ、コムジナモなどです。この中で自然の状態で見て印象的だったのが自転車で十和田湖から青森市内に抜けるときに八甲田山で群生しているところを見ることが出来たナガバノモウセンゴケです。
現在、私が住んでいる千葉県の家の近くの雑木林でもすでに紹介したキンランギンランなど珍しい蘭や百合の花がありましたが、残念なことに造成によって、その中のクマガイソウは見えなくなってしまいました。
posted by SORI at 14:44| Comment(28) | TrackBack(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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