

ウクライナのDnepropetrovskの街角に円筒形のものが建っていました。
これは何でしょう? クリックすると拡大します。
答えは 売店(キオスク/kiosk)でした。
雑誌や新聞などを売っていました。
キオスク(Kiosk)はJR東海の販売店の名前だと思っていましたが、奥の深い語源でした。キオスクとは現在のヨーロッパ、ロシア、アメリカなどでは、仮設小屋の一種を示す言葉で、ロシアなどでは、道端や公園など場所問わず設置されている小さな商店を指すそうです。ネットでのキオスクの説明は下記の通りです。
各国の言葉は下記の通りです。
キオスクとは、地中海沿岸や中東などで発達した、庭園の簡易建造物。東屋やガゼボなどと同じく小さな建物で、全面または一部の面に壁がなく、外に開放されている。
キオスクはイランからインドにかけての庭園によく設けられていた。13世紀にはペルシャ人からトルコ人に伝わり、オスマン帝国では宮殿や庭園などにキオスクが建てられた。イスタンブルのトプカプ宮殿の周囲には多数のキオスクがあるほか、オスマン帝国の支配下にあった地域、例えばギリシアなどにもキオスクのある庭園が残る。
キオスクという語はペルシャ語のクシュク(kušk)に由来し、「日陰をつくる物」を指していた。これがトルコ語でキョシュク(köşk)になった。「キョシュク」は現在でも、オスマン建築の中でも宮殿や邸宅の離れといった住宅建築を指すのに使われる。当初は木造で、後には石造などでも建てられたキョシュクは、表面は石や金属やタイルなどで覆われ、2階建て以上の高さがある建物であった。トルコなどには、皇族や貴族が夏や冬に住みかえて過ごすための邸宅や離れが多数残っている。特に夏用の邸宅は風を取り入れるために開口部が大きい。18世紀にはヨーロッパにオスマン文化の影響が及び、庭園に「キオスク」と呼ばれる休憩用の建物が建てられるようになり、造園に際しての重要な要素となるに至った。
ギリシアの都市によくみられる型のキオスク現在のヨーロッパ、ロシア、アメリカなどでは、キオスクとは仮設小屋の一種で、一方の壁面に大きく開いた窓があるものを指す。キオスクを使う商人も多く、道路や公園などにキオスクを設置して新聞、雑誌、地図、ライター、タバコ、菓子など安いものを売っており、新聞スタンド・雑貨屋・駄菓子屋の機能を果たしている。ロシアでは、道端や公園など場所問わず設置されている小さな商店を指す。ソ連崩壊・ロシア市場経済成長と共に、大手スーパーチェーンの進出や浸透により数は少なくなりつつある。日本では駅売店がキヨスクと呼ばれている。
キオスクと呼ばれるものの中には、催し物を紹介する無料のパンフレットや地図などを配布したり、観光客の案内所として使われるもの(information kiosk, information booth)もある。またキオスク端末やインタラクティブ・キオスクと呼ばれる、コンピュータやインターネット端末を置いた小屋やブースを、路上や店舗内などに置いて公的サービスを提供したり情報を提供したりしている国もある。
ペルシア語 : کوشک kušk
トルコ語 : köşk
タガログ語 : kyos
ウルドゥー語 : khoka
フランス語 : kiosque
ギリシア語 : κιόσκι
ドイツ語 : Kiosk
ポーランド語 : kiosk

チェコ語 : kiosek
ポルトガル語 : quiosque
ルーマニア語 : chioşc
ブルガリア語 : кьошк kyoshk
クロアチア語 : kiosk
セルビア語 : киоск or kiosk
スペイン語 : quiosco or kiosco
日本語 : キヨスク or キオスク
