


この日の料理は中華料理ですが、豪華料理シリーズの最後の記事でもあります。神戸の中華料理の時に写真を撮り忘れたものがあった反省をいかして、この日は全ての料理の写真を撮ったので全て紹介いたします。この日は、最後の晩餐でもあり、最も豪華な食材を選ばさせていただきました。今までの料理を振り返ってみます。これらの食事は6日間で料理です。計算していただくとわかりますが朝食以外では、この間に11回(6回夕食 5回昼食)ほど食事していることになります。そのうち8回を紹介したことになります。残り3回の昼食が気になると思いますが、2回が日光を往復するときの高速道路のサービスエリアの昼食で、もう一回が三ノ宮で食べたネギ味噌ラーメンでした。ラーメン屋さんの名前はラーメンたろうでした。サービスエリアでは行き がヒレカツ定食で帰り が海老天丼でした。紹介の順番が食べた順番ではなく下のリストが実際に食べて順です。タイトルをクリックするとその記事を表示いたしますので、まだ見ていない記事があれば見てほしいと思います。また料理の写真はクリックすると全て拡大しますので気になる料理があればクリックしてみてください。
1日目 D 神戸の鉄板焼
2日目 L 神戸のランチもフランス料理
2日目 D 神戸のディナーもフランス料理
3日目 L 四国のフランス料理
3日目 D 神戸の中華料理
4日目 L 三ノ宮 ラーメンたろう <ネギ味噌ラーメン>
4日目 D 初めての和食(東京)
5日目 L 東北道 蓮田サービスエリア 下り線 <ヒレカツ定食>
5日目 D 金谷ホテルのディナー (日光 中禅寺湖)
6日目 L 東北道 蓮田サービスエリア 上り線 <海老天丼>
6日目 D 最後の晩餐は中華料理でした。(東京) ←今回の記事
D:ディナー(夕食) L:ランチ(昼食)
一週間でこれだけ豪華な食事を食べつづけたことを不思議に思われている方がおられると思うので支障のない範囲でご説明いたします。今回、一緒に食事をした方は1994年に私が会社に訪問したときに、お会いした外国人の方です。都会から遠く離れた場所にある工場の工場長だった方です。それ以来、今まで親しくさせていただきました。その会社は当時は、その工場だけの小さな会社でしたが、今や、その分野では世界1~2位の巨大企業になりました。その方が会社を発展させた本人であり、会社のトップの方でもあります。我々がその方の会社を訪問したときは、いつも歓待してくれていました。その方が初めて日本を訪ねてこられたことから特別な思いを込めて歓待をさせてもらったわけです。そのおかげで、6日間連続の豪華料理をいただくことになりました。
今回、食材にはこだわりました。日本人なら刺身で食べたい食材ばかりです。この大きなハタも活きており3匹ほど使わせてもらいました。ハタの種類を柴犬さんに教えていただきました。名前はキジハタと言うそうです。スズキ目・スズキ亜目・ハタ科・ハタ亜科に分類されて、日本では造り、煮付けとして食べることが多いそうで高級魚として珍重されています。広東料理でも蒸し魚として珍重され中国でも高級魚だそうです。

楼蘭の中華料理 料理の献立です。クリックすると中国語を表示します。
・特製型取り冷菜盛り合わせ2種類
・気仙沼産特上ふかひれの姿煮 燕の巣を添えて
・こんがりと焼いたガチョウの釜焼き
・三陸産活鮑の薄切り炒めとオイスターソース煮込み
・和牛の黒豆ソース炒め にんにく風味
・国産活伊勢海老とXO醤の炒め煮
・活ハタの丸蒸し 広東風
・楼蘭特製辛味ソバ
・甘味デザート
特製型取り冷菜盛り合わせです。鳳凰の胴体は鶏肉で後は椎茸や練り物で、見かけだけでなく味も良かったです。この冷菜盛り合わせは大皿でテーブルに一つです。この前菜のことを「彩鳳凰拼盤」と呼ぶことを2016年11月3日の記事を書くときに知りました。

これも特製型取り冷菜盛り合わせの一部です。月を見立てた景色はさすがです。川がある景色にも気がつかれましたか。結構、種類がありました。こちらの冷菜盛り合わせは1人に一皿づつです。これだけでも沢山ありました。

今日のお酒はフランス・ブルゴーニュ地方の赤ワインGevrey Chambertin Clos de Meixvelle 2001(ジュヴレイ・シャンベルタン クロ・デ・メヴェル) にしました

部屋の横には中国のお酒(たぶん紹興酒)が入ったカメが置かれていましたが、この日は全てワインで通しました。ちょっとビールも飲んだけれど!

それでは料理の紹介を始めさせていただきます。最初が気仙沼産特上ふかひれです。今回の料理シリーズの中で神戸で一生の中で最も大きなふかひれの姿煮にを食べたと報告させていただきましたが、すぐに記録更新になってしまいました。2cm以上の厚みのあるフカヒレでした。真中に燕の巣も添えてあるところが憎い料理でした。

こんがりと焼いたガチョウの釜焼きです。ほとんどの料理は我々が選択いたしましたが、これは料理長のお薦めの料理です。さすが広東料理です。こんがりと焼かれた皮が美味しい上に広東料理の雰囲気を盛り上げてくれました。

各自に取分けてもらったガチョウの釜焼きです。香ばしい感じが伝えられたでしょうか。

香辛料も用意されていましたが、つける必要はありませんでした。

特製ラー油もありましたが、こちらも使いませんでした。

三陸産の鮑の料理です。巨大なアワビは薄切りにしてピリ辛に味付けされていました。小ぶりの鮑はオイスターソース煮込みです。この状態出てきてとりわけられました。

各自の前に出てきた鮑です。ピリ辛の薄切り鮑もオイスターソース煮込みも甲乙つけがたかったです。

和牛の黒豆ソース炒めとメニューにありましたが、完璧にステーキでした。これも贅沢な一品でした。

メニューに「国産伊活勢海老とXO醤の炒め煮」と書かれていた料理で、大皿で出てきたところを撮らせていただきました。

それを取分けているところです。大きな伊勢海老を沢山使いました。

小皿に取分けられた状態も紹介いたします。大きな身に満足

活ハタの丸蒸しです。中国では魚の蒸し料理は定番ですが、日本では意外と少ないですね。この日は思い切って頼みました。一匹いくらぐらいかなと心配してしまうのはいつものことです。

小皿に取分けたハタです。新鮮な魚は美味しいですね。

この日の料理は広東料理ですが少し辛めに造っていただきました。四川ほどではないけれど適度な辛さが食欲をそそりました。四川料理の最後に出てくる坦々麺(担々麺)で名前は「楼蘭特性辛味ソバ」とかかれていましたが、これだけでお昼であれば十分なランチになる味でした。

最後はデザートです。後半になると写真を撮るのを忘れてしまうことがよくありますが、この日はデザートもしっかり撮らせていただきました。
ご馳走様でした。お店の紹介です。
店名 ホテルパシフィック 広東料理 楼蘭(LOLAN)
住所 東京都港区高輪3-13-3
電話 03-3445-6742
