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日曜日(2013年3月31日)に家族5人そろって浅草に牛鍋を食べに行きました。家族そろって食べに行くのは久しぶりでした。
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何人かの前で「浅草で、すき焼きを食べに行く」と話すと、その中の誰かが「米久(よねきゅう)ですか?」と言われるほど、名前が知られたすき焼き屋さんです。実は、すき焼きやではなくて牛鍋屋さんなのです。
今回、紹介の牛鍋屋さんは浅草ひさご通り沿いにある米久本店(よねきゅうほんてん)です、この写真が浅草ひさご通り商店街アーケードです。


店名 米久本店(よねきゅうほんてん)
住所 東京都台東区浅草2-17-10
電話 03-3841-6416
営業 12:00~21:00
定休 水曜日
地図 http://goo.gl/maps/xQ1eG

昔ながらの入口です。
米久本店は明治創業の牛鍋の老舗牛鍋屋さんです。創業年を検索すると明治5年、明治18年、明治19年、明治28年といくつか検索されます。明治5年と明治18年が出で来るサイトは少ないので、明治19年か明治28年と思われました。同じ浅草ですき焼きで有名な今半本店が明治28年であることから、この創業年と混同されものと思われる面もあることから明治19年創業が正解ではないかと思います。明治19年が正しいとすると1886年創業なので今から127年前に開店したことになります。

内部も昔のままで、ド・ドーンと太鼓を鳴らして部屋に案内されます。


席に案内されました。2つのガスコンロの上にひっくり返された小さな鉄鍋が置かれていました。確かに我々が知っているすき焼きではなさそうでした。

これが小さな鉄なべです。この小さな鍋で、どのように牛鍋を作るのか興味が湧いてきました。ほんとうに小さくて淵が低い鉄鍋なのです。

テーブルの上には陶器製の容器に入った「割り下」と「うす割り」と書かれたヤカンが置かれていました。

先ずは「上の牛鍋」を5人前ほど頼みました。おしながきを紹介します。

牛鍋 上 3160円
牛鍋 トク 3790円
追加
牛肉 上 2520円
牛肉 トク 3150円
ザク(野菜) 510円
玉子 130円

我々が食べた部屋からの景色です。

こちらがザクと呼ばれる肉以外の具で白ネギと春菊と焼き豆腐と糸コンニャクが乗っていました。2人前と3人前に2皿に分かれて出てきました。こちらは3人前だったと思います。

こちらが「上の肉」です。こちらも2人前と3人前に2皿に分かれて出てきて、こちらの皿は3人前だったと思います。肉は十分な量がありました。息子たちには少なかったようで、あとで追加いたしました。

お店の方が最初作ってくれます。最初が白ネギを並べて、次に焼き豆腐です。その次に糸コンニャクを入れます。

最後に肉を鍋に入れます。肉と春菊以外は最初に出てきたものをすべて入れます。

そこで割り下をかけます。肉の色が変わった時が食べごろと説明いただきました。春菊は食べたい時に自分で入れます。

出来上がってきました。煮立っている割り下が食欲をそそります。

拡大いたしました。

煮えてきたところで春菊も入れました。何度も肉とか野菜をを入れて割り下を入れていると煮詰まってくるので、その時に、上で紹介した「うす割り」入れるのです。

生卵でいただくのは、すき焼きと同じです。

卵の器に出来上がった肉や野菜を入れて卵をからめていただきました。やっぱり美味しいです。

やっぱりビールですね。左の小鉢は御通しで出てきた牛肉時雨煮です。

追加で頼んだのはトクの牛肉です。

拡大いたしました。ネットで調べると近江牛と書かれていました。

食べごろの牛鍋の写真も紹介いたします。

拡大写真を最後に掲載いたします。小さな鍋で作ると、いつも出来立ての牛鍋が食べれることに気が付きました。少し赤いところが残っている状態で食べてもいいし、よく火が通った状態で食べるのもいいのです。しゃぶしゃぶのように肉は食べたい寮だけを自分で入れて煮えたら食べました。
