

イスタンブールの観光地と言えばブルー・モスク(Sultan Ahmet Camii)に地下宮殿とトプカプ宮殿が有名です。
時間の関係でこれらを訪問することが出来ませんでしたが夕方の散歩の時に上の写真のスレイマニエ・モスクを訪れました。スュレイマニエ・ジャミィとも言われています。
モスクと言えば世界的にブルー・モスク(スルタンアフメット・ジャミイ)が有名ですがスレイマニエ・モスクはブルー・モスクより大きく、イスタンブールで最大のモスクです。この写真は魚市場から撮りました。すでに日が沈んでいます。時間は16:56でした。
この写真は魚釣りで賑わっていた橋から撮ったものです。もうすぐ日が沈む時間帯(16:04)のモスクの姿です。スレイマニエ・モスクの手前にあるモスクはリュステム・バシャ・ジャミィ(モスク)です。

なんとか日が沈む前にモスクに着きました。ところが、このモスクの周りにはモスクに付随した学校、病院、給食所、宿泊所、商業施設、公衆浴場などの多くの付属施設があることから近くからはモスクの全景を撮る事が出来ませんでした。この時の時間は16:20でした。

すこし角度を変えた撮ってみました。
スレイマニエ・モスクをネットで検索 してみました。456年前に完成したと記載されていました。詳細は下記の通りです。
スレイマニエ・モスク (Süleymaniye Camii) はオスマン帝国の旧都イスタンブルにあるモスク。1557年完成で、オスマン建築(トルコ建築)の最高傑作のひとつと言われる。イスタンブルの旧市街にある7つの丘のひとつの頂上に位置する。
オスマン帝国の第10代君主スレイマン1世の命により、当時の宮廷建築家頭で、トルコ史上最高の建築家と呼ばれるミマール・スィナンが設計、1550年に着工し、7年の歳月をかけて完成した。
主礼拝堂(トルコ語 : ジャーミー cami)の建物は前後59m、左右58mで、直径27.5m、頂点の高さは地上53mに達する大ドームを中心としたドーム群と4本の長いミナレットを持つ。大モスクの立ち並ぶイスタンブル旧市街の中でもひときわ大きく、丘の頂上よりやや北側の斜面に位置するため、旧市街北の金角湾方面から見て特に印象に残るモスクのひとつである。礼拝堂内部は大ドームを支える小ドームや柱の工夫によって広く明るい空間を実現しており、イズニク製タイルやステンドグラスで飾られている。

全景を撮りたい方は午前中に金角湾を挟んだ場所に行くことをお薦めします。私の場合は一番上の写真のように日が沈むころだったのでシルエットのような写真となりました。
これもモスクの付属設備の一部です。

SULEYMANIYE CAMIIと書かれた看板が門の近くの塀に取り付けてありました。書かれている数字から見て1550年に着工して1557年に完成したと書かれているのだと思います。

モスクの廻りは石畳です。このような風景を見ると歴史の深さを感じてしまいます。

モスクの入口近くには沢山のレストランなどのお店がありました。

こさらもモスクの付属設備の一部です。

スレイマニエ・モスクの空からの映像です。大きさが判ってもらえると思います。
大きな地図で見る
映画「オリエント急行殺人事件」の話題が出ていたのでネットからOrient-Expressの地図を拝借いたしました。

